2013年 試合速報
2013 J1リーグ 3節 vs.横浜F・マリノス
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宮崎 智彦
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栗原 勇蔵
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山田 大記
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兵藤 慎剛
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チョン ウヨン
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ドゥトラ
齋藤 学
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金園 英学
松浦 拓弥
宮崎 智彦
山崎 亮平
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富澤 清太郎
熊谷 アンドリュー
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菅沼 駿哉
阿部 吉朗
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中村 俊輔
藤田 祥史
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
日産ス | 3/16(土) | 14:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 大野 辰巳 | 高山 啓義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 高橋 佳久 | 川崎 秋仁 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17.5度 | 25% | 篠藤 巧 | 佐伯 満 |
9 | シュート | 8 |
8 | ゴールキック | 7 |
11 | コーナーキック | 6 |
19 | 直接FK | 7 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
ジュビロ磐田の予想布陣は[3-5-2]。GKに川口能活、3バックの右から菅沼駿哉、チョ ビョングク、伊野波雅彦。中盤のアンカーにチョン ウヨン。2列右に小林裕紀、左に山田大記。右のワイドに駒野友一、左に宮崎智彦。2トップに前田遼一、金園英学という並びか。
攻撃陣の注目はやはり日本代表の前田遼一。前節・大宮アルディージャ戦では相手の厳しいマークを上回れず、数年ぶりの途中交代。「悔しいし、結果を残すしかない」と貪欲にゴールを目指す。今週も居残りでシュートを打ち込むなど調整は万全。サックスブルーのエースはやはりこの男だ。
守備陣の注目は今季初先発となる菅沼駿哉。出番に恵まれない中でも練習や練習試合を通じてしっかりと準備しており、状態はいい。昨年10月のアウェイ・横浜F・マリノス戦では大量失点を喫し、悔しい思いをしているだけにこの試合に懸ける思いは人一倍強い。チョ ビョングク、伊野波雅彦、川口能活らと連係を取りながら相手攻撃陣を封じることができるか。持ち味であるビルドアップにも注目したい。
対する横浜F・マリノスは開幕2試合と同じスタメンでこの試合に臨む。予想布陣は[4-2-3-1]。GKに榎本哲也、最終ライン右から小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、ドゥトラ。ダブルボランチに富澤清太郎と中町公祐。中盤2列目右から端戸 仁、中村俊輔、兵藤慎剛。ワントップにマルキーニョスという並びか。
第1節では湘南ベルマーレに4-2、第2節では清水エルパルスに5-0で下し、開幕2連勝で波に乗る。攻撃の注目選手は開幕2戦で計5ゴールをマークしているFW・マルキーニョス。抜群の得点センスを持つブラジル人ストライカーは間違いなくJリーグトップクラスの助っ人。多彩な動きを見せていることが予想されるが、組織的な守備で対抗していきたい。セットプレーで2試合連続ゴールをマークしている中村俊輔も攻撃のキーマンの一人。左足のピンポインキックに要注意だ。守備の軸は日本代表の栗原勇蔵、経験豊富な中澤佑二の両センターバック。前田遼一、金園英学らとのマッチアップはゲームの行方を左右するポイントの一つとなるだろう。
キックオフは14時。舞台は敵地・日産スタジアム。天候に恵まれ、春らしい陽気に包み込まれたスタジアムで今季初勝利を目指す。
横浜FM、「守備は選手のマークの受け渡しを明確にすること」、「攻撃はボールをワイドに動かしていこう」、「ここからが勝負だ!!」。
――感想
今日も素晴らしいスタジアムでたくさんのジュビロのサポーターの方に応援していただき、本当に感謝しています。
試合に関しては、前半から、そして10人になってからもチームとしてサッカーをプレーしていたのは自分たちだという思いがありますし、必ず巻き返したいと思います。
――やはり、退場が大きく響きましたか?
それは結果論です。後半のそれまでの15分が少しもったいなかったということと、前半チャンスが多くあり、もう1、2点取れる状況があったので、それを生かせるようにまたトレーニングからしていきたいと思います。
――菅沼駿哉選手の先発起用の理由は?
もちろん練習で状態がいいためです。そういった基準は昨年から変わりませんし、その判断で出てもらいました。
――『ここから巻き返したい』ということですが、ここから優勝してやるぞというぐらいの気持ちでしょうか?
その通りです。もちろん(チョン)ウヨンがいればもっと違う采配、もっと違う交代も用意していました。ただ、10人になってからの選手の勇敢さを見て最後は2バックにしましたし、あれは選手が引き出してくれたプランでした。おっしゃる通り、巻き返して優勝をめざしてやっていきたいと思います。
――マリノスの守備ブロックの崩し方の部分で、どういうところが一番うまくいったと感じていますか?
それを言いますと・・・。ヤマザキナビスコカップが大宮さんで、エスパルスさんで、そのあと鳥栖さんと今月は非常に守備の堅いチームとの対戦が待っています。そのあたり、なにか神様に試されているような心境です。うまくいかずとも、それをやり続けるのかと問われているようですが、それはやり続けるという答えです。どうやって崩すかという点は言いづらいのですが、前半は特に機能していたと思います。だからこそ、後半の最初の15分にちょっと受けに回ったことが少しもったいなかったです。90分を通してはそういう感想です。90分を通して常に前向きにサッカーができればと思います。
すごく悔しいですし、勝たなければ意味がありません。すごく残念です。悪くない感触を感じていますが、やはり結果は紙一重の中で勝ち取らなければいけないものですし、勝てていないということは自分たちの力不足です。それが全てです。しっかり反省して修正していければと思います。
――後半の立ち上がりについて
ちょっとばたばたしてしまいましたし、自分たちのゲームではなかったと思います。
――3戦勝ちなしとなったが?
巻き返す自信はありますし、反省するところはしっかりと反省していきたいです。全く自信を失う必要はありませんし、強気にやっていきたいと思います。
――試合を振り返って
何度かいい形がありましたが、マリノスの上手い守備には阻まれてしまいましたし、マリノスに上手く試合を運ばれてしまったかなと。前半終了間際に追いつき、後半さらにたたみかけることができればよかったのですが・・・。同点になって僕たちの方が勢いがあったはずですし、受け身になったわけではありませんが、逆にマリノスに盛り返されてしまいました。それが敗因だと思います。
――勝ちきるためには?
勝ちきるためにはやはりしっかり得点をして、しっかり守備をすることだと思います。すごくシンプルなことですが、それを続けていくしかありません。あとはセットプレーでやられないことです。そのあたりをもう一度しっかりと対処しなければいけません。
先に点を取られましたが、前半のうちに追いつき、自分のものにできる形になりましたが、後半の立ち上がりにちょっと自分たちのリズムではない部分がありましたし、後半の入りがちょっとよくなかったと思います。
――その理由は?
相手が前からプレッシャーをかけてきましたが、全てを全て前に蹴るのでなく、つなぐ意識も頭に入れながらできればと。それをずっとやってきていますし、それをさらに意識してできればと思います。
――1人退場者が出た中で最後まで攻めに出たが?
2点目を取られていましたし、攻めるしかない状況だったので。前がかりになることは仕方がなかったですし、点が取れればもっとよかったかなと。
――勝てない中でも内容のいいゲームが続いているが?
去年から続いているセットプレーから失点するということで、そのあたり、相手の得意とする形、自分たちの苦手とする形で得点を取られてしまいました。それを直していかなければいけないと思います。
――試合を振り返って
“もったいない”というゲームが続いていますし、しっかり修正していきたいです。(新システムは)3バックの名古屋に対してはしっくりきていましたが、4バックの相手だとまだ慣れてない部分があると言うか、もう少しやっていく必要があるかなと思います。
中村俊輔さんなど難しいポジションを取ってくる選手がいましたし、そういったところを掴むのか掴まないのか、ゾーンでやるのかという部分がちょっとルーズになってしまった場面もあったかなと。ただ、自分たちでしっかり映像を見直していきたいですし、自分自身も修正するところがたくさんあるので、みんなでもう一度やっていきたいです。
――感想
開幕3連勝、ホームでの勝点3という結果については率直に喜びたいと思います。ゲーム全体を総括しますと、ジュビロの第1節、第2節を見ていて戦前から間違いなく今日は難しいゲームになるということを(選手に)話しましたし、実際にそうなりました。個々の能力が非常に高く、今年は前に人数をかけてくるというサッカーをしているのではないかと分析しましたが、特に相手の10番の選手を捕まえきれず、前半はチャンスメイクされてしまったと。うちの攻撃に関しても向こうが[5-3-2]のブロックを自陣に作る形で、ボールを持たせてくれましたが、なかなかうちのモビリティを出せなかったと。そういう意味では非常に難しかったと思います。その中で、これで3試合連続セットプレーから先取点を取っているということで、ゲームの流れをこれで掴むのかなと思った瞬間に湘南戦と同じように失点してしまったと。そのあたりはまだまだ課題が多いのですが、セットプレーから得点できていることをよしとしたいと思います。
後半に関してはモビリティという部分でもう少し相手のディフェンスラインを動かさなければいけないと。そういう意味でディフェンスの裏に出て行く動き、そこにボールを入れていくこと、さらにそこに圧力をかけていくということを話しました。選手たちはかなりシンプルにそれをやり始めて、相手のディフェンスラインを引っくり返すような形が多く作れたと思います。
今日の試合を見ている限りではまだまだ課題が多いですし、まだまだやっていかなければいけないと強く感じています。次はヤマザキナビスコカップの連戦になりますので、コンディションを戻して次のゲームに向かいたいと思います。