2010年 試合速報
2010 Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝第1戦
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 9/1(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 滝 弘之 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 山崎 裕彦 | 入部 進也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.9度 | 76% | 野田 祐樹 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 7 |
11 | ゴールキック | 9 |
1 | コーナーキック | 3 |
15 | 直接FK | 12 |
0 | 間接FK | 6 |
0 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
ナビスコカップ準々決勝第1戦がまもなく始まる。
対戦相手は、ベガルタ仙台。
8/29にJリーグのガンバ戦を戦い中2日で行われるとあり、この季節には体力的に厳しいものがあるが、タイトルを取るためには乗り越えなければならない試練といえるだろう。
対戦相手であるベガルタ仙台は中3日での試合と、若干ジュビロに不利となるが、そこはたくさん詰め掛けてくれるであるジュビロサポーターが後押ししてくれることだろう。
ナビスコカップはトーナメント方式で行われているため、ホーム&アウェイ方式ではあるが、負ければ終わりの戦いとなる。
悲願のタイトルへ向けて一歩一歩上らなければいけない険しい階段で、その一段目がベガルタ仙台である。
ベガルタ仙台とは開幕戦で一度ぶつかっており、惜しくも敗れてしまった相手ではあるが、Jリーグでの順位はジュビロのが上であり開幕戦のリベンジを果たす意味でも勝利は絶対だ。
2日前のガンバ戦は敗れてしまったものの、ここ最近のジュビロの調子は決して悪くはない。19節、20節と勝利しており得点も3点、2点としっかりと奪えている。
仙台戦でもサイドからの攻撃を基点にし、前田遼一、ジウシーニョらが得点を量産してくれることだろう。
一方の守備陣はガンバ大阪戦で喫してしまった2失点もそうであったように、セットプレーからの失点が目立ってしまっている。全員が集中して守備すれば防げるはずである。
しっかりと自分たちで主導権を握り、なんとしてでも無失点で勝ってアウェイでの戦いににつなぐことが重要だ。
この試合である程度メンバーの変更もあるかもしれないが、誰が出場しても気持ちが同じならば上にいけるはずである。
まずは先取点を奪い、試合を有利に進めたい。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
試合は本日午後7時キックオフ!
サポーターの皆さんには、最後まで熱い声援をお願いします!
梁勇基が、低いクロスで合わせてくるが競り合いの中で仙台のファウルがありジュビロボールのFK。
思うようにボールを扱うことができない。
そのこぼれ球を拾った仙台。
中央でフリーでボールを持った梁勇基が右足でミドルを放つが、ゴールわずか左に外れる!
そのボールを繋げ、ジウシーニョから前田遼一へ横パス。
前田遼一はやや無理な体勢から左足でゴールを狙うも、枠を捉えることが出来ない。
それでも、試合前には歓声も聞かれた。
やや遠目の位置から振り向いた瞬間に右足でシュートを放つがゴール左に外れてしまう。
中盤での奪い合いが続いている。
太田吉彰が中に切れ込み右足でシュートを放つが、右に逸れジュビロボールのゴールキック。
しかしこれは、前田遼一の前で相手DFがクリア。
十分な気合が感じられ、恵まれた体をいかした守備が目立っている。
パク チュホが左足でクロスを上げると、ニアでつぶれ役となった前田遼一をスルーし、ファーサイドでフリーのジウシーニョへ。
ジウシーニョが冷静に右足で流し込みジュビロ先制!【1-0】
ゴールまで距離のある位置から西紀寛がミドルシュート!
ボールは吸い込まれるように、ポストに触れた後ゴールへ。
ジュビロが2分で追加点を奪った!【2-0】
上田康太からサインプレーでジウシーニョへ。
しかし相手の読みもあり、チャンスには繋がらない。
振り向いてから素早い動きでミドルを放つが枠には入らず。
アディショナルタイムは2分。
左サイドを素早いドリブルで前線を駆け上がると、そのまま右足を振りぬきシュート!
惜しくもGKの正面となってしまったが、山本康裕がキレキレの動きを見せている。
ここで前半終了のホイッスル!
富田晋伍がフリーでボールを持つと、そのままミドルシュート。
しかし、川口能活が倒れ込みながら余裕でキャッチ!
前線へスルーパスをだすが、これは繋がらない。
しかしボールが長くなりジュビロボールのスローイン。
ドリブルでエリア内に進入し、シュートを放つが枠に入らず。
ジュビロ、西紀寛に代えて山本脩斗を投入!
仙台、朴成鎬に代えて中原貴之を投入。
振り向き様にシュートを放つが、バーを越えていく。
リーグ戦で奪ったゴールから調子の良さが続いている。
ジュビロ、ジウシーニョに代えて成岡翔を投入!
仙台、朴柱成に代えて細川淳矢を投入。
駒野友一がファーサイドの前田遼一へクロスを送るが、ボールが長くなってしまう。
ファーサイドで折り返すと、中央で待っていた太田吉彰に流し込まれ仙台が一点を返す。【2-1】
惜しくも枠を捉えることができず。
山本康裕が狙い澄まして左足を振り抜くが、林卓人にセーブされてしまう。
ハーフウェイライン付近からロングシュートを放つが、枠を捉えることが出来ず…
――感想
前半の良い時間帯に2点取れ、始めのうちは何度かカウンター気味にピンチを作っていましたが、得点を取ってから非常に落ちついてやれていたので、2-0で終わらなければいけないゲームだったかなと。ただ、前半から何人かの選手が一歩ずつ動きが遅れているのがわかり、中2日のチームと中3日のチームがやると差が出ると実感しました。ただ、最後まで粘り強くプレーし、2-1で終えたというところでは少しアドバンテージがあるので、天皇杯があり、中2日で移動という厳しい日程ですが、この勝利を無駄にしないようにやっていきたいと思います。
――後半立ち上がりからミスが目立ちましたが、疲労の影響でしょうか?
那須大亮のミスは今までもあることですが、康太(上田)がイージーなミスを連発しているので、そのあたり体があまり動いていない状態でしたが、あそこは康太(上田)と那須大亮で頑張ってもらわないと。疲れているのはわかりましたが2人ともそのままプレーさせました。そこからパスが配給されないと、周りの選手もだんだん止まって足元で受け、そうなると相手のチェックも受けるので、あまり良い流れではありませんでした。また、少し急ぎ過ぎることでミスも出ていたので、そこで翔(成岡)を入れて、少し下がってパスを受けてさばいてゲームコントロールしてほしいということで投入しましたが、翔(成岡)も動けなかったので、想定外というか厳しかったです。
――パクチュホ選手にも疲れがあったように見えましたが?
ガンバ大阪戦(8月29日)より少しは良かったのですが、少し疲れはあるのかなとは思います。
――古賀正紘選手がジュビロ磐田加入後で初先発となりましたが?
300試合以上やっているベテランですし、経験はかなりあるので落ち着いてやれていたと思います。ただ、一つ気になるのは、背後に蹴られたボールに対して自分の判断でオフサイドということで止まる、というプレーが何度か見られたので、それはジュビロ磐田ではなしだと。笛が鳴るまで走り続けるということで。そのあたりまだ悪い癖があるのかなとは思います。ただ、今季初めての公式戦だと思いますが、90分集中してプレーしてくれましたし、大井健太郎とイガンジンと古賀正紘は使える目途は立ちました。
勝ったことが大きいと思います。第2戦のアウェイゲームでも勝てるようにやっていきたいです。ガンバ大阪戦(8月29日)から中2日でこの試合に臨み、暑さもあり、途中で足が止まってしまった場面もありましたが、みんな最後まで頑張ってくれました。第2戦へ向けて良い準備をしていきたいですし、気持ちを切り替えていきたいです。
(古賀正紘選手について)久々の公式戦だったと思いますが冷静にプレーしてくれました。もともと経験のある選手ですし、統率力もあり、球際の強さもある選手です。彼の持っている力をそのまま発揮してくれればと思っていました。
前半良い形で得点できましたが、後半少し引いてしまった部分もありました。最低限の結果を残すことできたと思いますし、次につなげていきたいと思います。自分達のサッカーの精度をより高いものにしていきたいですし、人もボールも動くサッカーをさらに追求していきたいです。厳しいスケジュールではありますが、その中でどういった戦いができるかだと思いますし、しっかりやっていきたいです。
もう1点取れればという試合でしたし、3-0にできた試合だったと思います。2点をリードしてから受けに回ってしまった部分もありました。リードしている分、縦へのパスが少なくなってしまった部分もありましたし、簡単なミスでボールを失ってしまった場面もありました。もう少し短いパスを混ぜることができればと思います。今日の勝利は大きいのですが、アウェイゴールを決められていますし、0-0の気持ちで第2戦に臨みたいです。
2点リードし、自分達のペースで試合を進めることができましたが、セットプレーから失点してから少し難しい場面もありました。リードできたので、もう少しボールをキープしながら試合を進めることができればという部分もありまいた。(失点場面について)チームの集中の部分だと思いますし、次の試合ではしっかり修正していかなければいけません。第2戦のアウェイゲームで勝てるようにしっかり準備していきたいです。
勝てたことは良かったのですが、もう1、2点取りたかったです。自分達がボールを支配することが多く、ボールを動かせていたので、そういった意味でももっと得点を取りたかったという思いもあります。アウェイゴールを取られていますし、そこはもったいなかったと思いますが、アウェイでも勝てば問題ないですし、勝ってくれることを信じています。
まだ第1戦が終わっただけですし、内容的にあまり満足できるものではありませんでした。
もっと相手を仕留めるくらいの勢いでいけたと思いますし、そういった意味ではあの失点が相手の息を吹き返させることにつながりかねません。失点0で勝ち点3を取りにいけた試合だった思います。勝ったことはよかったのですが、“0.5ゲーム差”のようなものだと感じていますし、あまり喜べないです。課題としていたセットプレーでやられてしまったのは残念ですし、修正していきたいです。予選グループでは自分はあまり出場していませんでしたし、決勝トーナメントに進出できたことはみんなのおかげだと思っています。そういった気持ちで第2戦も頑張りたいです。この点差をあまり気にせず第2戦に臨みたいです。
ホーム&アウェイ方式ですので、是が非でもホームの試合では勝たなければいけないと思っていました。そういった意味ではまずは結果が出てよかったです。自分自身、今から特別なことができるわけではありませんし、やはり今までやってきた経験の中で自分のプレーをしっかりやろうという気持ちでした。ただ、90分を通じて自分の思ったようなプレーをなかなかできなかったことは残念ですし、上手く試合に入れなかったです。一つ一つのプレーにしても自分の中で自然にやっているというよりも、思い出しながらやっているという感覚でした。ただ、フル出場できたことは手応えにつながります。試合の展開を考えると2-0で勝てた部分もありますし、完封したかったです。1点のアドバンテージを考えながら第2戦に臨みたいです。
――感想
まず、相手が中2日、我々が中3日でこの戦いに臨むということで、タフなゲームを覚悟し、後半落ちてくるのはジュビロ磐田だろうということを予測していました。そういった意味では前半の2失点は大きかったなと。ただ、この大会はアウェイゴールがあるので後半は1点だけでもいいから返すこと、そして3失点目を許さないということを伝えていましたし、次の試合につなげることができたあの1点は非常に大きかったと思います。今度ホームでサポーターの後押しを受けてしっかりとひっくり返したいと思います。