2012年 試合速報
2012 J1リーグ公式戦 20節 vs.川崎フロンターレ
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田中 裕介
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山崎 亮平
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稲本 潤一
大島 僚太
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小林 悠
レナト
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井川 祐輔
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松浦 拓弥
阿部 吉朗
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オウンゴール
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楠神 順平
登里 享平
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山崎 亮平
山本 脩斗
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レナト
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 8/4(土) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 福島 廣樹 | 高山 啓義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 高橋 佳久 | 田中 利幸 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
28.4度 | 73% | 竹田 明弘 | 花澤 秀登 |
16 | シュート | 12 |
11 | ゴールキック | 14 |
6 | コーナーキック | 3 |
8 | 直接FK | 8 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
仕切り直しとなるホームゲーム。ここで連敗はできない。
前節・浦和レッズ戦(7月28日)は0-2と完封負け。前半、後半にそれぞれ失点するなど後手に回る展開となった。2点ビハインドの状況で最後まで攻撃を仕掛けたものの結果的に放ったシュートは6本。アウェイでの勝利は遠かった。加入後初出場を果たした小林祐希がアグレッシブなプレーを見せるなど明るい材料もあったが、上位争いへ踏みとどまるためにはやはり前節以上のパフォーマンスを発揮しなければならない。試合後、森下仁志監督は「今までやってきた攻撃的な守備をもう一度思い出させて、選手が勇気を持ってアグレッシブにプレーできるよう来週のホームゲームへ向けてやっていきたい」と前を向いた。敗戦を糧に気持ちを切り替えて臨む今節。序盤からエネルギーを前面に押し出した積極的な戦いを見せることが勝利への絶対条件だ。
今節ホームに迎えるのは7位・川崎フロンターレ。前節は大宮アルディージャに4-1と逆転勝利を収めている。実に5合ぶりに勝利を掴み、4試合連続無得点とすっきりしなかった攻撃面でも結果を残し、勢いに乗って敵地へ乗り込んでくるに違いない。前節値千金の同点弾を決めた中村憲剛、スピードあるドリブル突破を持ち味とする小林 悠、楠神順平、そしてブラジル人アタッカー・レナトと多彩な攻撃陣をいかに封じるかがゲームのポイントの一つとなる。また、シーズン途中に加入した風間宏希、風間宏矢が前節Jデビューを飾るなど若い力もチームのアクセントとなっている。スタイルとしては浦和レッズ同様、丁寧にパスをつなぎながら攻撃を仕掛けることが多いだけに、相手のパスサッカーと森下仁志監督の言う「攻撃的な守備」が真っ向からぶつかる展開となるだろう。
今季はアウェイで2度対戦しており1勝1敗。5月3日にリーグ戦で対戦した際には3-4と敗戦。点の取り合いを制することができず、風間八宏監督就任後初勝利プレゼントすることになったが、6月9日のヤマザキナビスコカップでは1-0で勝利を収めた。約2か月ぶりの再戦。共に新監督の下で継続的にチーム作りを進めてきたが、その成果をピッチで示すのはどちらか。ジュビロ磐田はチーム一丸となり、アグレッシブなサッカーで“成長”を証明する。
――感想
まずはじめに、いつもですが、たくさんのサポーターの方に早い時間から来ていただき本当に感謝しています。
ゲームに関しては立ち上がり、少し気合いが入り過ぎていたと言うか、気持ちが前へ出過ぎて判断を共有することが少し疎かになったところで失点しました。ただ、その後落ち着いてやってくれましたし、ゲーム全体を通しては自分たちのスタイルを十二分に発揮してくれたと思います。チャンスもたくさんありましたし、3点、4点、5点と取れるように練習から一つの動き、パス、コントロール、シュートなど全てを要求してやり続けたいと思います。
――共有できなかった部分を上手く修正できた要因は?
修正できたのは普段から選手が理解してやってくれている証拠だと思います。例えばハーフタイムに(指示を)伝えてもその状況を理解できていないとなかなか難しいと思います。そのあたり、選手一人一人、またチームとしても能力が高いですし、そこの判断を共有すればいい守備ができ、いい攻撃に移れます。後半は自分たちのゲームになってきましたし、それを続けてやっていきたいと思います。
――先制点の場面を振り返ると?
シュートは素晴らしかったですし、それまでのボールの動かし方も素晴らしかったですし、あれが自分たちのスタイルだと思います。後半もよくボールを動かしていましたが、相手が攻め残りしている分、もっともっと最後のフィニッシュの質を上げてやれば自分たちのゲームになると思います。2点目のようなことはチャンスを逃し続けると起こりうることですし、たくさんチャンスがあったわけですからそれを仕留めることができるように練習からもっと質を上げていきたいと思います。
――山崎亮平選手に関する評価は?
彼自身、内に秘めたものがあったでしょうし、素晴らしいシュートでした。これから彼の持ち味である仕掛ける部分、シュートのアイディアといった部分がもっともっと出てくると思います。
――久々の先発となった菅沼駿哉に関する評価は?
不足しているのは経験だけですし、彼の持っている能力は本当に素晴らしいものがあります。学ぶ姿勢を続け、真摯にトレーニングを続ければ日本を代表するようなセンターバックになると思っています。
点が取れていませんでしたし、積極的に行こうと思っていました。点が取れてよかったです。
――前後半で修正できた部分は?
相手が間伸びしていたこともあると思いますが、こちらも前半以上に前に行く意識がありました。ただ、そういった時間帯もあった中でさらに追加点を取れてなかったことがチームとして痛かったと思います。
――ゴールシーンについて
思いきり打って入ったのでよかったです。
――個人的に川崎フロンターレとは相性がいいのでは?
今年に関して言えば、3試合中2試合で(点が)取れているので、自分の中ではいいと思います。
相手にパスを回される時間帯もありましたし、先に失点してしまいました。悪い中でも失点しないことを考えてプレーしなければいけませんが、前半のうちに同点に追いつけたことはよかったと思います。
――後半は前半より全体の動きがよくなったが?
前半もゴールに向かう姿勢はありましたが、後半は前半以上にそれがありました。チャンスもたくさんありましたが、それを決めれなかったことが今日の反省点だと思います。
――ゴールシーンについて
監督からもGKとディフェンスラインの間を狙うように言われていましたし、それが今日はオウンゴールにつながったと思います。
前半は押し込まれるシーンもありましたが、前半の終わりころから自分たちのリズムを作れてきていましたし、あとは点を決めるだけという感じでした。今日の試合は勝てたというのが(試合後の)ロッカールームの雰囲気でしたし、勝てる試合を落としたという感じです。最後ああいったところで失点したことはもったいないことだと思いますし、やや集中力が切れている時間帯でもあったので、あそこで後ろからもう一声かけられればと思っています。
――この試合、菅沼駿哉選手とのコンビとなりましたが?
相手は裏を狙ってくるとミーティングでも言われていましたし、裏を意識しつつ、ラインを上手く高く保つところを2人で意識していました。ただ、失点場面ではボールの出どころをもっと潰さなければいけません。
――前半で同点としたが?
粘り強くボールを回してヤマちゃん(山崎亮平)のところで上手くチャンスを決めてくれたので、あそこで流れが変わったと思います。
最後の精度を上げていくことが得点にもつながりますし、ああいったカウンターを受けないというところでも大事だと思うので、そういったところを練習を通じてさらにレベルアップさせていきたいです。
自分自身、まだまだ走れていませんでしたし、まだまだな部分が多かったので、トレーニングして来週はさらにいいパフォーマンスを見せられるようにしたいです。
シュート場面で決めきれなかったことは課題ですし、反省点です。悔しかったです。ボールを持ったら仕掛けることを意識していましたし、持ったら前に行くことはできましたが、最後のシュートのところで決めきることができませんでした。
――感想
前半の始めに得点を取り、それからちょっとの時間までは選手のみんながボールを前に運ぶ、タイミングを合わせるといったことを上手くできましたし、あのゴールもいいゴールだったと思います。ただ、当然相手にボールがある時は自分たちの意思でサッカーができませんから、その時は相手の意思をできるだけ早く読んで消す、そのためにはそのポジションをしっかり取りなさいということを言っていましたが、前半はあまり上手くいきませんでした。後半は多少上手くいったところはありますが、まだまだいい時間をこれからもっと増やさなければいけません。そのためにいいものが少し見えたなというふうに思う試合でした。