2013年 試合速報
2013 J1リーグ 4節 vs.サガン鳥栖
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豊田 陽平
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豊田 陽平
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水沼 宏太
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小林 久晃
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山田 大記
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山本 脩斗
駒野 友一
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豊田 陽平
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前田 遼一
小林 裕紀
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松浦 拓弥
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金園 英学
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金 民友
清武 功暉
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チョン ウヨン
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山本 康裕
金沢 浄
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水沼 宏太
早坂 良太
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/30(土) | 14:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川上 覚 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15.8度 | 67% | 小椋 剛 | 花澤 秀登 |
8 | シュート | 13 |
13 | ゴールキック | 11 |
9 | コーナーキック | 4 |
12 | 直接FK | 16 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
ヤマザキナビスコカップで勢いをつけて迎える今節、ホームで満を持して今季リーグ戦初勝利を目指す。先に行われたカップ戦では大宮アルディージャ、清水エスパルスに勝利。今季公式戦初勝利&連勝をマークし、リーグ戦へ向けて弾みをつけることができた。今季リーグ戦では開幕3戦で1分2敗。けして内容的に悪くないが、思うような結果を残せていないだけにここで今季リーグ初勝利が欲しい。
注目点の一つは先発ラインナップだ。日本代表メンバーとして2014FIFAワールドカップブラジル大会・アジア最終予選に臨んだ前田遼一、駒野友一、伊野波雅彦が今週チームに合流。中東・ヨルダンでの一戦を終えたばかりということでタフな日程となるが、この3選手をどういった形で起用するか。先のカップ戦では今季公式戦初先発となった松浦拓弥、山本康裕らが持ち味を存分に発揮。金園英学も2試合連続ゴールをマークするなどアピールを見せた選手は多く、代表組の合流でチーム内の競争はさらに激しくなる。「代表組のポジションも“絶対”ではない」と語るのは森下仁志監督。熾烈な定位置争いを勝ち抜き、ピッチに立つのはだれだ――。
対するサガン鳥栖はリーグ開幕3試合で1勝2分。開幕から2試合連続引き分けで迎えた第3節・川崎フロンターレ戦で攻撃力が爆発。エース・豊田陽平の2得点を含む大量5得点で乱打戦を制し、今季初勝利を飾った。先のヤマザキナビスコカップではリーグ戦とメンバーを複数入れ替えて臨み、大卒ルーキー・清武功暉ら若手選手がアピールを見せている。
攻撃の起点を作るのは今季もワントップの豊田陽平。昨季J1得点ランク2位の19ゴールを決めたエースは今季リーグ戦ですでに3ゴールをマーク。空中戦に抜群の強さを見せる点取り屋に絶対に隙を与えてはならない。彼との競り合いの後のこぼれ球への対応も試合を左右するポイントの一つとなるだろう。
昨季サガン鳥栖とはヤマザキナビスコカップを含め3度対戦し、1勝2敗。アウェイではリーグ戦、カップ戦で2戦2敗と結果を残せなかったが、3月のリーグ戦ではホーム・ヤマハで2-1と競り勝ち、シーズン初勝利をマーク。今季も同じ場所、同じ相手から節目となる勝利をマークし、3月を白星で締め括りたい。
ジュビロ、山田大記のクロスからCK獲得。バックスタンド側からチョン ウヨンがキック。これをニアサイドの藤田義明が頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
鳥栖、「よくやれている。最後まで集中すること」、「球際で負けないこと」、「クロスボールの対応に気をつけること」、「簡単に前へボールを運ばないこと」。
――感想
90分通して見れば勝たなければいけない試合だったと思います。
――メンバーを入れ替えた意図は?
より状態のいい選手を選びました。代表の選手とそれ以外の選手の差は歴然としたものではありませんし、十分プレーできると思います。より競争力を高めていきたいと思います。
――1-3から盛り返した攻撃力はヤマザキナビスコカップから継続できている?
1-3の状況にしなくていい状況と言うか、前半からもチャンスはありました。最後のところでもっといい場所を選べればもっとチャンスになった部分もありますし、ペナルティーエリア内の判断力をさらに上げていければと思います。
――前田選手のプレーの評価は?
この過密日程の中でよく体を張って相手を消耗させてくれたと思います。それが彼が交代した後の攻撃につながったと思います。ゾノ(金園)と(前田)遼一が前半からハードにプレーしてくれた分、相手のセンターバックが消耗したということもあったと思います。本当によくやってくれたと思います。
――豊田選手に3ゴールを許すことになりましたが?
ちょっとプレゼントし過ぎかなという部分はあります。ただ、やられる前に自分たちが相手を仕留めることができていればまた違った展開になったと思います。そこの部分をより上げていきたいです。
――試合を振り返って
3失点という部分はやはり勝ちに持って行くことが難しくなりますし、守備のところで修正しなければいけません。攻撃の部分も最後3点目を取った後は自分たちから自滅してしまった部分もありましたし、僕自身もミスが多くなってしまいました。最後の10分、15分は勝負どころになってくるので、そこで勝ちきれるチームになりたいです。
――自身のゴールシーンについて
(横にいた山本康裕に)譲ろうと思ったのですが、相手に寄せられたので打ちました。準備していない部分もあったので逆にリラックスして打てました。その点はよかったです。
――試合を振り返って
1-3になってから追いつけたことはよかったと思いますが、逆に言えば失点を減らせれば逆転できたという思いもありますし、悔しい試合です。前半の途中から自分たちのリズムにできましたし、失点もセットプレーとカウンターからでしたし、ボール自体は自分たちが持てていました。ただ、フィニッシュのところで決めきれなかったことで流れを持っていかれたかなと。
――自身のゴールシーンについて
こぼれ球につめることができました。(山本)康裕が一度打ったボールを折り返してくれ、ちょっとドキドキしましたが、入ってよかったです。
――ヤマザキナビスコカップに続く得点となりましたが?
いいことだとは思いますが、まだまだもっとシュートまで持っていける部分がありますし、さらに向上させていければと思います。
――今後へ向けて
ナビスコを挟みますが、チームとしての状態は悪くないですし、勝って次のリーグ戦につなげていきたいです。
――試合を振り返って
相手に引かれた状況で動くスペースが少ない部分もあり、難しい展開でしたが、得点できる自信はチームとしてありましたし、4点目を取りたかったという思いが強いです。同点ゴールではなく勝ち越しゴールが欲しかったです。さらにたたみかけるような攻撃ができれば先制点にもつながると思いますし、さらに優位に試合を進めていけると思います。
――3失点について
セットプレーのところでは僕の近くでもやられていますし、自分の責任もあります。チームとしてさらにしっかりやっていきたいです。
――今後へ向けて
僕たちも勝ちたいですし、サポーターのみなさんもそれを望んでいると思います。ナビスコを挟んでレッズ戦がありますが、どの試合もしっかり勝って4月はいい月にしたいです。
――試合を振り返って
やはり鳥栖とやる時にこういう形で失点してしまうと難しいゲームになってしまいます。
――序盤はチームとしての攻撃を相手に上手く消された?
うちのペースだと感じていましたが、球際で負けていた部分もありましたし、徐々にと言うか、先制点を食らう前にそういった前兆のようなものはあったと思います。そのあたり、もうちょっとはっきりプレーできないとああいった失点が増えてしまうと思いますし、もう少し立ち上がりに集中できていればと思います。
――勝点1について
入れられてから目を覚ますのは去年と変わっていませんし、そのあたり、もっと自分たちから仕掛けて点を入れ、主導権を握れればと思います。それができればさらに成長につながると思いますし、そのあたりはまだまだだと思います。
――後半は鳥栖が間伸びしたように見えましたが、その点はジュビロとしては狙い通り?
前半左サイドで僕がボールを持った時に(山田)大記くんや(前田)遼一さん、松浦くんを見て、それから崩していこうというイメージがあったのですが、後半はクロスで終わることを心がけました。そうすればセカンドボールも拾えますし、相手も結構ボールウォッチャーでしたし、2次攻撃につなげることができました。前半からクロスの数をもっと増やせればさらによかったのかなと思います。
崩されてというより、ヘディングで3点を決められたことは鳥栖のサッカーを引き出させてしまったと言うか、そこに対応できなかったということだと思いますし、チームとしての課題です。攻撃のリズムを崩してしまったのは、あそこで守備陣が耐えられなかったからだと思いますし、次の試合につなげていきたいと思っています。セットプレーから失点することが多いので、そこも改めて考えていかなければいけないと思います。高さでは負けていないと思うのですが、だれが行くかという部分がはっきりしない部分もあったので、練習でさらに合わせていければと思います。
よく追いついてくれましたし、3-3になった時も4点目も取れる状況だったと思いますが、やはり4点を取るような試合にはなっていけません。そのあたり、もっと後ろがセットプレーで安定した守備をしなければいけませんでしたし、そこは修正点です。ただ、負けなかったことは前向きに捉えていいと思います。
――感想
まずはこの遠いところまでたくさんの方に来ていただき本当に感謝申し上げたいと思いますし、我々が常に先手を取っていたゲームで勝てなかったことについて非常に申し訳なく思います。ただ、選手たちは最後まで集中力を切らさずにやり抜きましたし、その点は拍手を送りたいと思います。
ゲームに関してですが、ミーティングで選手たちにも伝えたのですが、相手のパスの出どころをしっかり遮断することでチャンスが着て、得点もでき、主導権を握ってゲームを進めることができたと思います。だからこそ、今日の試合はものにしたかったのですが、瞬間的なミスや集中力の乱れからああいった形で失点をしてしまいましたし、より一層の集中力を持つことや些細なところのプレーをさらに突き詰めてやっていかなければいけません。ただ、アウェイで強敵のジュビロさん相手に勝点1を持って帰れるということはけして悪いことではありませんし、この勝点を次に生かしていいパフォーマンスに持っていきたいです。