2011年 試合速報

2011 J1リーグ 23節 vs.ベガルタ仙台

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

8 勝
6 分
8 敗
38 得点
26 失点
勝点 30
順位 10

1
  • 0
  • 0

  • 1
  • 1

1
vegalta
vegalta

7 勝
10 分
5 敗
22 得点
19 失点
勝点 31
順位 7

前半
46分
角田 誠
高橋 義希
ハーフタイム
山崎 亮平
山本 康裕
後半
3分
赤嶺 真吾
オウンゴール
26分
30分
曹 秉局
35分
赤嶺 真吾
中島 裕希
40分
田村 直也
細川 淳矢
45分
鎌田 次郎
山田 大記
46分
1
川口 能活
2
加賀 健一
5
駒野 友一
6
那須 大亮
33
藤田 義明
10
山田 大記
20
山本 脩斗
22
小林 裕紀
49
ロドリゴ ソウト
17
金園 英学
25
山崎 亮平
SUB
16
八田 直樹
13
イ ガンジン
16
金沢 浄
50
古賀 正紘
15
菅沼 実
23
山本 康裕
28
船谷 圭祐
監督
柳下 正明
16
林 卓人
2
鎌田 次郎
5
曹 秉局
23
田村 直也
27
朴 柱成
6
角田 誠
10
梁 勇基
11
関口 訓充
17
富田 晋伍
15
太田 吉彰
24
赤嶺 真吾
SUB
1
桜井 繁
3
渡辺 広大
4
細川 淳矢
8
松下 年宏
14
高橋 義希
13
中島 裕希
18
ディエゴ
監督
手倉森 誠

8,693
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 8/24(水) 19:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 河本 弘 廣瀬 格
天候 試合時間 副審 副審
90分 間島 宗一 小椋 剛
気温 湿度 第4の審判員 記録員
25.6度 89% 唐紙 学志 花澤 秀登
9 シュート 6
4 ゴールキック 7
4 コーナーキック 5
15 直接FK 13
3 間接FK 2
3 オフサイド 2
0 PK 0

2011年Jリーグ第23節が間もなくキックオフされる。
対戦相手は、ベガルタ仙台。

前々節、ホームで6得点を奪い柏に快勝したジュビロ磐田だったが、前節はアウェイで横浜にまさかの完封負け。
怪我の前田遼一、山本康裕、累積警告の山田大記と攻撃の核を欠き、攻撃面が機能しなかった。
一方の守備陣は1点を失ったとはいえ、ほぼ防戦一方だったことを考えれば善戦したと言えるかもしれない。

今節には山田大記が復帰し、前節途中出場だった山崎亮平も先発出場が見込まれる。
攻撃の中心となるこの2選手がピッチを駆け巡れば、攻めの展開へ持ち込めるはずだ。
今節はこの男達に注目だ。

一方の仙台にはジュビロキラーと呼ばれる男がいる。
背番号「24」、FWの赤嶺真吾だ。
昨シーズン途中まで在籍したFC東京時代には、磐田戦で通算8得点。
仙台に加入した今季も、5月14日の磐田戦(ユアテック)でゴールを決められ、公式戦通算9得点目を許した。ジュビロにとっては、最大の脅威といえるだろう。
また、仙台には、磐田戦を得意とする柳沢敦も在籍している。
天敵を抑え込みなんとか最少失点でしのぎ、山田大記、山崎亮平が戻ってきた攻撃陣に期待したい。

試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。

前半0分、仙台ボールで前半キックオフ。
前半1分、スタジアム上空から雨粒が落ちている。ピッチがスリッピーなだけに気をつけたい。
前半3分、ジュビロ、ロドリゴ ソウトから那須大亮へのパス。サイドラインで受けた那須大亮が左足でクロスをあげるも、味方には繋がらず。
前半6分、仙台、加賀健一が後ろから赤嶺真吾を倒し、FK。梁勇基がニアサイドに蹴るも、ジュビロDFがヘディングクリア。
前半8分、仙台、エリア手前でボールを細かく繋ぐも、ラストパスを出させる前に山田大記がボールを奪った!
前半9分、ジュビロ、右サイドから駒野友一がクロス。
得意な形だったが、駒野友一のボールが精度を欠いてしまった。
前半10分、上空の雨が上がった模様。しかし依然ピッチがスリッピーな状態。
前半12分、仙台、右サイドからのクロスを赤嶺真吾が浮かすも、川口能活が直接キャッチ。
前半13分、仙台、角田誠が足を痛め担架でピッチの外へ。
前半14分、仙台、角田誠がピッチに復帰。
前半16分、ジュビロ、相手のボールを奪った金園英学。
そのまま攻撃へ切り替えようとしたところ、相手からファールを受けFKをゲット。
前半17分、ジュビロ、駒野友一のFK。
ニアサイドに蹴りこむも味方に合わず。
前半18分、仙台、関口訓充が右サイドから中央へ切れ込むとそのままミドルシュート。ゴール右を襲うも川口能活が弾き出した!!
前半20分、ジュビロ、右サイドからの攻撃。小林裕紀から駒野友一へスルーパス。駒野友一がクロスを上げるが、ニアサイドに飛び込んだ金園英学に合わない・・・。
前半23分、ジュビロ、右サイドから駒野友一がクロス。ダイレクトで相手DFにクリアされる。
前半26分、ジュビロ、左サイドから那須大亮がクロス上げるも、精度を欠いてしまう。
その後、相手のボールを拾い、金園英学がエリア内でシュート。しかし相手に当たりCK。左サイドからのCKは、クリアされてしまった。
前半27分、またピッチ上で雨が激しくなる。
前半29分、仙台、右サイドからクロスを上げるがエリア内には誰もおらず。
前半30分、シュート数では上回るジュビロだが、決定機は未だ訪れず。
前半31分、ジュビロ、ロドリゴ ソウトから浮き球のボールが山本脩斗へ渡るが、コントロールできず。
前半33分、仙台、右サイドから梁勇基のCK。ニアサイドに蹴ったボールはジュビロDFがクリア。

朴柱成がミドルシュートを放つが、川口能活がはじき出す!
前半36分、ジュビロ、右サイドから駒野友一がクロス。
ファーサイドに山本脩斗がヘディングシュート。ボールはゴール左を襲うも林卓人に右手一本で弾かれた・・・。
前半37分、ジュビロ、左サイドで那須大亮と山崎亮平がボールをキープするも、クロスを上げることができず。
前半39分、ジュビロ、小林裕紀が倒されFK。
駒野友一が右サイドからニアサイドを狙うが、またもやクリアされてしまう。
前半42分、仙台、左サイドから富田晋伍のスルーパス。太田吉彰を狙うが、主審の笛が吹かれオフサイドの判定。
前半43分、ジュビロ、左サイドから那須大亮がクロスを上げるも林卓人が飛び出す。一度はファンブルするもボールは離さず。
前半45分、前半アディショナルタイムは、2分。
前半アディショナルタイム1分、仙台、足を痛めた角田誠に代えて高橋義希を投入。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロが中盤でボールをキープしたところで、前半終了のホイッスル。
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ。
ジュビロ選手交代。
山崎亮平に代えて山本康裕を投入!
後半3分、仙台、右サイドから太田吉彰がクロス。ファーサイドに走りこんだ赤嶺真吾がドンピシャでヘディングシュート。川口能活が弾くもボールの勢いが強く、ボールはゴールラインを割ってしまった。【0-1】
後半5分、ジュビロ、金園英学、ロドリゴ ソウト、山田大記と繋ぎ、最後は小林裕紀がダイレクトでシュートを放つもミスキックに。
後半6分、仙台、左サイドからのクロスを一旦は弾き返すも、鎌田次郎がシュート。しかしボールは枠に入らず。
後半9分、ジュビロ、右サイドから駒野友一のクロス。ファーサイドで山本脩斗が競り合うもシュートまで行けず。
後半13分、ジュビロ、右サイドからクロス。
ニアサイドに金園英学が走りこむがシュートまでは行けず。
後半14分、再びスタジアム上空の雨があがる。
後半17分、仙台、左サイドからクロスを上げるが、川口能活がダイレクトキャッチ。
後半18分、ジュビロ、右サイドから山本康裕が中央へ切れ込みエリア内に。
相手をかわし左足でシュートを放つが相手にあたり、CK。
しかし、CKはチャンスにならず。
後半21分、ジュビロ、セットプレーを素早くリスタートするも、山本脩斗が後ろから倒されてしまい、再びFK。
後半22分、ジュビロ、左サイドから山本脩斗のクロス。金園英学が後ろから飛び込むもヘディングシュートは空振り。
後半24分、ジュビロ、右サイドからクロスを上げるが弾かれてしまう。そのこぼれ球を山本康裕がミドルシュートを放つも、ゴールならず。
後半26分、ジュビロ、右サイドから駒野友一がクロス。相手DFにあたり、ボールはネットに突き刺さり、オウンゴール!【1-1】
後半30分、仙台、山田大記を倒した曹秉局にイエローカードカード。
後半31分、ジュビロ、エリアの外から山田大記がミドルシュート。ボールは相手の足にあたり、ゴールへ迫るが林卓人ががっちりキャッチ。
後半32分、ジュビロ、右サイドから駒野友一が跨ぎフェイントから左足で強烈なシュート。ボールは枠を捉えるも、林卓人に弾かれた・・・。
後半35分、仙台、赤嶺真吾に代えて中島裕希を投入。
後半36分、ジュビロ、左サイドから那須大亮がクロスを上げるもファーサイドへのボールは誰も触ることが出来ず。
後半40分、仙台、足を痛めた田村直也に代わり細川淳矢を投入。
後半41分、仙台、カウンターから前線へ走り出した太田吉彰へ。川口能活と競争となるが、川口能活が先にボールを触った。
後半44分、ジュビロ、左サイドから駒野友一がCK。ニアサイドで相手に弾かれる。しかし再びボールを拾った駒野友一が小林裕紀に渡し、小林裕紀から山本康裕へ。山本康裕が左足でシュートを放つが林卓人に弾かれる。
後半45分、仙台、鎌田次郎に対しイエローカードカード。
後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、後ろから相手選手を倒した山田大記に対しイエローカード。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、右サイドから駒野友一がCK。しかしまたもやニアサイドで弾かれる。
仙台、カウンターからエリアの中まで進入するがラストパスを山田大記がぎりぎりのところでクリア!!!
後半アディショナルタイム4分、仙台の攻撃が止まったところで試合終了のホイッスル。
柳下 正明 監督

――感想
残り30分は良かったと思います。前半と後半の立ち上がりは何人かの選手が集中を欠くようなプレーをしていましたし、全体的に動きの量も少なく、全体的にいい状態ではありませんでした。ただ、残り30分はよかったので、その30分を今度の多身戦のスタートで出せるように、中2日ですのでしっかり準備していきたいと思います。
――先発起用した山崎をハーフタイムに交代させましたが?
始めから45分から60分ぐらいだろうと考えていました。チーム全体も動く量が少なく、動き直す量が少なく、前線の動きがないとボールが動かないところがあるので、代えました。
――後半途中から山本脩斗選手をFWにしましたが?
やはり左サイドをもう少し機能させたかったですし、(山本)脩斗はどうしてもサイドに張るプレーが多かったので、那須が上がっていけないと。中のスペースを使える(山田)大記を左サイドに入れて、脩斗はスペースに流れていけるしもともとFWの選手なので、ゴールに向かう姿勢も持っているので大丈夫だろうということで代えました。

駒野 友一 選手

駒野 友一 前節、何もできないまま負けてしまったので、悔しい気持ちがありましたし、ホームゲームということで何としても、内容もそうですが、勝利をもぎ取ろうという気持ちで入りました。
――仙台はカウンターに特長があるが?
警戒していましたし、相手の残っている人数と自分達のディフェンスラインを揃えて、警戒していましたし、前半は自分達のペースでゲームを進めることができたと思います。
――ディフェンス面ではいい形でいけたのでは?
何本が相手のシュートシーンはありましたが、それ以外はそこまで危ないシーンはありませんでしたし、自分達が得点できなかったことが前半の反省点です。
――攻撃面について
相手はしっかりとブロックを作って守備をしてくるので、時間をかけて攻撃していると相手がブロックを作るので、それよりも速く、カウンターやショートカウンターなどで攻めることを心掛けましたが、そこが上手くいきませんでした。
――得点シーンについて
雨ということでグラウンドも濡れている状況だったので、グランダーで、相手にとって嫌なボールを入れようと思っていました。味方に通ればさらによかったのですが、何とかオウンゴールで得点できたことはよかったです。
――明日、日本代表のメンバーが発表されます。
まだまだやっていかなければいけないことはありますし、今日は勝利で次に試合につなげたかったですが、引き分けということで。中2日ということでコンディションをしっかり整えていい形で大宮に勝ちたいです。

川口 能活 選手

川口 能活 前半と後半の最初のところはあまり自分達のプレーができていませんでしたし、カウンターを許す形が何度かありました。ただ、後半の途中からリードされているゲームを追い付いたということは、みんなの頑張りが最後に勝点1という結果につながったと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 (コンディションは)問題ありませんでした。出場した試合で結果を残すことが大事ですし、やはり無失点で抑えたかったです。
(失点の場面は)相手に上手くクロスを上げられてしまいましたし、戻りながらの守備となり、間に合わず、ボールに触ることができませんでした。そのあたり、良い準備ができませんでしたし、さらに予測と準備が必要でした。
中2日でアウェイということで厳しい部分もありますが、その中でやらなければいけませんし、ジュビロのサッカーをしながら相手をしっかり崩していきたいです。

山崎 亮平 選手

山崎 亮平 (動きは)ぜんぜん戻ってきていません。(自分自身)全体的にもっとレベルアップしなければいけません。さらにアピールしていきたいです。

山田 大記 選手

山田 大記 ポジションチェンジなど中央に侵入してからもう一つ工夫できればと思いました。勝ちきれませんでしたし、ディフェンス陣が1失点で踏ん張ってくれていたので、攻撃のところでさらに打開したかったです。

山本 康裕 選手

山本 康裕 またこのピッチに戻って来れて嬉しいですし、サポーターのみなさんも迎い入れてくれたので気持ち良くプレーできました。自分が入って違うところ見せなければいけませんでしたが勝ちきることができず、雨の中たくさんのサポーターが来てくれましたし、申し訳ないです。
――途中出場となりましたが?
前半、チームとしてよくなかったので自分が入って違う流れを持ち込んだり、自分の良さを見せることができればと思っていましたが、チームが勝てなかったので、そのあたり、もっていないのかなと。
シュートを打てば何かが起こると思っていましたし、シュートをまず考えていました。また、たくさんボールに受けることで自分のリズムを生まれると思っていたので、コマ(駒野)さんといい関係で右サイドを崩すことができればと思っていました。(シュートを)決めることができればよかったのですが、ああいった形はけがをする前は持っていなかったので、けがして、上から試合を見て違う何かを得たので、それをピッチをもっと出していきたいです。
――どんなものを得たのですか?
やはり思いきり、積極性というものは持っていませんでしたし、シュートよりパスを選んでいたので、上から試合を見てゴール前でもっと積極的に行かないとゴールは生まれないと思いましたし、貪欲にゴールを狙いました。
――得点につながるスルーパスについて
最初はシュートを打つイメージでボールを受けましたが、状況が変わり、コマさんが上手く入ってきてくれたので、スピードを殺さないような丁寧なボールを出すことを意識していました。
――次節に向けて
今回勝てませんでしたが、アウェイでしっかり勝つことでチームの状態も上がってくると思いますし、アウェイでも多くのサポーターが来てくれると思うので、そういった方々のためにも勝利を持ち帰りたいです。

ベガルタ仙台 手倉森 誠監督
 

まず、連戦の中でしっかりコレクティブに全員攻撃、全員守備というところでしっかりコントロールして戦うと。ジュビロとはカップ戦でも当たりますし、順位も近く、過去に因縁めいたものもあり、負けたくないと。倒して前に進まなければいけない相手ということでゲームに入りました。何より先に得点を取れたこと大きかったです。オウンゴールになったシーンはピッチが濡れたことが災いしてしまいました。それ以外はあまりやられる気はしませんでした。1-0で逃げ切る気はなくて、攻撃のところで少しアクセントをつけながら追加点を狙いたかったのですが、同点にされたことと、後ろの選手にアクシデントが起きたことで、前の交代を1枚しかできかなったというところで攻撃の仕掛けの交代ができなかった分、追加点は取れませんでしたが、そういったところを考えても選手はアクシデントにぶれず、最後までコントロールしながら勝点1を拾えました。ジュビロにあの勢いでひっくり返されていれば順位も下がったと思いますし、それをさせなかったというだけでも我々にしぶとさがあると示せたと思います。これでようやくホームに帰れますし、引き分けの悔しさをホームゲームにぶつけたいと思います。