2012年 試合速報
2012 J1リーグ公式戦 12節 vs.アルビレックス新潟
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チョ ビョングク
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前田 遼一
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内田 潤
村上 佑介
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金 珍洙
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金 珍洙
金 珍洙
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矢野 貴章
鈴木 武蔵
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小林 裕紀
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東口 順昭
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ペク ソンドン
山崎 亮平
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チョ ビョングク
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オウンゴール
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松浦 拓弥
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小谷野 顕治
田中 亜土夢
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前田 遼一
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チョ ビョングク
菅沼 駿哉
山本 康裕
ロドリゴ ソウト
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山崎 亮平
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山田 大記
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
東北電力ビッグスワンスタジアム | 5/19(土) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝 | 桂木 聖彦 | 木村 博之 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 山口 博司 | 山際 将史 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.6度 | 45% | 塚田 健太 | 村山 拓也 |
7 | シュート | 16 |
8 | ゴールキック | 7 |
0 | コーナーキック | 4 |
20 | 直接FK | 12 |
4 | 間接FK | 2 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
5月16日(水)のヤマザキナビスコカップ・サガン鳥栖戦は2-3と惜敗。2010年シーズンまでジュビロ磐田に在籍した犬塚友輔に先制ゴールを許し、前半を1点ビハインドで折り返したものの、後半、松岡亮輔の加入後公式戦初ゴールで同点。一気に巻き返したいところだったが、直後に早坂良太、さらに続けざまに再び犬塚友輔にゴールネットを揺らされ、1-3。終盤に後半途中から投入された山田大記がミドルシュートを叩き込み1点差まで追い上げたものの、最後まで勝ち越すことはできなかった。
アウェイでのカップ戦を終えたサックスブルーは試合翌日にクラブハウスへ戻り、その翌日には練習後にクラブハウスを出発。今節の舞台・新潟へ向かった。直近の公式戦から中2日で臨むアウェイゲームとあり、トレーニングの内容はもちろん、課題や修正点を確認するための時間も必然的に限られるが、どんなシチュエーションであれ、今季ここまで継続してきたスタイルは不変だ。今季アウェイゲームの勝利はリーグ戦・第3節のガンバ大阪戦のみと結果を残せていないものの、先のホーム・鹿島アントラーズ戦で見せたパフォーマンスを継続できれば自ずと勝利に近づける。公式戦2試合連続のアウェイゲームとなるが、90分、アグレッシブに戦い続けるのみだ。
対するアルビレックス新潟は今季、リーグ11試合を終え、2勝3分6敗。思うように勝点を伸ばせていないものの、失点11と堅守を誇るチームである。戦前、森下仁志監督は「新潟は堅実で粘り強いチーム。こちらも攻守で粘り強くプレーしたい」と話していたが、焦れずにボールを動かし、リズムを生み出すことができるか。相手のディフェンスをいかに崩すかがゲームの焦点の一つとなる。第40回トゥーロン国際大会に臨むU-23日本代表メンバーに選出された鈴木大輔ら相手守備陣とのマッチアップに注目だ。また、堅実な守備から攻撃に転じる切り替えも速く、矢野貴章、ブルーノ ロペスらを生かした重量感あるアタックには十二分に警戒が必要。週中のヤマザキナビスコカップでゲームがなかっただけに、この試合で是が非でも今季リーグ戦ホーム初勝利を掴みたいところだろう。
ジュビロ磐田からは駒野友一、前田遼一、チョ ビョングク、山本康裕がそれぞれ日本代表、韓国代表、U-23日本代表に選出されている。4選手はいずれも攻守のキーマンとなることは間違いなく、彼らがどこまで存在感を発揮し、チームを牽引できるかもこの試合の注目点の一つだ。
――感想
まずは始めに、マルセロは僕が選手の時にお世話になり、選手として寿命を延ばさせていただいたので、マルセロに対してご冥福をお祈りすると共に、ご家族にお悔やみの気持ちをこの場を借りて申し上げたいと思います。
それと、今日遠い新潟にもかかわらず、たくさんのサポーターに来ていただき、その後押しがあり、選手が基本を外さず一生懸命やってくれた結果だと思います。
――後半、数的優位な状況となりましたが、さらに得点を取りにいったのでしょうか?
新潟さんが一人減ったといってもボールは一つですし、状況は変わりますし、前半のやるべきことをやり続けるとハーフタイムに言いましたが、やはりまだまだ動きだしのタイミングだとか、パスのタイミングだとか、そういった部分で精度を上げるところもあります。もし、新潟さんが11人いれば奪われた瞬間にどうなっていたかわかりませんし、今のメンタル的なサッカーの本質を外さず、サッカー的な自分たちのスタイルの部分をより追求し、質を上げていきたいと思います。
――6点の中で特に理想的だと感じるゴールは?
得点が取れていることはそれまでの攻撃の始まりから全てがスムーズに流れているということだと思いますし、僕自身、たくさん点を取れたことに関しては嬉しい半面、質の部分で彼らの能力であればもっともっとできると思いますし、もっともっと高いところを要求してチームとしてのベースを上げていきたいと思います。
――序盤から新潟の守備を崩す上で意識したことは?
相手が新潟さんに限らず、まずはサッカーの基本的なところを外さずに自分たちのスタイルをどういう相手でもやり抜こうと開幕当初から言っていますし、少しずつそのバランスがよくなってきて、そういう部分が出たと思います。でも、まだまだボールを動かすというか、ボールスピードにしかり、展開にしかり、もっとスピードを上げれると思うので、そういう部分を追求していきたいと思います。
――この大勝が今後のチームに与える影響は?
逆に影響がないようにというか、一喜一憂することはないと思っています。負けた時もそうですし、勝った時もやはり改善できる部分はありますし、自分たちが地に足をつけていきたいと思っています。3-0から1点取られた場面では(試合が)わからない状況でしたし、まだまだそこが甘いということで、全てを突き詰めてやりたいと思います。
――アウェイでの勝てた要因は?
アウェイでの試合はいつも難しいですし、やはり一人一人の球際といった部分を今日は特に意識的にできたかなと。どの試合でもそうですが、やはり新潟はそういったプレーが印象的ですし、相手よりも多く走って、相手よりもボールを拾うことができればやはり日頃練習していることができますし、いいリズムで攻撃できていたと思います。あとは相手が早い時間帯に一人いなくなって、スペースができてわりとプレーしやすかったと思います。
――アウェイで久々に勝てたということで、次につながる勝利になる?
アウェイで、というより戦う相手には全て勝つつもりですし、今日勝点3を取るということはとても大事なことでしたし、これで勝点21になったということはすごくいいことだと思います。
――大量得点となりましたが、流れを大きく引き寄せたと感じた場面は?
1点目、2点目が大きかったと思いますが、やはり3点目です。後半、相手は一人少なかったですが、やはり個のところで力があるチームですし、1失点しているようにどうなるかわからない展開だと思っていたので、やはり3点目は大きかったと思います。
――3点目の場面について。ボランチの小林裕紀が得点したが?
(攻撃に)枚数をかけることができ、時間もしっかり作れている証拠だと思います。(小林裕紀のリーグ初得点は)ようやくですね(笑)。
みんないいポジションにいたのであれだけ得点が入ったと思います。
――前半終了間際に退場者が出たが?
やることは変わらないということをどの選手も意識していたと思いますし、それができたと思います。どのゲームでもしっかりプレーしなければいけないと思っていますし、いい結果が出たのでよかったです。
――感想
今日の結果を真摯に受け止めなければいけないと思いますし、応援していただいているサポーター、スポンサーの皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
その中で、選手たちも立ち上がりのところからホームで勝点3を取りに行くというところで、アグレッシブに戦ってくれたと思いますし、その中で相手の危険な選手を抑えきれなかったことがこの結果だと思っています。
いろんな意味でこういった試合がシーズンの中であると思いますが、やはりこれを単なる1試合にするのではなく、しっかりと試合の結果を真摯に受け止めるというか、この試合をしっかりとエネルギーに変え、また全員でしっかりと前を向いて次の試合に進んでいきたいと思います。