2012年 試合速報
2012 J1リーグ 1節 vs.コンサドーレ札幌
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高木 純平
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松浦 拓弥
ペク ソンドン
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内村 圭宏
キリノ
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近藤 祐介
砂川 誠
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岡本 賢明
大島 秀夫
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
札幌ド | 3/10(土) | 14:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 桂木 聖彦 | 廣瀬 格 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 安元 利充 | 村上 孝治 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
22.5度 | 32% | 長谷 拓 | 川野 恭司 |
7 | シュート | 14 |
11 | ゴールキック | 11 |
4 | コーナーキック | 5 |
14 | 直接FK | 16 |
2 | 間接FK | 4 |
2 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
今オフに監督と選手を入れ替え、新たな集合体となった。前田や駒野ら昨季までの主力にチョビョングクやペクソンドンら新戦力を加え、監督には昨季までコーチを務めた森下氏が就任。開幕前に山崎が左とう骨骨折を負い、金園も右第五中足骨骨折を負うなどFW陣に長期離脱者が相次いだが、前田や山田らが並ぶ攻撃陣は侮れず、右サイドバックの駒野の正確なクロスも忘れてはならない。札幌戦に続き、2節も鳥栖戦と、昇格組との連戦は序盤のポイントとなるだけに、まずは森下監督の古巣である札幌に勝って勢いを付けたい。
――感想
まず始めにジュビロ磐田、それからコンサドーレ札幌の熱いサポーターの方々、この雪の中、たくさん来ていただき感謝しています。
ゲーム自体は僕たちの選手には素晴らしいゲームだったと伝えました。もちろん得点は取れませんでしたが、前半の途中から自分たちがやりたいサッカーを示せたということは自信になると思いますし、やはり練習でやっていることしかゲームには出ないなという感想ですし、明日からまたしっかりトレーニングしたいと思います。
――開幕戦ということで選手たちに硬さは見られましたか?
もちろん何年やってもこの始まりというものは緊張するものですが、その中で、若い選手も多い中、素晴らしいファイトをしてくれたと思います。一番称えるとすればやはり90分間勇敢に戦ってくれたということです。
――監督にとっては古巣ということですが、コンサドーレの評価は?
やはり素晴らしい監督さんが4年目ということでスタイルも確立されていますし、前田選手という個の強い選手も入り、それがさらに進化しているように思いましたが、やはり僕らが見習うべきところは、毎試合今日のような、うちもそうですが、コンサドーレさんも素晴らしいハードワークをしていたと思うので、そこはベースとしてなくさないようにやっていきたいと思います。
――石崎監督が駒野選手からのクロス、前田選手のシュートを警戒していましたが、奈良選手が潰すことができていた部分もあったと思います。奈良選手の評価を含め、そのあたりはいかがですか?
あの年齢でコンサドーレさんは素晴らしい育成を持っていて、その選手がこの舞台に立っているということはジュビロ磐田としてもやはり見本としなければいけない部分だと思います。ただ、僕自身は相手のセンターバック、ボランチの選手たちは非常に苦しかったのではないかなという逆の視点で。非常に真ん中にボールが入っていましたし。もちろん最後に前田、駒野という部分はうちのストロングですが、そこまでの状況を作り出す攻撃の始めがやはり大事なので、そこは突き詰めていきたいと思います。
――菅沼選手を先発起用し、ペク選手をベンチに置いたことは戦術的な意図でしょうか?それともペク選手に何かアクシデントがあったのでしょうか?
単純に菅沼の今週の練習の出来が非常によかったので、松浦も含めてそれは自信を持って送り出しました。
――後半にシュートが増えたと思いますが、ゴールに直結するためには何が必要ですか?
そこはやはりあれをやり続けると言うか、やはりサッカーは90分なので、前半もかなり相手を走らせたと思いますし、やはりその結果が後半につながってきたと思うので、最後を仕留めることができれば理想的ですが、それは理想を追い求めながらトレーニングをやり続けるしかないと思います。
――前半から比較的ロングボールを使っていたと思います。練習ではGKからつなぐこともやっていましたが、このゲームでは改めてロングボールを入れることを意図していたのですか?
僕は選手にずっとつなぎなさいとか、蹴りなさいとか全く言ったことはありませんし、それは選手の判断です。ボールの支配の仕方もその状況で一番優先順位が高い場所を選ぶことがサッカーだと思いますし、そのあたり、選手が相手の状況をよく判断したのだと思います。
――川口能活選手がこの試合でJ通算100を達成しましたが?
(川口)能活に関しては僕が言うまでもありませんし、今日のパフォーマンスもパーフェクトでした。今華やかな舞台でやっているのも彼の力だと思いますし、途中苦労している時期もありましたが、その中でやり続けてきたからこそだと思います。僕とほとんど年齢は変わりませんが、高いパフォーマンスを出せていると思いますし、(川口)能活には一年このパフォーマンスを維持してもらえればと思います。
――このゲームで見えた課題は?
課題として捉えるか、よくするための改善点と見るか、その捉え方は違うと思いますし、僕はよくするための改善点だと思っているので、それは選手に明日伝えます。
――先ほど「(札幌の)センターバック、ボランチは苦しかったと思う。前半から走らせていたので」といったお話がありましたが、それは試合前から監督、チームの戦術として、コンサドーレ対策としてやっていたことですか?
センターバックとボランチだけではなくて相手全体を走らせることが僕らが目指していることです。どの試合でも10点満点になることはありませんが、より高い数字でそれを出せたと思います。
アウェイゲームですし、(札幌の)J1に昇格してきた勢いも感じましたが、落ち着いてゲームができました。みんな集中して守ってくれましたし、未然にピンチを防いでくれていました。
(攻撃面では)両サイドからいいボールが入っていましたし、ゴール前に入っていく枚数をさらに増やせればと思います。
勝てなかったことは残念ですが、それほど運動量は落ちませんでしたし、練習の成果が出てきていると感じています。セカンドボールも拾うことができていたので、あとはペナルティーボックスでの精度の部分だと思います。
チャンスはありましたし、ボールも支配できていたと思います。ただ、あれだけ攻めていましたし、あとは最後の精度のところだと思います。
相手に何本もシュートを打たれていますが、勝てた試合だったと感じていますし、勝点2を失ったという部分ではいいサッカーをしていても悔しさはありますが、これからのリーグ戦にしっかりと積み重ねていきたいです。
やろうとするサッカーという部分では人もボールもしっかり動いていましたし、あとは最後のところだと思います。
手応えはありましたが、最後のところで噛み合わない部分もありました。そのあたりはやり続けることが大事だと思っています。
(チームとして)今日の試合で特別変わったことはやっていませんが、プレシーズンマッチより動きの質はよくなっていると感じています。プレシーズンマッチで敗れた中で得たものもありました。
とにかく練習通りのサッカーをすることを意識していました。得点を取れれば流れは変わったと思いますし、リズムもさらによくなったと思います。
0-0でしたが、最後まで勝ちにいく姿勢を出せたと思いますし、次のホームゲームで勝てるようにやっていきたいと思っています。
(キャプテンについて)特に意識していませんでした。
決めるべきところで僕が外してしまいました。やはりそういったところで点を取らなくてはいけません。
――感想
J1に上がっての開幕戦ということで0-0という結果でしたが、選手たちは足がつるまで本当によく頑張ってくれたんじゃないかなと思います。ただ、チャンスもあり、ピンチもあり、というところでまだまだ改善していかなければいけない点が攻守であるのかなと。特に前半の流れの悪い時間帯で、いかに自分たちに流れを持ってくるかという部分が長過ぎたんじゃないかなと思います。ただ、後半に関してはいい形でサイドを崩せていましたし、中央突破もできていたのではないかなと。もっともっとチャンスを作れて決定的なシーンを決められるような攻撃をこれからトレーニングしていきたいと思っています。あとはクロスに対してのところで何本かピンチがあったと思いますが、その対応を改善していきたいと思います。
開幕戦ということで、ちょっと残念だったのが、去年の最終戦のような人の入りではなかったことです。ただ、今日応援に来てくれた25000人以上のファン、サポーターの方にはこれからの自分たちの戦いというところは見せれたと思いますし、また1週間いいトレーニングして、次の神戸戦、アウェイですが結果を出せるように頑張っていきたいと思っています。