2011年 試合速報

2011 J1リーグ 3節 vs.横浜F・マリノス

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

6 勝
4 分
4 敗
23 得点
13 失点
勝点 22
順位 7

1
  • 1
  • 1

  • 0
  • 1

2
fmarinos
fmarinos

8 勝
3 分
3 敗
24 得点
13 失点
勝点 27
順位 2

前半
17分
26分
中澤 佑二
35分
渡邉 千真
ハーフタイム 後半
藤田 義明
6分
中村 俊輔
山本 脩斗
金園 英学
19分
23分
兵藤 慎剛
24分
大黒 将志
キム クナン
山崎 亮平
ジウシーニョ
29分
中村 俊輔
天野 貴史
30分
秋元 陽太
山田 大記
船谷 圭祐
39分
駒野 友一
43分
小野 裕二
波戸 康広
船谷 圭祐
47分
1
川口 能活
2
加賀 健一
5
駒野 友一
20
山本 脩斗
33
藤田 義明
6
那須 大亮
10
山田 大記
22
小林 裕紀
23
山本 康裕
18
前田 遼一
25
山崎 亮平
SUB
21
八田 直樹
3
岡田 隆
13
イ ガンジン
16
金沢 浄
8
ジウシーニョ
28
船谷 圭祐
17
金園 英学
監督
柳下 正明
31
秋元 陽太
4
栗原 勇蔵
13
小林 祐三
22
中澤 佑二
24
金井 貢史
6
小椋 祥平
7
兵藤 慎剛
10
小野 裕二
25
中村 俊輔
9
渡邉 千真
11
大黒 将志
SUB
1
榎本 哲也
2
天野 貴史
5
キム クナン
20
波戸 康広
26
青山 直晃
8
長谷川 アーリアジャスール
19
森谷 賢太郎
監督
木村 和司

11,226
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 7/9(土) 19:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 岡村 新太郎 扇谷 健司
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 村井 良輔 戸田 東吾
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.6度 86% 竹内 元人 原 拓也
10 シュート 9
10 ゴールキック 9
6 コーナーキック 6
11 直接FK 14
4 間接FK 2
3 オフサイド 2
0 PK 1

2011年Jリーグ第3節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、横浜F・マリノス。
ここまでの横浜は8勝3分3敗で勝ち点が27の2位と好調をキープ。
開幕前には、選手の退団関連のいざこざも見られたが、それを吹き飛ばしてしまうほどの勢いで勝ち続けている。
好調の要因はなんと言っても守備。
J1屈指のセンターバックである中澤佑二、栗原勇蔵のコンビを中心にボランチの小椋、サイドの小林祐三、金井貢史らが壁となり強固なDF陣を結成している。
また、このチームの中心にいるのが中村俊輔だ。
年齢もベテランの域に達し、円熟味をました感があり、左足から繰り出されるボールは未だに一級品である。
中でも対戦チームにとって危険となってくるのが、やはりセットプレー時だろう。
直接決めることも出来れば、鋭いパスを見方に渡すことも可能だ。
そこに高さのある中澤佑二、栗原勇蔵、渡邉千真らが絡んでくるのである。何よりもセットプレーの守備には注意が必要となってくるだろう。

一方のジュビロは前節、神戸相手に今季初の連勝。
U22コンビの山崎亮平、山本康裕がチームに復帰すると早速スタメンに名を連ね、チームの勝利に貢献した。
今日の相手である横浜とは、得失点はほぼ一緒。
両チーム共に、今季は守備陣が安定しているだけに、早い時間に先取点を奪い試合を優位に進めたいところだ。

試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。

前半0分、横浜ボールで前半キックオフ!

横浜、早速前線にボールを運ぶと中央でボールを持った小野裕二がシュート。
しかし枠に入らず。
前半2分、横浜、最終ラインから大黒将志を狙ったボール。
これは笛が吹かれてオフサイドに。
前半3分、横浜、サイドバックが幅いっぱいに広がる布陣をひいている。
前半4分、ここまでは横浜のボールキープが目立つ。
ジュビロは中々ボールを奪うことが出来ない。
前半5分、ジュビロ、左サイドでフリーでボールを受けると、左足でクロス。
中央
に前田遼一が飛び込むが秋元陽太が直接キャッチ。
前半6分、横浜、中村俊輔が色々なところに顔を出し、ボールを受けようとしている。
中村俊輔がボールを持った瞬間に前線の選手が動き出しを見せるため警戒が必要。
前半8分、ジュビロ、スローインから前田遼一、山田大記と渡しエリア内に進入するが、山田大記のパスは繋がらず。
前半10分、ジュビロ、前田遼一のパスを受けた山崎亮平。
相手DFを吹き飛ばしシュート!
跳ね返ってきたボールを再びシュート!
そのこぼれ球を今度は山本康裕がシュートするがミスキックでゴール左に外れてしまった。
前半11分、横浜、中村俊輔のパスを受けた金井貢史。
中をじっくり見てから左足でクロス。
ニアサイドへ送られたボールに大黒将志が飛び込みヘディングシュート。
しかし枠には入らず。
前半11分、ジュビロ、中村俊輔と競り合った際に前田遼一が頭を切ってしまい流血。
一旦ピッチの外へ。
前半13分、横浜、小野裕二がエリア付近でボールを受けると、ゴールへ突進。
加賀健一を振り切りシュート体制に入るが駒野友一がしっかりカバー!
前半17分、ジュビロ、右サイドから駒野友一の突破。
ゴール付近までドリブルで持ち込むと、マイナスのクロス。
相手DFに当たったボールが、フリーの那須大亮の足元へ。
那須大亮は迷うこと無くダイレクトでシュートを放つ。
ボールはゴールを捉え、秋元陽太がパンチングするが、那須大亮の威力がまさりゴールに吸い込まれた!!!【1-0】

この間に頭にバンテージを巻いて前田遼一が復帰。
前半23分、ジュビロ、駒野友一から前田遼一に当てるとこぼれ球を小林裕紀が再び前田遼一へ。
しかしこれは繋がらない。
前半26分、ジュビロ、左サイドから山田大記がドリブル突破。
スルスルっと抜け出すと、更に突破を仕掛ける。
しかし、中澤佑二に体をつかまれてしまった。
このプレーで中澤佑二に対してイエローカード。
前半27分、山田大記が受けたファウルのFK。
駒野友一が威力のあるグラウンダーのシュートを放つが秋元陽太にセーブ弾かれてしまう。
前半30分、ジュビロ、小林裕紀が中央でボールを持つと前線で動き出した前田遼一へロングボール。
しかし前田遼一が珍しくトラップミスで相手のスローインに。
バンテージの影響もあるか。
前半35分、横浜、横パスをエリア内で受けた渡邉千真。
加賀健一が体を寄せるが、それでも倒れながらシュートに。
ボールは川口能活の下をすり抜け、左ポストに当たりゴールへ…【1-1】
前半41分、横浜、左サイドのスペースへ向けてスルーパス。
大黒将志と加賀健一の競争になるが、スピードで加賀健一に勝てる選手はそうはいない。
前半43分、ジュビロ、右サイドからのボールを受けた山本脩斗。
浮き球のシュートを放つがGKの正面。
前半44分、アディショナルタイムは1分。

ジュビロ、右サイドから駒野友一のクロス。
ファーサイドの山本康裕がシュートするが、相手に当たりコーナーキックに。
前半45分、ジュビロ、左サイドからのコーナー。
中央で藤田義明が合わせるが、枠に入らず。
前半アディショナルタイム1分、横浜、前線の動き出しを見てスルーパス。
これはジュビロDFがカット!
この瞬間に前半終了のホイッスル。
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ!
後半1分、ジュビロ、駒野友一の攻め上がり。
最後は相手の足に当たりコーナーキックに。
1本目はニアサイドで相手がクリア。
2本目も相手にクリアされてしまった。
後半3分、ジュビロ、山本康裕がボールを前線に運ぶと右の那須大亮へ。
折り返しを受けるワンツーの形になるがボールが繋がらない。
後半6分、横浜、小野裕二の突破からエリア内に進入。
駒野友一と藤田義明で止めにいき、最後は藤田義明がスライディング。
これがファウルの判定となりPKに。
このPKを中村俊輔が右に決め横浜が逆転【1-2】

藤田義明に対してイエローカード。
後半8分、ジュビロ、右サイドからの加賀健一のクロス。
ファーサイドまで流れたボールに駒野友一が拾うと、そのままシュートに。
それを秋元陽太が弾くが、加賀健一のポジションがオフサイド。
後半12分、横浜、中央でボールを奪った小野裕二。
そのまま前線にボールを運ぶと、ミドルシュート。
しかし枠に入らず。
後半16分、横浜、右サイドかのコーナー。
渡邉千真がヘディングを叩きつけると、ボールはワンバウンドでポスト直撃。
そのこぼれ球を中澤佑二が詰めるがゴールならず。
後半17分、横浜、左サイドからのコーナー。
中央で小野裕二が頭で合わせ、ネットに突き刺さるが、これは小野裕二がファウルの判定。
後半19分、ジュビロ、山本脩斗に代わり金園英学を投入!
後半21分、ジュビロ、左サイドからのコーナー。
ファーサイドへ蹴りこむが、密集の中でジュビロにファウルがあり横浜ボールに。
後半23分、横浜、駒野友一の突破を止めてしまった兵藤慎剛にイエローカードカード。
後半24分、横浜、大黒将志に代えてキム クナンを投入。
後半26分、ジュビロ、山田大記がボールを奪い速攻に。
2対2となるが、前田遼一はシュートまで持っていくことができず。
後半29分、両チーム共に選手交代
ジュビロ 山崎亮平に代えてジウシーニョ
横浜 中村俊輔に代えて天野貴史
後半30分、横浜、遅延行為により秋元陽太に対してイエローカード。
後半33分、横浜、右サイドからのコーナー。
兵藤慎剛がファーサイドに蹴りこむと、走り込んだ中澤佑二がヘディングシュートするが、枠に収まらず。
後半34分、横浜、小野裕二が左サイドでボールを持つと、ジュビロDFを2人交わしシュート。
しかし枠に入らず。
後半39分、ジュビロ、山田大記に代えて船谷圭祐を投入!
後半40分、ジュビロ、ジウシーニョから小林裕紀に渡り、小林裕紀がクロス。
金園英学が唯一反応するが、当てることが出来ない。
後半43分、横浜、小野裕二に代えて波戸康広を投入。
ジュビロ、兵藤慎剛を体で止めてしまった駒野友一に対してイエローカード。
後半44分、後半のアディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、相手の速攻を止めてしまった船谷圭祐に対してイエローカード。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、後方からロングボールを入れるが、横浜DFに跳ね返されてしまう。
ここで試合終了のホイッスル…
柳下 正明 監督

――感想
勝ち点0というのは非常にもったいないゲームだったと思います。内容的にそんなに悪くない、ちょっとした隙というかそれがマリノスさんの力だと思います。前半に関しては1-0の後、自分達がボールを奪った後のミスで相手に渡してしまって、相手のリズムを作ってしまいました。それで失点していると。そのあたりとやはり後半の立ち上がり、小野選手は今日のゲームで非常にいいプレーしていたので、そこはしっかりマークしろ、というところで後半立ち上がりにやられてしまいました。そのあたりの2、3のところでゲームを落としているので、非常にもったいないなかったと思います。ただ、後半に関してシュートが少ないですし、打てていないので、これから連戦になりますが、もっともっとシュートを打って、シュートを打ったら何が起こるので、このグラウンドだと。もっともっと打たせていきたいと思います。ゲーム自体は悪くないのでセレッソ戦にしっかりコンディションを整えていきたいです。
――小野選手に対するマークについて
様々ポジションを変えるので近くの人間がしっかり見ると。前半、1-1になってから何度か入っています。ただ、今までのゲームを見ていると、他のチームとの試合ではもっと触っていいプレーをしています。それを考えると別に悪くないと。守備もしっかりやれていると。後半の背後に抜け出されたのは、人はいるけどそこで離してしまったと。そこをきっちりついていけば、あんなに慌ててPKになることはなかっただろうと。
――後半途中に選手の配置を替えた意図は?
意図はまず、やはり最終ラインからボールを動かしたいと。(山本)康裕の方がいいところにつけられるし、実際に何本か縦パスが入っています。まずはそこです。そうなると山本脩斗がアウトになります。それで山崎が左のアウトサイドに入ると。
――相手のボランチの小椋選手にプレッシャーをかけていましたが?
マリノスの選手達は非常に上手いのですが、いくつかの場所は慌てます。そこは一つのポイントではあるので。小椋選手だけではありませんが、いくつか狙いどころがあり、それを選手達が感じてプレーはしていたと思います。

那須 大亮 選手

那須 大亮 点を取ってからもう少し自分達のボールを支配できればよかったと思いますし、点を取ってから下がってしまったので、それで1-1に追いつかれてしまい、そこからはどちらに転がってもおかしくない展開でしたが、ちょっとした差のところで相手が上回っていたと思います。そのあたり、後半攻める姿勢を見せたのですが、得点に結びつかず悔しかったです。
1失点目、2失点目の寄せのところもそうですし、1歩の寄せとか1本のパスとかそういった一つ一つを全体がもっと丁寧にできればさらにジュビロらしいサッカーができると思いますし、もっと得点も生まれてくると思います。そういったちょっとしたところだと思います。

駒野 友一 選手

駒野 友一 逆転負けということで非常に悔しいです。ただ、連戦になりますし、次に対戦するセレッソも調子を上げてきているチームですし、攻撃的な選手が多いチームなので、しっかり準備していきたいです。

船谷 圭祐 選手

船谷 圭祐 ゾノ(金園)と前田さんにいいボールを入れられればと思っていました。相手の中央は強さがありましたし、もう少し工夫できればと思います。(離脱が)長かったので嬉しさもありましたが、やはり勝たなければと。さらに長い時間出れるようにやっていきたいですし、チーム一丸となって戦っていきたいです。

金園 英学 選手

金園 英学 前田さんの近くにいて前田さんが競った後のボールを競れればと思っていました。(小林)裕紀から1本グラウンダーパスがあり、通用した部分もあったと思いますが、それを決めることが自分の仕事ですしそれができず悔しいです。
(次節へ向けて)連敗はできませんし勝ち点3を目指したいです。疲れはありませんし、エネルギッシュなプレーでゴールを目指したいです。

藤田 義明 選手

藤田 義明 (PKの場面について)不用意にいかなくてもよかったと思います。自分のミスですし、切り替えていかなければいけません。繰り返してはいけないと思っています。相手が2列目から飛び出してくると思っていましたが、あそこで冷静に対応できればよかったです。

横浜F・マリノス 木村和司監督
 

先に失点し、苦しいというか、雰囲気がよくなかった部分で、本当に(渡邉)千真のゴールが大きかったかなと。徐々にジュビロの運動量が落ちてきて、それでここまでできたということもありますし、途中で(中盤を)ダイヤモンドから4枚並べる布陣で、これを言ってすぐに対応できたことが大きかったかなと。やはりサイドの攻撃はわかっていましたが、駒野のところは迫力があるし、怖いなと。最後は波戸をつけたような形を取ってあそこはやらせないと。手堅いというか、石橋を叩いたというか、やはり今シーズンは勝ちにこだわってやっていますから。もっとコーナーキックでも得点を取っていればもっと楽なゲームができたと思いますが。この勝ちも本当に大きいなと思います。