2010年 試合速報
天皇杯2回戦
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山口 純
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松浦 拓弥
成岡 翔
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稲田 圭哉
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北森 陽介
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山本 幸太
柏木 健太郎
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菅沼 実
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荒田 智之
山崎 亮平
山本 康裕
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中原 大志
尾花 俊基
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小笠原 宏樹
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本田 慎之介
古賀 正紘
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木村 惇
金 賢
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 9/5(日) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川上 覚 | 今村 義朗 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中原 美智雄 | 中野 卓 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
28.4度 | 89% | 澤田 健 | 花澤 秀登 |
28 | シュート | 2 |
4 | ゴールキック | 16 |
14 | コーナーキック | 3 |
19 | 直接FK | 9 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
今シーズンのジュビロ磐田の天皇杯がいよいよ開幕する。
初戦(2回戦)の相手は格下と愛媛FCしまなみ。
しかし、格下相手とは言え油断は大敵。
しっかりと勝利を収め、3回戦へと進出したところである。
4日前にナビスコカップを戦ったばかりのジュビロ磐田、今日の試合を入れて8日間で3試合とかなりのハードスケジュールとなってしまったが、強いチームにとってはこれは当たり前。
上位チームとなればACLなどでさらに試合数は増加する。
今シーズンはワールドカップの影響もあるが、夏場のこのシーズン、乗越えなければならない試練である。
ここで大事になってくるのが、普段バックアッパーに入っている選手達。
レギュラーの選手が疲労を考慮され、今回の試合では出場しない可能性がある。
それだけに、バックアッパーの選手達にとっては勝負所となる一戦だ。
ここでしっかりとアピールし、一歩でもレギュラーに近づけるように全力で試合に臨みたいところだ。これは選手達が一番分かっているだけに、試合ではしっかりやってくれることだろう。
2回戦の対戦相手の愛媛FCしまなみ。
J2の愛媛FCが2008年まで四国リーグに在籍していた「愛媛しまなみFC(本拠地・今治市)」と手を組み、愛媛FCのアマチュアチームとして立ち上げたチームである。
ほとんどの選手が20代前半と若手が多く、やってやろう精神はそれだけでチームを強くするだけにジュビロは警戒して試合に入りたいところ。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
アディショナルタイムはなし。0-0で前半終了。ドレッシングルームに入るジュビロ磐田の選手達にベンチメンバーが声を掛けている。
両チームに交代はない。
選手交代、ジュビロ、山崎亮平に代わり山本康裕を投入。愛媛FCしまなみ、中原大志に代わり、尾花俊基を投入。
ジュビロ、センターライン付近からの愛媛FCしまなみのフリーキックをクリアしたところで試合終了のホイッスル。ジュビロ磐田が勝利を決めた。【2-1】
試合終了、愛媛FCしまなみにスタンドから大きな声援が送られている。
――感想
まずは90分でゲームを終われたことは良かったかなと。それと大きな負傷者を出すことなく乗り切ることができたので良かったと思います。ゲームの内容については、立ち上がりに1点でも入っていれば流れも変わっていたと思いますが、こういう展開もある程度予測はしてはしました。もう少しの落ち着きと決定力があればトップチームのゲームにも絡めそうな選手も何人かいましたし、必死になってアピールしている選手も見られたので、これから残りのリーグ戦、ナビスコカップに向けてしっかり準備していきたいと思っています。
――得点を挙げた選手に対する評価は?
得点のみでプレーの出来を判断したり、評価したりはしないのですが、前半から非常に良いところに動いてボールを受けていましたし、得点にはつながりませんでしたがシュートは打っています。そういう動きは彼の良いところだと思います。ただ、後半などはボール保持者に対するサポートの動きに足りなさもあります。山崎亮平を交代させましたが、どちらにしようかと考えた部分もありました。ゴールに向かう動き、スペースを見つけて動くというプレーは彼の非常に良いところですし、それは得点場面以外にも何度か見られているので、これで状態が良くなってくれればと思っています。
立ち上がりのチャンスで得点を取れていればという思いもあります。もう少しシュートシーンに絡みたかったですし、自分から動き出してパスを引き出すというプレーをもっと増やしたかったです。得点を取ることができず、アピールすることができなかったのでまた練習していきたいです。周りとの連係のところで、さらにボールを引き出し、シュートチャンスの数を増やしていくことが課題です。
前半のチャンスを決め切ることができていればという思いもあります。後半得点を決めることができ、その他にもチャンスを作ることができましたが、課題もありましたし、まだまだだと感じた部分もありました。結果的に勝つことはできましたが、Jリーグやナビスコカップに向けてまたトレーニングしていきたいです。
今日の収穫は勝ったことだけだと感じています。もっとアピールしたかったですし、Jリーグやナビスコカップにつなげていきたかったのですが、個人的にも物足りない部分もありましたし、プレーの質をもっと上げていかなければならないと感じています。前半に何度かあったシュートチャンスを決めていれば、という思いもありますが、さらに突き詰めてプレーしていかなければトップチームでプレーすることができないと感じました。より速い判断でプレーしていかなければいけないと感じましたし、相手の強みや弱みを試合の中で判断していくようなプレーをしていかなければといけないと感じています。
勝てて良かったです。なかなかシュートが打てずチャンスがあればと思っていましたが、後半のチャンスで思い切り打つことができました。ジュビロ磐田に加入して早く1点取りたかったので、ほっとしている部分もあります。スコア的に物足りなさもありますが、天皇杯ということでなかなか難しい大会になることはわかっていましたし、先制点が大事になると思っていました。コンディションも良いですし、Jリーグやナビスコカップで暴れたいと思います。
自分にとって初めての公式戦でしたが、気負い過ぎずいつも通りにプレーすることを意識していました。緊張しましたが、先輩方が声を掛けてくれましたし、楽しめてプレーできた部分もあります。ただ、無失点で抑えたかったですし、得点も取りたかったので、出来としてそこまで良くなかったです。自分が思っていたよりもやれたと感じる部分もありましたが、大きなアピールにはなりませんでした。ロングボール一本でピンチを作られたり、セカンドボールを拾われてピンチを作られないように注意していましたが、失点につながらなかった場面でも危ない場面を作られてしまいましたし、反省していかなければなりません。次はリーグ戦に出たいです。今日の試合でもさらにチームの助けになりたかったですし、そういった意味では得点の取れるディフェンダーになりたいです。
中1日という厳しい日程、さらに1回戦を120分間フルに戦った中で、今のコンディション、今持っている力はジュビロさんに対して出し切れたかなと思います。ただ、やはりプロのセカンドチームとして、実際にプロでやっている選手との基本的な技術の差、ちょっとした隙を突くずる賢さ、そのあたりにはやはり差を感じました。思い出を作りに来たわけではなく、勝つということを意識して試合に臨み、最後ジュビロさんを少しは慌てさせることができたかなと思います。これぐらいの戦う気持ち、集中力を地元に持ち帰り、どんな相手でもどんな場所でも今日ぐらいのゲームができるようにまた頑張っていきたいと思います。