2011年 試合速報
2011 J1リーグ 6節 vs.ガンバ大阪
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
万博 | 7/23(土) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 松永 正利 | 高山 啓義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 宮島 一代 | 越智 新次 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.3度 | 67% | 森本 洋司 | 谷口 宏之 |
9 | シュート | 11 |
13 | ゴールキック | 13 |
6 | コーナーキック | 9 |
13 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第6節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、ガンバ大阪。
震災の影響で日程が変更され、2週連続でのガンバ大阪との戦いとなった。
ここまでのガンバは9勝2分4敗で勝点が29の5位。
試合数がACLの関係で2試合少ない中、この成績はまずまずではないだろうか。
今季のガンバは、相変わらずの攻撃力で得点を積み重ね、得点数はリーグトップの36得点。
一方で失点数もリーグワースト2位の31失点を喫している。
それでもこの順位にいるということは、打ち合いを制した試合が多いということである。
過去の試合を見ても8節の山形戦や、17節の柏戦、18節の広島戦といずれの試合も複数得点での1,2点差勝利という結果になっている。
ジュビロとしては、強固なDFを誇っているだけに、打ち合いになることは避け、まず先制点を奪い、がっちり守り抜きたいところ。
一方のジュビロは前節、前田遼一のPKで何とか勝点1をゲットした。
久しぶりにエース前田遼一が得点を奪ったことで、さらにチームに勢いが生まれることに期待したい。
2戦連続のガンバ戦、まずは初戦に勝利し、ホームに戻りたい。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
前線にボールを蹴りこむと、イ グノが倒されFKに。
遠藤保仁が蹴ったボールはポストを直撃するが、その前に競り合いの中でガンバにファウルがあり、ジュビロボールに。
山田大記がドリブルで持ち込みクロス、さらに跳ね返ったところを再び山田大記がクロスするが、金園英学の前でガンバDFがクリア。
遠藤保仁が右足で蹴りこむと、ファーサイドへボールが流れる。
そのボールを山口智が体で押し込み、ガンバが先制【0-1】
中央でボールを持つと、左足を振りぬいた。
ボールは無回転で川口能活を襲うが、パンチングクリア!
それを金園英学がバックヘッドするが、相手GKがクリア。
これはゴール右に外れた。
その山本脩斗からのクロスを受けた前田遼一がヘディングを競りにいくが、シュートすることは出来ない。
相手DFに当たりコーナーキックに!
金園英学がループ気味のシュートを放つが、ボールはポスト直撃…
駒野友一のボールに前田遼一がヘディングシュートするが、ミートできずに、ゴール右へ。
今度はファーサイドへクロス。
金園英学が左足でボレーするが、しっかり捉えることが出来ない。
ラストパスを送るが、ゴールならず。
ドフリーで待っていた山田大記が前線までボールを運び、金園英学へラストパス!
滑り込む様にして金園英学が足で押し込みジュビロ同点!【1-1】
ガンバ、左サイドの下平匠からクロス。
フリーで平井将生が飛び込むが、ヘディングシュートはバーの上。
前田遼一へ合わせるが、相手DFがヘディングクリア。
しかし、まさに絶好調といえる働きの駒野友一から、何度もチャンスを作れている。
ガンバ選手交代
平井将生に代えて川西翔太を投入。
しかしボールは枠の外!
ショートコーナーを使い、リターンを受けた遠藤保仁が早めのボールを上げるが、シュートまではいけない。
最後はガンバの選手にあたったかの様に見えたが判定はゴールキックに。
続けて右サイドからのコーナーとなるが、山口智がクリア。
駒野友一のボールはパンチングされるが、こぼれ球を山田大記がボレーシュート。しかしボールはゴールを捉えることができず。
体のぶつけ合いで加賀健一が一旦つぶされるが、すぐに立ち上がりスライディングクリア!!!!!
すばやい反転からミドルを放つが、惜しくも枠の上。
相手が2,3人寄せて来る中、左足でシュート!
ボールはアウト気味にかかり、ゴール左サイドへ吸い込まれていった!!!【2-2】
エリア内で藤田義明と1対1となるが、藤田義明が足を出してボールカット!
これで得たコーナーはチャンスに繋がらない。
遠藤保仁からものすごいボールが入ってくるが、川口能活がパンチングクリア!
危機察知能力の高さはチーム1だろう。
スルーパスを出すと見せかけ、左足でシュート!!!
ボールは枠を捉えるものの。惜しくもクロスバー直撃。
駒野友一が蹴ったボールは飛び込んだ藤田義明の前で遠藤保仁がクリア。
ガンバ、左サイドからのFk。
遠藤保仁のボールに山口智が合わせるが、枠の外。
ファーサイドで遠藤保仁が落とし、武井択也がヒールで合わせに行くが、頭でクリアにいった藤田義明の顔面にスパイクが入り流血…
ジュビロボールに。
しかし、藤ヶ谷陽介がゴールキックを蹴ろうとしたところで試合終了のホイッスル。
――感想
2つの失点は非常もったいない失点です。一つ目のコーナーは、万博でのガンバとのゲームはここ数年、ほとんどセットプレーからやられているので注意しようということでやりましたが、あまりに簡単にコーナーを与えて入れられてしまいました。2つ目は自分達の明らかなミスです。ガンバ相手に少しでも隙を見せてしまうとやはりやられてしまうと。1週間あるのでそのあたりを修正しなければいけません。ただ、それ以外のところでは非常に自分達の動き出しでボールも動いていたし、自分達の強みであるサイド攻撃を仕掛けることができました。そのあたりは非常によかったと思います。また水曜にナビスコ、1週間後にまたガンバとゲームがあるのできついスケジュールですがコンディションを整えてやっていきたいと思います。
――前後半で特に立ち上がりにガンバにパスを回される場面があったと思いますが、ハーフタイムの指示などどういった形で修正しようと?
いくつかスペースはあると。そこをタイミングよく使えれば十分チャンスができるということは試合前にも伝えていましたし、前半を見てもやはりスペースはあると。そこを落ち着いて使うことができれば今日のようなゲームができるのではないかと思います。一つ、ガンバの試合を何試合か見ていて、立ち上がりの15分か20分は非常に来ますしそこで得点しています。そのあたりも注意しようと言っていましたが前半も後半もやられてしまいました。その後、盛り返すことができたことは選手達が成長しているということですし、自信を持ってやってくれればと思います。
――前半アーリークロスが多かったと思いますが、狙いは?
いつかのところにスペースがあるということでアーリークロスも一つのオプションと言うか、スペースがあるのでそういうところは狙っています。
追い付いての引き分けということで、チームとして次に向けていい形でつなげることができたと思います。こういった形は去年なかなかなかったと思うので。またすぐ試合があるのでしっかり勝ちたいです。
勝ち点3が取れなかったことは残念ですが、手応えもあった試合だったと思います。(ガンバ大阪とは)1週間後にホームで対戦するので同じミスを繰り返さず、チャンスの時にゴールを決めたいですし、ホームで勝ち点3を取りたいです。そのためにも立ち上がりの失点をなくすことができればと思います。
連戦が終わって最初に迎えたゲームということでよく動けていたと思いますし、カウンターからチャンスを作れていたと思います。あとはシュートのところだと思います。
(得点場面について)山田を信じて走り込んでいました。
次の試合も出られるかわかりませんし、相手も研究してくるかもしれませんが、次の対戦ではホームで勝ち点3を取りたいです。
(得点場面について)コマ(駒野)さんがボールを持った時にスペースがあったので、左に流れながらパスをもらうことを意識していました。コースが空いていたので思いきって打ちました。ただ、もっとチャンスがあったのでもう1点取れなかったことは反省点ですし、チャンスで決めていれば勝ち点3が取れたと思います。
(顔の負傷について)ヘディングした瞬間に相手選手と接触しました。(今の状態は)じんじんしています。
毎試合先手を取って自分達でゲームをコントロールできるという、この時期に非常にいいアドバンテージを取りながら最後追い付かれたりというゲーム展開で、どうしても失点をしてしまう状況というのは今節も改善されていなかったという感じがします。明神を入れてアンカー的に、少しディフェンスに重心を置きながらサポートプレーから入っていき、中盤の3人に関しては多少流動的でも両サイドのサイドアタックを少しワイドで消しながら、武井や遠藤にしてもサポートからアタッキングサードに入っていくと。序盤はかなりいい形でボールも動いていましたし、ディフェンスも入れていたと思いますが、前半の途中からスライドしていくことがだんだん遅くなったり弱くなったりして、ジュビロの右サイドにかなりサイドアタックを許してきたという前半だったと思います。全体的には狙いを持ってやれていますが、どうしても守備から攻撃に入るところのビルドアップの中で相手にボールを簡単に奪われ、逆にスピードを上げられてカウンターを受けていると。依然改善されないディフェンス力は全体的な意識はあると思いますが、もっと組織的にやっていく必要があると思いますし、1対1で足りない部分を2対1、3対2という形でグループでディフェンスをしていくことを考えていかなければいけないと思います。全体的には今節もディフェンスを改善していくという中ではまだまだもの足りないですし、勝ちきれないと。これはディフェンスのグループだけではなく全体で捉えていく必要があると思います。やはりガンバのスタイルというのは攻撃力にあると思いますし、多少のリスクを持ってでも、というところはありますが、現状ではリスクが多すぎるなと感じています。