2013年 試合速報
2013 J1リーグ 5節 vs.浦和レッズ
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前田 遼一
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チョン ウヨン
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松浦 拓弥
金園 英学
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川口 能活
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宇賀神 友弥
関口 訓充
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柏木 陽介
マルシオ リシャルデス
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森脇 良太
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チョン ウヨン
山本 脩斗
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前田 遼一
菅沼 実
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梅崎 司
平川 忠亮
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原口 元気
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
埼玉 | 4/6(土) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 岡村 新太郎 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 中井 恒 | 木川田 博信 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.6度 | 95% | 野口 達生 | 大塚 重徳 |
22 | シュート | 3 |
5 | ゴールキック | 19 |
7 | コーナーキック | 2 |
16 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 0 |
今季リーグ初勝利をかけてアウェイゲームに臨む。
ジュビロ磐田の予想布陣は[3-5-2]。GKに川口能活。3バック右から菅沼駿哉、藤田義明、伊野波雅彦。中盤のアンカーにチョン ウヨン、2列右に小林裕紀、左に山田大記。中盤の右ワイドに駒野友一、左ワイドに山本康裕。2トップに前田遼一、松浦拓弥という並びか。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
注目は公式戦4試合連続でゴールを決めている金園英学。4月3日(水)のヤマザキナビスコカップ・川崎フロンターレ戦では駒野友一のCKを頭で合わせ、ゴールを決めている。この試合はベンチスタートとなったが、交代カードの切り札となることは間違いない。
対する浦和レッズの予想布陣は[3-4-2-1]。GKに加藤順大、3バック右から森脇良太、那須大亮、槙野智章。ダブルボランチに阿部勇樹と鈴木啓太。2列目右に柏木陽介、同左に原口元気。中盤の右ワイドに梅崎 司、同左に宇賀神 友弥。ワントップに興梠慎三という並びか。
フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはレッド。
4月3日(水)のAFCチャンピオンズリーグではホームで全北現代(韓国)に1-3と敗戦。前半に原口元気のゴールで先制しながら逆転負けを喫したが、今季のJリーグでは3勝1分と負けなし。直近のリーグ戦はアウェイ・アルビレックス新潟戦(3月30日)。槙野智章、マルシオ リシャルデスの得点で2-0と競り勝っている。
試合会場は敵地・埼玉スタジアム2002。キックオフは19時。試合直前のピッチは雨。試合開始から後半にかけて雨、風がさらに強まっていくことが予想される。悪天候の中でのゲーム運びもこの一戦の焦点となるだろう。今季リーグ初勝利を懸け、いざ出陣!!!!!!
浦和、「もっとサイドの1対1でアグレッシブに勝負すること」、「主導権は自分たちが握っている。我慢して続けること」、「もっと最後のラストパスを丁寧に」。
――感想
まずはじめに、この厳しい天候の中、たくさんのサポーターの方に来ていただき、本当に感謝しています。
ゲームに関しては、結論から言えば選手はよくファイトしてくれましたし、自分のちょっとした采配と言うか、判断のミスがCKの失点につながったと思います。選手は本当によくやってくれました。
――リーグ戦では前田選手のゴールで先制した中、流れとしては悪くなかったのでは?
流れ的には(前田)遼一も取れましたし、チームとして次につながる材料だと思います。後半に関してはもちろん受身にならないことが一番ですが、やはり心理的に少し受けた部分があったのかなと思います。その中で自分たちのボールをイージーになくすことが何度かありましたし、押し込まれる時間が長くなるとCKの回数も増えますし、攻撃のクオリティーをもっと自信を持ってやれるにしていきたいと思います。
――采配、判断のミスとは具体的には?
もう少し中盤の走力と言うか、そういう部分では攻撃の裏腹で難しい部分もあったと思いますし、攻撃の部分でそこを早く僕の判断でふたをしてあげられればもう少し攻撃の部分でも押し返せたと思います。
――公式戦4試合連続得点の金園選手をサブに置き、伊野波選手を3バックの中央に起用した意図は?
細かい部分はなかなか言いにくいのですが、(前田)遼一はやはりみなさんからいろいろなことを言われながら、非常に責任の強い男ですし、開幕してからも彼は本当にチームのだれよりもチームのためにという姿勢の強い男でした。今日に関しては去年から組んでいる松浦と心地よい感じでプレーさせてやりたいという思いがありました。そういう意味でも数字という結果を残してくれましたし、よくやってくれたと思います。
伊野波に関しては、浦和のストロングポイントは前線の3人で、興梠くんというのは明確ですし、彼は鹿島で一緒にプレーしていたという部分もあり、もちろんスピードもありますし、そういう部分で出てもらいました。
――選手はよくやっている、ということですが、一方で勝てないわけですが、それに関してはどういった判断をされていますか?
これは5試合ですが、その間のナビスコでは結果も出ましたが、ここでやり方を変えるのか、続けるのか、まずはそこの判断だと思います。そこに関しては僕自身はやり続けようと思います。もちろんセットプレーやゲームは90分の中で流れがあると思いますし、それをいかに掴み取るかと言うか、そういう部分が大きいと思います。そういう部分では自分たちは攻撃的なチームですし、CKの失点を防ぐという観点でももちろんトレーニングが必要ですが、それを与えず押し込むぐらいの攻撃力をつけていきたいです。
――終盤は4バックに切り替えたのですか?
いえ、4バックではないです。
――試合を振り返って
(川口)能活さんがPKを止めてくれましたし、絶対に勝ちたい試合でした。残念です。
――ゴール場面を振り返ると?
コマ(駒野友一)がいいボールを出してくれましたし、そのおかげです。
――今季ここまでゴールがなく、もやもやした気持ちがあったのでは?
そうですね。やはりゴールを決めなければFWは仕事をできたとは言えないのですし、使ってくれた監督のためにも勝ちたかったのですが、残念です。また練習から頑張っていきたいです。
――試合を振り返って
本来こちらが点を取り、もう少し前がかりになれればよかったですが、ちょっとらしくないと言うか。あそこで1点取ったので、たたみかけるような攻めをしたかったのですが、なかなか勢いに乗れませんでしたし、そこが敗因かなと・・・。
――前半はPKのストップがあったが?
ただ、PKを止めても勝たなければ意味がないです。悔しいですが、次に切り替えていきたいですし、GKは勝っても負けても同じパフォーマンスを続けていくことが大事です。やはり勝つためにやり続けていくことです。後ろでしっかり守る。それを継続していきたいです。
――セットプレーからの失点が続くが?
やはりだれかに任せるのではなく、みんなで守ることだと思います。危機意識をさらに高めていければと。今日もブロックの間でやられていますし、GKをブロックしてくるチームもあるので、その意味でもみんなで防ぐ意識をさらに強めていくということだと思います。それと、ボールを奪われてカウンターを受けたり、セットプレーを与えたりとよくない流れもありますが、なんとか必死に防ぐと。そのあたり、気持ちの問題だと思いますし、戦術とか技術の部分より気持ちの部分で負けないことが大事だと思います。弱気にならず、アグレッシブに、と。
――試合を振り返って
守りきる自信はあったのですが、ただ、さらに統一させ、守るなら守るということで全員下げて、堅く守ってそれで試合を終わらせるということでもよかったかなと・・・。そういったところを僕自身も含め要求すべきだったと思います。
――3バックの真ん中でのプレーとなったが?
練習はしていなかったのですが、みんなの特長はわかっていました。ただ、その中でも相手にボールを持たれる時間が長かったので、自分たちの求めているサッカーとは違うサッカーで勝ちきることも一つパターンとして持っておければと思いますし、それを全うするべき試合だったかなと思います。セットプレーからやられたことも自分たちの力が足りないということですし、集中力が足りないかなと。
――先制し、いい流れが来ていたのでは?
ただ、もう少しチームとしてこういった状況になった時にどういった戦いをするかという部分で、僕を含めてみんなでさらに統一させなければいけません。チームとして内容が悪くても勝ちきれるサッカーを、と。
――セットプレーの守備で改善点は?
少しナイーブになりすぎている部分もあると思います。もっともっと個人個人が意識持ってできればと思います。
――試合を振り返って
上手くいかない時間帯もありましたが、90分を通じて浦和は勝つべくして勝ったという感じだと思いますし、うちは自分たちのサッカーができていないという点で負けるべくして負けてしまったという感じです。
――浦和が持ち味を出し、ジュビロのよさを出せなかったと思うが、それを分けたポイントは?
リードしていた部分もありますし、リスクを考えすぎて怖がったプレーが多かったと思います。もっとボールを大事にすることが自分たちのサッカーですし、雨のピッチコンディションで相手の方がしっかり技術を発揮するようなサッカーを実現できていました。その中で自分たちはルーズボールにするボールが多かったですし、それをマイボールにできていない部分があったので、そこが敗因だと思います。
――後半はラインを下げたというより、相手に押し込まれた?
守備はある程度ゾーンを作ってという部分で問題ないと思います。ただ、攻撃の部分で、攻撃に切り替わった時にボールロストが多かったですし、去年のよくない試合と同じかなと。奪った瞬間にいい状況でボールを受ける選手がいませんでしたし、守備のうちからポジショニングのところで少し工夫していたのですが、自分自身もボールを引き出せなかったので反省しています。
――感想
この試合、この前のゲームと非常に内容のいいゲームができていますが、今日の試合で勝利できなければ、努力やここまで注いできた力を台無しにするところでした。磐田と対戦することは大変難しさがありました。なぜなら彼らは非常に守備の組織がスペシャルにいいチームですので、そういった相手に対し、我々が仕掛けて崩していくというのはなかなか難しいと。そして、さらに難しいのは、やはり組織だった守備から前にいる攻撃的な選手、前田選手、山田選手、松浦選手、駒野選手だったり、非常にクオリティーの高い攻撃的な選手がいる磐田ですし、やはりいい守備をしたところからボールを奪ってからのカウンターはわれわれにとって非常に脅威であると。そのあたり、取ってからのカウンターが非常に危険なチームですが、勇気を持って仕掛けましたし、守備面ではほぼマンマークに近い形で、後ろが余ることなく相手にプレッシャーをかけましたし、試合を通して相手にチャンスらしいチャンスを与えなかったと思います。ただ、チャンスがありながら決めきれないシーンもありましたし、PKも外しましたし、その中で先制される展開でした。後半特に点を取りにいかなければいけない場面で、相手のカウンターは非常に危険ですが、リスクを負って攻撃的に試合を進めることができました。最終的に終盤に逆転ゴールを決め、見ている方はもしかすればラッキーだったと思うかもしれませんが、試合全体を通じて見れば勝利に値するプレーを間違いなくできていたゲームだったと思います。
先ほどのフラッシュインタービューでもチャンスがたくさんありながら決めきれないのはなぜか、と質問がありましたが、その質問をされた我々のかつてのゴールゲッターの福田さんに一度我々の攻撃的な選手たちをミーティングして、その秘訣を教えてほしいと言いました。特にゴールのところに関しては、(興梠)慎三自身がこれまでゴールを決めていないということにプレッシャーを感じているのではないかと感じていますが、メディアの報道でも(興梠)慎三はまだ今季ゴールを決めていないということが言われていますが、13ポイント取っているわけですし、(興梠)慎三がゴールしなくてもチームが勝てばいいと思います。彼はいいプレーをしていますし、チームに貢献しています。次の5試合で再び13ポイント取れるのではあれば必ずしも彼がゴールを決める必要はないと思います。なぜならチームの中で求められる役割をやっているわけですから。彼に私は言いたいのはけしてゴールをしていないからといって自分のプレッシャーをかける必要はないと。自分自身を責めないでほしいと。
その反対に森脇は今日の誕生日でしたが、余裕を持ってプレーできていたと思います。彼は今日2点分のゴールをプレゼントしてくれました。1点は自分たち、もう1点は磐田にあげたかもしれませんが、まぁいいでしょう。
それと前田選手のゴールが話題になっていますが、昨日の記者会見でも言いましたが、前田選手にゴールを決められても3-1で勝利すればいいとコメントしました。1点足りなかったのですが、2-1で勝利できました。彼のシーズン最初のゴールはあまり気にしていません。もちろん我々は非常に危険な状況にいますし、J1に残れればいいなと。シーズンの終わりに近づけば恐れなければいけない状況になるかもしれませんが、必ず残りたいと思います。