2011年 試合速報
2011 J1リーグ 7節 vs.アルビレックス新潟
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
東北電ス | 4/24(日) | 13:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川上 信夫 | 家本 政明 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 宮島 一代 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
13.3度 | 52% | 下村 昌昭 | 柴田 彩 |
10 | シュート | 13 |
6 | ゴールキック | 14 |
3 | コーナーキック | 5 |
11 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 3 |
2 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 0 |
2011年J1リーグ第7節ががまもなく開催される。
3月11日に東北地方を襲った大地震により、第1節以降延期となっていたJリーグ。
1ヶ月と少しの中断期間の末、ついに日本にサッカーの歓喜が戻ってきた。
23日のゲームでは、被災地でもある宮城県仙台市にホームタウンを構えるベガルタ仙台が、川崎相手に勝利した。
被災した方の中には、未だに自宅に戻ることも出来ず、学校の体育館などに避難している人がたくさんいる。
サッカーを観たくても観れない人がたくさんいる。
自分が応援しているチームを応援したくても出来ない人がたくさんいる。
そんな思いを胸に戦い抜いた90分。
試合後、仙台の監督である手倉森監督は涙で被災地への思いを語っていた。
その思いは必ず被災地へ届いたはずである。
チカラをひとつに がんばろう日本!
本日の対戦相手は、こちらも東北にホームタウンを構えるアルビレックス新潟。
今日の試合、
被災者のために全力で。
日本のために全力で。
戦い抜くことを誓います。
試合開始は13:03
熱いご声援宜しく御願いいたします。
そこに、ジュビロDFが二人で囲むも、ファウルの判定。
ミシェウが蹴りこむも、ゴール左に外れた。
エリア内へ進入し、シュート体勢に入ったところを藤田義明がスライディング。
レフェリーの笛が吹かれ、PKの判定。
藤田義明に対してイエローカード。
ファウルを受けた曹永哲が左上に蹴りこみ、新潟先制。【0-1】
ミシェウがエリアの外からシュートを狙うが、ジュビロDFが体を張って阻止!
攻撃は曹永哲を中心の組み立てが目立つ。
フェイントを一回入れた後に、ミドルシュートを放つが、枠に入らず。
前田遼一が前線で動き回るが、中々ボールを入れることが出来ない。
思い切りよく、左足でシュートを放つが、相手DFに当たりコーナー。
1、2本目は相手のクリアにあうが、3本目、右からのコーナーに前田遼一が頭で合わせるが、枠を捉えることができない。
パスミスが何本か目立っている。
トリッキーなフェイントで相手DF2人を交わし、角度の無いところからシュートするが、大きく外れてしまった。
そこへパスが入るが、加賀健一が体を張ってそれをさせず。
中盤が積極的に動き回りボールをキープしたいところ。
ボールはポストに当たり、ラインの外へ。
前線で前田遼一が胸で落とし、それに反応した山崎亮平がボレーシュートを放つが、東口順昭が倒れ込みながら阻止。
ボールがこぼれるも、拾ったのは新潟・・・
前半のアディショナルタイムは1分。
しかしプレーには影響なさそうだ。
その跳ね返りを那須大亮がミドルを放つが、大きくふかしてしまった。
左足でゴールを狙うが、枠を捉えることが出来ない。
東口順昭が飛び出し、キャッチ。
左サイドの曹永哲へ渡るが、オフサイドの判定。
中央へ蹴りこむも川口能活が飛び出しパンチング!
左あしでクロスを上げるが、中央で待っていた前田遼一には繋がらない。
ミシェウに代えて木暮郁哉を投入。
最後は菊地直哉が滑り込むが、一歩届かず。
駒野友一が蹴ったボールにファーサイドで飛び込んだ金園英学がドンピシャでヘディングシュート!
ボールは惜しくもクロスバー・・・
中央で待っていた川又堅碁がダイビングヘッド。
川口能活の足元を襲うが、左手一本で弾き出した!!!!
アディショナルタイムは3分。
ファーサイドを狙うが、川口能活が直接キャッチ。
何とか同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。
――感想
前半の立ち上がりに不安定なところがあって失点してしまい、10分、15分ぐらいはばたばたした感じでプレーしていました。ただ、それ以降は選手達それぞれが落ち着きも出てきた感じで、自分達のリズムでゲームを運べたのではないかと。チャンスは何度かありましたが、それを決めきれず、そのまま前半が終わったという形です。後半に関して入りが良く、良いリズムでプレーしていたと思います。前半の1、2度、曹永哲選手に危ない場面を作られ、それと最後の最後にヘディングシュートで非常に危険な場面ありましたが、それ以外では守備に関しては非常に落ち着いて対応していたのではないかと思います。攻撃に関して、もう少し中央、サイドと、バランス良くボールを動かすこと、それと相手の最終ラインが比較的高い位置を保っているので、もっともっと背後を突けたらさらにチャンスができたのではないかと思っています。これからまた短い期間で3試合ありますので、しっかりコンディションを整え、次のゲームに向けていきたいと思っています。
――新潟の曹 永哲選手に対して、抑えるためにどのような指示を出したのでしょうか。
うちも右サイドバックは駒野ですのでそれほど心配はしていませんが、良い状態でボールを持った時にはやはり1対1というのは非常に危険だと。中盤の山本康裕あるいはボランチの小林裕紀あたりがカバーに行って、2対1の形を作って守備をしようということは伝えてあります。
――後半、ボールが動くようになったと思いますが、攻撃面のハーフタイムの指示は?
まず、最終ラインの背後を突こうと。フリーランニングしようと。それと相手の弱いところがいくつか見えたので、そこを突いていこうと。一番は互いに長いボールがあるだろうから、セカンドボールを拾って自分達のリズムを作り出そうということです。
――立ち上がり不安定だった要因は?
(選手をピッチに)送り出す時に、このスタジアムはサポーターが一つになって相手に脅威というか、受け身になるような状態を作り出すので、逆にこちらは相手の背後へボールを送り込んで押し込むこと、相手を裏返しにするということをやろうと言いましたが、それがちょっと中途半端で、短いボールをつないだり、走る人とボールを送り込む人とのタイミングが合わず、そのあたりで逆に向こうに押し込まれてしまったと。
途中交代で入り、同点ゴールが決められて大変嬉しい。
アウェイでゲーム展開を考えると引き分けという結果も次に繋がると思います。
もっともっと自分としてアピールし、活躍できるように頑張ります。
同点に追いついてから、チーム全体的にも自信を取り戻し、良い形が作れた。
次は今年最初のホームでの試合です。勝利できるよう頑張ります。
アウェイ新潟までたくさんのサポーターが来てくれ、今サッカーができる喜びを感じながら試合をしました。
前半失点はしましたがチームとして慌てることなくしっかり自分たちのリズムを整えられた。
負けなかったことが大きいと思います。
次節はいよいよヤマハスタジアムでの試合です。チーム一丸となり絶対勝利を掴みたいと思います。
特に後半はゲームを支配したと思いますし、勝てるチャンスもあったと思いますが、勝ち点1を取ることができてよかったです。前半立ち上がりにPKがあったり、ある程度劣勢になる時間帯もありましたが、そういったことは想定していましたし、我慢していればチャンスは来ると思っていました。1点を取られましたが、その後は自分達のゲームができたと思います。
シュートに行くまでは良い形を作ることができましたが、ファーストタッチが上手くいかずにシュートを打てない場面もありました。そのあたりが上手くいけばもっと得点が取れると思いますし、最後の精度がまだまだだと感じています。(守備面について)試合の最初に失点しましたが、その後は上手く守ることができていたと思います。
(PKでの失点について)前半の早い時間帯だったので気持ちを切り替えて、思いきってプレーしていました。これ以上失点しないよう粘り強くプレーすることを心掛けていました。(攻撃面では)後ろからパスをしっかりつないでビルドアップすることを意識していました。
今日の試合は(リーグ)再開ということで、特別な試合ということで、コンディションのところもパーフェクトでしたし、あとは選手、チームがスタジアムの中でどれだけ自分達の今年のサッカーができるかというところでした。前半の立ち上がりのところに関しては非常に良い戦いができ、自分達の今年のサッカーをお見せすることができたのではないかと思っています。
後半になり、多少立ち上がりの入りが良くなく、安心したというわけではないと思いますが、そのあたりのところでリズムを失い、少し落ち着かない時間があり、サイドのクロスから失点ということで、相手のストロングポイントを出させてしまいました。そのあたり、後半の入りという部分で反省し、次にしっかり修正していければと思っています。
ゲーム全体としては自分達の“最後まで諦めない”という部分を選手は最後まで出してくれたと思いますし、これから1試合1試合精一杯戦っていければと思っています。