2011年 試合速報
2011 J1リーグ 32節 vs.ヴァンフォーレ甲府
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 11/19(土) | 14:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 松浦 敏夫 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 八木 あかね | 中野 卓 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.6度 | 93% | 間島 宗一 | 花澤 秀登 |
15 | シュート | 10 |
12 | ゴールキック | 12 |
7 | コーナーキック | 4 |
11 | 直接FK | 23 |
1 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第32節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、ブァンフォーレ甲府。
ここまで8勝6分17敗の勝点30で降格圏内である16位に沈んでいる。
ジュビロとしては下位チーム相手に取りこぼしだけは避けたい。
日本代表や天皇杯が行われたため、比較的緩やかな日程となっているJリーグ。
残り試合も少なくなっており、いい形でシーズンを終えたい。
対戦相手の甲府はやはりなんといっても長身センターフォワードのハーフナーマイクだろう。
ここ最近は日本代表にも選出されており、前田にとってはライバルと言える存在だ。何よりも高さに特徴があるため、センターバックの加賀、藤田は体で止めにいくことが求められる。
彼を抑えることが、勝利への近道と言えるだろう。
一方のジュビロは天皇杯でJ2のジェフ相手にまさかの敗戦。
新人ながら開幕から大活躍を続けていた山田が負傷するなど、散々な試合となってしまった。
さらに試合後には柳下監督の退任も発表された。
それでもシーズンはまだ残っている。
退任する柳下監督のためにも、何よりサポーターのためにも全力で戦うことが求められる。
試合開始は14:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
CKは古賀正紘がヘディングするも枠を外してしまう。
しかしシュートは川口能活の正面。
ボールは右隅に突き刺さってしまった… 【2-1】
FKは、駒野友一が直接ゴールを狙うも相手選手の壁に当たり、CK。
CKは、チャンスならず…
ハーフナーは次節以降出場停止。
前田遼一が、相手選手3人を前にシュートコースを探しシュート。
しかし惜しくもボールはポスト直撃…
小林裕紀がシュートを放つも荒谷弘樹の正面。
その後左サイドからジウシーニョがシュート気味のクロスを入れるも、荒谷弘樹の正面。
甲府、FKは片桐淳至がハーフナーを狙うも合わず。
甲府、津田琢磨に代わり、ダヴィを投入。
ジュビロ、FKは駒野友一がふわりとファーサイドに上げると、前田遼一がシュートを放とうとするも、クリアされてしまった。
ハーフナーがトラップから川口能活と一対一となり、左足でシュートを放つも、川口能活がファインセーブ!
こぼれ球を更に狙われるが、ゴールを許さず!
CKは、チャンスならず。
CKはチャンスならず。
甲府、ダニエルからハーフナーを狙ったロングボールを入れるも、長くなってしまった…
――感想
非常に難しいゲームをしのいで勝ちきれたことはよかったと思います。選手達が一つになってプレーができた証拠だと思います。難しいゲーム、というのはこの雨と風、それとリードされている甲府にとっては何とか点数を取りにいかなければいけないということで、相当(ハーフナー)マイクに合わせるロングボールを入れてきて、それに対して他の選手が準備できていることで我々にとってなかなか押し返すことができませんでした。そこを粘り強くやれたので勝点3が取れたと思います。残り2試合、勝点を積み重ねていけるように準備していきたいと思っています。
――甲府・佐久間監督が監督会見で「ジュビロが立ち上がりのところでシンプルに縦に入れてきてそのこぼれ球を拾ってきた、というところで予想外だった」といった内容の話をされていましたが、そのあたり、この雨と風ということでシンプルにプレーすることを強調されたのですか?
そうですね。雨でグランドの状況もどんどん変わるだろうと。もしかした(ピッチが)重くなってボールが伸びないかもしれないので。ただ、ここまでの風は想像できませんでしたが。おそらく雨で視野が狭くなると思います。ですからシンプルに、ボールを受けてから考えるのではなく、受ける前にある程度前の意識を持ってプレーしようと。今日の2トップは前田と金園ですし、ダニエルも相当強いのですが、そんなに簡単にはクリアされないだろうということで。とにかく今言ったように前への意識を持ってシンプルにボールを動かそうということで選手達を送り出しました。
――金園英学選手が通算12得点となりましたが、今季の成長はどのように見ていますか?
今日も2点入れましたけど、3点目、4点目というビッグチャンスはありました。他のゲームでも同じような形(GKとの1対1)で外していますし、そのあたり、成長しなければいけません。また、一つの課題と言うか、もっといい選手になるためにはとにかく自分からアクションを起こすということをずっと言い続けていますが、まだ自分の形になったら動き出せますがボール保持者の状況によって動きを変えるということはできていません。そのあたり、アクションを起こせるようになったらもっともっと点数を取れると思います。今の得点はリアクションでの得点が非常に多いです。ただ、リアクションでこれほど得点を取れることはたいしたものですが。もう一つ成長するためには攻撃も守備もアクションを起こせるようにと。
――古賀選手を先発起用した意図は?
(ハーフナー)マイクが出るということで、マイクに対して今うちにいる最終ラインだったら古賀しかいないということで。天皇杯で起用すると中2日となりやはり厳しいだろうということで天皇杯では起用せず、甲府に対して古賀がいくということで考えていました。
前半、早い時間帯で得点を取ったことはよかったのですが、その直後に失点してしまいましたし、ああいうところで失点しないようにしないと。(強風で)前半は裏を蹴ってもボールが止まってしまいましたが、後半は蹴っても流れてしまいました。
(強風で)多少落下地点が読みづらい部分もありましたが、それはお互いさまです。前半の2点で楽になりましたが、その後に失点した反省点です。2-0のまま前半を折り返したかったのですが。その後は相手が完全にパワープレーにきましたし、ハーフナー選手も深い位置にきていましたし、多少ラインが下がった部分もあったのですが、最終的に失点しないということを意識していました。
サポーターに何とか勝利を捧げることができました。ここのところホームで勝てていなかったので。最後まで冷静に戦えました。早い時間帯に点が入ったことで精神的に余裕を与えてくれました。(悪天候により)セーフティーなプレーを心掛けていました。
ホームで勝ててよかったです。2点を取った後に1点を返されてしまいましたが、集中してプレーすることができました。残り2試合ですが全て勝ちたいですし、自分自身の課題を修正できればと思います。この試合の集中力を続けていきたいと思っています。
天皇杯に敗れ、ホームでなかなか勝てていませんでしたし、アグレッシブにいこうと思っていたので、それが開始早々の2点につながったと思います。
(1点目は)いいボールがきて、前田さんにやはり相手が引きつけられていたので、空いたスペースに入って流し込むだけでした。
(2点目は)前田さんが潰れてくれて、空いたスペースに入り、同じような形でした。
(通算12得点となったが?)チームが勝つことが優先なので、チームの勝利に貢献できるようやっていきたいです。
今日も多くのサポーターに駆け付けていただき、雨降る中応援していただきましたが、勝点3を取ることができず、非常に残念ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今日の試合に関してはリーグ戦の中断期間もあり、天皇杯を挟んでの試合ということで、天皇杯は我々にとってみるとこれまであまり出場機会のなかった選手や怪我から復帰した選手を起用しました。内容的にはレイソルに惨敗しましたが目的は達成できたかなと。そういった中でジュビロ戦も同時進行で準備してきましたが、今日の風、雨は両チームとも条件は一緒だと思いますが、立ち上がり試合の入り方に注意していましたが、予想以上にジュビロがシンプルにバックラインの背後に、2トップの金園選手と前田選手のところにボールを入れてきて、そのセカンドボールを拾いに来ていたところがあったので、私達からするとディフェンスラインと中盤ラインのコンパクトさがなくなり、そこを突かれて前半は非常に厳しい試合だったかなと思っています。ジュビロ相手に早い時間帯で失点2点するということは、今の甲府にとっては厳しいゲームプランになってしまったかなと。しかし、何とか1点返して前半1点のビハインドで終わることができたので、まだ少なくとも同点、上手くいけば逆転できるチャンスがあると思いましたし、選手達にはもう一度スコアは忘れようと。それから(ハーフナー)マイクがああいった形でカードをもらってしまい、彼も非常に落胆していたので、今日の試合で燃焼しきると言うか、頑張り続けようという話をしました。後半に関してはやり方はこの天候でなかなかボールをつなぐということは難しいという部分もあったので、後半に関してはシンプルにトップにボールを入れてセカンドボールを拾いにいくという作業をしました。一人ずつストライカーの枚数を増やしていき、最終的には[4-1-3-2]という形で、片桐はひらいてクロスを上げる役割としましたが、攻める時間は少しは増えたかなと思いますし、決定機もありましたが、なかなか追い付くことができず、残念な結果に終わってしまいました。残り2試合となり、残留ということも数字的には困難と言うか厳しい状況になってきましたが、まだチャンスはあると信じ、サポーターのみなさんのご声援に最後の最後まで応えるよう、選手もコーチもフロントスタッフも一体となって最後の最後までリーグ戦を戦っていきたいと思います。