2011年 試合速報
2011 J1リーグ 2節 vs.ヴィッセル神戸
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/3(日) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 福島 廣樹 | 飯田 淳平 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中原 美智雄 | 相葉 忠臣 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.8度 | 89% | 前田 敦 | 花澤 秀登 |
18 | シュート | 12 |
17 | ゴールキック | 8 |
8 | コーナーキック | 3 |
6 | 直接FK | 14 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第2節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、ヴィッセル神戸。
この試合は当初3月中に試合が組まれていたが、東日本大震災の影響で7月3日に変更された。
ここまでの神戸は4勝4分5敗で勝ち点が16の11位となっている。
なんと言っても注目はエースで大黒柱の大久保だろう。
今シーズンもここまで、フォワードで起用されたり、サイドで起用されたりと様々なポジションをこなしていながらも、
チーム最多の4得点とさすがの働きを見せている。
また、イエローカード受けた枚数も6と、こちもチーム最多となっており、あばれっぷりも相変わらずのようだ。
しかし、チームはというとここ最近6試合で白星がなく、不調に陥ってしまっている。
一番の原因は得点力不足だろう。
その6試合で神戸が奪った得点はわずか2得点。これではいくら守備陣が抑えていても勝利を掴むのは厳しくなってしまうのは当然のことである。
一方のジュビロは前節、2連敗とした後の福岡戦を何とか2-1で勝利し連敗からの脱出に成功。
だが試合内容は最下位の福岡相手に危険なシーンを何度も見せ付けられ、ようやく手にした勝ち点3といった印象が強かった。
この試合から月も変わり、山崎、山本のU-22コンビも復活する。
月初め、勝利で幕を開けたいところだ。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
駒野友一が右足で中央へ送るが、神戸DFに頭で跳ね返された。
その際、大久保嘉人と川口能活が接触するが、両者共に怪我はなし。
大久保嘉人に対してジュビロサポーターからはブーイング。
ボールを受けてからすぐに右足を振りぬくがGKに対応されてしまった。
中に誰もいないのを見るや、そのままミドルシュート。
ボールは枠を捉えることなく、ラインの外へ。
しかし、中に絞っていた駒野友一が体を寄せてシュートまでいかせない!
ミドルレンジから、地を這うようなシュートを放つが、徳重健太の正面。
田中英雄のキックは小林裕紀がヘディングクリア。
こぼれ球を吉田孝行がシュートするが、枠を大きく外れていった。
ボールは直接ゴールを捉える形となるが、徳重健太がパンチングクリア。
そのプレーで得たコーナーキックはチャンスにならず。
大久保嘉人から小川慶治朗へ渡し、ミドルシュート。
ワンバウンドしたボールが川口能活を襲うが、倒れ込みながらがっちりキャッチ!
前田遼一がエリア内に持ち込もうとしたところを、ファウルを受ける。
FKを駒野友一が蹴るが、相手DFのクリアに合いコーナーに。
しかしこれは相手DFにクリアされてしまった。
ファーサイドで大久保嘉人がボレーを放つが、神戸の選手に当たりゴールならず。
威力のあるシュートが、神戸ゴールを襲うが徳重健太がクリア。
アディショナルタイムは1分。
ニアサイドに蹴り込むが、小林裕紀がヘディングクリア!
この瞬間ホイッスルが吹かれ、前半終了。
ゴールラインギリギリのところから、浮き球のクロスを上げると、ボールはフリーの山崎亮平へ!
山崎亮平がダイレクトでヘディングシュートを見せるが、枠を捉え切れず…
河本裕之がヘディングシュートするが、枠に入らず。
駒野友一のボールにファーサイドで山本康裕が頭で合わせるがミートせず。
前線でボールを受けた大久保嘉人、ジュビロDFが2人を交わしシュートを放つが、ゴール左に外れた。
田中英雄のボールに茂木弘人が反応するが、ゴールならず。
ボールは相手DFに当たりポスト直撃、そのままライン上を転がり逆サイドへ。
それに唯一反応し那須大亮がしっかり詰めて、ジュビロ先制!【1-0】
エリア内に進入し、シュート。
ボールはクロスバー直撃!!
トリッキーなプレーから相手を交わしシュート!
ボールは北本久仁衛に当たりコーナーキックに。
駒野友一が蹴ったボールはニアサイドで北本久仁衛がヘディングクリアするが、これがジュビロゴールに突き刺さりジュビロ追加点!【3-0】
ファーサイドで金園英学が飛び込むが、その前で相手DFにクリアされてしまった。
ショートコーナーを使い、ジウシーニョへ。
リターンを受けた駒野友一がファーサイドの那須大亮へクロス。
那須大亮がヘディングでゴールを狙うが、枠を捉えることが出来ない。
直接狙いにいくが、ゴール右に外れた。
アディショナルタイムは3分。
右足でシュートを放つが、徳重健太がファインセーブ。
こぼれ球を金園英学が右足でシュートし、枠を捉えていたが、北本久仁衛がラインギリギリでクリア。
中央で金園英学がフリーで待っていたが、シュートは枠を捉え切れず。
――感想
まずここ2試合ホームで連敗していたので、久しぶりに勝てたことは良かったと思います。サポーターのみんなにも喜んでもらえたと思います。ゲームについてはかなり暑い中だったので、我慢比べというか、どちらか粘り強くプレーできるかというところが大事になると見ていました。我々の方がきちんと集中を切らさず、落ち着いて粘り強くプレーできた結果が3-0で勝ち点3を取れた要因だと思います。まだ疲れは取りきれていないと思いますが、できるだけいいコンディションにして、次もホームゲームですしいいゲームをして勝ち点3を取れるように準備したいと思います。
――今季初の連勝となりましたが?
神戸とのゲームはいつも難しいゲームになっていて、そう簡単には勝ち点3を取れないと選手達に今週の始めに言っていたので、そのあたり、メンタル的にも十分準備ができていたかなと思います。2つ勝てたので、これから3つ、4つと続けていけるようにやっていきたいと思います。
――U-22組が戻って来て、ポジション争いが活発になっていると思いますが、この試合でその効果が見られた部分は?
今、少人数でトレーニングしていますが、それぞれがいつも良い準備をして、ぽっとゲームに出ても自分の持っている物を全て出せるような高いモチベーションでみんなやってくれていると感じています。2人が帰って来ても今まで出ていた選手達は非常にいいパフォーマンスをしているので、安心して軽いプレーをしていたらどんどんポジションを奪われるということを感じてくれたのではないかと思います。
――途中出場の金園選手が得点を挙げましたが、彼が入ると空気が変わる印象もありますが?
一つ取って、少し余裕というか、選手達も思いきったプレーが出始めていたので、2つ目は向こうのミスから得点しましたが、諦めることなくルーズボールに対して行っている金園は泥臭いストライカーの素質があるのかなと。そういったものを見ているので、他の選手も集中を切らさずにきちっとゲームを終えることができたと思います。
――この試合の先発11名を選んだ要因は?
いろいろありますが、この暑さで11人で終わるということは非常に難しいですし、2人、3人と必ず必要になります。途中から入ってきてチームのリズムをどう変えられるかと。神戸さんのことも考えながら。それで11人を選びました。
(今季初ゴールについて)大記がいいシュートを打ってくれて、いいこぼれ球で来て、押し込むだけだったので、本当にありがたいゴールでした。先週娘が生まれ、より一層気持ちも入っていましたし、この試合でゴールを決めたいと自分の中で思っていたので、勝利に貢献でき非常に嬉しいです。
(神戸に)ブロックをしっかり作られ、起点がサイドしかなかったのでなかなか崩しきれませんでしたが、(神戸が)後半になり足が止まり間伸びした中で、自分達らしいサッカーができていました。前半は本当に踏ん張り、最低限失点を0で抑えるということを意識していたので、プラン通りかなと思います。
サポーターのみなさんに勝ち点3をプレゼントでき、満足しています。暑い中、みんな焦れずプレーできたと思います。前半、(前田)遼一がよく動いてくれ、神戸の最終ラインも下がらざるを得なかったかなと思います。神戸の速いカウンターを気をつけなければいけませんでしたが、自分達でボールを支配できたと思います。みんな、よく点を取ってくれました。
背後を気を付けていた中で何本かやられてしまった場面もあり、危ない場面もありましたが、結果的に失点0で抑えられたことは大きいと思います。ラインを高く保とうと(加賀)健一と話していましたし、ラインの上げ下げを意識してやっていました。前半、攻めている時のマークのつき方のところで、ちょっと離してしまった部分もあったので、後ろからしっかり付こうということで修正しました。失点0はディフェンスとしては嬉しいです。
自分達が入って負けるのは嫌でしたし、勝てたことはよかったですが、内容面では満足していません。個人的には何もしていないと思います。トレーニングでしっかりアピールしていかなければ試合に出れないと感じました。ベンチにはいい選手がいますし、先発で出るからにはしっかりプレーしなければいけないと思いますし、この試合のようなプレーを繰り返してはいけないと感じています。
(先制点の場面について)CKから直接ゴールを狙えるくらいフリーな状態でしたし、ボールがこぼれて来た時もスペースがあったので落ち着いてシュートを打てました。
2連勝で満足せず、3連勝、4連勝と勝っていけるよう気持ちを引き締めていきたいです。
(得点について)うまいこと抜け出して落ち着いて決めることができました。勝利に貢献できてよかったです。後半、相手がばてた時に絶対チャンスがあると思っていたので、交代選手がうまいこと流れを引き寄せてやってやろうと思っていました。(得点は)運もあると思いますが、しっかり練習をやっているので、その成果がちょっとずつ出ているのかなと思います。(次節に向けて)ホームですし、しっかり勝ってサポーターのみなさんと喜びを分かち合いたいです。
まず、アウェイながらたくさんのサポーターが来ていただいたにもかかわらず、申し訳ない結果になってしまったと思います。前半を振り返って、しっかりブロックを組んだ守備ということで、本当に粘る強くやってくれたと思います。その中でもいくつかカウンターからチャンスを作れたので、後半もそういった形でまずはしっかりした守備からカウンターという形を継続していこうということで後半に臨みました。ただ、セットプレーからこぼれたところを(磐田のシュートが)人に当たりコースが変わって入ったというような形で、ちょっと運が向こうに行っているのかなという感じがしました。その後、ミスで2失点目を喫しましたが、2点目、3点目と立て続けに失点をしたことが非常に大きかったなと思います。チャンスを決めれなかったということで決定力の差もはっきり出たと思います。ただ、これから連戦が続きますので下を向いている余裕はありませんし、しっかりと切り替えて次の試合の準備をしていきたいと思います。とにかく決定力の部分は質も精度も上げていく必要があると思います。