2010年 試合速報
2010 J1リーグ 31節 VS.モンテディオ山形
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佐藤 健太郎
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石井 秀典
西河 翔吾
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ジウシーニョ
松浦 拓弥
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宮沢 克行
田代 有三
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西 紀寛
菅沼 実
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秋葉 勝
下村 東美
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船谷 圭祐
成岡 翔
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 11/20(土) | 17:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 鈴木 保 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 大塚 晴弘 | 前島 和彦 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
12.8度 | 68% | 村井 良輔 | 花井 秀登 |
4 | シュート | 15 |
15 | ゴールキック | 8 |
4 | コーナーキック | 5 |
9 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第31節がまもなく始まる。
対戦相手はモンテディオ山形。
前節ベガルタ仙台相手にまさかの完敗(0-3)を喫してしまったジュビロ。
ナビスコカップを制して以降、未だに勝利無しとチャンピオンらしからぬ戦いが続いてしまっている。
けが人が増えてきているとは言え、原因はそれだけではないだろう。
前節の仙台戦も、相手との違いが一目で分かるほど集中力に差があったと言える。モチベーションの低下があるのかもしれないが、そこはたくさん駆けつけてくれるサポーターのためにも、テレビの前で熱心に応援してくださるサポーターのためにも、最後まで全力プレーを貫きたいところだ。
Jリーグも残り4節と残り少なくなっている。
天皇杯も終戦し、残るはJリーグの4試合のみとなっている。
次のシーズンにつながる何かを探しながらプレーすれば、おのずとサポーターにとっても楽しい試合となるに違いない。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
キックオフは午後7時4分。
今日もサポーターの皆さんには、最後まで熱い熱い声援をお願いします!
それをダイレクトでシュートするが、川口能活の正面。
一旦はクリアされるが金沢浄が再び前線へ。
ファーサイドでイ ガンジンが落とすとジウシーニョがそれをダイレクトで狙うが、ボールは惜しくもゴール右に外れてしまった・・・
ファーサイドの長谷川悠があわせるが、ゴールを捉えることは出来ない。
ジュビロは中盤でボールを持つことが出来ない。
上田康太はもっと顔を出したいところ。
エリアの外からシュートを放つが、大井健太郎がスライディングで対応!
ボールは枠を捉えるが、川口能活が冷静にキャッチ!
左足で中央にクロスを入れると、待っていた長谷川悠がダイビングヘッドを試みるが、ボールはわずかにゴール右。
前線の前田遼一を見てクロスを上げるが、ボールが長くなってしまう。
山形は左サイドを中心に攻め込むが、ゴールの気配は感じられず。
ゴールまで突破を試みるが、最後は自らボールを出してしまいゴールキックに。
山形はゴール前をガチガチに固め、ゴールを死守。
そのボールをダイレクトで狙うが川口能活の正面。
エリア内で長谷川悠と宮沢克行が飛び込むがあわせることが出来ない。
上田康太がエリア内に入り、中央へパスを送るが誰も合わせることが出来ない。
低くて速いボールを入れるが、あわせる選手はいない。
ミドルシュートを放つが、相手の壁に当たってしまう。
上田康太が左足で入れるが、クリアされてしまう。
相手は守備のみといったプレーに終始してしまっている。
左足でクロスを上げると前田遼一がヘディングシュート。
しかし枠を捉えることが出来ない。
ダイレクトでミドルを放つが、枠を捉えきれず。
しかしこれは川口能活が正面でキャッチ。
増田誓志の蹴ったボールがゴール前を襲うが、川口能活がパンチングクリア!
――感想
良いリズムでボールを動かしてプレーしていたのは前半の立ち上がり10分くらいだと思います。ただ、ゴールへ向かう、というプレーが少なかったと思いますし、ボールを持っていても相手を崩すプレーがなかったと思います。前半とそれ以降は自分達のミスでボールを奪われ、相手に押し込まれてチャンスを作られました。そのあたり、山形がやろうとするサッカーは十分できたのではないかと思います。逆に、我々はボールを保持することに終始してしまい、ゴールを奪うためのプレーというのは少なかったと思います。
また中2日、中3日でゲームがあるので、なかなかトレーニングで修正ができませんが、そのあたり、意識だけは選手に持たせて次のゲームに臨みたいと思います。
――この試合で勝ち点1を獲得したことで残留が決まりましたが?
去年はすごくほっとしましたが、今年はナビスコのタイトルを獲得しているチームですから、恥ずかしいなという気持ちの方が強いです。ナビスコの前後も良いゲームはしていましたが、勝ち点3、というゲームは少なかったです。タイトルを獲得した後というのは、やはり周りから見られる目というものをもっともっと気にして、選手達は勝ち点3というものに貪欲になってほしいなと。それがないということではありませんが、そういうことがもっとあれば、ゴールを奪うためのプレーが増えるのではないかと思いますし、何もミスを怖れずゴールへ向かうプレーというのは欲しいなと思います。選手達もそれはわかっていることで、負けた(試合)みたいな感じで戻ってきましたし、残留ということも勿論、選手達の頭の中にはなかったでしょうし、勝ち点3を積み重ねて、少しでも順位を上げるということに切り替わっているはずです。残りの3つ、なかなか難しいゲーム、厳しい相手ですが、勝ち点3取れるようにやっていきたいです。
――なかなかシュートまで行けなかったり、前線に収まりにくい、という展開の中で松浦選手を投入しましたが、どんなことを伝えて送り出したのですか?
ジウシーニョが、ちょっと周りとリズムが合っていないということと、松浦は最近、個人としては良い状態をキープしているということで。
ジウシーニョと前田が組んでいる時、前田が外へサポートしに行き、外へ外へ出てしまうというプレーが多かったんです。やはり(前田には)ゴール前にいて欲しいということで、松浦にはどんどん下ってきて、(前田)遼一よりも後ろのポジションでボールを受け、サイドに出たらちょっと顔を出してサポートすると。どんどんボールを触ることによって、彼のリズムが生まれるので、そういうことをするように、ということで出しました。ただ、山形も少し押し込んでいる状態が長かったので、山形もしっかり良いポジションを取っていて、今日はなかなかポジションを見つけられなかったなと。松浦の良さはちょっと出なかったと。そこは残念でしたが、そういう意図で出しました。
――ハーフタイムのコメントに『自信を持ってプレーすること』とありましたが、前後半を比べて、それを改善できましたか?
少し慌てないで、前半よりはイージーミスは減ったと思います。その分、ボールを保持する時間は増えたけど、先ほどから言っているゴールを奪うための動き、プレーがほとんどなかったと。だから、相手を崩すこともできなかったし、シュートまで行くというプレーもほとんどできませんでした。
――この試合、前田選手とジウシーニョ選手がボールを持った時に、山形に上手く挟み込まれていたと思いますが、松浦選手の投入もその打開策の一つだったかもしれませんが、この試合のように、前田選手のところに縦パスが全く入らない時に、どうすればいいと?
(縦パスが)入ってないことはないと思います。前半でも良いリズムで入っているので。それは出し手のところの問題もありまし、勿論、山形も引いてほとんどスペースを与えない状況は作っていますが、そこを怖がらずにゴール前に張っている(前田)遼一に入れて、すぐにサポートにと。相手ボールになってもすぐにプレッシャーをかけられることも必要かなと。勿論、サイドに展開することは言いましたが、その隙に必ず中央にスペースができるので、そのあたりも、前半、先ほどの言った『怖がらず』にということも入っているんですけどね。
相手のマークがしっかりしていたという部分もありましたし、思うようにカウンターを許してもらえない場面もありました。
――得点を奪うためには?
遠目からもっと積極的にシュートを打つこと、それから個人技でもっと仕掛けていければと思います。
――次節へ向けて。
次節は今季優勝争いを繰り広げた鹿島アントラーズが相手ですし、ジュビロの力を見せるにはいい機会だと思います。強い気持ちを持って臨みたいです。
動くことを意識していたのと、この試合、(前田)遼一さんがサイドに流れることが多かったので、自分がサイドに流れ、(前田)遼一さんを中に、という意識を持っていました。
シュートで終わる場面をもっと増やしたかったです。
守る時間はあまり多くありませんでしたし、その分、集中してプレーしなければいけないと思っていました。失点0で抑えられたことはよかったと思います。無得点となりましたが、チーム全体の問題だと思いますし、やはり前田さんにはマークが集中すると思うので、もう少し良いボールを入れたり、工夫できればと思います。
シュートが少なかったと思いますし、もっとシュートの意識を持てればと思います。個人的にもミスの多い試合になってしまいました。
――次節に向けて
来シーズンにつながる試合になりますし、攻守でより高い精度を目指していきたいです。ミスも減らせればと思います。
相手を崩すことがなかなかできませんでした。真ん中は厳しかったので、サイドにボールを動かしながらチャンスを狙っていましたが、縦にボールを入れることが上手くできませんでした。相手も縦パスをしっかりケアしていましたし、もう少し工夫が必要だったと思います。
本当に勝ちたかったです。ボールはキープできていたので、あとはフィニッシュの部分だと思います。
――足の状態について
試合中は集中していましたし、あまり気になりませんでした。終わっても特に痛みはありません。まだ100パーセントの状態ではありませんし、多少怖さもあります。ただ、次の試合もプレーできる状態だと感じましたし、自分にとって大きいです。
――試合の感想
勝ち点3を取れなかったことはすごく残念ですが、守備に関しては最低限の仕事ができたと思いますし、守備のところは上手く修正できたと思いますが、シュートが少なかったかなと思いました。
――どんな意識で守備を?
こちらが攻め、そこから奪われてカウンターという形もありましたし、ロングボールを受ける場面もありました。山形は非常にシンプルな攻撃でしたが、冷静に対応してくれましたし、イガンジンも(大井)健太郎も上手く対応してくれました。フィジカル勝負のところでもよく頑張ってくれました。そこで何とか(失点を)0に抑えられたと思います。山形のカウンター、ロングボールというのはこちらが攻めている時も注意していました。
――修正できた点は?
仙台戦があまり良い出来ではありませんでしたし、天皇杯も敗れてしまい、そこでどうしても士気が落ちてしまいがちですが、何とか持ちこたえましたし、やはり疲労はあると思いますが、その中でみんな良く戦ってくれました。ただ、どのチームも同じ条件でやっているので、そこはやはり最後の踏ん張りを見せたいと思います。
――ナビスコ決勝戦の後、勝利がありませんが?
せっかくナビスコを獲得したのに、これでは台無しになってしまいますし、やはり何としてもサポーターの信頼を取り戻せるように次の試合に臨みたいです。次はアウェイですが、勝ち点3を目指してしっかり準備したいと思います。
――タイトなスケジュールになりますが、次節に向けて。
相手も同じですから気持ちで戦うだけです。絶対勝つんだ、という気持ちで臨みます。
中2日で、アウェイで、厳しい状況でしたが、勝ち点3を狙いつつ、最低限の勝ち点1は取れました。何とか残り2日上手く調整して、今度はホームの京都戦で勝ち点3を取れるように、という話を今、選手達にして、ここ(インタビュールーム)にきました。