2011年 試合速報
2011 J1リーグ 5節 vs.浦和レッズ
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前田 遼一
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柏木 陽介
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金園 英学
ジウシーニョ
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山本 康裕
船谷 圭祐
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高崎 寛之
デスポトビッチ
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原口 元気
田中 達也
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加賀 健一
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山本 脩斗
菅沼 実
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エスクデロ セルヒオ
山田 暢久
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
エコパスタジアム | 7/17(日) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 大野 辰巳 | 西村 雄一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 岡野 宇広 | 二俣 敏明 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.5度 | 80% | 竹田 明弘 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 13 |
11 | ゴールキック | 9 |
5 | コーナーキック | 2 |
15 | 直接FK | 12 |
0 | 間接FK | 2 |
0 | オフサイド | 2 |
1 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第5節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、浦和レッズ。
ここまでの浦和は3勝8分5敗で勝ち点が17の13位と低迷。
今季より、新監督としてモンテネグロ出身のゼリコ ペトロヴィッチを新しく招き入れたが、ここまでは結果を出せずに苦しんでいる。
なんと言っても目立つのが引き分けの多さ。
ここ最近10試合だけを見ても、引き分けの数が6試合もあり、負けはしないが、勝ちきれもしないという試合が続いてしまっている。
その原因は、順意表を見ても明らかのように、得点力不足。
守備陣は18失点と、今季から加入した永田を中心に、粘り強い守備を披露している。
問題の攻撃は、エジミウソンが途中退団した影響などもあるが、それでもわずかに18得点しかあげることが出来ず、1試合平均、約1点では、いくら守備陣が踏ん張ったところで、勝利するのは厳しいのが現状だ。
そのエジミウソンの代わりとして、新外国人のデスポトビッチが加入。185cmの長身フォワードがどんな働きをするのか、見逃せない。
一方のジュビロは前節、駒野友一の活躍などで、セレッソ相手に勝点3をゲットした。
大卒新人トリオが依然として好調をキープしており、順位も中位から上位をキープ。
このまま夏を乗り切りたいところだが、なんと言っても心配なのが体力面。
新人選手には、そろそろ疲労がピークに達してくるころで、さらには日本独特の蒸し暑さがそれに拍車をかけており、ベンチワークも大切となってくる。
夏に強い、ジウシーニョや、怪我から復活した船谷圭祐らの働きにも注目したいところだ。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
こぼれ球を鈴木啓太がロングシュートを狙うが、川口能活の正面。
少し、寄り過ぎている感もあるが…
奪ってから、早めに展開したい。
相手の顔面にひじが入ってしまい、前田遼一に対してイエローカード。
普通の競り合いにしか見えなかった。
プレッシャーが緩いとみるや、ロングシュート!
惜しくも、ジャストミート出来なかったが、これを続けたい。
右足でクロスを上げるが大きくなってしまう、高橋峻希にボールを奪われてしまうも、山本脩斗が素晴らしい守備でエスクデロ セルヒオからボールを奪った!!!
高崎寛之がヘディングにいくが、加賀健一がしっかり体を入れた!!!
空いたスペースに金園英学を走らせるが、繋がらない。
両者共にピッチに倒れてしまう。
柏木陽介はすぐに復帰したが、金園英学が担架で一旦ピッチの外へ。
フリーとみるや左足でミドルシュート。
ボールは川口能活が左手に当てるも、ネットに吸い込まれてしまった…【0-1】
エリア手前での守備が若干緩い。
ダイレクトで打たれると危険だったが、運よくトラップミス。
最後は川口能活がキャッチした。
山田大記が中を見てからクロス。
前田遼一が走りこみ、ニアサイドへヘディングシュートするが枠を捉えることが出来ない…
パスが緩く、意図が読めない。
ここで前半終了のホイッスル。
両チーム共に選手交代はなし。
ジュビロDFをかわし右足でシュートを放つが、打ち上げてしまった。
駒野友一が蹴ったボールがファーサイドにいくが、加藤順大がクリア。
これも前田遼一がファウルをとられてしまう。
これでは前田遼一は競りにいき難くなってしまう。
後から入ってきたのはスピラノビッチなのだが…
これには前田遼一も不満の表情。
ボールは枠を大きく超えていったー!
しかしこれは原口元気が守備。
その際に原口元気が足を痛める。
最後は山田大記が左サイドからクロスを上げるが、チャンスに繋がらない。
それを山本脩斗が体で潰した!!!
駒野友一が蹴りこみ、こぼれ球に那須大亮が反応しシュート。
しかしゴールまではならず。
これを浦和のマルシオ リシャルデスがカット。
そのままドリブルで持ち込みデスポトビッチへ。
左足でワンタッチからシュートを放つがポスト直撃!
こぼれ球を無人のゴールへ田中達也がシュート!
しかしこれを山本脩斗が左足を何とか伸ばしてクリア!!!
エスクデロ セルヒオに代えて山田暢久。
ショートコナーを使いデスポトビッチへクロス。
デスポトビッチが頭で合わせるが、ゴール右に外れた!
船谷圭祐がニアに蹴りこむが、相手にクリアされしまった。
こぼれ球を駒野友一がヘディングで再び入れ、加賀健一が抜け出しヘディングシュート!
ループ気味のボールになるが、加藤順大がダイレクトキャッチ…
アディショナルタイムは5分。
スピラノビッチに倒されPKをゲット!!!!!!!
山田大記が左足でクロスを上げ、ファーサイドの前田遼一がヘディングシュートを放つが枠を捉えることが出来ない。
この瞬間西村さんの笛が吹かれ試合終了のホイッスル!
――感想
もちろん勝ち点0よりは勝ち点1の方がいいですし、そのあたりは選手達の粘り強いプレーが勝ち点1を取ることができたと思います。ゲームについては前半は非常に前に前にと、前への意識はいいのですが、長いボールに対応して、そこでまた相手に渡して相手のリズムでサッカーをしていましたし、前半は非常に良くなかったです。後半に入ってからは短いパスをつなぎながら押し込んでいました。いい形を作っていますがシュートがありませんでした。後半のようなプレーをしつつ、やはりシュートを打たなければいけません。そのあたり、やはり無意識のうちに受けたらシュートというイメージ作りをトレーニングで植え付けさせたいと思います。すぐにはできないと思いますが時間をかけてやるしかないと思います。この暑い中、選手達は3連戦の最後のゲームで最後まで動くことができたので、また次のガンバ戦に向けてしっかり準備したいと思います。
――両サイドからの攻撃についてはどのように評価していますか?
前半は1本のパスで背後を突くプレーが多すぎました。それが通ればいいのですが、通らないと相手に拾われてまた押し込まれてしまいます。押し込まれるほどではありませんでしたが自分達のリズムでプレーできないので、サイドを使うこともできませんでした。やはりチームとしてボールを動かしながら、動かしながら、というのは前に入れたり、横、右から左、左から右、といったボールの動きによってサイドが優位な状態でボールを受けることができるので、ボールの動かし方に前半は問題があったと思います。後半に関してはその動かし方はまずまずよかったと思いますし、原口選手のことはある程度わかっていました。駒野はもっともっと走ってボールを受けてやりたいと、最後そんなに疲れていないです、という言い方をしていたので、そのあたり、前半はボールとしての動かし方に問題があったと。
――前節も後半に追いつき、この試合も終盤に追いつきましたが、チームとして最後まで頑張れるという意識の高まりを感じますか?
今シーズン、今日で17試合目ですが本当にやられたな、あるいは自分達のサッカーができなかったのは鹿島戦です。あとは90分のうち半分近くは自分達のリズムでゲームができていますし、そのあたり、非常に安定したゲームを今シーズンできています。ですから、最後の最後まで動ける、そういったプレーができると思います。守備に追われていては疲労は溜まるので、最後の最後に動けなくなります。でも、自分達のリズムで攻撃している時にはそんなに疲れを感じないですし、そのあたり、昨年に比べて成長していると思います。
前半、上手くゲームに入れず相手のペースだったと思います。守備のところで上手くはめることができませんでした。相手も細かいパスをつないできましたが、そのあたり、前半はコンパクトにできず、中盤で相手にパスをつながれる場面が多かったと思います。
ただ後半、ロスタイムに1点を返すことができ、ゴールを目指す姿勢を見せることができたと思います。また連戦があるのでいい形で勝てるようしっかり準備していきたいです。
前半あまりいいところがなく、ディフェンス陣としてはラインが少し下がり過ぎ、1失点目の場面でボールに誰も行けずミドルシュートを打たれて失点してしまいましたが、それ以外では危ない場面としてはポストに当たったぐらいでした。全体的には失点1で終わることができ、そして、最後ああいう形で得点が取ることができ、勝つことはできませんでしたが勝ち点1は非常に大きかったと思います。
(前半は)なかなか前に行けず下がってしまい、それで攻撃に移ってポゼッションする陣形が整っていなかったのでああいった形になってしまったかなと思います。
(後半は)徐々にボールも人も動いて自分達のサッカーができていましたが、それでももっと決定機を作っていかなければいけませんし、もっと崩したかったという印象です。
――PK獲得のシーンについて
(菅沼)実君が走ってスペースを空けてくれたのでそこにドリブルし、前田さんがちょうどいいタイミングで顔を出してくれました。自分がもう一度もらうというイメージもありましたが、前田さんがターンしてドリブルしてくれ、それがPKにつながってよかったと思います。
(勝ち点)0と1ではだいぶ違うと思うので、そういう意味ではよかったです。みんなで連動して、自分がどんどん動き出してチャンスを作りたかったのですが、なかなかいいプレーはできませんでした。
――PKのシーンについて
(山田)大記からいいパスが来て、前日に(森下)仁志さんと練習した形だったので、上手くターンして仕掛けることができました。(PKは)外していたので・・・、入れてやるという強い気持ちで蹴りました。
よく追いついてくれましたし、あと少しで逆転できるという雰囲気もありました。勝ち点1はポジティブに考えていいと思います。
先制されたということで苦しい展開になりましたが、最後まで諦めない姿勢を出せたと思いますし、前田選手の個人技でPKを獲得し、1点を取ることができました。非常に大きな勝ち点1だと思います。今年は先制されたとしても追加点を与えないことを意識していますし、そういったことが実ってこうした結果につながっていると思います。
とにかく動き回ることを意識していましたし、自分なりにできたかと思いますが、今日の試合はこれで終わりですし、また次の試合で勝ち点を取れるようにやっていきたいです。
負けている時間帯での出場だったのでボールに触りながらリズムを作れればと思っていました。(ボランチでのプレーについては)自分を経由しながらボールを回していくというイメージでプレーしていました。(自分自身のプレーの感触は)勝っていないので何とも言えない部分もあります。
また連戦があり、厳しい戦いが続くと思いますが、トレーニングからしっかり準備していきたいです。
まず始めに自分が落ち着くまで何と言っていいかわかりませんが、残念な結果です。特に最後の最後まで全力で戦いきった選手にとっては非常に残念な結果です。前半は非常にいい内容で、素晴らしいボールキープを見せて、アウェイでこの素晴らしいジュビロ相手にこれだけの試合ができたということは自信を持っていいと思いますが、やはり後半の最後の最後でPKを与えて同点にされたことは非常に残念で、悲しいです。
今日、浦和レッズで偉大な方が一人お亡くなりになりました。初代監督でもあり、GMもこなした素晴らしい人間性をもった森さんがクラブを去って、日本を去ることになりました。ご家族やご親戚、そしてお知り合いの方々に冥福をお祈りしたいと思います。