2012 J1リーグ公式戦 8節 vs.セレッソ大阪
7節の横浜FM戦で長期離脱していた山崎が復帰した。まだ万全のコンディションではないが、2列目の選手層は確実に厚くなった。8節の対戦相手であるC大阪とは、3月20日に行われたナビスコカップで対戦している。この試合では松浦と前田のゴールにより、磐田が2-1で逆転勝利を収めている。8節でも、粘り強い戦いが求められるだろう。4月最後の公式戦で勝利を飾り、ゴールデンウイークに行われる連戦に良い流れで突入したい。
前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!いくぞっ!リーグ2連勝!!!
前半1分、ジュビロ、右サイド、駒野友一がスローインするが、前線でつなぐことはできない。相手にクリアされ、こぼれたボールを自陣で藤田義明が大きくフィード。これはつながらず。
前半2分、ジュビロ、右サイドの高い位置でボールを持った山田大記が左足でクロス。これはゴール前で相手にクリアされた。
前半4分、ジュビロ、中央高い位置でボールを持った山本康裕が松浦拓弥へラストパス!左足で浮き球を送ったが、わずかに長く、キムジンヒョンにキャッチされた。
前半6分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。山本康裕→ペクソンドンとつなぎ、左サイドへ展開。左サイドでボールを持った宮崎智彦が前線の前田遼一へアーリークロスを送るも、これはわずかに長くなった。
前半7分、ジュビロ、CK、駒野友一が右サイドからキック、これは相手にクリアされた。
前半9分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。小林裕紀→駒野友一とつなぎ、右サイドでボールを持った山田大記がクロス。このこぼれ玉を拾ったペクソンドンが右足でシュート!これは大きく枠の外へ・・・。
前半9分、セレッソ、左サイドを突破し、クロス、これにケンペスが合わせるが、八田直樹が左足でブロック!!!決定的なピンチを防いだ!!!
前半13分、ジュビロ、左サイドの高い位置でボールを持ったペクソンドンがドリブルで切れ込み、右足でシュート!これはゴール横に外れたが、序盤から積極的にゴールを狙っている。
前半15分、ジュビロ、中盤の2列目は右に山田大記、トップ下に松浦拓弥、左にペクソンドンという並びだ。
前半15分、セレッソ、CK、ブランキーニョが右サイドからキック、このセカンドボールをセレッソが大きくキック。上空高く上がったボールに、八田直樹が対応したもののキャッチはできず、こぼれる・・・。ただし、これはオフサイドの判定でジュビロボールのFKに。
前半19分、セレッソ、自陣左から丸橋祐介がロングパス。これにキムボギョンが走り込むが、ボールはそのままラインを割り、ジュビロボールのゴールキックに。
前半20分、セレッソ、右サイドでキムボギョンが起点を作り、ゴール前へラストパス。これに走り込んだブランキーニョがクロス、さらにこのこぼれ球を清武弘嗣が押し込み、セレッソが先制・・・。【0-1】
前半25分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃を仕掛ける。山田大記が小林裕紀にボールを預け、前線へダッシュ。小林裕紀→駒野友一とつながったボールは前線へ走り込んだ山田大記の下へ。しかし、これはセレッソ守備陣にブロックされ、セレッソボールのゴールキックに。
前半27分、セレッソ、キムボギョンが右サイドで起点を作り、クロス、これはゴール前でチョビョングクがクリアしたものの、このこぼれ球に反応したブランキーニョが左足でシュート、これは枠の外。
前半30分、ジュビロ、左サイドでボールを持った宮崎智彦が前線へフィード。これに前田遼一が走り込むが、わずかに長く、キムジンヒョンに防がれた。
前半31分、セレッソ、右サイドの高い位置でボールを持ったケンペスが右足でシュート!際どいコースに飛んだが、これはゴール横に外れた。
前半34分、ジュビロ、左サイドでボールを持った宮崎智彦が中央へクロス、これを受けた山田大記が右足でパス、CK獲得、右サイドから駒野友一がキック、これをチョビョングクが頭で合わせるが、惜しくもキムジンヒョンに防がれた・・・。
前半37分、セレッソ、左サイドでボールを持った丸橋祐介が中央へクロス。これにケンペスが走り込み、クロス、これはジュビロがしっかりクリア。この時間帯、ややセレッソペースだ・・・。
前半39分、ジュビロ、中盤でのパス回しを一度はブランキーニョにカットされたものの、駒野友一が迅速なプレスバックからすぐにボールを奪い返した。素早い切り替えはチームとして試合開始から維持できている。
前半41分、セレッソ、キムボギョンが足を痛め、ゲームは一時ブレイク。一度ピッチの外へ出たものの、すぐにピッチへ戻った。
前半43分、ジュビロ、中盤でボールが動き、最後は山本康裕が前線の前田遼一を狙うが、わずかに合わず、相手にクリアされた・・。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、カウンターからペクソンドンがドリブルでボールを相手ゴール前まで運んだが、ゴールはならず。その後もマイボールの時間があったが、ゴールは割れず、ここで前半終了のホイッスル。
後半0分、セレッソボールで後半キックオフ!まずは1点!目指すは逆転勝利のみ!!!
後半2分、セレッソ、敵陣右サイドでキムボギョンがドリブル、このこぼれ球にフリーで走り込んだ扇原貴宏が左足でシュート。セレッソが追加点・・・。【0-2】
後半3分、セレッソ、敵陣右からのクロスをケンペスがヘディングシュート。これは枠の外へ。
後半6分、ジュビロ、後半開始から中盤2列目の並びに変化か。松浦拓弥が左、ペクソンドンが中でプレーしている。
後半8分、ジュビロ、1枚目の選手交代。ペクソンドンに代わり山崎亮平を投入。
後半9分、ジュビロ、山崎亮平は中盤2列目の左でプレーしている。
後半11分、ジュビロ、高い位置でボールを奪い、右サイドから攻撃。最後は駒野友一が相手に囲まれながらクロスを送り、そこへ前田遼一が走り込むが、これはキムジンヒョンにキャッチされた。
後半13分、ジュビロ、ハーフタイム、森下仁志監督は「攻撃は今のまま」、「守備はカウンターの起点をしっかりとマークすること」、「しっかり逆転して勝って帰ろう」と指示を送っている。
後半15分、ジュビロ、自陣でボールを奪い、速攻。小林裕紀が左サイドを駆け上がった山崎亮平へパスを出したが、わずかに長く、セレッソボールのスローインに。
後半16分、ジュビロ、中盤で山田大記がボールを持ち、前線へパスを出すが、相手にカットされる。このボールを追い駆け、相手のドリブルを止めた山田大記にイエローカード。
後半18分、ジュビロ、前線からのプレッシングで上手くマイボールのスローインに。ここからリズムを作っていきたい。
後半20分、ジュビロ、自陣からビルドアップするが、山崎亮平が左サイドでボールを持ったところでセレッソのプレスを受け、ボールロスト、ボールを奪ったセレッソはカウンターからケンペスがポスト直撃のシュート。決定的なシーンだった・・・。
後半23分、ジュビロ、相手ゴール前でボールを持った山田大記がドリブルで仕掛け、FKを獲得、キッカーは駒野友一。右足で強烈にインパクトされたボールはキム ジンヒョンの正面へ飛び、キャッチされた・・・。
後半25分、ジュビロ、左サイドで山崎亮平がボールキープ。その横でパスをもらった松浦拓弥が中央へクロス。このこぼれ玉を拾った駒野友一がシュートを狙うが、これはセレッソにブロックされてしまった。
後半26分、ジュビロ、中盤でパスをつなぎ、最後は小林裕紀が前線へパスを送るも、セレッソ守備陣に跳ね返されてしまう・・・。
後半28分、ジュビロ、山田大記がドリブルで相手ゴール前までボールを運び、ラストパス。エリア内でパスをもらった松浦拓弥がドリブルから右足でシュート、これは惜しくもゴール横へ。ここでジュビロに2枚目の選手交代。松浦拓弥に代わり阿部吉朗を投入。
後半30分、ジュビロ、相手の突破を止めたチョビョングクにイエローカード。
後半30分、セレッソ、1枚目の選手交代。ブランキーニョに代わり柿谷曜一朗を投入。
後半35分、残り10分、まずは1点を返すこと。時間はまだある!!!
後半37分、ジュビロ、山本康裕の縦パスから細かいパスがつながる。山田大記、山崎亮平が絡み、最後は前田遼一が左サイドの阿部吉朗へスルーパス、これは惜しくもオフサイドの判定・・・。
後半38分、セレッソ、くさびのパスから右サイドへ展開、エリア内でドリブルを仕掛けたキムボギョンが素早し切り返しから左足でシュート。ジュビロの3失点目となってしまった・・・。【0-3】
後半39分、セレッソ、選手交代。ケンペスに代わり播戸竜二を投入。
後半42分、ジュビロ、1点を返す!!!右サイド、駒野友一のクロスのこぼれ球を左サイドで拾った山崎亮平がさらにクロス、このクリアボールに反応した山田大記が左足を一閃!!!これで2点差に!!!【1-3】
後半44分、セレッソ、選手交代、足を痛め藤本康太に代わり山下達也を投入。後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、自陣からパスをつなぎ、藤田義明からのパスをもらった山本康裕が前線の前田遼一へフィード。これはわずかに合わず・・・。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、左サイド、阿部吉朗からのクロスをゴール前でチョビョングクが頭で押し込み、1点を返す!!!これで1点差!!!【2-3】
後半アディショナルタイム4分、ジュビロ、藤田義明のFKに再びチョビョングクが飛び込むが、ゴールはならず。ここで試合終了のホイッスル・・・。リーグ2連勝はならなかった・・・。【2-3】
森下 仁志 監督
――感想
90分を通して選手自身は自分たちがやろうとしているサッカーをやり続けてくれましたし、その点で最後の2点が生まれたと思っています。選手自身はよく挑戦してくれたと言うか、自分たちの強い気持ちを持ちながらやり続けてくれたと思います。
チョ ビョングク 選手
よかった部分もあったと思いますが、我々はさらに成長していかなければいけません。
次もアウェイゲームですが、アウェイで勝つことでさらに上へ行けると思いますし、必ず勝ちたいと思っています。
――2点目のゴールについて
1-3という状況でしたが、さらに失点することをおそれず、思いきってあそこへ飛び込みました。
八田 直樹 選手
自分たちのミスから失点してしまいました。相手に崩された、という形はほとんどなかったと思います。
3失点のうち1本でも止めることができていれば勝利につながっていたかもしれませんし、悔しいです。
ただ、最後まで戦う姿勢を見せれたことは次につなげていきたいですし、つなげていかなければいけないと思っています。あとは精度を上げていくだけだと思っています。
アウェイゲームが続きますが、コンディションを整え、しっかり戦っていきたいと思います。
山田 大記 選手
チャレンジした結果、できたこととできなかったことがあったのでその反省点を次につなげなくてはいけません。
できなかったことはリズムやテンポを作れなかったことです。長短のパスをうまく使いながら、自分たちのリズムを掴みたかったのですが。
1点取ってからチームに勢いが出てきましたが、その前に自分たちでそれを作っていきたいです。
自分としてもチームとしても、もっとやらなくてはいけないことがあります。トレーニングからやり続けたいです。
セレッソ大阪 ■セルジオソアレス監督
――感想
本当に試合全体を通して内容はよかったと思います。今週、練習の中で選手たちに伝えてきたこと、話をしてきたことを選手たちがしっかりと理解してゲームでそれを表現できたと思います。具体的に言うと、ボールポゼッションの部分、それからサイドチェンジをしながらサイドに起点を作って攻撃していく部分といったところを選手たちは本当によく理解してくれたと思います。ジュビロさんは本当に素晴らしいチームで、特に右サイドに強力な攻撃力を持っていますが、そこを特に後半はしっかりと抑えることができたと思います。ディフェンスにおける激しさ、オフェンスで自分たちの持っているものを出すという部分で常にパフォーマンスがよく、勝利に相応しい内容だったと思います。