2011年 試合速報
2011 J1リーグ 13節 vs.清水エスパルス
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伊藤 翔
大前 元紀
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小野 伸二
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前田 遼一
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加賀 健一
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高木 俊幸
枝村 匠馬
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山崎 亮平
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山崎 亮平
ジウシーニョ
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小野 伸二
小林 大悟
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パク チュホ
山本 脩斗
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山田 大記
菅沼 実
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
アウスタ | 5/28(土) | 14:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 松浦 敏夫 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 名木 利幸 | 数原 武志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.3度 | 86% | 野田 祐樹 | 佐藤 篤 |
7 | シュート | 2 |
10 | ゴールキック | 18 |
3 | コーナーキック | 0 |
19 | 直接FK | 10 |
5 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
2011年Jリーグ第13節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、清水エスパルス。
そう、今シーズン公式戦初の静岡ダービーである
ここまでの清水は2勝2分3敗で勝ち点8の11位とやや不調気味。
今季から指揮を執っているイラン出身監督であるアフシン ゴトビの采配が、まだ型にはまっていない様子が伺えている。
今季からJ1リーグに復帰し、清水エスパルスへ移籍加入した高原直泰も、前節の2ゴールはあったものの、それまで得点を奪えておらず低調気味。
若手の大前元紀や、伊藤翔らとの連携も未だ未完成の状態だ。
それでも、個々の能力が高いのは誰もが理解していること。
逆を言えば、この連携が高まれば高まるほど、対戦相手にとって脅威となることは間違いない。
そしてなんと言っても、清水の大黒柱と言っても過言ではない小野伸二がいる限り、このチームが大崩することは無いように思える。
一方のジュビロは、ここ数試合攻撃陣が絶好調。
3試合で11ゴールと驚異的な数字を出している。
その原動力となっているのが、代表コンビの2人だろう。
まずはエースの前田遼一。
昨日発表された、フル代表にも選ばれ、前節も2ゴールと好調を維持。
開幕当初は、調子が中々上がらず苦労していたが、すぐさま感覚を取り戻すと、ここまで4ゴールを奪い得点ランキングでも2位につけた。
U-22代表の山崎。
こちらも前節まで3試合連続ゴールと絶好調。
難しい位置からシュートを放ち決めてしまう、まさにストライカーという言葉がピッタリ当てはまるゴール感覚を持ち合わせている。
前節も相手DFが前にいるにも関わらず、強引にゴールを決めてしまった。
ダービーでも得点し、さらに連続試合ゴールを延ばしたいところだ。
試合開始は14:03
熱いご声援宜しく御願いいたします。
前田遼一が、右サイドの山本康裕にあずけ、山本康裕がクロスを上げるも、山田大記へのボールは長くなってしまった。
小野伸二から高原直泰に繋ぎ、最後はアレックスへスルーパスがでるが、川口能活が飛び出ししっかり対応!
しかし小野伸二が起点となる攻撃は気をつけなければならないだろう。
高木俊幸が飛び込みヘディングシュートを放つが、枠に入らず。
太田宏介がエリアの外からミドルを放つが、枠を大きく外れた。
このストライカーに仕事をさせないために、藤田義明と加賀健一がしっかり対応している。
もっともっとイライラさせたいところだ。
そのままエリア内に進入し左足でシュートを放つが枠に入らず。
前田遼一が倒れPKかと思われたが、笛は吹かれず。
明らかに足がかかっていたのだが…。
左足でクロスを上げるがミスキックに。
山崎亮平がダイレクトで左足でごーるを狙うが、枠を捉えることが出来ない。
しかし、最後の最後で加賀健一と藤田義明がいい働きを見せており、得点を奪わせない。
ここは最終ラインを上げたいところ。
右サイドをフリーランしていた伊藤翔へパスを出すが、ファーストトラップがミスとなりジュビロボールに。
山本康裕へスルーパスを出すが、ボールが長くなってしまった。
那須大亮から山田大記、パク チュホ、そして再び山田大記へ戻しクロスを上げるが、その前にラインを割ってしまった。
アディショナルタイムは無く、前半終了のホイッスル。
左さいどからのクロスにファーサイドで高原直泰が合わせるが、触ることが出来ない。
シュートを打たせず!
小林裕紀から山崎亮平へスルーパスが出るが、判定はオフサイド。
左足で狙いにいくが、ゴール右に外れた。
駒野友一がクロスを上げるが、碓井健平にキャッチされてしまった。
これは不可解な判定。
そのままゴール前に運ぶが、小林裕紀が右足一本で何とか阻止!
ジュビロ、中々攻撃が思うようにいかない。
ここはアクセントを付けるために、ジウシーニョなど前線で動ける選手を投入したい。
清水、高木俊幸に代えて枝村匠馬を投入。
ボスナーが直接狙うが、枠を大きく外した!!!
枝村匠馬がニアに飛び込みシュートを放つが、枠に入らず。
一人交わしてからシュートを放つが、ゴールギリギリでジュビロDFがクリア!
駒野友一がゴール前に入れるが、そのままGKに渡ってしまった。
これは川口能活がパンチングクリア!
ジュビロ、山田大記に代えて菅沼実を投入!
これを清水DFがクリアするが、ボールが後ろに飛んでいき、ポスト直撃するが、ゴールならず…。
ここで試合終了のホイッスル。
――感想
まずエスパルスの関係者、サポーター、選手、スタッフに謝らなければなりません。申し訳ありませんでした。
ゲームについては前後半共に非常にイージーミスが多く、落ち着くところがありませんでした。ですから、自分達のいいポジションに選手達が動き、ボールを動かすということがほとんどできませんでした。ただ、粘り強く守備をして勝ち点1を取れたということはよかったのではないかと、よしとしなければいけないと。次にナビスコ、リーグ戦もありますが、もう一度選手の動く量を増やして連動できるようにトレーニングしていきたいと思っています。
――この試合、サイドからのクロスが少なかったように見えましたが?
その要因は全て後ろから、あるいは中盤、前線もそうですが、ミスで自分達のボールを保持する時間がほとんどなかったと。そうなると必然的にサイドバックが上がる時間もなくなり、我々の強みである駒野、パクチュホが高い位置でプレーするということが難しくなると。
――主導権が握れなかった要因は?
プレッシャーがかかってミスするのであれば、それは相手のプレッシャーが強いということですが、プレッシャーがない時でも(パスが)ほんの1メートルあるいは2メートルぐらいずれて次の選手がコントロールミスしてボールを失う、ということがかなり見られました。エスパルスも前半はそういうところが見られ、後半に関してイージーミスを多くした方がピンチになると選手達には伝えましたが、我々は後半になってもそれを修正できなかったと。
試合全体を通じてなかなかペースを握れませんでした。なかなか攻撃が噛み合わない部分もありました。ただ、粘り強く守備ができた部分もありましたし、失点0という点は収穫だと思います。ただ、攻撃面では反省しなければいけない部分もあります。
勝ち点1を取ることができましたが、攻撃で”これから”という時にミスもあり、相手は真ん中を固めている分、よりサイドに展開できればよかったのですが、難しい部分もありました。攻撃面ではなかなか上がる時間を作れませんでした。守備面では失点0に抑えるということも意識していましたし、相手のカウンター攻撃もあったので、むやみに上がらないことも意識していました。これだけ攻められた中で勝ち点1を取れたということで、次の試合につなげられればと思います。
前節のアビスパ福岡戦も失点があったので失点0で終わることができ、勝ち点1が取れたことは大きいと思います。セットプレーを含めて相手のチャンスの場面でもみんな集中して乗り切ることができました。この勝ち点1を次につなげていきたいです。
自分達のミスが多かったと思います。もっともっとしっかりプレーしなければいけないと思いましたし、勝ちたい試合だったので悔しいです。この試合のようなプレーを繰り返してはいけないと思いますし、さらにしっかりプレーしなければいけないと思いました。
それぞれ持ち味を出し、緊張感のある試合だったと思います。長いシーズンの中ではどうしてもトップパフォーマンスを出せない試合も出てくると思いますし、そういった中で勝ち点1を取れたことは大きいと思います。アウェイで取った勝ち点1を次につなげていきたいです。
まず日本にいる友達のみなさん、こんにちは。静岡はだいたい天候がよく、太陽が照らしているという話は聞いていましたが、毎回ここでプレーするたびに雨が降っていると思います(笑)。全体的に素晴らしい雰囲気でのダービーだったと思います。そして、ファンの我々に対する愛、そして彼らが持ってきてくれたエネルギーというものは本当にありがたいものだと思います。チームはベストを尽くしてくれましたし、チームのことを誇りに思います。そして我々はしっかりと組織化することでき、相手にそこまでやらせなかったと思います。ゲームが進むにつれて我々がどんどんよくなり、コンビネーションのサッカーができていたと思います。その中で十分なチャンスを作れていましたし、何度からゴールを決めていてもおかしくなかったと思います。何人かの若い選手にとっては初めての静岡ダービーですから、少しナーバスになっていた部分もあったと思います。そして、ゴール前での落ち着き、正確なラストパス、ラストタッチというものは少し欠けていたかもしれません。また、ベンチから見ている分にはハンドに見えた場面もありましたが、そういったものがこちらに来るかどうかで試合というのは変わってくると思います。我々は試合ごとに毎回成長してよくなってきていると思います。将来的に太陽が我々を照らしてくれればと思います。