2012年 試合速報
2012 J1リーグ公式戦 28節 vs.清水エスパルス
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村松 大輔
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河井 陽介
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八反田 康平
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菅沼 実
阿部 吉朗
松浦 拓弥
山崎 亮平
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大前 元紀
高木 俊幸
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チョ ビョングク
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小林 裕紀
山本 康裕
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山田 大記
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八反田 康平
三吉 聖王
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河井 陽介
石毛 秀樹
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
エコパスタジアム | 10/6(土) | 15:30 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 榎原 徹夫 | 飯田 淳平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 石川 恭司 | 間島 宗一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.9度 | 56% | 平野 伸一 | 花澤 秀登 |
8 | シュート | 5 |
9 | ゴールキック | 9 |
5 | コーナーキック | 1 |
14 | 直接FK | 15 |
4 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
静岡ダービーはシーズン終盤戦を占う大一番になる。
前節のアウェイ・FC東京戦(9月29日)は1点リードで迎えた後半に逆転を許し、勝利を収めることはできなかった。首位・サンフレッチェ広島との勝点差は『11』。“頂点”を目指して戦ってきたチームは厳しい現実に直面することになった。だが、ここで立ち止まるわけにはいかない。「男として諦めた時点で終わり」。森下仁志監督はそう言いきる。
選手たちも思いは同じだ。敗戦の悔しさは目の前のトレーニングにぶつけるしかない。今週の練習はいつも以上に激しいものとなり、公式戦さながらの緊張感が漂った。山崎亮平が鋭いプレッシングで中盤の小林祐希からボールを奪えば、小林祐希も譲らず激しいコンタクトですかさずボールを奪い返す。前節先制ゴールを決めた菅沼 実もきれのある動きを随所に見せ、ポジションを渡そうとしない。“代表コンビ”も健在。前田遼一がパワフルなシュートでゴールネットを揺らせば、駒野友一も鋭いクロスでゴールを演出する。試合前日には試合会場となるエコパスタジアムでトレーニング(非公開)を行い、コンディションを仕上げる。準備に抜かりはない。
対する清水エスパルスは前節ホームで2位・ベガルタ仙台に3-1で勝利。順位も6位にまで上げてきた。今夏に加入した金 賢聖、JFA・Jリーグ特別指定選手の瀬沼優司にゴールが飛び出すなどフレッシュな戦力の活躍が光った。小野伸二、アレックスが9月下旬にチームを離れることにはなったが、勢いに乗ってエコパへ乗り込んでくるだろう。
前回の対戦は4月のアウスタ。前半にチョ ビョングクのゴールで先制したが、前半終了間際に同点とされると後半さらに2失点。試合終了間際に山本康裕のゴールで1点差に詰め寄ったものの、あと一歩のところで勝利することはできなかった。今回もタフな一戦となることは間違いないが、同県ライバルに連敗するわけにはいかない。敵地で味わった屈辱は勝つことでしか晴らせない。森下ジュビロはオレンジ軍団を完膚なきまでに叩き、ラストスパートをかける。
――感想
90分間選手は本当にいいプレーをしてくれたと思います。勝点を取ることはできませんでしたが、僕自身、今、選手たちに“未来”を感じていますし、これを信じてやり続けてもらいたいと思います。
――今季ダービーで2戦2敗となりましたが、それについてはどう受け止めていますか?
勝てなかったことは事実ですが、僕の立場は選手を守る立場にあると思います。選手たちのここまでの頑張り、今日のプレーを見ていただいた中で、試合後、少し残念な反応もありましたが、僕は選手たちが自信を持ってやってくれればいいと思っています。このやり方、今日のプレー、この9か月の頑張り、それらを見ていただいて“未来”を感じてもらえないのならば僕がここを去るだけですし、選手たちは自信を持ってやってほしいと思います。
――後半相手にほとんどシュートを打たせてなかったと思いますが、前半は長いパスが多い印象を受けました。90分を通じて、ダービーという緊迫したゲームでジュビロのサッカーはどの程度出せましたか?
前半も入りは悪くありませんでした。相手の狙いは明確でしたし、少しそれを受けた部分もありますが、90分を総括すれば7割、8割以上、自分たちのプレーができたと思いますし、あとはゴールネットを揺らすだけでした。僕自身、このJリーグで自分たちのサッカー、やり方で結果を出していくことが一番だと思いますし、やり方を変えるほどの出来ではないと思います。選手は前回のダービー、プレシーズンマッチのダービーより成長していると思います。
――後半、阿部選手と山崎選手を入れて3トップにしたのでしょうか?
みなさん、よくシステム論で話をされますが、それはシステムではなく、自分たちのやっているやり方というか、判断を共有している部分で選手の個性が出てくると思います。いろんな形に見えると思いますが、(阿部)吉朗、山崎だけではなく最初から出てもらった選手もよくやってくれたと思います。
――3枚目の交代(小林裕→山本康)の意図は?
(山本)康裕はここ数試合けがで外れていましたが、ここまで得点を取れているボランチの選手ですし、やはりダービーということでより強い思いもあると思いますし、そういうことを期待して出てもらいました。本当に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
さらなる精度と一人で打開するプレー、それから相手がしっかりとブロックを作ってきたので、動きながらボールを受けるといったプレーがさらに必要だと思いました。
相手のペースだったかなと思います。自分自身、シュートをほぼ打てなかったですし、力を出しきれたとは言えません。気持ちを切り替えてまた練習するしかないと思います。
自分自身、あまりいいプレーを出せませんでした。もっと大事にできたボールもありました。前に向くためのボールは入ってきていましたが、それを自分がロストする場面が多かったですし、自分自身、もっと改善していかなければいけません。
エスパルスに負けてしまい、とにかくサポーターのみなさんに申し訳ないです。
――清水の守備に手を焼いた?
チャンスはありましたし、自分たちの力でどうにかできる部分はありました。そのあたり、相手が、というより自分たちの力不足だと思います。この悔しさは強くなることでしか返せないと思いますし、もっと強くなりたいです。
非常に残念です。自分自身のプレーに対して不甲斐なさを感じています。反省しなければいけません。ダービーですし、非常に残念ですが、切り替えていかなければいけません。
――感想
まずはじめにこの勝利を静岡、日本、そして世界のエスパルス・ファンに捧げたいと思います。ダービーはファンにとって特別なものだと思います。
プロのパフォーマンスを出せた試合だと思いますし、我々の守備の規律をしっかり出せたと思います。我々はそれほどチャンスが多かったわけではありませんが、効果的にそこを決めることができたと思います。そして、試合の終盤では精神的なタフさを出せたと思います。素晴らしい達成だと思いますし、4位に上がれたことでACL出場権も前進したと思います。世界のどのチームにとってもダービーを2回勝つということは特別だと思います。それと、だれも村松が決勝点を決めるとは思っていなかったと思います(笑)。