2010年 試合速報
2010 Jリーグヤマザキナビスコカップ 第5節
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上田 康太
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ジウシーニョ
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ジウシーニョ
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北本 久仁衛
石櫃 洋祐
小林 久晃
田中 英雄
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荒田 智之
山崎 亮平
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松岡 亮輔
楠瀬 章仁
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松浦 拓弥
岡田 隆
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ジウシーニョ
山本 脩斗
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 5/29(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 玉井 朗 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 相楽 亨 | 間島 宗一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.1度 | 64% | 浦澤 淳一 | 花澤 秀登 |
13 | シュート | 11 |
11 | ゴールキック | 13 |
3 | コーナーキック | 2 |
14 | 直接FK | 15 |
1 | 間接FK | 4 |
0 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
ヤマザキナビスコカップ第5節がまもなく始まる。対戦相手はヴィッセル神戸。
今季Jリーグで一度対戦し、苦杯を舐めた相手である。その試合は、終始神戸ペースであった。中盤に配置された相手の3外国人(ボッティ、ポポ、エジミウソン)に中盤を支配され、そこに大久保嘉人、戸倉賢がうまく絡まり合計で3ゴール。
ジュビロの攻めも、サイドから数回起点をつくるが、単調な攻めとなってしまいなかなか神戸守備陣を崩せずに結局は完封敗けを喫してしまった。
この試合のリベンジを!と思っているサポーターもたくさんいるはずで、ましてやホームゲームである。
ここは是が非でも勝利、欲を言えば3点差をつけて勝利を奪いたいところである。
神戸の要注意人物はやはり3人の外国人選手か。神戸のエース大久保嘉人は日本代表に招集されておりこの試合に出場しないが、その大久保嘉人と2トップを組んでいた都倉賢も危険なプレーヤーであり、注意が必要である
一方のジュビロは、前節湘南相手に2-1で勝利を収め、ナビスコカップBグループで負けなしの首位に浮上。このまま首位をキープし、予選突破を決めたいところである。
湘南戦では終始ジュビロペースで試合が進み、ここのところ好調を維持している上田康太のゴールとエース前田遼一のゴールで2点を奪い、終盤に余計な失点はあったもののDFも陣形をコンパクトに保ち、その1失点に抑えることが出来ている。
今節の神戸戦も湘南戦と同じことが出来れば勝利を手繰り寄せることができる。
継続は意外にも難しいことだが、今のジュビロ磐田にはこれが可能な力を持っている。
ジュビロが継続を続けるために、サポーターの皆さんの熱い声援宜しく御願いします。
試合は午後2時、ヤマハスタジアムにてキックオフ!
神戸、ハーフタイムに2枚のカードを切ってきた。北本久仁衛に代わり石櫃洋祐。小林久晃に代わり田中英雄を投入。
――感想
内容的にはあまり質の高いものではありませんでしたが2-0で勝ち点3を取ったということが一番良かったかなと思います。相手のプレーが我々の選手達に動揺ではありませんが、我々の選手達が慌てさせられるような状況が多かったので、それならばシンプルに相手の嫌なところを突いていこうと。こちらもある程度徹底してやれたことが良かったかなと思います。あと2試合残っているので続けてこのままやっていきたいと思っています。
――先制するまでの時間帯、深い位置でゾーンを形成していた印象もありますが、意識的にやっていたのでしょうか?
それは選手達に任せるといったところです。あれだけ前にボールを放り込まれるとラインを高くすることができてもリスクは常にあるので。そこの距離間は選手達が自分達でコントロールしてくれればいいと思っています。
――相手のロングボールはかなり警戒していたと?
それに加えて、セカンドボールを拾って攻めるというのがヴィッセル神戸の特長です。セカンドボールを我々が拾えれば今日のような展開になります。どちらかわからないサッカーに対して自分達がセカンドボールを拾うということは集中を高く、狙いを持ってやらなくてはいけませんし、選手達の頭は相当疲れたのではないかと思います。集中してやれてよかったと思います。
――ジウシーニョのプレーについて
今日のゲームでもそうでしたが、ルーズボールに対して非常に強い選手です。そのあたりジュビロにとってかなりプラスになっています。それから前を向いた時にはゴールに向かう姿勢もありますし、相手にとって嫌なプレーヤーだと思います。(相手の)サイドバックもなかなか攻撃参加できないのではないかなと思います。コンディションもどんどん良くなっていますし良い状態が続いているので、チームもいいリズムでやれるのではないかと思います。
――後半の選手交代について
ヤマ(山崎)はいい状態でしたし、トレーニングでもいいプレーをしていました。荒田智之も動き出しなど前節の湘南ベルマーレ戦よりもいいプレーをしていたと思いますが、山崎亮平を見たいということで一つ目の交代カードを切りました。あと2つの交代は両サイドの選手に疲労が見られていましたし、相手もサイド攻撃を仕掛けてきていたので、選手を交代して落ち着かせようということはありました。
――攻撃面で相手の嫌なところを突くとは?
ワールドクラスの選手であってもどんな選手でも自分の背後を突かれるのは嫌なはずです。そこにタイミング良く動き出してタイミング良くパスを出すということが得点に一番近いプレーだと思います。ただ、そればかりだと長いボールが多くなりますから相手ボールになる確率も高くなりますし、クリアされたボールを拾われて守備をしなくていけないということもあります。そのあたり長いボールと短いボールを上手く使い分けでプレーするということが理想だと思います。今日のような展開になるとどうしても相手のプレッシャーもあるので、相手の背後にボールを入れ我々がそのこぼれ球を拾う、というサッカーになりました。
――勝負に徹するという意味では選手達はよくやってくれたと?
そうですね。前回の対戦では0-3でやられていますし、おそらく相手が同じようなサッカーをしてくるということを選手達もある程度わかっていたと思います。わかっていてまた同じことをやられるほど悔しいことはありません。そのあたり、ジュビロの良いサッカーができなくても勝たなくはいけないという気持ちがグラウンドで出ていたと思います。
今日はどうしても結果がほしい試合でした。その中で立ち上がりに苦しみましたが、自分のところに2回の得点チャンスがあり、それを上手く決めることができました。リードしている試合でしたし、後半に入ってから落ち着いてボールを回そうということでゲームのリズムを作り、失点しないことを心掛けてプレーしました。ゴールを決めることができましたがチームが勝てたことが大きいです。今季リーグ戦でヴィッセル神戸に負けていたということもありますし、今日はホームゲームということでどうしても勝ちたいという気持ちでプレーしました。今日の勝利はただの1勝ではなくて自分達のやっていることが正しいと確信した一勝でしたし、日々の練習していることの成果が出たと思うのでこのまま続けていきたいです。ディフェンスの面でチームが良くなっていると感じます。最近の試合では失点もわずかですし、ナビスコカップの試合だけを見ても4試合で3勝1分ということで失点も少ないです。ディフェンスが良くなければ今日ように先制した時にしっかり守ってリードを守ったまま90分を終えることができます。そういった意味ではディフェンスが良くなってきていることが大きいと思います。最初のゴールは角度のないところからでしたが、自分でもびっくりするくらい上手く決めることができました。2点目は自分のところにこぼれ球が来たのでそれを確実に決めることができました。グループリーグ突破のチャンスだと思いますが、まだ2試合残っているので安心はできません。その中で次の試合は清水エスパルスとアウェイで戦わなくてはいけませんし、もう一度気持ちを引き締め直さないといけません。残り2試合もこれまでと変わらず強い気持ちを持って臨むことが大事になります。ここ数年、グループリーグを突破できていないので何とかグループリーグを突破して強いジュビロを見せたいです。
勝つことができているということが一番の手応えになります。得点を取りたいという思いもありますが、やはりチームが勝つことが一番大きいです。
ジウシーニョが先制点を決めてくれたことが大きかったです。前半、オーバーラップした形から得点に絡むことができてよかったです。もっとオーバーラップする回数を増やしていきたいです。サポーターもたくさん声援を送ってくれましたし、とても力になりました。
2点差で勝つことができましたし、予選を突破する意味で大きいと思います。今季リーグ戦の対戦でヴィッセル神戸に大敗していたので、チームとしても勝利に飢えていました。中2日での試合ということでしたがゲームが始まってみると大きな影響はありませんでした。展開としては予想通りでしたし上手く対応することができました。自分達のサッカーをできたというわけではありませんでしたが焦れずにプレーすることができました。
久々の公式戦出場ということで嬉しいという気持ちもありましたが、結果を残したいという気持ちの方が大きかったです。相手が前掛かりになっているという状況で攻守の切り替えを速くすることとボールを持ったら速く仕掛けるという指示を受けて出場しました。ジュビロがボールを奪った瞬間に自分がもっと上手くパスを引き出すことができればよかったと思っています。国際大会を通じ、世界の同年代の選手達からはボールを持った時に前に仕掛ける意識の高さを感じました。トレーニングからそういった意識を持ってやっていきたいと思っています。
まずは応援いただいたサポーターに感謝申し上げます。ゲームの内容に関しては前回の対戦でジュビロ磐田がうちに負けたという過ちを繰り返さないということもあったのか、湘南ベルマーレ戦あたりでもそうでしたが、前線の選手がしっかりとプレッシャーをかけてきました。そのため、なかなかボールがつながらずセカンドボールの奪い合い、1対1の戦いという場面の多い前半戦だったと思います。その中で、ジュビロ磐田は前半意識的に風上のエンドを取りました。これは前半で主導権を握りたいということだったと思います。うちはある程度ラインを下げないという戦い方で臨みました。そこで失点を0に抑えることができれば後半こちらが有利だと思っていましたが、そこでジウシーニョのシュートが決まりました。風にも乗り、なおかつ彼を褒めるレベルのシュートだったと思います。その前のポポのシュートも決まらない中でジュビロ磐田に先制点が入りました。風下の状態での前半でしたが失点が1点なら問題ないと思っていました。ただ、比較的、簡単に2点目が入った印象もあります。後半、1点取ることができればこちらのペースになると思いましたが、時間の経過と共に2点目が重くなり、前半と同じような展開にはなりずらい状況になりました。ジュビロ磐田はもう得点を取らなくてもいいので、ある程度引いて守備に専念すると。なぜか後半、あまり風も吹いてなかった印象もあります。早い時間帯で1点と取ることができればチャンスがあったと思いますが、残念ながら得点を決めることはできませんでした。