2011年 試合速報
2011 J1リーグ 3節 vs.横浜F・マリノス
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中澤 佑二
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渡邉 千真
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藤田 義明
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中村 俊輔
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山本 脩斗
金園 英学
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兵藤 慎剛
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大黒 将志
キム クナン
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山崎 亮平
ジウシーニョ
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中村 俊輔
天野 貴史
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秋元 陽太
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山田 大記
船谷 圭祐
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駒野 友一
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小野 裕二
波戸 康広
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船谷 圭祐
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/9(土) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 岡村 新太郎 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 村井 良輔 | 戸田 東吾 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.6度 | 86% | 竹内 元人 | 原 拓也 |
10 | シュート | 9 |
10 | ゴールキック | 9 |
6 | コーナーキック | 6 |
11 | 直接FK | 14 |
4 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 1 |
2011年Jリーグ第3節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、横浜F・マリノス。
ここまでの横浜は8勝3分3敗で勝ち点が27の2位と好調をキープ。
開幕前には、選手の退団関連のいざこざも見られたが、それを吹き飛ばしてしまうほどの勢いで勝ち続けている。
好調の要因はなんと言っても守備。
J1屈指のセンターバックである中澤佑二、栗原勇蔵のコンビを中心にボランチの小椋、サイドの小林祐三、金井貢史らが壁となり強固なDF陣を結成している。
また、このチームの中心にいるのが中村俊輔だ。
年齢もベテランの域に達し、円熟味をました感があり、左足から繰り出されるボールは未だに一級品である。
中でも対戦チームにとって危険となってくるのが、やはりセットプレー時だろう。
直接決めることも出来れば、鋭いパスを見方に渡すことも可能だ。
そこに高さのある中澤佑二、栗原勇蔵、渡邉千真らが絡んでくるのである。何よりもセットプレーの守備には注意が必要となってくるだろう。
一方のジュビロは前節、神戸相手に今季初の連勝。
U22コンビの山崎亮平、山本康裕がチームに復帰すると早速スタメンに名を連ね、チームの勝利に貢献した。
今日の相手である横浜とは、得失点はほぼ一緒。
両チーム共に、今季は守備陣が安定しているだけに、早い時間に先取点を奪い試合を優位に進めたいところだ。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
横浜、早速前線にボールを運ぶと中央でボールを持った小野裕二がシュート。
しかし枠に入らず。
これは笛が吹かれてオフサイドに。
ジュビロは中々ボールを奪うことが出来ない。
中央
に前田遼一が飛び込むが秋元陽太が直接キャッチ。
中村俊輔がボールを持った瞬間に前線の選手が動き出しを見せるため警戒が必要。
相手DFを吹き飛ばしシュート!
跳ね返ってきたボールを再びシュート!
そのこぼれ球を今度は山本康裕がシュートするがミスキックでゴール左に外れてしまった。
中をじっくり見てから左足でクロス。
ニアサイドへ送られたボールに大黒将志が飛び込みヘディングシュート。
しかし枠には入らず。
一旦ピッチの外へ。
加賀健一を振り切りシュート体制に入るが駒野友一がしっかりカバー!
ゴール付近までドリブルで持ち込むと、マイナスのクロス。
相手DFに当たったボールが、フリーの那須大亮の足元へ。
那須大亮は迷うこと無くダイレクトでシュートを放つ。
ボールはゴールを捉え、秋元陽太がパンチングするが、那須大亮の威力がまさりゴールに吸い込まれた!!!【1-0】
この間に頭にバンテージを巻いて前田遼一が復帰。
しかしこれは繋がらない。
スルスルっと抜け出すと、更に突破を仕掛ける。
しかし、中澤佑二に体をつかまれてしまった。
このプレーで中澤佑二に対してイエローカード。
駒野友一が威力のあるグラウンダーのシュートを放つが秋元陽太にセーブ弾かれてしまう。
しかし前田遼一が珍しくトラップミスで相手のスローインに。
バンテージの影響もあるか。
加賀健一が体を寄せるが、それでも倒れながらシュートに。
ボールは川口能活の下をすり抜け、左ポストに当たりゴールへ…【1-1】
大黒将志と加賀健一の競争になるが、スピードで加賀健一に勝てる選手はそうはいない。
浮き球のシュートを放つがGKの正面。
ジュビロ、右サイドから駒野友一のクロス。
ファーサイドの山本康裕がシュートするが、相手に当たりコーナーキックに。
中央で藤田義明が合わせるが、枠に入らず。
これはジュビロDFがカット!
この瞬間に前半終了のホイッスル。
最後は相手の足に当たりコーナーキックに。
1本目はニアサイドで相手がクリア。
2本目も相手にクリアされてしまった。
折り返しを受けるワンツーの形になるがボールが繋がらない。
駒野友一と藤田義明で止めにいき、最後は藤田義明がスライディング。
これがファウルの判定となりPKに。
このPKを中村俊輔が右に決め横浜が逆転【1-2】
藤田義明に対してイエローカード。
ファーサイドまで流れたボールに駒野友一が拾うと、そのままシュートに。
それを秋元陽太が弾くが、加賀健一のポジションがオフサイド。
そのまま前線にボールを運ぶと、ミドルシュート。
しかし枠に入らず。
渡邉千真がヘディングを叩きつけると、ボールはワンバウンドでポスト直撃。
そのこぼれ球を中澤佑二が詰めるがゴールならず。
中央で小野裕二が頭で合わせ、ネットに突き刺さるが、これは小野裕二がファウルの判定。
ファーサイドへ蹴りこむが、密集の中でジュビロにファウルがあり横浜ボールに。
2対2となるが、前田遼一はシュートまで持っていくことができず。
ジュビロ 山崎亮平に代えてジウシーニョ
横浜 中村俊輔に代えて天野貴史
兵藤慎剛がファーサイドに蹴りこむと、走り込んだ中澤佑二がヘディングシュートするが、枠に収まらず。
しかし枠に入らず。
金園英学が唯一反応するが、当てることが出来ない。
ジュビロ、兵藤慎剛を体で止めてしまった駒野友一に対してイエローカード。
ここで試合終了のホイッスル…
――感想
勝ち点0というのは非常にもったいないゲームだったと思います。内容的にそんなに悪くない、ちょっとした隙というかそれがマリノスさんの力だと思います。前半に関しては1-0の後、自分達がボールを奪った後のミスで相手に渡してしまって、相手のリズムを作ってしまいました。それで失点していると。そのあたりとやはり後半の立ち上がり、小野選手は今日のゲームで非常にいいプレーしていたので、そこはしっかりマークしろ、というところで後半立ち上がりにやられてしまいました。そのあたりの2、3のところでゲームを落としているので、非常にもったいないなかったと思います。ただ、後半に関してシュートが少ないですし、打てていないので、これから連戦になりますが、もっともっとシュートを打って、シュートを打ったら何が起こるので、このグラウンドだと。もっともっと打たせていきたいと思います。ゲーム自体は悪くないのでセレッソ戦にしっかりコンディションを整えていきたいです。
――小野選手に対するマークについて
様々ポジションを変えるので近くの人間がしっかり見ると。前半、1-1になってから何度か入っています。ただ、今までのゲームを見ていると、他のチームとの試合ではもっと触っていいプレーをしています。それを考えると別に悪くないと。守備もしっかりやれていると。後半の背後に抜け出されたのは、人はいるけどそこで離してしまったと。そこをきっちりついていけば、あんなに慌ててPKになることはなかっただろうと。
――後半途中に選手の配置を替えた意図は?
意図はまず、やはり最終ラインからボールを動かしたいと。(山本)康裕の方がいいところにつけられるし、実際に何本か縦パスが入っています。まずはそこです。そうなると山本脩斗がアウトになります。それで山崎が左のアウトサイドに入ると。
――相手のボランチの小椋選手にプレッシャーをかけていましたが?
マリノスの選手達は非常に上手いのですが、いくつかの場所は慌てます。そこは一つのポイントではあるので。小椋選手だけではありませんが、いくつか狙いどころがあり、それを選手達が感じてプレーはしていたと思います。
点を取ってからもう少し自分達のボールを支配できればよかったと思いますし、点を取ってから下がってしまったので、それで1-1に追いつかれてしまい、そこからはどちらに転がってもおかしくない展開でしたが、ちょっとした差のところで相手が上回っていたと思います。そのあたり、後半攻める姿勢を見せたのですが、得点に結びつかず悔しかったです。
1失点目、2失点目の寄せのところもそうですし、1歩の寄せとか1本のパスとかそういった一つ一つを全体がもっと丁寧にできればさらにジュビロらしいサッカーができると思いますし、もっと得点も生まれてくると思います。そういったちょっとしたところだと思います。
逆転負けということで非常に悔しいです。ただ、連戦になりますし、次に対戦するセレッソも調子を上げてきているチームですし、攻撃的な選手が多いチームなので、しっかり準備していきたいです。
ゾノ(金園)と前田さんにいいボールを入れられればと思っていました。相手の中央は強さがありましたし、もう少し工夫できればと思います。(離脱が)長かったので嬉しさもありましたが、やはり勝たなければと。さらに長い時間出れるようにやっていきたいですし、チーム一丸となって戦っていきたいです。
前田さんの近くにいて前田さんが競った後のボールを競れればと思っていました。(小林)裕紀から1本グラウンダーパスがあり、通用した部分もあったと思いますが、それを決めることが自分の仕事ですしそれができず悔しいです。
(次節へ向けて)連敗はできませんし勝ち点3を目指したいです。疲れはありませんし、エネルギッシュなプレーでゴールを目指したいです。
(PKの場面について)不用意にいかなくてもよかったと思います。自分のミスですし、切り替えていかなければいけません。繰り返してはいけないと思っています。相手が2列目から飛び出してくると思っていましたが、あそこで冷静に対応できればよかったです。
先に失点し、苦しいというか、雰囲気がよくなかった部分で、本当に(渡邉)千真のゴールが大きかったかなと。徐々にジュビロの運動量が落ちてきて、それでここまでできたということもありますし、途中で(中盤を)ダイヤモンドから4枚並べる布陣で、これを言ってすぐに対応できたことが大きかったかなと。やはりサイドの攻撃はわかっていましたが、駒野のところは迫力があるし、怖いなと。最後は波戸をつけたような形を取ってあそこはやらせないと。手堅いというか、石橋を叩いたというか、やはり今シーズンは勝ちにこだわってやっていますから。もっとコーナーキックでも得点を取っていればもっと楽なゲームができたと思いますが。この勝ちも本当に大きいなと思います。