2012年 試合速報
2012 ヤマザキナビスコカップ vs.サンフレッチェ広島
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小林 裕紀
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中島 浩司
森崎 浩司
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押谷 祐樹
山田 大記
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清水 航平
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石川 大徳
森脇 良太
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阿部 吉朗
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阿部 吉朗
松浦 拓弥
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大崎 淳矢
佐藤 寿人
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森脇 良太
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山田 大記
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藤田 義明
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宮崎 智彦
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/18(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 鈴木 保 | 東城 穣 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 唐紙 学志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.8度 | 64% | 数原 武志 | 花澤 秀登 |
8 | シュート | 15 |
7 | ゴールキック | 10 |
5 | コーナーキック | 6 |
11 | 直接FK | 14 |
6 | 間接FK | 1 |
5 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
静岡ダービー(4月14日)はチョ ビョングクのゴールで先制したものの、前半終了間際に同点に追い付かれ、後半開始直後に逆転を許す展開に――。残念ながらまたしてもアウェイでのダービーで勝利することはできなかった。試合後、森下仁志監督は選手の頑張りを労い、前を向く。「結果だけを見ればまだまだエスパルスさんの方が上。(リーグ戦において)ホームでもう1試合ありますし、その時はエスパルスさんを上回れるように練習に励んでいきたい」(同監督)。今、チームにできることは日々のトレーニングを通じ、全体の質をより一層高めていくことである。このまま引き下がるわけにはいかない。アウスタで喫した今季公式戦初黒星は新たなスタートだ。
この試合はショッキングな敗戦から中3日で迎える一戦となるが、まずは気持ちを切り替えて臨む必要がある。大会こそ異なるが、この試合で何としても勝利し、流れを変えなければならない。ここで連敗はできない。今季、ヤマザキナビスコカップでは2戦2勝という幸先のいいスタートを切っており、予選リーグ・Aグループの単独首位でこの試合を迎えるが、先はまだ長い。ここで勝点3を積み重ね、予選リーグ3連勝で決勝トーナメントへの足がかりを作りたいところだ。また、予選リーグにおけるホームゲームはこの試合が最後となる。残りは全てアウェイゲームとなるだけに、この試合で勝利を掴み、より優位な状況で残りの予選リーグへ備えたい。
対するサンフレッチェ広島はヤマザキナビスコカップの消化試合がジュビロ磐田より1試合少なく、勝点1でこの試合を迎える。直近のリーグ戦ではサガン鳥栖にアウェイで敗れているものの、今季リーグ戦では開幕6試合で4勝2敗と上々のスタートを切っている。森保 一新監督の下、攻守のグレードをさらに高めたサンフレッチェ広島は難敵であることは間違いないが、ヤマハスタジアムで負けるわけにはいかない。今季負けなしのホームグラウンドで相手を迎え撃ち、サックスブルーサポーターの声援を力に、全力で勝利を掴み取りたい。
――感想
試合に関しては、特に前半のところで難しい時間帯もありましたが、選手は粘り強くやってくれましたし、先日のエスパルス戦の敗戦から、やはり強いチームはここで“リアクション”できるとずっとみんなで言い続けていたので、それを特に前半の途中から後半にかけて、自分たちのスタイルに挑戦し続けるという部分では、本当によくやってくれたと思います。
――途中出場でゴールを決めた山田大記の評価は?
(山田)大記はみなさんがご存じの通り本当に能力の高い選手ですし、オールラウンドにプレーできる選手です。それと(山田)大記に限らず、エスパルス戦は少し僕自身の問題もありますが、選手が力が入り過ぎ、自分たちのやろうとしていること、選手それぞれの個性、タレントを出させてやれなかったので、今日からはもう一回やろうとしているフットボールに挑戦しようと。成熟するにはまだまだ時間がかかると思いますが、それに挑みながら自分のよさや楽しさといった部分を出そうと言っていたので、そういう部分では(山田)大記に限らず、今日は選手みんなが、特に後半に関しては実践してくれたと思います。
――試合全体を通じて攻めあぐねる場面もあったかと思いますが、そのあたりの感触はいかがですか?
僕は試合全体を通してはそうは思いませんし、特に前半相手に支配されたのは、攻守において相手のよさを引き出させてしまいました。浦和さんもそうですし、広島さんもより完成度が高いと言うか、少しトリックのようなやり方でスタートしてくるので、それに慣れると言うか、僕の説明不足で少し選手を混乱させたという部分もあります。ただ、あれだけ引かれたチームに1点取るということは大変なことですし、基本的には引いてリトリートしてくるチームなので、それを崩して1点取ったことは全く悲観する問題ではないと思います。でも、選手には自分たちの力からすればまだ半分だと言いました。みんなの力だったらさらに5割、6割アップできると思いますし、それは練習からやり続けていくしかないと思います。
――中2日となりますが、次の試合へ向けて詰めていきたい点は?
どういったところ、というところはありませんし、今年スタートから目指している自分たちのフットボールに挑戦し続けるだけで、やはりそれがないとただ試合に挑み、相手を見て勝った負けたとなるので、もちろん勝つことに執念を燃やさなければいけませんが、自分たちがやるべきことをやろうとしたのか、ゲームを通してやれたのか、といったところを突き詰めながら、次の試合だけ限らずシーズンを通してやり続けたいと思います。
森下監督も言っていましたが、強いチームは連敗しないというところで、気持ちを盛り上げて試合に臨みました。
――自分自身のプレーの感触は?
まだ60%か70%といったところです。体力面といったところなどでさらに上げていけると思っています。
――さらにチャンスを作るためには?
やはりさらに真面目に、一つ一つのプレーを怠ることなくやっていくことだと思います。(自分自身の課題として)攻守の切り替えなど様々ありますが、そういったことができれば攻撃の時間をどんどん作っていけると思います。
前半は押し込まれた部分もありましたし、ゴールを奪われてもおかしくない場面もありましたが、そこで耐えることができた部分が大きかったと思います。前半、ボランチとセンターバックの距離が曖昧になってしまった部分がありましたが、後半修正できましたし、相手の縦パスを狙ってカウンターという形に持ち込めたと思います。そのあたり、選手同士で話すことができていました。
やはり、自分が出る試合は全て勝ちたいと思っていますし、この試合を次につなげていきたいです。
――ゴールシーンを振り返ると?
駒野さんがいいところにボールをくれたので、狙い通りというわけではありませんでしたが、上手くボールが止まったので、打ったら入りました。
――途中出場する際、監督からの指示は?
攻撃に関しては内側と外側を上手く使い分け、守備のところも上手くコントロールしながら、基本的にはいつも通りプレーやって、とにかく勝利につながるように、という指示を受けました。
――リーグ戦ではここ2試合勝てていませんでしたが、気持ちの切り替えは?
切り替えと言うか、すごく悔しい思いをしたので、早くその思いをピッチにぶつけたいという気持ちで練習から僕以外の選手も含めて取り組んでいたので、逆にすごく燃えていると言うか、モチベーションは高かったと思います。
――タイトなスケジュールとなりましたが、チームの状態は?
今日勝つことができて、もう一度自分たちで連勝の流れを作っていこうという雰囲気ですごく前向きにやれていますし、このまま勝ち続けていきたいです。
――感想
試合を通して、この敗戦という結果を受けて、正直なところ受け入れ難い結果だと思います。前半から多くのチャンスを作っていましたし、最後のフィニッシュが決まっていれば前半で勝負を決めれた、という試合だったと思いますが、前半そこのところで決めきれず、後半もチャンスを作っていましたが、やはり決めるところで決めないとこういった結果になると思いました。ただ、選手たちは最後までハードワークしてくれましたし、我々らしい攻撃的なサッカーを今日も展開できたので、そこはしっかりと自信を持ってまた次につなげていきたいと思いますし、選手のことも評価していきたいと思います。