2013年 試合速報
2013 J1リーグ 8節 vs.湘南ベルマーレ
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山田 大記
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松浦 拓弥
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松浦 拓弥
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山本 脩斗
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伊野波 雅彦
櫻内 渚
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菊池 大介
中川 寛斗
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松浦 拓弥
山崎 亮平
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高山 薫
馬場 賢治
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チョ ビョングク
前田 遼一
金園 英学
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武富 孝介
河野 諒祐
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山崎 亮平
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永木 亮太
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/27(土) | 16:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 田中 賢二 | 福島 孝一郎 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 宮島 一代 | 作本 貴典 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.9度 | 29% | 山村 将弘 | 花澤 秀登 |
13 | シュート | 11 |
11 | ゴールキック | 12 |
7 | コーナーキック | 5 |
9 | 直接FK | 14 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
湘南ベルマーレとは今季2度目の対戦となる。前回の対戦は4月10日(水)にヤマハスタジアムで行われたヤマザキナビスコカップ。この試合は序盤に駒野友一のクロスを前田遼一が押し込み、ジュビロ磐田が1-0で勝利した。得点こそ1点のみだったが、終始ボールを支配するなど自分たちのペースでゲームを運ぶことができた。ただし、湘南ベルマーレはこの試合にリーグ戦とは異なるメンバーで臨んでいただけに、同じ展開になるとは限らない。組織的なプレッシングやキリノらが絡む鋭いカウンターアタックには要注意だ。
直近のリーグ戦ではホームで大分トリニータと対戦(4月20日)。2-1と今季初勝利をマークしており、一つ結果が出たことで勢いに乗ってくるだろう。今季リーグ戦では開幕7戦で1勝3分3敗の16位。4月24日(水)のヤマザキナビスコカップではホームで横浜F・マリノスと戦い、0-1で敗れている。
ジュビロ磐田は前節、ホームでサンフレッチェ広島戦と対戦。ボール支配率で相手を上回り、チャンスも作ったが、またしても決定力に泣き0-2と敗戦。今季リーグ戦では開幕7戦未勝利となり、順位は最下位となった。
まさに正念場である。この流れを断ち切るには、やはり勝つしかない。ポイントとなるのは攻撃面だ。先のサンフレッチェ広島戦で放ったシュートは相手の8本を大きく上回る17本。しかし、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。試合後、「最初の1失点を2点、3点と跳ね返すことができれば」と話したのは森下仁志監督。失点を減らすことはもちろんだが、持ち前の攻撃力で相手を押しきることが勝利への近道。リーグ戦ではここ2試合ゴールがないが、チャンスは作れている。改めてゴール前の精度を微調整できれば必ずゴールは生まれる。
「すごく悔しいし、サポーターのみなさんに申し訳ない。ただ、落ち込んでいても勝てるわけではない」(ゲームキャプテン・山田大記)。苦しい状況であることは間違いない。しかし、ここで逃げ出す者はいない。サックスブルーはこの試合もチーム一丸となり、全身全霊で戦い抜く。4月を締めくくるこのホームゲームで欲しいのは勝利のみ。絶対に、絶対に負けられない一戦が幕を開ける――。
湘南、「チャンスはある。落ち着いてプレーしよう」、「早めに1点とれば流れは変わる」、「後ろは相手のランに対してリスク管理すること」。
――感想
たくさんのサポーターに来ていただき、感謝しています。特に静岡ダービーの後、また広島戦から帰ってきた時に練習場に足を運んでくれたサポーターの方たちにこの1勝を贈りたいと思っています。ありがとうございます。
――非常にアグレッシブにボールを奪う力があったように感じましたが、どのような指示を出したのですか?
うちはJリーグの中でもテクニックを持った選手が多いですし、その選手が戦う姿勢を見せるのが相手にとって脅威だと伝えました。選手が自分の強みを出せる状態に持っていくのが自分の仕事ですし、そういう意味では90分戦う集団だったと思います。立ち上がりの山田の1点に選手の気持ちが乗り移ったんじゃないかなと思いますが、この姿勢を続けていくことが一番大事だと思いますし、今日の試合を教訓にやり続けたいと思います。
――4-0という結果について。
内容はずっと悪くなかったのですが、いいサッカーをしても勝たなくてはいけない世界ですし、今日はいいサッカーをして結果を出してくれたと思います。
――開始早々の得点の場面での山本康選手のプレーはどう見ていますか?
あれは昨年からの彼の特徴です。今日も90分の中で何回もあったと思いますし、彼の強みだと思います。彼があのポジションでプレーしたからだと思いますし、本当に素晴らしいできだったと思います。
――このあとアウェイでの試合が続きますが?
今まで勝てていませんが、昨年ほどのアウェイの苦手感は僕も、おそらく選手も感じていませんし、ホーム、アウェイを問わず自分たちのサッカーをすることを貫き、戦う集団でやりたいと思います。
――1トップ2ボランチにした狙いは?コンディション的なものですか?戦術的なものですか?
僕自身、前の試合までのやり方で内容も全然ダメということでもなかったと感じていますし、自分たちがイニシアチブを握っている試合がほとんどでしたが、これだけ結果が出ないということはどこかで変化をつけなくてはならないと。このタイミングで湘南が同じようなスタートのポジションでしたし、あえてマッチアップさせ、選手に勝負させてやろうかなと。そういうメッセージも込めて同じシステムでスタートしました。
――その采配は監督の狙った通りでしたか?
今日はすごく判断がよかったです。ショートパスを使いながらも背後への動き出しもありましたし、2、3人と連動した動きもありましたし、カウンターにしても守備にしても自分たちでよく判断してやってくれたと思います。
――このシステムを継続する可能性は?
その週によって状態のいい選手を使うということでやり方を変える事もあるだろうし、今日も最後は山崎と金園の2トップでしたが、どの形でも自信を持ってやり続けたいと思います。
――改めてリーグ戦初勝利についての思いは?
サッカーは深いなと思いました・・・。ボールを握っていてたくさんチャンスを作っても結果が全てですから。一番の本質である戦う事を忘れず、その上でテクニックを出せるようにしたいです。もちろんいいサッカーをしながらも、もっと磐田を戦うチームにしていきたいと思います。まだまだ借りはありますし、1つ1つ返していきたいと思います。
――伊野波選手の怪我の状態は?
前半が終了して帰ってきたときには腫れていました。よくあの状態でやってくれたと思います。ただ、打撲なので大事には至っていないと思います。
――櫻内選手のリーグ戦デビューについて
最初の入りはパーフェクトでしたけどね。そのあとは相手の圧力もあって・・・(苦笑)。でも彼は去年1年トレーニングを積んで今この舞台に立てるレベルになっていますし、経験を積めばいい選手になると思います。実戦で彼を披露できたのはチームにも刺激になると思いますし、続けてやってもらいたいと思います。
――試合を振り返って
素晴らしい雰囲気をサポーターのみなさんが作ってくれましたし、それに感謝したいと思います。みなさんの笑顔を見れたことがすごく幸せです。もっともっとみなさんの笑顔を作っていきたいです。
――4得点について
相手の隙を上手く突くことができましたし、みんなが120パーセントの力を出せたことが勝利の要因だと思います。
――この試合はボランチを務めたが?
サイドでいろいろな経験をして、それが今日生きたと思います。自分が目指すボランチ像はゴール前に入り、点に絡む仕事をすることですし、それを見せることができたと思います。ただ、もっともっと守備で貢献できればと思います。チームがこういう状況でしたし、自分自身の感情(エゴ)はありませんでしたが、これから自分がここで生きていく道を自分自身で作っていかなければいけませんし、この試合だけではなく、何度も続けて自分がこのポジションでプレーできる時間をもっともっと増やせるようにまた練習からやっていきたいです。欲を言えばゴールを取りたかったのですが、それ以外のところで貢献することができたと思います。周りの選手のサポートのおかげでのびのびとプレーすることができましたし、感謝しています。
――ダブルボランチとワンボランチの違いは?
それぞれメリットがありますし、そこまで多くは変わりませんが、こういう結果が出てよかったです。
――完封勝利について
後半はちょっと押し込まれて守備をする時間も長くなりましたが、この試合のように4点取れればやはり自分たちがボールを持てる時間も増えますし、結果的に守備の時間が短くなると思います。もっともっとボールを持っている時間を長くし、守備の時間をさらに短くすることができればと思います。
――サポーターの声援について
こんな状況にもかかわらず、これだけ多くの方々に足を運んでいただき、僕たちを後押ししてくれました。もっともっといいプレーをみなさんに見せられようにやっていきたいです。
――次節へ向けて
ほっとしている時間はありませんし、これを2つ、3つと続けていけるようにもっともっと頑張っていきたいと思います。
――試合を振り返って
結果が出ていなかったので、すごくほっとしています。
――先制点、
マツ(松浦)がスルーしてくれて、もう打つだけでした。入ってよかったです。
――ダブルボランチについて
個人的にはボランチが2枚になったので、受け手に専念することができましたし、(山本)康裕や(小林)裕紀がいい状態でボールを持った時に裏へ走ることを意識していました。前の試合に比べて動き出しのところで勝負するということはすごく意識していました。ゴールに向かうことだけを意識していました。
――前田との連係で意識したことは?
スタートの時は僕らが少し引き、前田さんに引っ張ってもらって中盤のスペースを空けてもらうような仕事をしてもらっていますが、最後のところで、前田さんにボールが入った時には僕と松浦がサポートへ行けるようにという意識はありました。
――この試合、“遊び心”という点で振り返ると?
それはまだまだ足りないかもしれません。もっともっと決められる場面が得点を取ってからもありましたし、個人的には3点取れてもおかしくないくらいのチャンスを味方に作ってもらっていましたし、そういう余裕の部分だけではありませんが、もっともっと確実に仕留められるようにならないといけません。
――今季リーグ初勝利について
これはすごく大きな勝点3だと思いますし、これを続けられるよう、とにかくまた頑張りたいです。
――自信が確信になった?
僕たちは自信があったのですが、やはり周りで見ている方は内容より結果を重視しますし、そういうところをこの試合で見せることができたと思います。もちろんこれから、という思いが強いですが、まずはこの勝点3は結果という面で大きなものだと思います。
――サポーターの声援について
こういう厳しい状況だからこそ感じることができたものもありますし、こういう苦しい状況だからこそ改めて感謝の気持ちが芽生えました。
――次節へ向けて
まだまだ負け越していますし、まずは五分に持っていきたいですし、もっと上に順位に上げていきたいです。ここまで勝てていなかった分、勝ち続けていけるようにしたいです。
――試合を振り返って
勝てなくて、点数を取られてチームとしても前がかりになって点を取られてしまうというゲームが多かったですし、今回4-0ということで、失点も0で終えることができてよかったです。早い時間帯で2点取れましたし、2点目の方がチームとしては大事だったので、それを取れてよかったです。1点目も(山本)康裕が自分の前のスペースに出してくれましたし、あとは(山本)康裕と(山田)大記のラインで決めてくれたのでチームとしてすごく助かりました。後半についても2-0というスコアは一番危ないと思いますが、3点目を先に取れたことがよかったと思います。
――湘南への対策は?
自分たちのやり方は変わらないと思いますし、人とボールが動くサッカーを続けた結果、こういう結果を出せたので、次からも続けていきたいと思っています。相手は後半から4バックに変わったと感じましたが、自分の前のスペースが空いていましたし、ボールを左右に動かすことができれば真ん中も空くと思っていました。いい形で3点目も入りましたし、4点取れたことはよかったと思います。
――次節へ向けて
5月は連戦となりますし、その意味でもこの勝利はいいスタートになりました。連勝しないと上にいけませんし、しっかり準備していきたいです。
――得点場面を振り返って
ここ最近ああいうプレーが少なかったので、上手くいってよかったです。相手の一枚が突っ込んで来たので、それは見えていましたし、それをかわして次はコースが空いている方向へボールを流していければと思っていました。今日はセカンドボールを拾うことが自分たちの流れにつながると思っていましたし、今日はいつになく拾えていたと思います。そのあたりはチームとして連動できていたこと、(パスコースが)足元もあるし裏もあるという状況を作れていたことが拾いやすさにつながったと思います。
――得点場面を振り返って
(山本)康裕が中に折り返してくれることを信じていましたし、思いきってつっこみました。決めることができてよかったです。ボールが中に来るのは見えていたので、あとはもう押し込むだけでした。紅白戦の時からチームとしていい形ができていましたし、この試合もどんどん積極的に行こうということは意識していました。早い段階で裏を取る動きができ、それを何度もできました。それは自分のストロングポイントですし、どんどん狙っていこうと思っていました。
――得点は坊主頭にした効果?(笑)
気分一新ということで(笑)。ゴールを決めることができましたし、この髪形にしてよかったかなと(笑)
――サポーターへ向けて
勝てない試合が続いていて、サポーターのみなさんに申し訳ない気持ちがありましたし、今日ホームで勝てて、まだ1勝ですが、勝てたことはよかったです。連戦となるので、一つ一つ試合を勝っていきたいです。
――得点場面を振り返って
(山本)康裕がいいところを見てくれましたし、ミートだけ意識しようと思っていました。上手く入ってよかったです。とにかくチームが勝ててよかったのですが、勝点5ですし、切り替えて次勝てるようにしっかり準備していきたいです。
――2トップとしての出場?
同じフォーメーションでした。あの位置で受けて上手く攻撃につなげることができればという感じでした。
――サポーターの声援について
こういう状況でも応援してくれていましたし、やはりもっと上の順位にいたいですし、もっとサポーターのみなさんと一緒に喜べるような試合をしたいです。まだ1勝ですし、そこは自分たちもわかっていますし、次も勝たなければいけないという気持ちです。
――感想
先日、ヤマザキナビスコカップでヤマハスタジアムに来た際にもサッカー専用のいいスタジアムだなと思いましたし、今日も我々のサポーターがたくさん来てくれて、お互いにヨーロッパのスタジアムのようないい雰囲気の中で試合ができましたが、結果を出せず申し訳ないと思っています。今日は磐田が形を変えてくるかもしれないという情報はありましたし、今までの磐田のテイストよりもダイレクトプレーが多かったかなという印象でした。ただ、それは織り込み済みでしたし、毎度の話になりますが、今日は攻撃に関しては悪くなかったと思いますが、自分たちのゲームの入り方とか、イージーなミスで失点してしまい、自分たちの動かす力が削がれてしまったと思います。4失点は開幕の横浜FM戦以来だと思いますが、J2から上がってきてリーグ戦だけでこれで8試合消化して、選手はJ1のペースに確実に慣れて来て、よくなってきた部分はあったと思います。でも、ミスもまだ磐田に比べて多いですし、もう一度謙虚にと言うか、やり続けるしかないと思います。今日交代で出た3人のなかで、馬場もそうですが、中川と河野は初めてピッチに立ちましたが、エネルギーを出してくれたことに感謝したいですし、結果については自分の責任だと思っています。次のC大阪戦までに精神的にも肉体的にもリカバーし、ホームで勝点3を取れるようにしたいと思います。