2012年 試合速報

2012 J1リーグ公式戦 7節 vs.横浜 F・マリノス

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
2 分
1 敗
9 得点
7 失点
勝点 11
順位 7

1
  • 1
  • 0

  • 0
  • 0

0
fmarinos
fmarinos

0 勝
4 分
2 敗
4 得点
7 失点
勝点 4
順位 15

前半
7分
中町 公祐
齋藤 学
山田 大記
35分
ハーフタイム 後半
ペク ソンドン
山崎 亮平
15分
24分
ドゥトラ
松本 翔
41分
小林 祐三
熊谷 アンドリュー
松浦 拓弥
阿部 吉朗
42分
山本 康裕
ロドリゴ ソウト
49分
21
八田 直樹
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
24
チョ ビョングク
33
藤田 義明
7
小林 裕紀
8
ペク ソンドン
10
山田 大記
11
松浦 拓弥
23
山本 康裕
18
前田 遼一
SUB
31
竹重 安希彦
16
金沢 浄
22
菅沼 駿哉
6
ロドリゴ ソウト
15
菅沼 実
9
山崎 亮平
30
阿部 吉朗
監督
森下 仁志
21
飯倉 大樹
4
栗原 勇蔵
5
ドゥトラ
13
小林 祐三
22
中澤 佑二
7
兵藤 慎剛
8
中町 公祐
25
中村 俊輔
27
富澤 清太郎
9
大黒 将志
10
小野 裕二
SUB
1
榎本 哲也
24
金井 貢史
26
青山 直晃
11
齋藤 学
14
狩野 健太
28
熊谷 アンドリュー
23
松本 翔
監督
樋口 靖洋

11,965
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 4/21(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 瀧 弘之 廣瀬 格
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 安元 利充 木川田 博信
気温 湿度 第4の審判員 記録員
19.9度 53% 森川 浩次 花澤 秀登
6 シュート 13
14 ゴールキック 6
5 コーナーキック 6
14 直接FK 11
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0

静岡ダービー(4月14日)の直後の一戦だっただけに、非常に大きな意味を持つ一勝だった。
ヤマザキナビスコカップ・サンフレッチェ広島(4月18日)に勝利したジュビロ磐田はここから上昇気流に乗っていく。サンフレッチェ広島では序盤から相手にチャンスを作られる場面もあったが、時間の経過と共に立て直し、後半途中からピッチに立った山田大記のゴールでしぶとく勝ちきった。これでカップ戦3連勝。試合後、森下仁志監督は「特に前半の途中から後半にかけて、自分たちのスタイルに挑戦し続けるという部分では、本当によくやってくれた」とゲームを振り返っている。また、サンフレッチェ広島では2月5日のU-23 日本代表の試合中に相手選手と接触して左橈骨(とうこつ) を骨折した山崎亮平が復帰後初のベンチ入りを果たしている。出場こそなかったものの、状態を上げてきていることは間違いない。今季より「9」を背負うストライカーの帰還はこの試合に向けて何よりも明るい材料である。
舞台は再びリーグ戦へ戻る。カップ戦の勝利で公式戦の連敗は防ぐことができたが、ここで再び立ち止まるわけにはいかない。目の前のリーグ戦を一つずつクリアし、チーム力を高めていくためのハードワークは今後も継続されていく。前進あるのみだ。
対する横浜F・マリノスは今季樋口靖洋監督の下で新たなスタートを切ったものの、今季開幕リーグ6試合で4分2敗。ヤマザキナビスコカップを含めると開幕から公式戦9試合勝利がなく、今季初白星を目指し並々ならぬ思いでこのゲームに臨んでくるはずだ。ただし、しばらく勝利から遠ざかっているとはいえ、中村俊輔や中澤佑ニといった実績あるベテランに加え、昨季愛媛FCで大きな成長を遂げた齋藤学ら若手選手にも勢いがあり、間違っても簡単に勝たせてくれる相手ではない。直近のヤマザキナビスコカップ(4月18日)では清水エスパルスにアウェイで敗れているが、このゲームにしっかりと焦点を合わせてくるに違いない。
連戦となるが、日頃の練習で“タフさ” を培ってきたサックスブルーには愚問である。思う存分走り回り、ヤマハスタジアムを熱く盛り上げる。

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!勇敢に!勝つぞ!
前半1分、両チームの声援がスタジアムにこだまする!横浜、左のドゥトラがクロスを上げるも、これはジュビロボールのゴールキックに。
前半3分、ジュビロ、最終ラインの背後に抜け出した松浦拓弥がドリブル!しかし、中澤佑二のタックルに防がれてしまった・・・。横浜、左サイドからのフィードに抜け出した大黒将志が右足でシュートを放つも、これは枠の外。
前半4分、ジュビロ、敵陣中央でボールを失い、カウンターを受けるも、藤田義明が落ち着いた対応を見せ、相手のスルーパスをカット!
前半6分、横浜、CKを獲得。その前に中町公祐が足を引きずりながら、ピッチの外へ。
前半7分、横浜、中町公祐に代わり齋藤学を投入。その直後のCK、富澤清太郎に頭で合わせられるも、これはペクソンドンがしっかりとクリアした。
前半9分、ジュビロ、右サイドでペクソンドンが激しくチェイス!ドゥトラからボールを奪取すると、ドゥトラはたまらずファウル。ジュビロボールとなった。
前半10分、ジュビロ、最終ラインでボールを動かす。森下仁志監督はベンチ前でじっと戦況を見つめている。
前半11分、ジュビロ、敵陣右サイドでボールを受けた松浦拓弥が高い位置まで上がった駒野友一へスルーパス。これはドゥトラにカットされた。
前半13分、横浜、右サイドでボールを受けた小林祐三がクロス。しかし、これはパスが長くジュビロボールのゴールキックに。この時間帯、互いにシュートまで持っていくことができていない。
前半15分、ジュビロ、松浦拓弥のプレスからボール奪取!ボールを持ったペクソンドンがファウルを受け、FKを獲得。駒野友一がキック。これをファーサイドでチョビョングクが頭で折り返し、さらに藤田義明が相手GKと競り合うが、これは藤田義明のファウルの判定。
前半17分、ジュビロ、前線からの連動したプレスから一度はボール奪取するも、相手のリカバリーも速く、前線にボールを運べない。
前半18分、横浜、CK、中村俊輔がキック、これはゴール前で八田直樹が大きくパンチング!!!
前半21分、横浜、ドゥトラがペクソンドンとセカンドボールをめぐり激しく接触!一度ピッチに座り込み、その後、ピッチの外へ出た。
前半22分、横浜、富澤清太郎が左サイドからのクロスを右足でシュート!これは八田直樹が正面でしっかりキャッチ。このプレーの直後、ドゥトラがピッチに戻った。
前半23分、ジュビロ、CK、駒野友一のキックをチョビョングクが頭で合わせるも、これは枠の外。
前半24分、ジュビロ、最終ラインでボールを持ったチョビョングクが右サイドへ走り込んだペクソンドンへミドルパス。これはやや長く相手ボールのスローインに。
前半26分、ジュビロ、左サイドの高い位置でボールを持った山田大記がドリブルを仕掛けるも、相手のプレスを受け、クロスは上がることはできず、相手ボールに。
前半27分、ジュビロ、自陣で奪ったボールをなかなか前線へ運ぶことができない。横浜にセカンドボールを拾われると、最後はドゥトラにクロスを上げられ、小野裕二に頭で合わせられるも、シュートは大きく枠の外へ。
前半29分、横浜、敵陣左サイド深い位置からドゥトラがロングスロー。これを兵藤慎剛が頭で流すが、八田直樹がしっかりキャッチ!
前半30分、ジュビロ、小林裕紀が前線の前田遼一にフィード。このこぼれ球に宮崎智彦がつめ、さらにこぼれたところに走り込んだ山田大記が右足でミドルシュート!これはゴール横に外れた。
前半32分、横浜、敵陣右サイドから小林祐三がスルーパス。これに齋藤学が走り込むが、一瞬速く八田直樹がキャッチ!
前半33分、ジュビロ、敵陣右サイドからのスローインから前田遼一へパスをつなぎ、これに松浦拓弥も連動するが、前田遼一のパスはつながらず、横浜ボールに。
前半35分、ジュビロ、左サイドでパスをつなぎ、攻撃を組み立てる。ここへ山本康裕も加わり、山田大記へパス。ボールを受けた山田大記が鋭い切り返しから左足でシュート!強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった!!!【1-0】
前半39分、ジュビロ、自陣でボールを奪い、ビルドアップ。小林裕紀が前田遼一へ縦パスを入れるも、前田遼一のところでボールロスト。
前半41分、ジュビロ、敵陣左サイドで松浦拓弥がドリブル突破!シュートまで持っていくことはできなかったが、アグレッシブなプレーを見せている。
前半42分、ジュビロ、ゴール前で中村俊輔にボールキープされるが、山本康裕がしっかりチェック。ボールがこぼれたところを、最後は藤田義明が大きくクリアした!
前半44分、横浜、自陣からビルドアップ、左サイドからミドルパスを入れたが、チョビョングクが頭でしっかり弾き返した!
前半45分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。左サイドから攻撃を組み立てるが、相手ボールのスローインに。前半アディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、相手のパスをチョビョングクが大きくクリア!横浜ボールのスローインとなったところで前半終了のホイッスル。1点リードで前半を終えた!
後半0分、横浜ボールで後半キックオフ!!!ハーフタイム、ピッチではベンチメンバーがウォーミングアップを行っていた。その中にはもちろん山崎亮平の姿も。後半、出番は回ってくるか!?
後半1分、ハーフタイム、両チームに選手交代はなかった。
後半1分、ジュビロ、右サイドでパスがつながり、最後はペクソンドンがクロス、CKを獲得、駒野友一がキック、これはニアサイドで相手にクリアされた。
後半3分、セカンドボールを争い、チョビョングクと齋藤学が激しくコンタクト。これはチョビョングクのファウルの判定、横浜ボールのFKとなり、中村俊輔がキック、これはジュビロがしっかりと弾き返した!
後半5分、ジュビロ、藤田義明が小野裕二と空中で競り合う!激しくコンタクトし、小野裕二にファウルの判定。このプレーの直後、藤田義明がしばらくピッチに倒れ込んでいたが、立ち上がりプレーを再開させている。
後半8分、ジュビロ、敵陣でボールを動かし、最後は中央でパスを受けた小林裕紀が右サイドへ展開。これに駒野友一が走り込むが、わずかにパスが長く、相手ボールに。
後半10分、横浜、敵陣左サイドでFKを獲得、中村俊輔がキック、これは宮崎智彦が頭で跳ね返した!
後半11分、横浜、齋藤学が右サイドへ展開し、中村俊輔が起点を作る。最後は中村俊輔のクロスを兵藤慎剛が頭で合わせるが、これは枠の外。
後半12分、ジュビロ、敵陣で複数のパスがつながる。松浦拓弥、山田大記ら絡み、最後林裕紀が右足でシュート!これは飯倉大樹にブロックされた・・・。山崎亮平がスタンバイを進めている。
後半15分、ジュビロ、選手交代、ペクソンドンに代わり山崎亮平を投入。山崎亮平がピッチに帰って来た!!!
後半16分、ジュビロ、左サイドに入った山崎亮平が鋭いドリブルを仕掛け、CKを獲得、これは相手にクリアされた。
後半18分、横浜、敵陣右サイド深い位置でボールキープした中村俊輔がクロス、これに反応した大黒将志がフリーでヘディングシュートを放つが、シュートは枠の外に。危ない場面だった・・・。
後半21分、横浜、CK、中村俊輔がキック、これはジュビロがしっかりとクリア!このこぼれ球を拾った小林祐三がミドルパスを入れるも、これは長く、ジュビロボールのゴールキックに。
後半23分、横浜、左サイドからのクロスに反応した小野裕二がバイシクルシュート!これは八田直樹が右手一本でかきだした!!!
後半24分、横浜、選手交代、ドゥトラに代わり松本翔を投入。
後半27分、ジュビロ、敵陣右サイドからのスローインからCKを獲得、駒野友一がキック、これは大きくファーサイドへ流れ、相手ボールのゴールキックに。
後半29分、ジュビロ、敵陣右でボールを持った松浦拓弥がドリブル!エリア内へ侵入するも、中澤佑二のスライディングによりシュートは打てず。
後半30分、ジュビロ、敵陣左でボールを持った松浦拓弥が中央へ切れ込み、相手をかわし、右足でシュート!これは飯倉大樹の正面に・・・。
後半31分、ジュビロ、CKからカウンターを受けるも、藤田義明が全力疾走で戻り、スライディング、シュートまで持っていかせなかった。
後半33分、横浜、敵陣でボールを持った小野裕二が左足でシュート。これは八田直樹がパンチング!続く横浜のCKも八田直樹がパンチングで防いだ!!!
後半35分、ジュビロ、中盤でボールを持った山田大記が長い距離をドリブル。一度右の駒野友一へはたき、リターンパスを受け、左足でシュート!これは枠の外へ。
後半36分、ジュビロ、自陣右で駒野友一がボールを奪い、反撃を仕掛ける。中盤で正確にパスをつなぎ、最後は敵陣左でボールを持った山崎亮平がドリブルを仕掛ける!相手DFを上手くかわしゴールへ迫ったが、あと一歩のところで飯倉大樹にキャッチされた。
後半38分、横浜、CK、中村俊輔がキック、これを横浜が頭で合わせるが、ライン際で山本康裕が間一髪のところでクリア!!!
後半40分、ジュビロ、あと5分、追加点を狙いつつ、しっかりとした守備を継続していきたい。ベンチ前では森下仁志監督が大きな声で指示を出している。
後半41分、横浜、選手交代、小林祐三に代わり熊谷アンドリューを投入。
後半42分、ジュビロ、選手交代、松浦拓弥に代わり阿部吉朗を投入。そのままトップ下へ入った。
後半43分、横浜、小野裕二が敵陣右サイドからドリブル突破、これに対応した山崎亮平がファウル、横浜FK、これはジュビロがしっかりとクリアした!!!
後半45分、横浜、ゴール前でフリーとなった大黒将志が右足でシュート、これにつめた齋藤学がシュートを放ちゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定。後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム3分、横浜、カウンターから松本翔が右足でシュート。これは八田直樹が正面でしかりキャッチ!
後半アディショナルタイム4分、ジュビロ、選手交代、山本康裕に代わりロドリゴソウトを投入。その直後に試合終了のホイッスル!!!ジュビロが勝利!!!スタンドでは大きな「山田コール」、「八田コール」が連呼されている。
森下 仁志 監督

――感想
試合前から非常にタフな試合になることはわかっていましたし、マリノスさんはこの状況でも、今日見てわかったように、個人個人はすごく能力の高い選手がいますし、それは想定していましたが、それ以上に選手が厳しいコンディションの中でも最後まで走り続けてくれて、その選手たちをたくさんのサポーターの方々が背中を押してくれたことが勝因だと思います。
――後半の立ち上がりがよく、いい時間帯もあった中で、追加点は奪えませんでしたが、その要因は?
僕自身、どの試合でもみなさんにそう言っていただけることはやはりうちのチームはもっとできるだろうと思っていただいている証拠だと思いますし、もちろん、まだまだコンディションを上げなければいけない選手もいますし、経験を積まなければいけない選手もいますが、僕らのチームは発展、前進している途中なので、そういった中でも難しいゲームを勝ち切っているということは、経験、コンディションを上げていかなければいけない選手にとってもプラスになると思いますし、(前田)遼一、駒野、(藤田)義明もそうですし、(山本)康裕や(小林)裕紀もそうですが、連戦で、経験のある選手たちが引っ張ってくれて、ファイトしてくれて、いい関係で今ゲームができているのではないかなと思っています。
――山崎亮平選手への評価は?
山崎は、僕自身、彼の才能を本当に理解していますし、今日はまだ4割、半分ぐらいだと思いますし、さきほど言ったコンディションを上げなくてはいけない選手というのはやはり山崎だと思いますが、そういった状況でもあれだけ”違い”を出せるわけですし、彼が万全のコンディションになってくれれば、僕らにとってはさきほど質問に出た追加点の部分で、2点、3点と仕掛けていけるようなグループルになっていけると思います。
――山田大記が左サイドに入りましたがその意図と、山田大記のプレーへの評価は?
(山田)大記が左というのは、先日のナビスコで(ペク)ソンドンもよかったですし、(ペク)ソンドンも経験を積めば、さきほどの山崎と同じで”違い”を出せる選手ですし、僕が時間を与えなければいけないという部分もあります。
(山田)大記に関しては去年からもそうですが、今年に入ってより”違い“というか、そういったものを率先して生み出してくれていますし、本当に勝負強い、心強いキャプテンだと思います。
――今季、1点差での勝利が多いと思いますが、トレーニングのどのあたりがそういった結果につながっているのでしょうか?
さきほど選手、スタッフに話をしましたが、今日一生懸命に走ったのはピッチに立った選手ですが、それを生み出しているのはトレーニングであって、トレーニングはそれ以外の、ベンチに入ったけど出れなかった選手、ベンチ入りできなかった選手、それから夜遅くまでチームのために働いてくれているスタッフ、そういった人たちの思いがすごく強くつながっていて、その毎日の積み重ねがみんなのエネルギーとなっていると思います。やはりみんなの思いを常に強い絆でつなげて、そしてハードなトレーニングを真摯にやっていくことが大事だと思います。
そして、その前に今日も(サポーターに)たくさん来ていただきましたが、自分たちが何不自由なく大好きなサッカーをこういった舞台でやらせてもらえるという感謝の気持ちを根本的なところで忘れないようにやり続けることが、これを続けていく要因だと思います。
――今季開幕から負けていなかった中で静岡ダービーで今季初黒星を喫しましたが、それを引きずらなかった要因は?
あの敗戦はやはりまずは僕自身のゆとりのなさ、落ち着きのなかった部分が選手に伝わってしまいましたし、僕が学ぶ部分もありました。
それと、僕のそういった落ち着きのなさを跳ね返してくれるような、この1週間、昨日のトレーニングあたりもそうですが、本当に皆さんに見てもらえないことが残念なくらいの本当にすごい緊張感なので、それは僕自身、頭が下がりますし、この道は僕が作ったというより、選手とスタッフ全員で作ってくれていると思いますし、みんながよく僕をフォローしてくれていると思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――ゴールシーンについて
ボールを持っている時はそこまでいろいろ考えていないのですが、とにかく決めれてよかったです。
――1-0での勝利となりましたが?
リーグで連敗は絶対にしてはいけないという中で、勝点3を取れたことはよかったですし、無失点というのはチームとして自信になると思います。ただ、内容的にはまだまだですし、課題の方が多いと思っています。
――自分自身の課題とは?
守備に関して立ち上がり少し不安定な部分があったのでそこの入り方の部分と、攻撃面では後半はリードしている中でどうしても守りに入ってしまうというか、フリーな状態でもつなぐというより蹴ってしまって自分たちがボールを持つ時間を長くできなかったという部分は自分たちが目指すスタイルとはちょっと違う部分なので、そのあたりを修正していかなければいけないと思っています。
――ホームでの連勝は続いていますが?
ゲーム内容で圧倒しているかと言えばそうではない中でホームで勝てていることは試合に出ていない選手だったり、サポーターのみなさんだったり、そういった力が働いて結果につながっていると思うので、本当にいろんな方に感謝したいと思っています。

駒野 友一 選手

駒野 友一 自分たちの中盤のところでのミスから危ない場面もありましたが、何とか失点0に抑えることができました。1-0ということで、こういった接戦をものにできていることはチームにとって大きいことだと思いますし、やはりこれも練習からきていると思うので、これからも練習にしっかりと取り組み、いい結果を出していきたいです。
――J1通算300試合出場達成となりましたが?
これだけ試合に出れていることを嬉しく思います。ただ、上には上がいますし、これからも試合出場が増え続けるように頑張っていきたいと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 後半止まってしまった時間帯もありましたが、前線から最終ラインまで守備の部分でみんなが手を抜かなかったですし、体を張ったり、球際、といった意識がみんなにあると思いますし、それが結果につながっていると思います。
去年は波があった部分もありましたし、これを続けていきたいです。ここから調子をさらに上げていけるように、自分自身としてもチームとしても90分間集中を切らさずプレーしていきたいと思います。

山本 康裕 選手

山本 康裕 ――終盤、CKでのクリアについて
チームの中で役割があるわけではありませんが、みんながクリアするという意識を持ってプレーできています。
――山崎亮平への惜しいパスもあったが?
申し訳なかったです。得点を取って調子に乗ってもらいたかったのですが。

ペク ソンドン 選手

ペク ソンドン 厳しい試合で勝てたことは練習の賜物だと思っています。自分自身、この試合では躍動感がありませんでした。少し疲れもありました。プロ1年目のシーズンということで、自分自身、経験がないということは自覚していますし、ここからさらに経験を積み重ねていきたいと思っています。

山崎 亮平 選手

山崎 亮平 ――試合を振り返って
試合に勝てて、ピッチでサポーターのみなさんと一緒に勝利の瞬間を味わえてよかったです。自分自身、ぜんぜん(納得いくプレーが)できませんでしたが、チームが勝てたので、それが一番ですし、勝ててよかったです。
自分自身、運動量がまだまだ足りないと思いますし、体力ももっと動いてつけなければいけないと思っています。練習からしっかりやっていきたいと思います。久々に試合に出て、やはり試合と練習とは違いますし、そういった意味では試合に出れてよかったです。
――U-23日本代表への思いは?
そちらもやはり試合に出てアピールしていかなければいけないと思っていますし、残された期間は少ないのですが、1試合1試合しっかりやっていきたいと思います。

横浜F・マリノス ■樋口 靖洋監督
 

――感想
まだ今シーズンなかなか勝てないこの状況、この負の連鎖をなかなか立ち切れないという思いが非常にしています。応援していただいているサポーター、ファンのみなさんに今日も駆けつけていただきましたが、勝点3を届けられず、本当に申し訳ないと思っています。ただ、選手たちは今日本当に90分集中した、相手のゴールに向かうプレーを見せてくれたと思います。特に後半は何とか逆転するんだ、という意思を強く持ち、プレスの位置を高くして、前でボールを奪って、ボックスの中にたくさんボールを入れて、人が入って、チャンスを作ろうと。そういった迫力も多く見ることができたと思います。ただ、これが得点に結びついていないのが現実ということもしっかりと受け止めた上でまた1週間しっかりと準備して、今日の内容を次は結果につなげるという思いを持って、顔を上げてやっていきたいと思います。