2013年 試合速報
2013 J1リーグ 6節 vs.清水エスパルス
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チョン ウヨン
松浦 拓弥
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山本 康裕
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河井 陽介
石毛 秀樹
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高木 俊幸
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イ キジェ
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竹内 涼
八反田 康平
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村松 大輔
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山本 康裕
宮崎 智彦
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藤田 義明
菅沼 実
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高木 俊幸
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
日本平 | 4/13(土) | 17:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 玉井 朗 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
13.2度 | 55% | 青山 健太 | 鶴見 智美 |
8 | シュート | 12 |
13 | ゴールキック | 9 |
1 | コーナーキック | 5 |
13 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
IAIスタジアム日本平はきれいな青空に恵まれた。キックオフは17時。ピッチにはメインスタンド側から夕日が差し込む。試合前にホースで散水されており、ボールスピードが増すことが予想される。上空にはやや風があるが、素晴らしい環境が整った。アウェイゴール裏には大勢のサックスブルーサポーターが駆けつけ、試合前から熱い声援を送る。これぞ、静岡ダービー。絶対に、絶対に負けられない大一番が今、始まる――。
ジュビロ磐田の予想布陣は[3-5-2]。GKに川口能活。3バック右から伊野波雅彦、チョ ビョングク、藤田義明。中盤のアンカーにチョン ウヨン。2列目右に小林裕紀、同左に山田大記。中盤の右ワイドに駒野友一。同左に山本康裕。2トップに前田遼一と金園英学という並びか。注目はやはり公式戦3戦連発がかかるエース・前田遼一。リーグ第5節・浦和レッズ戦で待望の今季公式戦初ゴールをマークして、徐々にエンジンがかかってきた。幾度となく経験してきた静岡ダービーに燃えないわけはない。「サポーターに勝利を届けたい」と意気込み、貪欲に勝利・ゴールを目指す。
今季リーグ戦では開幕から5戦未勝利。何としても、ここで白星がほしい。
対する清水エスパルスの予想布陣は[4-2-3-1]。GKに林 彰洋。最終ライン右から吉田 豊、平岡康裕、カルフィン ヨン ア ピン、イ キジェ。ダブルボランチに杉山浩太と村松大輔。2列目右から河井陽介、竹内 涼、石毛秀樹。1トップにバレーという並びか。注目はやはりバレーだ。リーグ第5節・サガン鳥栖戦では鋭い反転から決勝ゴールをマーク。加入後ゴールを記録し、波に乗っている。また、この試合は週中のヤマザキナビスコカップでアピールした竹内 涼を中盤に抜擢。この起用も試合のポイントの一つとなりそうだ。
先月のヤマザキナビスコカップでは5-1で勝利しているが、「前の試合や順位は全く関係ないのがダービー」と川口能活。そのリベンジに燃える清水エスパルスを上回るゲーム運びを敵地で見せることができるか。連戦となるが、準備はできている。
運命のビッグマッチが今、幕を開ける!!!
エスパルス、「戦術のことを言う以前に闘えていない!我々のホームだぞ!」、「守備の時に離れすぎ、遅れすぎ!恐れるな!もっと積極的に守備に行け!」、「頭と心を切り替えろ!勇敢に行け!」。
――感想
本当に素晴らしい雰囲気の中で、その雰囲気を作ってくれたサポーターの方々に感謝します。結論から言うと、ダービーは勝たなければ意味がないということだと思います。しかし、選手たちは本当にハイパフォーマンスでしたし、今年一番の出来ではないかというぐらいの勇気を見せてくれましたし、今後につながっていくサッカーだと思います。
――ゲームを支配して中でワンチャンスを決められることになりましたが、勝敗を分けたポイントは?
選手たちはよくやってくれましたし、結論から言えば僕の責任だと思います。ただ、昨年の4月14日でしょうか、無敗でここに来て、自分たちのサッカーをあまりできずに敗戦した後のコメントを思い出しましたが、その頃と比べるとここまで圧倒できるほどの成長を見せています。選手個人としても、チームとしても今後につながっていくプレーだったと思います。
――リーグ戦では開幕6戦勝ちなしとなりましたが、これからのモチベーションをどう高めていきますか?
どういう状況であれ、いいからモチベーションが上がるとか、悪いからモチベーションが下がるとか、そんなことを言っていたらこの世界ではやっていけませんし、人生でも生きていけないと思います。
――内容は素晴らしいのですが、結果が伴っていない状況です。それでも続けることが大事と考えるか、何か変化が必要なのか、そのあたりはいかがですか?
僕の哲学としてはやり続けるという生き様で来ました。もちろん細かい部分で微調整が必要なところもあるかもしれませんが、やはり大枠のところでやり続けることが全てだと思います。これをどう捉えるかで今後につながってくると思います。
――カップ戦で勝っている中、リーグ戦で勝ちがなく、もどかしさもあると思いますが、そのあたりはどう感じていますか?
もどかしさは全くありません。本当はもう少しここでサッカーの話をしたいのですが、みなさんが結果論を。もちろん結果はすごく大事ですが、サッカーを突き詰めていきたいです。もちろん勝たなければいけない試合でしたし、サポーターの方のことを考えると本当に、絶対に勝利が必要でしたが、繰り返しになりますが、今後につながるプレーだったと思います。特に選手たちの立ち上がりからの勇気です。バスが入った時からあれほどのブーイングをされることはたぶんここだけですし、その中でもこれだけプレーできるということは、選手は成長していると思います。
――チョンウヨン選手は怪我ですか?
けがです。(前半の)最後のプレーで足を痛めました。無理な状況だったので、仕方なく交代させました。
悔しいです。サポーターのみなさんに申し訳ないです。ダービーということで注目されている試合でしたが、いつも通りできればと心がけピッチに入りました。決められるところで決めておかなきゃいけないという内容でした。サポーターのみなさんの気持ちは僕たちに伝わっています。
選手たちは歯を食いしばって戦っていかなければいけないと思います。
すごく悔しいです。浦和戦の結果よりは内容的にはよかったのですが、しっかりとこの結果を受け止めていきたいです。自分たちのサッカーで何とか勝ちたいという思いです。サポーターのみなさんには本当に申し訳ないのですが、自分としてもチームとしてもこのサッカーに自信があるので、この悔しさを喜びに変えられるようここからまた頑張ります。清水に負けたことは、本当に悔しいです。
勝たなければ意味がありません。これを続けて次は勝ちたいです。勝つチャンスは十分ありました。ただ、清水が体を張ったハードワークを見せ、そこで乗らせてしまいました。ただ、これを続けて、次、何としても勝ちたいです。負けは負けです。潔く気持ちを切り替えていきたいです。
前半からずっとチャンスがありましたし、本当に危なかったピンチはあの1本だけだと思います・・・。それも崩されたわけではありませんし、セットプレーの崩れからで、相手のストロングポイントでやられてしまいました。自分を含めチャンスはありましたし、自分自身もっともっとシュートを打たなければいけません。ターンするまではいい形ができていたので、ラストプレーの精度を上げていくしかないです。もっともっとやりこむしかありません。ただ、自分たちのサッカーが間違っているとは思いませんし、しっかりできているので、あとは勝つことです。
立ち上がりから主導権を握ることができましたが、最後セットプレーの流れから決められてしまいました。チャンスで決めておけばとも言えますし、守備のところでしっかりマークできていればとも言えると思います。やはり勝つためには点を取らなければいけませんし、先に得点するチャンスもたくさんありました。強いチームは最後まで失点0で抑えられるチームだと思いますし、得点もしっかりと取って勝てるようにしないと。
チャンスで決めきる力がないことは事実ですし、悔しいです。序盤からパスを上手く回すことはできていたと思いますが・・・。後ろが本当にがんばってくれているので、前がしっかり点を取るだけだと思います。
僕がシュートを外したことが全てだと思います。みんなに申し訳ないという気持ちです。決めるべきところで決めることだと思います。
――感想
まず始めに選手、コーチングスタッフ、そして全てのエスパルスファミリーを代表して、この勝利を山田(泰寛)さんの家族に捧げたいと思います。山田さんは元エスパルスの選手で、ジュニアユースでもコーチをしていたエスパルスファミリーの1人です。その彼が月曜日にお亡くなりになりました。その家族に対して我々の祈り、我々の想いを届けたいと思います。彼がどこにいようとも彼は平穏に暮らしていると思います。今日は12人目の選手として山田さんが一緒に戦ってくれたんだと思います。
ゲームに関しては今日は前半と後半で全く異なる試合だったと思います。前半に関しては我々がスタンダードよりも低く、悪かったと思います。それはダービーで負けるという恐れだったり、試合の中のストレスだと思います。ただ、試合が進むにつれてよくなってきて、ハーフタイムの話し合いでもよくなったと思います。後半はもっとよくなっていき、守備も高い位置から、プレスも前からかけられるようになったと思います。1点目を取った後にも何点か取れるようなチャンスがありました。村松(大輔)が磐田キラーとして毎試合ゴールを決めるのを見て嬉しく思います。去年からのダービー6試合の中でこれが5勝目だと思います。