2011年 試合速報
2011 J1リーグ 8節 vs.サンフレッチェ広島
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/29(金) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 大野 辰巳 | 高山 啓義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 西尾 英朗 | 平野 伸一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
14.5度 | 35% | 大西 弘幸 | 鈴木 良規 |
7 | シュート | 10 |
8 | ゴールキック | 9 |
4 | コーナーキック | 5 |
16 | 直接FK | 11 |
0 | 間接FK | 3 |
0 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 1 |
2011年J1リーグ第8節ががまもなく開催される。
対戦相手は、現在2位とジュビロ同様に、いいスタートを切ったサンフレッチェ広島。
今年からシステムを変更し、昨年までの4バックから3バックにしたことが功を奏している。
中心選手であった、DFの槙野智章が海外移籍。
しかし、その穴を水本裕貴で補填している。
その水本裕貴も、槙野智章と遜色無いくらいの働きっぷりでチームに貢献し、好調の立役者となっている。
前線には、昨季離脱していた佐藤寿人が復帰し最前線を動き回っている。
その大黒柱を支えているのが、Wシャドーの様な形でポジションを取っている高萩 洋次郎と李忠成。
李忠成はみなさんの記憶にもあるであろう、アジアカップでのボレーシュートで日本を優勝に導いた選手である。
ジュビロとしては、この3人に好きにやらせないようにしなければならないだろう。
一方のジュビロは、前節から山崎亮平に代えてジウシーニョがスタメン入り。
前節の新潟戦でも、途中から出場し見事に同点ゴールを奪っている。
清水との練習試合の時は、体が重そうに見えたのだが、現在は体のキレが戻ってきているようだ。
DF陣は、2試合を終えてわずかPKによる1失点とまずまずのスタートを切ることに成功。
今季加入した、藤田義明がいい働きをみせている。
開幕3試合目となるこの試合、互いに黒星がない好調同士の戦いとなっている。
どちらが先に黒星を付けるのか。
ホーム開幕戦となったジュビロとしては、先に付ける訳にはいかないだろう。
チカラをひとつに がんばろう日本!
試合開始は19:03
熱いご声援宜しく御願いいたします。
コーナーキックをニアサイドでジュビロDFがクリア。
前田遼一がジャンプするも、ボールに触れることが出来ない。
ボールを拾ったジウシーニョが、再びクロス。
ボールが相手の手に当たったかの様に見えたが、笛は吹かれず。
相手の右サイド、ミキッチの動きをしっかり止めている。
ドリブル突破から右足でミドルシュートを放つが、枠に入らず。
森脇良太に代えて山岸智。
高萩洋次郎に代えてムジリを投入。
一人で勝手に倒れたように見えたが、パク チュホの足がかかりPKの判定。
それを李忠成が、ゴールギリギリに決めた。【0-1】
前田遼一がボールをセットし、落ち着いて右に蹴りこむが西川周作に止められてしまった・・・
これがファウルの判定となり、PKの判定!!!!
立て続けに2本シュートを打ち込まれるが、川口能活を中心とした守備陣が体を張ってそれを阻止し、広島に得点させず!
パク チュホに代えて山本脩斗。
山田大記に代えて菅沼実を投入!
相手を背負いながらシュートするが、相手に止められてしまう。
アディショナルタイムは3分。
――感想
守備において選手達は非常に難しい役割を90分を通して、何度が危ない場面はありましたが、非常に高い集中力を持ってやってくれたなと。攻撃に関してはサンフレッチェの方も今までよりかなり守備の意識が高く、切り替えも速かったので、なかなか崩しきれなかったなと。お互い何度がチャンスはありましたが、非常に良さを消し合うようなゲームで。ただ、ちょっとでも隙を与えたらやられるという緊張感のあるゲームだったと思います。ホームだったので勝ち点3欲しかったのですが、最低の限勝ち点1が取れたのでよしとして、次に中3日でゲームが続くので、短い間ですがしっかり準備して次のゲームに臨んでいきたいです。
――金園英学選手がゴールを決めましたが?
高さもありますし、ゴール前で競り合うことができるのが彼の一つ特長で、そのあたり(山田)大記もいいタイミングでいいボールを入れたなと。
――ここ3試合で負けがない、という点は前向きに捉えていますか?
90分通して選手達は非常に高い集中力を持っていますし、粘り強くやれていることが今日もそうですし、先日の新潟戦も勝ち点1を取れた原因だと思いますので、そのあたり、シーズンを戦っていく上では必ず悪い状態というか、相手の方がいい状態で自分達のリズムがなかなか出せないゲームもあると思うので、そのあたり(シーズンを)戦い抜く上では必要なことです。今日はホームゲームですし勝ち点3がほしかったのですが、最低限の勝ち点1が取れたので、選手達も自信を持ってこれからプレーしていいのではと思います。
――今年はシーズン前に練習試合をたくさん入れてきましたが、それがプラスになっていると?
開幕からまた時間が空いてはいますが、ただ、(監督就任)3年目ということで、ある程度チームとしてどう戦うか、ということがわかっているので、それを今度はいろいろな相手とゲームすることになって、いろんな状況が生まれると思いますが、その中で柔軟性を持ち、臨機応変にプレーすることが今彼らに必要だという考えを持ち、練習ゲームをたくさん入れた、と言うのが理由の一つです。今日までかなり練習ゲームを入れてきて、一人当たり計算すると13試合分から15試合分のゲームをこなしています。ですから、今日も非常に難しい相手、システムで、
いろんな変化を見せてくる相手に対して十分やれているので、この先、いろんなチームとやっても十分やっていけるという感じは持っています。
――山崎亮平選手の状態は? また、ジウシーニョ選手を前線で先発させましたが?
(山崎亮平は)急性胃腸炎です。(ジウシーニョは)今日のゲームは、やはり止まってプレーするとサンフレッチェに速くいいポジションを取られ、9人あるいは10人でブロックを形成されると。そうさせないためには前線のフリーランニングが必要になりますが、それに関して、特に前半非常にサイドに流れて起点になってプレーしてくれていたので、そこは山崎とは違うところですし、ジウシーニョのいい面が今日は出ていたなと思っています。
――試合を振り返って
勝ち点3を取るつもりで試合に臨みました。先に失点する展開となりましたが、その後同点にできたことはいいことだと思います。
――今季初先発となりましたが?
大事なことはいつでも準備をすることだと思ってきましたし、自分のやるべきことを常に意識して準備してきました。
――次節へ向けて
次の試合に気持ちを切り替え、アウェイで川崎フロンターレに勝ってホームに帰ってきたいです。
――サポーターに向けて
今日は引き分けという結果になりましたが、自分達が強い決意を持って戦っていたことはサポーターのみなさんに伝わったと思います。次のゲームも同じ気持ちで臨みたいです。また、ジュビロのPKの場面についてですが、前田選手が蹴りましたが誰でも外すことはありますし、仕方のないことだと思っています。
――ヤマハスタジアムでの初めての公式戦となりましたが?
やはり憧れの舞台だったので、自分自身、この試合にはかける思いがありました。試合前、スタンドに挨拶に行った時に予想以上に声援が大きく感じたというか、迫力がありました。
――今日の試合を振り返ると?
お互いにチャンスがあったので、勝ちゲームとは言えません。自分自身もチャンスを決めることができず、そういったところでやはり得点を取って勝ちたかったです。悔しいです。
――試合を振り返ると?
得点が欲しいという場面で投入され、ゴールしか見ていませんでした。
――1点ビハインドからの途中出場となりましたが心境は?
平常心でしたし、サポーターのみなさんがすごく後押ししてくれたのでそれに応えるだけでした。
――アシストは山田大記選手でした。
今季大卒選手は3人いますが、1年目から勝負の年だと3人で話してきたので、それが形になってよかったと思います。
1点先行された中で追いつくことができ、粘り強くプレーすることができたと思います。うちはマンツーマン気味で上手く相手の攻撃を封じ込めることができていたと思いますし、相手は(前田)遼一へのくさびのパスを厳しく潰してきたと思います。お互いに良いところを出せた試合だったと思います。勝ち点3が取れなかったことは残念ですが、次の試合に切り替えていきたいです。悲観的にならず、ポジティブに捉えていますし、次の川崎フロンターレ戦に向けてしっかり準備していきたいです。
プレッシャーをかけながらチームとして守れればと思っていました。その点、(自分自身が)FWを動かすことができていないと思いますし、もっと意識していかないといけないと感じています。
――ヤマハスタジアムでの初めての公式戦となりましたが?
(スタンドに)人がたくさんいて、青いなと(苦笑)。こういったことはなかなか味わえないと思います。またここでプレーしたいと思うような雰囲気でしたし、頑張らないと、と感じるような雰囲気でした。
――感想
今日は両チームとも素晴らしいゲームをしたと思います。やはりテンポの速く、球際でとても激しくぶつかり合い、そしてチャンスが多いゲーム内容だったと思います。我々は途中まではしっかりとコマ(駒野)だったり、他の選手から前田に入ってくるクロスをケアできていたと思います。しかしながら今日再び同点ゴールを許してしまったと。チャンスの方は私の視点では我々の方が多かったのではないかと。そんな中からもう1、2点取っていかなければいけなかったと思います。しかしながら、今日1-1という結果に終わりましたが、内容としては、私自身、良かったのではないかと思っています。
――前半、5バック気味にも見え、守備的に感じましたが?
我々はいつも9人のブロックで戦っていますし、常に9人の選手がボールを前に見るような守備するというのが狙いです。サッカーというのは我々だけではなく相手の11人がいてこそ成り立つと思いますし、今日サイドにはそれほどスペースがありませんでしたが、我々のサイドの選手は少し引き気味だったのかもしれません。もしかしたら、我々の選手が守備的に見られたのかもしれませんが、それはもしかしたらうちのサイドの選手が高い位置を取れないような試合展開だったのかもしれませんし、運動量多く走ることができていなかったからかもしれませんし、それはただ単に戦術的に狙いがどうか、ということよりも試合の流れの中で相手がどう来ているからこうなった、ということもしっかり見てどうだったか話した方がいいかもしれません。
――アウェイゲームが続きますが、次の試合に向けて
次の試合まで4日ありますが、もちろん連戦を戦っていうことは簡単ではありません。しかしながら、相手の条件も同じですので言い訳は必要ないと思います。次のゲームも走らなければいけません。もしかしたら、次の試合に向けてフレッシュな選手が1人、2人入ってくる可能性もあると思います。まだ時間はありますので、その中で様子を見ながら判断していこうと考えています。