2010年 試合速報
2010 Jリーグヤマザキナビスコカップ 第2節
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/14(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 難波 邦雄 | 野田 祐樹 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 岡野 宇広 | 数原 武志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
10度 | 39% | 小椋 剛 | 花澤 秀登 |
16 | シュート | 13 |
12 | ゴールキック | 14 |
7 | コーナーキック | 4 |
12 | 直接FK | 14 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
今シーズンのヤマザキナビスコカップ第2戦がまもなく始まる。
今日の対戦相手は木村和司新監督率いる横浜F・マリノス。
今シーズンの横浜は、ここまでJ1リーグ7位と健闘。
シーズン途中から加入した中村俊輔や、Jでの活躍を認められ、先日日本代表にも選出された山瀬功治、栗原勇蔵、さらには昨シーズンの新人王である渡邉千真などがチームを引っ張り、そこに木村和司監督の強気の攻撃的采配が上手く噛み合うなど、いい流れが出来上がっている。
中でも一番影響が大きいのは中村俊輔か。
この選手が上手く回りを生かし、時には自ら得点も奪うなど、核の違いを見せ、早くもチームの中心になりつつある。
今日の試合では、怪我の影響もあり出場は微妙ではあるもが、それ以外にも狩野健太や水沼宏太など攻撃力に長けた選手がおり、ジュビロDFとしては気をつけたいところである。
一方のジュビロは、ここ3試合で負けが無しと徐々に調子は上向き。
駒野友一を怪我で欠いた試合では、代わりに入った山本康裕が上手くフィットし、那須大亮もの守備も安定。
そして攻撃陣でも、前田遼一が昨シーズン得点王の本領を発揮し始め、得点ランキング4位タイに踊り出るなど、ジュビロ全体が上向いてきている。
あとは、リハビリ中の駒野友一、川口能活、ジウシーニョ、山本脩斗、犬塚友輔などが戻ってくればさらなる上位進出も可能といえるだろう。
ホーム開催のナビスコカップ。
色々なイベントも催されている。
ここはぜひ、スタジアムに足を運んでいただき、ジュビロの選手に力を与えてほしい。
試合は午後7時00分キックオフ!
それに前田遼一が積極的に詰め寄り、ボールを奪いにいくが、ファウルをとられてしまう。
狩野健太が蹴ったボールを、ゴールから離れた位置で胸トラップした栗原勇蔵がそのままシュートを放つが枠に入らず!
しかし怪我の不安はなさそう。
ジュビロが数人で囲むがボールを奪うことができない。
さすがは日本代表。
中央で待っていたバスティアニーニが頭で合わせるが八田直樹が右手一本で弾き出す!
ドリブルで切れ込みクロスを上げるが、合わせる選手がいない。
動きがキレているパク チュホのチャンスメイクに期待したい。
相手のボールのスローインにはなったが、粘り強い守備を見せている。
惜しくも枠を捉えることはできなかったが、惜しいシュートだった。
グラウンダーのいいシュートだったが、八田直樹が正面でがっちりキャッチ!
こぼれ球に荒田智之が反応し、成岡翔へ。
成岡翔がシュートを放つがDFに弾き返されてしまう。
しかし、船谷圭祐が蹴ったボールは横浜DFが余裕を持ってクリア。
前半ロスタイムは1分。
前半は終始ジュビロペース。
後半もこの状態を保ちたい。
ジュビロ、前田遼一に代わりイ グノを投入!
横浜、藤田優人に代わり山瀬功治を投入。
そのまま前線のイ グノへ。
イ グノがドリブルからシュートを放つが、中澤佑二にしっかり対応されてしまう…
ミドルシュートを放つが、これは力なく八田直樹が冷静にキャッチ!
しかしボールが長くなってしまい、八田直樹が落ち着いてキャッチ。
中に出すと見せかけてそのままシュート!
これは、榎本哲也に弾き出されるてしまったが、前線で余裕を持ってプレーしている。
キーパーが弾いたところをイ グノが詰めるもボールはゴール左へ外れてしまう。
小さい振りから威力のあるシュート。
ボールはゴール右隅に突き刺さり横浜が1点を返す。【2-1】
しかしシュートは八田直樹の正面に転がり、キャッチ!
遠目の位置からゴールを狙うが、枠には入らず…
船谷圭祐が蹴ったボールは、直接GKがキャッチ。
前線でボールを持った荒田智之。
そのままループ気味のシュートを放つが、力なくゴール右へ外れてしまう。
右サイドでイ グノがフリーだっただけにそれを生かしたかった。
ジュビロ、船谷圭祐に代わり岡田隆を投入!
しかし加賀健一が快速を飛ばし、ファウルをもらう。
なんとか逃げ切り、2010ナビスコ初勝利を手に入れた!
――感想
2-0になるまでは非常に良かったです。守備も速くスタートのポジションを取れていたし、そこからサイドに追い込んで、良い位置で何度もボールが取れていました。2-0から2-1になってから、少し押し込まれる状況になりましたが、慌てることなく守備をしていました。こういうゲームを続けることが、大事です。中2日でまたゲームがあるので、しっかり準備してまた良いゲームをやっていきたいと思っています。
――船谷、成岡について
守備だけではなくて、マイボールになってからスペースに出て行く動きもしていました。
集中も高くて良かったと思います。
――後半30分あたりに押し込まれる時間があったが、立て直せた理由は?
以前、前の選手のと後ろの選手の距離が離れ過ぎたり、あるいは前からボールを奪いに行く選手と、後ろで構える選手といたが、フィールドの10人が同じことを考えてプレーできていると思います。押し込まれているけど、ラインを下げて対応しようとしていました。チームが一つになって、守備ができていることが安定してプレーできる要因だと思っています。ここ数試合、そういう時間は増えていると思います。
――荒田について
いつもトレーニングでしているプレーをそのまま怯むことなく出してくれました。
強力なCBのいるマリノス相手に、普段のプレーができていたことが非常に良かったと思います。遼一(前田)とグノはあらかじめ、45分で交代させると伝えていました。荒田のプレーを見て、2人とも少し危機感を持ってくれたのではないかなと思います。チームにとって最も安泰だったポジションに競争が生まれるということは
、チームにとって非常にプラスになると思っています。
――パクについて
ボールを前に運ぶ推進力というのはチームにとってプラスになっています。ただ、特に中盤でボールをさばくタイミングが合っていないこともあるので、そのあたりがもう少しスムーズにいけば、より彼個人の突破力が生かされると思っています。
勝てて良かったですし、得点が取れて良かったです。やってやろうと思って試合に入りましたし、得点を取りたいという気持ちでプレーしていました。練習からシュートのこぼれ球というのはチームとしても個人としても意識していましたし、うまくできたと思います。遼一さんが思いきりシュートを打ってくれて、いいところにボールがこぼれてきてくれました。(得点について)嬉しかったです。ほっとしました。(得点後のパフォーマンスについて)チームメイトに『シーサー』と呼ばれているので、シーサっぽいポーズをしろと言われていたので、やっておきました(笑)。勝利に貢献できるようなゴールをこれからも決めていきたいです。すぐリーグ戦があるので、そっちでも結果を出せるように頑張りたいです。
前から守備に行くことができて、良い感じではまっていたので、行ける時には行こうという感じでプレーしていました。特に、前半はこちらが良いプレーができていたので良かったと思います。後半も、チーム全体で対応していこうという感じでした。ただ、1点取られてしまいましたし、やはり失点0の方が良かったですね。
積極的に仕掛けていこうと思っていました。もう少し駒野さんを使うような展開を増やすことができればよかったです。(先制点につながるパスについて)前線がいつも良い動き出しをしてくれるので、それを見逃さないようにプレーしています。
(チームについて)最初の頃に比べると、良くなってきていると思いますが、苦しい時にいかに中盤の選手がボールを受けて、チームを楽にしてやれるかだと思います。そこの課題はまだあると思いますし、試合ごとに良くしていければと思います。
守備も良くできました。コンビネーションも良かったと思います。これから負けなしで順位を上げることができれば、チームの目標も達成できるかもしれませんし、若い選手が多いので、個人のレベルもさらに上げていければと思います。
今日勝てたことは良かったのですが、自分自身、たくさんの課題を残してしまった試合でした。キックの精度にばらつきが出てしまいました。フィードの面ももっとしっかりやらないといけないと思っています。リードしていても0-0という気持ちでプレーしていました。終盤になればスコアのことを考えましたが、必要以上に意識することはありませんでした。ナビスコカップの初戦で、ロスタイムに同点に追い付かれてしまいましたし、立ち上がりと終盤は課題になっていたので、抑えられたことは、少しずつ改善できていることだと思います。これからも続けていきたいです。まだ個人で防げている部分もあると思いますし、もっとチームとして守備ができればと思います。しっかりブロックを組んで、防いでいきたいです。またホームで試合ができるので、しっかり勝ち点3を取りたいです。
うちのチームは20、30分しかサッカーをしていないというか、それでは勝てないということですね。ジュビロさんの気持ちが入っていて、やろうとするサッカーができたのではないかなと思います。前半も、特に間に入ってこられるというか、ペナルティエリア近く、ゴールエリア近くを突かれて、こちらも予測しなくてはいけない。ハードワークというか、ボールへのサポートなどがぜんぜん良くなかったです。後半多少気持ちが出て前向きになりましたが。いつも言っているように、2点以上取れないと勝てないというか、そんな感でした。