2011年 試合速報
天皇杯2回戦
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荒田 智之
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金園 英学
山崎 亮平
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伊藤 卓也
平岡 佑太
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青栁 雅信
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菅沼 実
山本 康裕
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清水 純
片原 潤
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荒田 智之
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山田 大記
船谷 圭祐
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荒田 智之
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栁原 裕
小林 康剛
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 10/12(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 臼井 郁夫 | 松村 和彦 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 穴井 千雅 | 越智 新次 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
19.6度 | 76% | 山村 将弘 | 朽名 陽平 |
21 | シュート | 4 |
9 | ゴールキック | 10 |
13 | コーナーキック | 3 |
10 | 直接FK | 7 |
0 | 間接FK | 2 |
0 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
2011年ジュビロ磐田の天皇杯初戦が間もなくキックオフ。
ナビスコカップでの敗退が決まり、残すはJリーグと天皇杯のみとなった。
天皇杯初戦(2回戦)の相手は東北社会人リーグに所属する福島ユナイテッドFC。
しっかりと勝利を収め、3回戦へと進出したいところ。
手塚聡監督が率いる福島ユナイテッドFCは、天皇杯に2008年から4大会連続出場中。
2009年の第89回大会では2回戦で当時J2に所属していたセレッソ大阪を撃破し、その実力を存分に発揮した。
2011年は試練の年となった。3月に起きた東日本大震災の影響により、7選手が退団する非常事態。コーチを現役復帰させることで、どうにかリーグ開幕に間に合わせた。それでも不屈の闘志で9月に初の1部優勝を飾る。ディフェンダーの時先悠やフォワードの久野純弥など、Jの舞台でプレーした経験を持つ選手を中心にチームが団結した。
一方のジュビロは先日のナビスコカップ準々決勝 ガンバ大阪戦で1-3と惜しくも敗れてしまい、ナビスコカップ2連覇の夢が断たれてしまった。
だが、まだ戦いは終わっていない。イレブンは2003年以来の天皇杯タイトル奪取と、リーグ戦での奮闘を誓う。
今日の試合、ジュビロ磐田はベストメンバーから数名の選手を入れ替えることが予想される。順当ならば勝利は疑いない。しかし、福島ユナイテッドFCの力は決して侮れない。Jリーグ入りへの情熱や、復興に向けてのパワーは並々ならぬものがあるはずだ。また過去の天皇杯では数々の番狂わせが演じられてきただけに、油断は大敵だ。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
ジュビロ、金園英学の折り返しを荒田智之が右足でシュート。これは惜しくも相手にブロックされた。
ジュビロ、後方からロングボール。これを荒田智之が胸で上手くコントロールしたが、その直前のポジショニングのところでファウルの判定。
福島ユナイテッドFC、交代、清水純に代わり片原潤が投入された。
ジュビロ、金沢浄が鋭いドリブル突破を見せ、相手をかわし左足でシュート!これは惜しくもポスト直撃・・・
ジュビロサポーターが「がんばろう福島」という横断幕を手に「福島コール」を続けている。大きな拍手がスタンドを包む。
――感想
難しいゲームでしたが、集中を切らさず、失点0でゲームを終えたということは非常によかったと思います。中2日で今度はJリーグで鹿島アントラーズとのゲームがあるので切り替えてしっかり準備していきたいと思います。
――この試合、荒田智之選手のプレーの評価は?
前半などいいポジションを取っていましたが、なかなかボールが入ってこなかったし、多少リズムに乗れませんでしたが、動き自体はよかったと思います。
――序盤、ジュビロの攻撃の良さが出なかった部分もあったと思います。相手の守備の印象は?
うちの左サイドはあまり機能していませんでしたが、右サイドから崩して何度かシュートまで行っていたので、そこまで悪いとは思いません。地域リーグのチームですし、ジュビロも公式戦にあまり出ていない選手も出ていますが、一応プロですしJ1でプレーしている選手達ですから、やはりそこは差があると思います。もし、プロと高校生がやっても60分、70分はきっちり守備はできると思います。力の差がはっきり出てくるのが70分以降だと思います。そこがサッカーだと思います。そのあたり、サッカーというのは番狂わせがあるゲームですし、ラグビーではほとんどないと思います。
――荒田智之選手について、今季成長している部分は?
昨年あたりまではとにかく背後へ出る動きだけでした。それもタイミングとしては一つ。それがちょっと下ってきてボールを受け、そこからさばいて動いていくということを覚え始めたので、あまりオフサイドにかからなくなりました。今日も背後、サイドのスペースへ流れる動きもしているので、そのあたりは非常によかったのではないかなと思います。
勝たなければいけない試合でしたし、それに貢献できたことはよかったと思います。みんなで一丸になって勝とうということを話していましたし、集中して試合に入れたと思います。監督に言われたことやチームとしての決まり事を意識しながらプレーしましたし、ジュビロのサッカーをやろうということで、それがある程度はできたと思います。
(1点目のゴールについて)相手のミスでいいところにボールがこぼれてきてくれたので、冷静に決めることができました。あとの2点はヤマちゃん(山崎亮平)がいいボールを出してくれましたし、いいシュートを打ってくれたのでそのおかげですね。最後、ちょっとばててしまいましたが、90分プレーできてよかったです。(ハットトリックは)水戸にいた時に一度だけやっています。それ以来ですね。
最初は結構相手が圧力をかけてきてなかなか難しい試合でしたが、何とか1点取れて、後半も相手が最初結構とばしてきていた分、落ちてきたのでそれからは落ち着いてできたと思います。
(試合の入りの部分では)とにかく集中力をしっかり高く持つということを意識し、やはり相手は最初から圧力をかけてくるだろうということで、受けるのではなく、しっかりこちらから攻撃でも守備でも仕掛けて、いい準備をしていこうということを意識していました。
(序盤のセットプレーでのピンチについて)危なかったですね。あそこを何とかしのげたことが大きかったと思います。
(自分のプレーの出来は)いい部分、悪い部分がありましたし、最後の方は押し込んでいたので相手のカウンターを気を付けること、チームとして守備の部分をしっかり締まることを意識してプレーしていましたが、その点ではよかったかなと思います。チームとして失点0に抑えられたこともよかったと思います。
やはり一番大事なことは次に進むことだと思っていましたし、それができてよかったと思います。だらだらと試合に入らず、局面で強く行くことを意識していました。0-0のままゲームが進めば焦りにつながったかもしれませんし、そういった意味では前半の1点が全てと言うか、大きかったと思います。
前半、相手が前線からプレッシングをかけてきて、苦しめられた部分もありますが、そこは焦れずにボールを回すことができましたし、相手を消耗させることができたと思います。前半、いい攻撃が少ない中で得点を取ることができ、後半にかけてだいぶ楽になりました。相手が疲れたところで途中から入った選手達がリズムを作ってくれましたし、得点することもできました。
失点0で抑えられたということは大きいと思います。ただ、パンチングなのかキャッチなのかというところの判断や、パンチングするにしてもより大きく飛ばすことなど課題もあります。(序盤のセットプレーでのピンチについて)あれで改めて引き締めなければいけないと思いました。(ゴールを決めた)荒田くんに助けられました。
久々のホームゲームということで、序盤、感覚的に難しい部分もありましたが勝ててよかったです。最初、相手も集中していましたし、勢いよく来たことで多少やりずらさもありましたが、徐々にジュビロのペースに持っていくことができたと思います。みんな、最後まで集中してプレーしていましたし、よかったと思います。
後半の20分までは何とか頑張ったと言うか、ゲームになったと思いますが、チームの中でも体力のあると思っていた選手が一番先に足をつったり、メンタル的な部分があったのかなと。60分間はよく頑張ったと思いますが、やはり残り30分というのは得点が取れそうな攻撃がなかなかできませんでした。ただ、天皇杯は今日で終わってしまいますが、15日から全国社会人大会が始まりますので、そこに向けてまた疲労を回復していいゲームができるように臨みたいと思います。また、試合前や試合後もジュビロサポーターから温かい声をいただきまして、福島の現状の中で選手達はしっかりやっていると思いますので、最後まで諦めずに今後も戦い続けていきたいと思っています。