2012年 試合速報
2012 ヤマザキナビスコカップ vs.セレッソ大阪
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|

![]() |
ブランキーニョ
|
![]() |
山口 螢
|

ペク ソンドン
山田 大記
|

千代反田 充
|
![]() |
![]() |
ブランキーニョ
|
松浦 拓弥
|
![]() |
押谷 祐樹
阿部 吉朗
|
![]() |
![]() |
キム ボギョン
村田 和哉
|
前田 遼一
|
![]() |
松浦 拓弥
山本 康裕
|
![]() |








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/20(火) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 河本 弘 | 木村 博之 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分分 | 越智 新次 | 小椋 剛 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
9.6度 | 37% | 間島 宗一 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 13 |
11 | ゴールキック | 11 |
5 | コーナーキック | 6 |
17 | 直接FK | 14 |
4 | 間接FK | 0 |
4 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
ヤマハスタジアムで手にした今季初勝利から3日。リーグ戦同様、ヤマザキナビスコカップ初戦も非常に重要な意味を持つことになる。リーグ戦と合わせホーム2連勝となれば、一気に波に乗れるからだ。相手は抜群の攻撃力を持つセレッソ大阪。互いのチームカラーが真っ向からぶつかる激戦となることは間違いない。
「選手の頑張りで勝たせていただきました」。サガン鳥栖との今季ホーム開幕戦を逆転で制し、監督就任後、初白星を掴んだ森下仁志監督は真っ先に選手の健闘を称えた。ただし、こう続けている。「僕自身、まだまだ満足はしていません」。それはチーム全体の思いでもある。J1通算400 試合出場を達成した川口能活も今季初勝利をかみしめると共に、「もっともっと質を上げていかないと」とチーム全体を見渡す。
目指す“ 完成形” はさらに高いところにある。
チームが一つになり、一歩ずつ前に進んでいくのみだ。連戦となるが、目の前の一戦を一つずつ乗り越えていきたい。
対するセレッソ大阪は今、勢いがある。直近のリーグ戦でガンバ大阪との大阪ダービーを制し、波に乗って敵地へ乗り込んでくるだろう。新加入のブランキーニョ、ケンペスに加入後初ゴールが生まれたことも大きなプラス材料だ。
直近のリーグ戦から中2日でのアウェイゲームとなるが、頼れるエース・播戸竜二、昨季J2・徳島ヴォルティスの躍進を支えた柿谷曜一朗など多彩なラインナップを誇るだけに苦にする様子は全くない。アグレッシブな攻撃には十二分な警戒が必要だ。
予選リーググループAに振り分けられたジュビロ磐田は次節以降、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、サガン鳥栖、川崎フロンターレ、ベガルタ仙台と対戦していくことになる。例年通りリーグ戦と並行した戦いになるが、どのクラブも条件は同じ。問われるのはクラブの“ 総合力” である。23 歳以下の選手を対象とした『ニューヒーロー賞』は今季も注目点の一つ。新加入・ペクソンドンなどサックスブルーのヤングプレーヤーも虎視眈々と主役の座を狙っている。
『激闘よ。20 年目の聖杯を彩れ。』
みどころ多きカップ戦がいよいよ幕を開ける。
――感想
試合に関しては、前半は僕の、何と言いますか、選手にいい景色でプレーさせてやれなかったことがまず一つ。あともう一つは少し勇気が足りなかった分、少し状況が難しかったのですが、後半は勇気を持って自分たちのサッカーを信じてやったことが逆転につながったと思います。
――サガン鳥栖戦から大きくメンバーを入れ替えた意図は?また、山田大記選手を後半から投入しましたが、予定通りの投入だったのでしょうか?
まずは(サガン鳥栖戦から)メンバーが8人入れ替わったというのは、その選手を試すとか、ターンオーバーで選手を休ませるとか、そういった意図は全くなくて、あの8人もずっと練習からすごくいいコンディションでしたし、いつ出てもおかしくない状況だったのでスタメンで出てもらいました。
(山田)大記に関しては特に予定通りということではなく、ゲームの流れで交代させました。
――山田選手が入ったことで明らかに変化があったと思います。また、中盤の2列目の配置が変わったと思いますが、山田選手投入の意図は?
来月また対戦するので、戦術的な部分はここではちょっと言いづらい部分もありますが、一番は選手がいいポジショニングから、いい景色からスタートできたことが前半とは違ってそれぞれも持ち味を生かせた原因だったと思います。選手達がうまくスペースを見つけ、うまく突いてくれたと思います。
――ハーフタイムにメンタル的な部分で伝えたことは?
勇気を持てと。全く問題と言うか、自分たちのミスでバランスを崩すこともないし、全くは問題ないと伝えました。
勝てたことは本当に嬉しいです。(後半は)前の意識が前半より強くなったと思います。僕自身、後ろでのプレーが多かったので、もっと前にいけるようにしたいと思います。
(開幕から負けなしは)厳しい練習をやってきているのでその結果かなと思いますが、これからが大事ですし、これからも勝ち続けたいと思います。(次のリーグ・ガンバ大阪戦では)攻撃なガンバにうちも攻撃的に戦って勝ちたいと思います。
――逆転ゴールの場面について
阿部さんが前で潰れてくれましたし、いいところにボールがこぼれてきてくれました。(ゴールは)嬉しかったです。
勝ちたい試合でしたし、勝てたことがよかったと思います。前半はあまりいいつながりを見せることができず、全体的にあまりよくなかったと思いますが、後半切り替えることができ、いいサッカーができたのではないかと思います。
――得点場面について
決めたいと思っていましたし、あのタイミングで(山田)大記がいいボールをくれましたし、あの形は練習していたので、それが出せたよかったと思います。去年福岡へ行き、今年帰ってきて、なるべく試合に使ってもらっているうちに結果を出したかったので、やっとゴールという結果が出せてよかったと思います。
――修正や課題は?
まだまだたくさんあります。全体的に前半からいい距離を保つとか、そういったところを出せればもっとよかったと思います。
――次のリーグ・ガンバ大阪戦に向けて
練習からアピールして次も使ってもらえるように頑張るだけです。
前半、緊張した部分もありましたし、硬くなった部分もありましたが、失点してからふっきれた部分もありました。1点ビハインドで前半を終えましたが、ハーフタイムの時にロッカールームで監督が全然大丈夫、安心しろということを言ってくれましたし、下を向くことなくプレーできました。
この試合、みんないろいろな思いを持ってピッチに立っていました。
自分自身、開幕前の練習試合で使ってもらった中で、そこで緊張してしまい、空回りしてしまい、チャンスを逃してしまったことがありましたが、トレーニングから諦めずにやってきました。J1での経験の少ない自分を使ってくれた監督に感謝しています。
最初、前半はよくない部分もありましたが、逆転できると信じてプレーしていましたし、1点取られても落ち着いてプレーできました。
もちろん試合に出たいと思ってトレーニングを積んでいますが、先発は監督が決めることですし、全力で取り組むことだけを考えています。大切なことはいつも落ち着いていること、いつでも自分自身を準備させることだと思っています。
ナビスコカップを勝利でスタートできたことは大きいと思います。チームをよくするという意欲を常に持ち、前を向けて引き続き準備していきたいと思います。
自分自身、もっともっといけたと思いますし、クロスも1本も上げることができませんでした。今日やれたこともあれば、修正しなければいけないところもありますし、また練習から取り組み、メンバーに絡めるようやっていきたいです。
――逆転ゴールの場面について
中がはっきり見えた状態ではありませんでしたが、浮き玉を出すということは考えていました。(阿部)吉朗さんがうまく潰れてくれました。チーム全員で取ったゴール、勝点だと思います。
入った時に雰囲気がよかったですし、選手同士がリスペクトして一丸となって戦っていると感じました。
――逆転ゴールの場面について
サイドからクロスが来るので、そこに後ろから突っ込んで潰れるという指示を受けていましたし、ゴールシーンではそれができたと思います。とにかく潰れることを意識していました。その意味では役割が果たせたと思います。ただ、決めたのは(前田)遼一ですから。
――感想
非常にいいゲームだったと思います。前半は我々がゲームを支配していたと思いますが、逆に後半は互角のゲームになり、オープンな撃ち合いになった部分もあったと思います。我々は2点目を取るチャンスがありましたが、それを決めることができず、逆にそのあたりから相手が盛り返すような試合になっていきました。特に後半は互角、接戦だったと思います。