2010年 試合速報
2010 Jリーグヤマザキナビスコカップ 第7節
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イ グノ
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金沢 浄
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ジウシーニョ
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ジウシーニョ
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宮沢 克行
長谷川 悠
宮本 卓也
山田 拓巳
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西 紀寛
成岡 翔
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イ グノ
荒田 智之
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増田 誓志
廣瀬 智靖
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ジウシーニョ
岡田 隆
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イ ガンジン
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 6/9(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 田中 佳孝 | 家本 政明 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 岡野 宇広 | 平野 伸一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.3度 | 66% | 竹田 明弘 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 13 |
15 | ゴールキック | 11 |
3 | コーナーキック | 6 |
12 | 直接FK | 11 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
1 | PK | 0 |
まもなく、ナビスコカップ第7節が始まる。
対戦相手は、今シーズン、リーグ戦では未だに対戦のないモンテディオ山形。
ジュビロとしては昨シーズンの開幕戦で大敗を喫した苦い思い出のあるクラブである。
決勝トーナメントをかけた試合が、モンテディオ山形というのは、何かしらの運命を感じずにはいられない。
今季の山形は今のところ13位に位置しており、10位のジュビロ磐田とは勝ち点差がわずかに1しか離れておらず、今後Jリーグで上位進出を伺ううえで、確実に倒さなければならない相手である。
その意味でもこの一戦は大事になってくる。
山形の危険な選手と言えば、今季鹿島アントラーズから移籍加入した田代有三になる。
高さもテクニックも持ち合わせたこの元日本代表FWは、ここまでチーム最多の4得点を獲得し、レギュラーFWとして活躍している。
他にも宮沢克行や増田誓志、長谷川悠など厄介な選手が多く、ジュビロDFは集中して試合に臨む必要がるだろう。
一方のジュビロ。
ここ数年、果たせていなかった決勝トーナメント進出が今日の試合にかかっており、そのモチベーションは高い。
練習をみても、みな集中力高く、声も出ており、チーム内の雰囲気も高まっている。
昨シーズンの雪辱も含め、この試合にはなんとしても勝利したいところ。
ましてやホームゲームということもあり沢山のサポーターが詰め掛けてくれる。
何としても決勝進出。
難しい相手ではあるが、何としても勝利したい。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
試合は本日午後7時キックオフ!
サポーターの皆さんには、最後まで熱い声援をお願いします!
山形、宮沢克行に代わり長谷川悠、宮本卓也に代わり山田拓巳を投入。
中盤の右サイドでプレーしている。
――感想
次のステージに進めたことが非常によかったと思います。ゲームに関しては非常に高い集中力を持って試合に入れたことがこういう結果につながったと思います。得点してからは落ち着きもあったし、ゲームコントロールできたので安心してゲームを見ることができました。前半で4点リードと言うことを考えると、後半集中力を欠く選手が何人か出て失点をするということはよくありますが、そういうこともなく、危ない場面がありましたが、失点を0で終えたということは非常によかったと思います。これでしばらく休みに入りますが、本当に良いゲームをして終えたということはこれからリーグ戦、カップ戦に向けてよかったと思います。
――立ち上がりの先制点が大きかったのでしょうか?
おそらくもっと相手が前から来るのではないかと。人にはめて来て、相手のセンターバックとこちらの2トップが2対2の状況になるだろうということで、サイドバックの背後を突こうということはトレーニングからやっていました。やっているうちにやはり不安定なところがありましたし、選手達も共通理解を持ってくれていたので、こういうスリッピーな状況になれば、ああいったミスも出てくるのかなと。我々にもありましたがお互いカバーし合って、一つのミスで終えることができたと思います。
――イグノ選手の先発起用を決めたタイミングと試合のパフォーマンスについて。
清水エスパルスの試合で後半の途中から出場したのですが、その翌日、冗談を言うなど少し明るさが戻って来ていました。プレーに関してはそれほど大きく落ちていなかったので、その時点で今日の試合の起用を考えていました。ゴールした後も自分のところにこぼれて来たボールをすかさずシュートを打って枠に飛ばしていますし、簡単にボールを失うことはありますが非常に意欲的にゴールに向かっていました。やはり完全に吹っ切ることはできないと思いますが、少し精神的には楽になっていくと思います。こればかりは経験した人でなければわからないところですし、完全に戻るには少し時間がかかると思います。
――今季ここまでの試合の総括と中断明けに向けて再度強化したい点について
勝ち負けはありますが、ゲームの内容としては昨季のような不安定さはなくなってきているのではないかと。それがやっていて一番感じています。先日の清水エスパルス戦ではやられましたが、比較的上位のチームや強いと言われるチームに対して、非常にメンタリティーを強くゲームに臨み良い結果を残して勝てているということは、選手達の自信になっていると思います。中断明けは再び清水エスパルスとの試合があるので、そのあたりリベンジではありませんが、良い結果を出しという思いは選手達も持っていると思います。安定したゲームができるようになったということが一番成長していると思います。
――先制点がなかったとしても、徐々に自分達のリズムにできるという手応えはありましたか?
相手の田代有三選手にパスを入れてきましたし、石川竜也選手などは非常に早いタイミングで入れてきました。ただ、そこで競った時のこぼれ球を上田康太や那須大亮といった選手達が拾えている状況でしたし、そんなに怖くはないかなと。その後も、いつもだと最終ラインから縦に急いでしまうのですが、横のボールを何度か使っているのを見て少し落ち着いているのかなと。山形はもっとジュビロのセンターバックに対してプレスに来ると思っていましたが、意外と持たせてくれたのでそのあたり最終ラインも落ち着いてボールを動かすことができたと思います。
チーム全体のメンタリティーが素晴らしかったと思いますし、絶対に勝たなければいけないという強い気持ちで試合に臨むことができたと思います。得点を挙げることができましたが、チームが勝てたことが大きいと思っています。次のステージに進めることは大きいです。
早い時間帯で先制できたので、その後の展開が楽になりました。相手のロングボールの後のセカンドボールを意識していましたし、中盤で拾うことができたと思います。前半は特に落ち着いてボールを持つことができました。来月、ダービーマッチでリーグ戦が再開しますし、ダービーマッチに限らず再開後も全力でプレーして勝利につなげていきたいです。
前節・清水エスパルスに敗れてショックもありましたが、上手く切り替えて強い気持ちで試合に臨むことができました。そのことがこの試合で勝てた要因だと思います。戦前、相手の映像を見て、相手の高さを想定していましたし、カバーリングや競り合った後のセカンドボールを意識してゲームを進めることができました。やはり先制点で余裕が生まれました。
決勝トーナメントに進めたので嬉しいですが、チームはまだまだ成長過程にあると思います。ただ、この試合に勝つと負けるのとではチーム力を上げる意味ではがかなり違ってきますし勝てたことは大きいです。決勝トーナメントに進むためには勝たなければいけないという状況でしたが、いつも通り自分達のサッカーをすることを心掛けて試合に臨みました。前節の清水エスパルス戦ではセットプレーから失点していましたし、同じことを繰り返さないように意識してゲームを進めることができました。決勝トーナメントに行くからには優勝を目指して戦いたいですし、1つ1つ勝ち上がることでチームの力になると思います。
前半で得点を取り、余裕を持ってゲームを進めることができましたし、結果的に勝つことができたので嬉しいです。勝たなければいけない試合でしたしアグレッシブに行こうと思っていました。ただ、あまり攻撃的になり過ぎて先に失点すると苦しい展開になると思っていたので、冷静にゲームを進めようと思っていました。(2点目のゴールについて)右サイドでかなりタメを作って攻撃していたので自分が上がる時間ができました。良いところにボールがこぼれて来たので冷静にシュートを打ちました。自分にとって久々のゴールでしたし、貴重な追加点だったのでとても嬉しかったです。後半、相手が攻撃的に来ると思っていましたが、無失点で試合を終えたいと思っていました。ジュビロとしては久々の決勝トーナメントですし、皆で決勝まで行くつもりで戦いたいです。
システムでこの3試合を戦い良い形で勝つことができていたのでそのまま試したのですが、4-4-2の相手に対してこのシステムがどのように機能するか、というところで、前節から中3日ということで戦術的なことはできませんでした。そういった部分で選手達に少し悪かったなと思います。やられたところは同数でした。同数で破られ、どうしてもボールサイドにスライドするので逆サイドが数的不利になってしまいました。点を取られてしまったので、上手くボランチを落とすなりマークさせて、センターバックを一枚余らせることということができませんでした。前にプレスをかける分には前に出てボランチが余らないような状態ができてよかったのですが、逆に守備になった時にボランチを上手く使えず、4対4という形が多かったと思いますし、それは課題です。想定外の形で得点を取られてしまったのが2点目、3点目だったと思います。ペナルティキックは少し残念でした。それから、チームとして初めて残留ではなく違う所にチャレンジするというプレッシャーでイージーミスをしてしまったと思います。1点目の失点というのは、まだそういう経験を積むことができていないのかなと。ピッチの芝が短く、雨も降ってスリッピーになれば、おそらくバウンドが変わるということはわかるはずなので、そのあたりも経験だと思いますし、今度そういったことがないようにしていかないといけないと思います。良い状態のプレスの中でそういうイージーミスが出たということと新しいシステムで4-4-2のチームと対戦した時に同数では難しい現象が起こったというのは私のミスだと思います。勉強していきたいです。チームとしてはリーグ戦が終わってすごく伸びて行った感じがするので大事にしていきたいですが、思ってもない大敗でした。現象を映像で見なければいけませんが、わかっているところもあるので、後半戦に向けていい薬になるようにがんばっていきたいです。