2011年 試合速報
2011 J1リーグ 29節 vs.鹿島アントラーズ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 10/15(土) | 14:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 菊地 秀夫 | 今村 義朗 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 中原 美智雄 | 竹内 元人 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
23.4度 | 92% | 二俣 敏明 | 鈴木 良規 |
13 | シュート | 7 |
3 | ゴールキック | 16 |
6 | コーナーキック | 4 |
16 | 直接FK | 16 |
2 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
2011年J1リーグ第29節がまもなく開催される。
対戦相手は、現在7位の鹿島アントラーズ。
ここ最近の鹿島アントラーズは、リーグ戦では前節柏レイソルに敗れるまで12試合負け無し。
ヤマザキナビスコカップでは決勝に駒を進め、天皇杯も順当に1回戦突破と、前半戦の不調が嘘のような好調ぶりを見せている。
長年のライバル同士となっている両チームだが、今季ここまでの対戦はカシマスタジアムで行われた1試合のみ。ジュビロ磐田は前半に興梠慎三のコーナーキックから失点、後半には田代有三のゴールを許し、0-2で完封負けを喫している。
今節の鹿島アントラーズは、DFの柱である岩政大樹がケガの影響で欠場の見込み。代役には青木剛の起用が濃厚だ。
前線には野沢拓也、興梠慎三、田代有三ら、破壊力のあるタレントが揃っている。
今節は岩政不在の穴を突き先制点を奪い、鹿島の攻撃陣を焦らせたい。
一方のジュビロ磐田は、先の天皇杯2回戦福島ユナイテッドFC戦で荒田智之がハットトリックの活躍。3-0と快勝した。
この試合で、怪我で戦列を離れていた山本康裕が復帰。さらにレギュラー陣を休息させることにも成功した。
日本代表では駒野友一が65試合目にして初ゴールを挙げるなど、1得点2アシストと大活躍。チームに合流後もこの軽快な動きで相手をかく乱してくれるはずだ。
現在、勝点は鹿島アントラーズ「41」、ジュビロ磐田「38」。
また得失点差はともに+10と、両者の力は拮抗している。
ジュビロ磐田は前回敗戦の雪辱を果たし、順位をひっくり返したいところだ。
試合開始は14:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
駒野友一が直接ゴールを狙うも、競り合いの中でジュビロの選手がファウルをしてしまい、相手ボールに…
しかし、枠を捉えることが出来ず…
加賀健一は次節出場停止。
CKは、那須大亮がヘディングシュートするも、クロスバーに当たり惜しくも外れてしまう…
それに対し、ベンチのオリヴェイラ監督が激高。ジュビロベンチまで抗議をしに行き、一時試合がストップするも、すぐに試合再開。
野沢拓也からのFKは、フリーの田代有三がうまく頭で合わしシュート。
ボールは川口能活が反応するも、左隅に吸い込まれてしまった… 【0-1】
小林裕紀に代わり山本康裕
西紀寛に代わり山崎亮平を投入!
遠藤康に代わり増田誓志を投入。
審判への異議で柴崎岳に対しイエローカード。
そのボールが山本脩斗の右足に当たってしまい、ボールはゴールへ。川口能活と山本脩斗の連携ミスでオウンゴール… 【1-2】
金園英学を狙うも相手DFにクリアされてしまった…
この瞬間試合終了のホイッスル。
非常に残念な結果ですし、もったいない結果です。ただ、サッカーというのはこうしたちょっとしたことで失点もするし、ちょっとしたことで得点も入ると。ですから、選手達は非常にいい経験をしたのではないかと思います。全体的には集中してプレーしていたと思います。前半の立ち上がりはアントラーズがやはり勢いを持って来ましたが、そこをじっくり耐えられましたし、フィニッシュまで行っていた回数もまずまずありますから内容的には悪くなかったと思います。残りのリーグ戦が5つあるのでその残りのゲームでできるだけ多く勝ち、順位を上げていきたいと思います。
――選手交代のところで山崎亮平選手、山本康裕選手を同時に投入した意図は?
点数を取るために、というところで西はやはり少しこういったグラウンド状況もありフィジカル的にも難しいと。それと小林裕紀もいつもよりよくないプレーをしていたので代えました。疲れも多少あると思いますが。
――「もったいない結果」とおっしゃっていましたが、あと一歩足りないものがあるとすれば?
アントラーズの特に強いところはどこかというところを、本当に集中して守備をしなければいけません。アントラーズというチームはワンチャンスでも得点できますし、やはりセットプレーは伝統的に強いですし、そういったところは集中してきちんと抑えないと難しいゲームになります。
2失点とももったいない失点だったと思いますし、相手にプレゼントしてしまったような失点でした。1失点目のところでは不用意な形で相手にセットプレーを与えてしまいました。失点以外のところではよく対応できていましたし、全体的には悪くないのですが、勝負どころで軽率なプレーが出てしまいました。やはりもったいないと言うか、こういったゲームを勝てないと上へは行けません。
チャンスはこちらの方があったと思いますし、その中で2点を取られて負けたということで、どこかで気の緩みと言うか、そういったものがあったのかもしれません。前半の立ち上がりは攻め込まれる場面もありましたが、そこから盛り返すことができましたし、ボールを動かすこともできていたと思います。そのあたり、前半のうちに1点取れていればと。次もホームゲームですし、こういった試合を見せてはいけないと思っています。90分を通じて集中していきたいと思っています。
(1失点目のシーンは)空いたスペースを突かれてしまいましたし、(ゾーンディフェンスとして)動きを合わせなければいけませんでした。2失点目は自分のミスです。クリアしようした結果、つま先にボールが当たってしまいました。残りの公式戦がありますし、切り替えていかなければいけないと思っています。
――ホーム通算600ゴールとなりましたが?
区切りにとても偉大な選手が取っていると聞いていたので、そこに自分も名前が載って嬉しいのですが、今日に限っては600ゴールを取った喜びより601ゴールを取れなかった悔しさの方が大きいです。
――自身、リーグ2桁得点となりましたが?
年齢ももう23歳ですし、高卒の選手が取れればそれはすごいことだと思いますが、あまりぴんとこないですし、もっともっと取りたいという思いがあります。
――得点シーンを振り返ると?
ちょっとコースが変わったのですが、山田のパスにはいつもリボンがついているので、今日もいいパスをくれて決めるだけでした。上手い選手ではないですし、ああいった動物的なところをゴール前で出すことが持ち味だと思っているのでそれを出せてよかったです。
――鹿島アントラーズとの対戦となったが?
やはりしたたかで力強いサッカーをするなと。ジュビロがアントラーズに勝つためにはさらに技術や戦術面を上げていかなければいけないと感じました。やはりクロスにしてもシュートにしてもさらに精度を上げることができれば局面が変わってくると思うので、もっと練習して完成度を上げていきたいです。
――次節へ向けて
残り試合も少ないので、サポーターのみなさんが喜んでもらえるようにいいサッカーをして、勝点3を狙っていきたいと思います。
――田代選手が得点しましたが、彼の成長ぶり、また、どのあたりを評価して起用しているのでしょうか?
一昨年、私がオフでブラジルに帰った時に増田選手と田代選手が移籍したいということを言われ、私は絶対に出してはいけないということを言いました。ただ、細かい部分は触れないことにしましたが、彼らがそういった選択をして1年間山形さんにお世話になり、去年のJリーグの最終戦が山形での試合でしたが、その時、試合後のセレモニーの後に呼びとめて、ぜひ来年は復帰してほしいと伝えました。そこで増田選手も今では日本代表に呼ばれるようになりましたし、田代選手も出場時間の比率に比べたら得点源になる力を持つようになりましたし、あとは様々なアドバイスをする中でそれを吸収して信じてくれてやってくれているので得点源になっている部分があると思います。また、押されている時間帯に、例えば彼にボールを預けた時に相手陣内でためを作ることができ、その時に全体を押し上げて出ていくことができるという点で助けになりますし、セットプレーの守備の時にもヘディングの強さ、滞空時間というものを上手く活用して守備をやってくれます。彼を軸にして大迫選手、興梠選手、フェリペ選手といった組み合わせを使うことができます。当然ながら相手を分析した上で時にはスピード、ドリブル、テクニックが必要な対戦相手であれば興梠選手、大迫選手という組み合わせにして、流れの中で田代選手を入れていくという采配になっていると思いますし、様々な意味で1年間山形で経験したものや自分の特長をチームでどう生かすか、といったものを様々話した中で、彼が素直に受け入れてやってくれていると思いますし、それが得点の数にもつながっていると思います。