2011年 試合速報
2011 J1リーグ 20節 vs.名古屋グランパス
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小川 佳純
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ジウシーニョ
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ジウシーニョ
荒田 智之
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中村 直志
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荒田 智之
菅沼 実
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ブルザノビッチ
永井 謙佑
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永井 謙佑
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中村 直志
磯村 亮太
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山本 康裕
船谷 圭祐
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玉田 圭司
千代反田 充
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
瑞穂陸 | 8/7(日) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 福田 寛 | 飯田 淳平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 数原 武志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
30.4度 | 58% | 大西 保 | 渡辺 輝久 |
13 | シュート | 17 |
9 | ゴールキック | 5 |
6 | コーナーキック | 9 |
18 | 直接FK | 10 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第20節が間もなくキックオフされる。
対戦相手は、前年度リーグチャンピオンの名古屋グランパス。
ジュビロ磐田は4日前にスルガチャンピオンシップを制し、今シーズン初のタイトルをつかんだ。
この試合、エース前田遼一を欠きながらも世界の強豪相手にイレブンが奮闘する。
前半11分にオウンゴールで先制したジュビロ。しかし同33分に追いつかれると、後半開始早々の3分に逆転を許してしまう。
それでも直後の同13分、途中出場の荒田智之のスーパーボレーで同点に追いついた。その後は両者譲らず試合はPK戦に突入した。
そのPK戦では、守護神川口能活が2本のキックを止める大活躍。そして最後は、5人目の藤田が豪快にネットを揺らし歓喜の瞬間が訪れた。
この快挙でジュビロはその実力を世界に証明。また、選手たちは世界と互角に戦えるという自信を得たはずだ。それでも慢心してはいられず、すぐにJが再開される。
体力的に厳しい時期ではあるが、ターンオーバー等を使い乗り切りたいところ。
一方の名古屋はここにきて13試合連続負け無しと絶好調。
攻撃陣、守備陣がともに機能し、まさに王者らしい試合展開を披露している。
中でも攻撃陣はここ5試合で11得点と爆発。
その攻撃の中心にいるのが玉田圭司とケネディだ。
二人合わせて19得点という破壊力で、名古屋の得点の半分以上がこのコンビによるもの。
スピードの玉田と高さのケネディ。様々な攻撃パターンを使ってくるだけに、対峙するDFにとっては厄介な存在だ。
この二人を封じることができれば、ジュビロは勝利に一歩近づくだろう。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
山本康裕が切り返しで相手をかわすと、左足でクロス。
しかし、中で待っていたジウシーニョへは渡らない。
威力あるボールがゴールを襲うが、川口能活の正面!
しかしこれは藤田義明がコーナーに逃げた!
競り合いからのこぼれ球をシュートまでもっていかれるが、ゴール左に外れた!
競り合いの際に川口能活がのど辺りを痛めるが、無事にプレー再開。
その際に、加賀健一の肘がケネディに入ってしまい名古屋ボールのFK。
玉田圭司がボールをセットし、左足を振りぬく。
ボールはゴール右を襲うが、川口能活が弾き出した!
ジウシーニョから中に入ってきた山田大記へクロス。
しかしこれは山田大記のファウルを取られてしまった。
駒野友一からエリアの外でフリーで待っていた山本康裕へ。
山本康裕がダイレクトでシュートを放つが、相手DFにヘディングクリアされてしまった。
相手選手を背負いながらシュート体勢まで持っていくと、
強引に左足を振りぬく!
ボールは高木義成の右をすり抜け、ネットに突き刺さった!【1-0】
山田大記が右サイドでボールを持つと、そのままドリブル突破。
エリア手前で相手選手数人に囲まれながらもシュートを放つが、枠を捉えることが出来ない。
そのままシュートまでいくが、藤田義明が足に当て、流れたボールを川口能活がしっかり弾き出した!
ケネディへと渡り小川佳純へ。
小川佳純は左足でダイレクトで蹴りこむと、ボールはゴールの上に吸い込まれてしまった…【1-1】
相手をかわしクロスを上げると、ファーサイドのジウシーニョが直接合わせる!しかし高木義成がライン手前で抑えた。
玉田圭司が物凄いスピードでドリブル突破をはかると、後ろから付いていたジウシーニョがたまらず足を引っ掛けてしまい、ジウシーニョに対してイエローカード。
しかし、これは精度を欠いてしまった。
駒野友一がボールを入れるが、闘莉王にヘディングクリアされてしまった。
その後のコーナーはチャンスに繋がらず。
ワントラップからシュート!
近距離からのシュートだったが、川口能活が物凄い反応を見せてゴールを阻止!!!
クロスと見せかけてのシュートを放つが、またもや川口能活がファインセーブ!
アディショナルタイムは1分。
ジュビロ、ジウシーニョに代えて荒田智之を投入!
相手DFを一人かわしクロス。
そのボールにファーサイドで荒田智之が合わせるが、ミートすることが出来ない。
田中隼磨がゴール前に放り込むと、増川隆洋がヘディングシュートを試みるが、枠に入らず。
山田大記から山本脩斗に繋ぎ、クロスを上げると、荒田智之がダイレクトで合わせるが、枠を捉えることが出来ない。
駒野友一のFK。
右足で直接狙うが、相手GKがファインセーブ。
闘莉王からのボールがこぼれて、ブルザノビッチの元へ。
そのままシュートに持っていくが、ボールはポスト直撃!
ライン際までボールを運び、コーナーをゲット!
その際にプレーとは関係ないところで荒田智之が足を痛めてしまう。
ボールはポストに直撃し、ゴールならず。
フリーと見るや、左足を振り抜く!!!
しかしボールはDFに当たってしまった。
しかしボールは相手GKに阻まれた。
ジュビロDFが角度の無いところまで押し込むが、永井はボール浮かせてシュート。
ボールはゆっくりと、ゴール右に吸い込まれてしまった【1-2】
山本康裕はこれをダイレクトでシュートにいくが、DFに当たってしまいゴールならず。
名古屋は、前線に走りこんでいた永井謙佑にパスを出すが、山本脩斗がしっかり対応した。
名古屋、中村直志に代えて磯村亮太を投入。
ジュビロ、山本康裕に代えて船谷圭祐を投入!
闘莉王に体をしっかりと入れられてしまい、名古屋ボールのゴールキックに。
アディショナルタイムは5分。
最後は山本脩斗がシュートに行くが、相手DFに当たり再びコーナーに。
ファーサイドまでこぼれたボールを奪った小林裕紀が再びクロスを上げる!しかしチャンスにならず、ゴールキックに。
高木義成が大きく蹴りこんだところで試合終了のホイッスル。
――感想
1-0になってから少し消極的と言うか、最終ラインを含めてずるずるラインを下げてしまい、ラインを下げているけどマークをしっかりしていないと。それで相手のリズムでやられてしまいました。後半の立ち上がりは同じように相手にペースを握られましたが、途中から自分達のリズムでサッカーができたかなと思います。内容から言えばこの結果は妥当かと思いますが、後半1-1のあたりでも自分達のリズムでやっている時間があったので、そのあたりで勝点が取れたのではないかというところはあります。我々のチームのリズムとすれば、(守備の枚数)揃ったら前からプレスをかけてボールを奪いに行くというスタイルなので、それをまた次のゲームで取り戻してやっていきたいと思います。
――6月の対戦に続けて接戦での敗戦となりましたが、名古屋との差は?
個人個人、名古屋さんの方が特長を持った選手が揃っているということが一つ。あとは、やはりボールを持った時に慌てないですよね。落ち着いてプレーをしているというところが我々とはまだ差があると思います。
――後半、永井選手の途中投入は予想されていたと思いますが、対策は?
カウンターでやられるのは仕方がないと思います。ただ、得点シーン以外の部分では対応できていたと思います。彼よりも玉田、小川、藤本の方がいやらしいプレーをしますし、我々にとってゲームを難しくさせていたと思います。
――山田選手と金園選手の2トップとなりましたが、2人の連係は?
初めてやりますが、2人だけでしたらそんなに悪くありませんでした。ただ、サッカーは2人だけでやるものではありませんし、他にも攻撃に絡む選手がいるので、そのあたりだとチームとして少しリズムが悪い時もありました。
――後半、途中交代となった荒田智之選手の状態は?
まだ確認が取れていませんが、右足首をひねったと思います。
(得点は)ジウシーニョからパスが来て、DFに体を預けながらシュートが打てました。
久々に先制点が取れ、勢いに乗れるかと思いましたが、こういった結果となりとても悔しいです。もう1点取りたかったですし、失点というよりも攻撃陣が2点取れていればもっと楽な展開になったと思いますし、突き放せなかったことが大きかったと思います。
相手に上手く崩された場面もあり、攻撃に人数をかけられた場面もありましたが、そこを乗り切ることができませんでした。自分達も高い位置で奪ってシュートまで行った場面もありましたが、そこで決めきることができませんでした。
連戦の中で非常にハードなスケジュールとなりましたが、誰一人として手を抜く選手はいませんでしたが、相手の上手さ、駆け引きが上回っていました。ただ、改善の余地があると思いますし、パフォーマンスとしては悪くありません。90分の中でどう戦うかということをさらに突き詰めていきたいです。
(松田直樹選手について)今日の試合もそうですし、これからもマツ(松田直樹選手)のことは常に頭の中にあります。彼が亡くなって最初の試合でしたし勝利したかったのですが。次の試合で絶対に勝利したいです。やはり勝たなければいけません。
いいところもありましたが、最後のところで踏ん張れませんでした。ガンバ大阪との試合でもそうでしたし、いい時間帯で失点してしまっています。
最後のところでさらに崩さなければいけませんでした。ただ、ボールが動くようになっていると思いますし、その中でもう一つ上のレベルに行くためにもバイタルエリアでさらに上手く崩せるかという部分が重要になってくると思います。
(次節に向けて)2連敗となり非常に悔しいですし、その思いをピッチにぶつけていきたいです。細かい部分をさらに突き詰めてやっていきたいです。
今日は本当にハードな内容のゲームになったと思います。お互いに競うような内容となりました。今日は東海でおけるダービーが行われたと思います。我々はいい結果を出していますが、今日もいい結果、パフォーマンスを出したかったですし、今日のゲーム内容には満足しています。選手もそれに対して多大な努力をしてプレーしてくれました。逆転で勝てたということがとてもよかったことだと思います。