2011年 試合速報
2011 J1リーグ 33節 vs.ヴィッセル神戸
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加賀 健一
古賀 正紘
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ジウシーニョ
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北本 久仁衛
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相馬 崇人
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前田 遼一
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大久保 嘉人
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ボッティ
小川 慶治朗
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西 紀寛
山本 脩斗
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ジウシーニョ
荒田 智之
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吉田 孝行
森岡 亮太
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小川 慶治朗
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近藤 岳登
茂木 弘人
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森岡 亮太
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ホムスタ | 11/27(日) | 13:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 﨑谷 誠一 | 山本 雄大 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 13:00分 | 前之園 晴廣 | 戸田 東吾 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
12.9度 | 36% | 高橋 佳久 | 角田 亜由美 |
17 | シュート | 11 |
16 | ゴールキック | 17 |
5 | コーナーキック | 6 |
14 | 直接FK | 13 |
5 | 間接FK | 5 |
4 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第33節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、リーグ10位のヴィッセル神戸。
ともに連勝中で状態は上向き。そして今季一桁の順位を目指す両雄のぶつかり合いは、激しいものとなることが予想される。
ヴィッセルは第31節の山形戦(2-0)、第32節のC大阪戦(3-0)で快勝。ポポ、吉田孝行、大久保嘉人が次々と相手ゴールに襲いかかり、攻守にバランスの取れた試合運びで連続完封勝利を飾った。中盤も好調を維持しているだけに、ジュビロとしてはここからチャンスを潰していきたい。
対するジュビロも第31節の浦和戦(3-0)、第32節の甲府戦(2-1)に連勝。特に甲府戦では山田大記を怪我で欠きながらも、前半に金園英学が挙げた2ゴールを守りきった。司令塔不在で勝利したこの試合は、チームにとって自信となったに違いない。また、前田遼一も浦和戦で2ゴール。点の奪い合いとなったら負けられない。ジュビロは何としてもこの試合に勝利し、一桁の順位を確固たるものとしたい。
試合開始は13:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
開始早々、後方からのボールを競りに行ったジウシーニョと北本久仁衛が交錯。両者ともにピッチに倒れるも、すぐに起き上がった。
大久保嘉人がダイレクトでシュートするも、川口能活が弾く。しかしそのボールにいち早く反応した北本久仁衛が詰めてゴール左へ決められてしまった… 【0-1】
小林裕紀がニアに入れるも、ボッティにクリアされてしまった…
なかなか攻めどころを見つけることができない。
CKはジウシーニョがヘディングシュートをするも、枠を捉えることが出来ない…
中央にボールを入れると、河本裕之がヘディングシュートを放つも、浮かしてしまった。
神戸、ポポが早速遠めからシュート。枠は捉えることは出来ず。
前田遼一は最終節出場停止…
那須大亮を狙うもシュートは出来ず。こぼれ球をジウシーニョがシュートを放つも、クリアされてしまった…
CKはチャンスならず…
FKは、ポポが意表をつき、左にいた相馬崇人へ。相馬崇人がシュートを放ち、こぼれ球を大久保嘉人が3回シュートを放つも、川口能活が全てセーブ!
神戸、右サイドポポがクロス。走りこんだ大久保嘉人には届かず…
中央にボールを入れると、河本裕之がヘディングシュート。しかし左サイドネット。
ジュビロの攻撃が増えている。
川口能活が追いかけるも触れることが出来ず、そのままネットに突き刺さった… 【1-3】
――感想
前半は神戸のストロングポイントを出させてしまいました。わかっていても難しい部分がありましたが、一つはショートカウンター、もう一つはロングフィードからセカンドボールを拾ってゴールへ攻めると。その2点に関して彼らのいいプレーを出させてしまいました。ただ、後半に関してはジュビロの選手達も落ち着き、自信を持ってプレーしていましたし、かなりチャンスを作り出していたので、後半に関してはいいと思います。残り1試合、後半のように自信を持ってやってくれればいいゲームができると思っています。
――神戸のストロングポイントを消すため策が上手くいかなかったのでしょうか?また、負傷交代した加賀健一選手の状態は?
策はいくらでもあると思いますが、ただ、グラウンド上でやっている選手達のちょっとした部分で相手の方が上回ることにより、(神戸の)よさを出させてしまうというところはあります。特にセカンドボールに対してはジュビロの選手達もプレスバックしていますが、神戸の選手達もロングフィードの次を拾うという準備ができていました。
ショートカウンターに関しては注意するように言ってもパスミスや中盤の横パスをカットされてフィニッシュまで持っていかれる場面があり、それはしょうがないのではないのかなと。それを怖がってつながずロングキックを蹴っていると相手のリズムになってしまうので。そのあたり、スキルを上げるしかないとは思います。
加賀健一は試合が終わってまだ1時間ほどしか経っていないのではっきりとは言えませんが、右太腿裏の、おそらく肉離れではないかなと思います。
――序盤で加賀健一選手が負傷交代となった影響は?
失点に関してはそこまで影響はありませんでした。自分達の中盤でのミスパスをカットされて、そのまま失点につながっていると。ただ、吉田、ポポ、大久保、彼らの前への推進力、スピードという点に関しては加賀がいないくなった分、少し不安なところもありましたが、何とか粘り強く守備はしてくれたと思います。
――この試合、立ち上がりがよくなかったという部分はありますか?
特別悪くなかったと思います。ただ、神戸の選手達の方が、全員が一つの絵を描いてプレーしていた分、前への推進力が上回ったと思います。
前半、相手にルーズボールを与え過ぎてしまいました。序盤、相手のプレスが来ることがわかっていましたし、簡単に裏を狙おうという指示でしたが、つなごうとしてしまった部分もあったと思います・・・。そのあたり、自分達で苦しめてしまった部分もあったと思います。前半、コマ(駒野)のところをあまり使えませんでしたし、そのあたり、抑えられている感じもありました。
神戸のようにブロックを作ってくる相手に対して先に失点してしまったことがいけませんでした。後半、多少スペースが生まれた部分もありましたが、前半もトップ(前線)のところで2対2の状況が多くありました。後半はそこに(パスが)入ることでスペースが生まれたと思いますし、後半のようなサッカーができればと思います。ただ、1点を返した後にすぐに失点してしまった点は反省点です。
(前田へのアシストについて)負けたので何とも・・・。
(次節へ向けて)今季ホームでの最終戦ですし、しっかり勝って来年につなげたいです。
今日の試合に関しては(パスを)スペースで受けるのか、足元で受けるのかという部分で意思の疎通ができていない部分もあったと思います。そのあたりをすり合わせていかなければいけません。また、ショートカウンターを受ける場面もありましたし、自分自身を含めてミスをなくしていかないといけません。
(攻撃面では)サイドチェンジを交えながらもう少しピッチを広く使えればと思います。
(次節へ向けて)やはりシーズンの最後は勝っていい形で終わりたいですし、勝ってシーズンを終えたいです。
もったいない失点でした。中央から崩されてしまった部分もありましたし、そのあたり、相手に簡単にやらせないようにしなければいけませんでした。(失点場面で)一人一人が相手に強くいけなかった部分もありました。
(次節へ向けて)今季最後のホームゲームで勝利できるよう頑張ります。
(途中出場となり)まずはリスクを冒さないことを意識してピッチに立ちました。上手くいっている時もありましたし、そうではない時もありましたが、上手くいっていない時に失点してしまいました。
(後半)相手が引いた部分もあったので、2-1となった後の失点が痛かったですね・・・。
(次節へ向けて)ホームで勝点3を取りたいですし、一つでも順位を上げてシーズンを終えたいです。
――感想
ホーム最終戦をこういう雰囲気でまずは勝利できたことに素直に喜びたいと思います。ここ何試合かチームとして非常に機能していると言いますか、非常に流れもよく、勢いもすごく感じていました。そのあたりが前半につながり、今日のゲームはもしかすると前半でほぼ決まったのかな、というように思っています。2-0というスコアは非常に危険なスコアではありますが、神戸らしいと言いますか、連動した守備も非常によかったですし、相手にほとんどチャンスを与えませんでした。その中でセットプレーでもなく、流れの中で北本があそこまで出ていって得点を取り、相馬も積極的に出ていって得点を取ったということで、今年チームを作り上げてきて、もう少し攻撃的に行こうという部分がディフェンスラインのああいった姿勢につながったのかなと思います。
後半に入って、やはり磐田もこういう状況ではいけないということで、積極的に攻撃してきましたが、落ち着いて守備はできていたと思います。失点してばたばたするかなと思いましたが、その後、森岡が素晴らしいゴールを決めてくれました。今年、彼自身、前半はよかったのですが、途中僕がベンチに入れなかったりとか苦しい時期もありましたが、終盤で存在感を発揮してくれました。普段のトレーニングでもあのシュートは非常によくやっているので、そのあたり、日頃のそういったものが試合に結果として出たシーンだったと思います。
一桁順位というところを選手達もそうですが、私も日々口にして言っていますし、それに本当に近づけたと思っています。まだ残り1試合ありますが、何とかここを確実にものにしてチームとしては来季につなげていければと思っています。今日は本当に素晴らしい雰囲気の中で試合をさせていただいたことを非常に嬉しく思っていますし、残り1試合、もう一度気持ちを引き締め、(次節は)アウェイ・仙台ということで、互いに震災を経験したチーム同士ということで、またそういった話題が出てくると思いますが、最終戦で一体感を出して戦っていきたいと思います。