2010年 試合速報
2010 J1リーグ 30節 VS.ベガルタ仙台
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中原 貴之
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鎌田 次郎
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山本 脩斗
金沢 浄
上田 康太
成岡 翔
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那須 大亮
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永井 篤志
田村 直也
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西 紀寛
菅沼 実
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鎌田 次郎
中原 貴之
中島 裕希
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中島 裕希
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赤嶺 真吾
千葉 直樹
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ユアスタ | 11/14(日) | 17:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 松浦 敏夫 | 柏原 丈二 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 西尾 英朗 | 唐紙 学志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
14.7度 | 59% | 桜井 大介 | 蛇石 智宣 |
21 | シュート | 12 |
10 | ゴールキック | 13 |
8 | コーナーキック | 9 |
9 | 直接FK | 14 |
4 | 間接FK | 1 |
4 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第30節がまもなく始まる。
対戦相手は手倉森誠監督率いるベガルタ仙台。
開幕戦で対戦した時には立ち上がりの1点を守りきられてしまい、まさかの完封負け。
そこから3試合勝ちが無く、スタートダッシュに失敗してしまった。
ベガルタ仙台とはナビスコカップの準々決勝でも対戦しており、この時はホーム&アウェイで2戦を戦い、ジュビロの1勝1分と見事勝ち上がりその後の優勝に繋げた。
この2戦と開幕戦の1試合を合わせ、合計成績は1勝1分1敗と五分の成績。
それを考えると、この試合は負けるわけにはいかないだろう。
注目は、やはりエースの前田遼一。
ここまでJ通算98ゴール。
残り2ゴールと迫った100ゴールに向けて、前田遼一自身も気合が入っていることだろう。今シーズンのJリーグも残り5節となった。
今シーズン中の達成は確実と思われるが、それに執着せずに冷静にプレーしてもらいたいところだ。
仙台の注意すべき選手は梁勇基。
MFながら、ここまで11得点を稼いでいる梁勇基だが、その得点源とも言えるのがセットプレーからの得点である。
曲げる、浮かす等の技術的シュートでFKを直接ねじ込む技術を持っているだけに、ゴール前での不要なファウルだけは避けたいところ。
Jリーグも残り5節。
少しでも上位にいけるように、気を抜かずしっかりとプレーしたい。
試合開始は17:00
みなさんの熱い声援よろしくお願いします!
右サイドから上田康太が蹴ったボールに古賀正紘が高さを生かし、ヘディングシュートを放つが枠を外れてしまった。
その際に古賀正紘が頭を痛めるが、すぐに立ち上がる。
クロスを上げるも、ジュビロDFが頭でクリア!
右足でクロスを上げるが、ニアサイドで相手にクリアされてしまいジウシーニョは合わず・・・
右足でクロスを上げ、中で待っていた中原貴之が合わせるが枠を捉えることが出来ない。
左サイドバックの山本脩斗にはしっかり対応してもらいたい。
細かく繋ぐパスには注意が必要か。
前田遼一がダイレクトで、前線に走りこんでいた上田康太へ浮き球のパスを送るがそのままラインを割ってしまい、ゴールキックに。
一旦はクリアするが、そのこぼれ球を斉藤大介が弾丸ミドルを放つが川口能活がファインセーブ!
中原貴之へクロスを上げるとダイビングヘッドを放つが、川口能活 口がしっかり対応。
マイナスのボールに反応した船谷圭祐が右足でシュートを放つが枠に入らず。
ファーサイドでヘディングシュートを放つが、またもや川口能活がしっかりセーブ!
上田康太が蹴るも、誰も合わせることが出来ない。
上田康太が中央から前線にボールを上げるも繋がらない。
上田康太が中央から前線にボールを上げるも繋がらない。
今日の前田遼一は今のところチャンスを作れていない。
一旦は川口能活が弾くが、そのこぼれ球に反応した中原貴之が落ち着いて押し込み仙台先制【0-1】
梁勇基のボールに鎌田次郎が頭で合わせると、ボールは誰にも触れることなくネットに吸い込まれてしまった・・・【0-2】
中原貴之が中央であわせるが、チャンスにはならず。
アディショナルタイムは3分。
ジュビロ選手交代
山本脩斗に代わり金沢浄を投入!
上田康太に代わり成岡翔を投入!
ファーサイドの渡辺広大を狙うが、ヘディングはミートせず。
梁勇基が速いボールをニアに蹴りこむが、ジュビロDFが頭でクリア!
GKが前に出ているのを見ると、そのまま右足を振り抜くが枠を捉えることは出来ない。
船谷圭祐が蹴るも、シュートまで繋がらない。
エリア内で反転し左足でシュート。
大井健太郎が壁となり防ぐが、ボールは再び中原貴之へ。
今度は右足でシュートを放つが、これは川口能活がしっかりキャッチ!
エリア内に進入しシュートを放つが林卓人に弾かれてしまう。
仙台、中原貴之に代えて中島裕希を投入。
ニアサイドに飛び込んだ中島裕希が足で押し込み追加点【0-3】
アディショナルタイムは3分。
これはチャンスに繋がらず、ヘディングクリアしたところで試合終了のホイッスル。
――感想
(相手の)先発メンバーに中原が入ったことで、おそらくハイボールが増えるだろうということを選手達に伝えました。また、実際グラウンドに来て、このグラウンドであればなおさら長いボールが増えるだろうと。ということは、セカンドボールをどちらが拾うかで勝負が決まってくるということはわかっていましたし、それは選手達もわかっているはずです。ただ、前半を見ていると、明らかに仙台の選手達のボールへの執着心の強さが目立ちました。それは我々の方にも何名か見られましたが、ただ、そういったところで甘さのある選手が何名かいたがために押し込まれ、失点しました。
後半に入ってからは、みんなある程度厳しさを持ってやれたかなと思います。ただ、前半のところで勝負ありと。ナビスコカップで優勝して、チャンピオンになりましたが、その分、周りからの目は非常に厳しくなるし、恥ずかしいゲームはできないと(選手達に)伝えましたが、2ゲーム目でこういう恥ずかしいゲームをしてしまったので、また1から厳しさを持って残りのシーズンをやっていきたいと思います。
――2点ビハインドで迎えた後半、仙台が自陣で守りを固めてくることは予想できたと思いますが、2人の選手交代の意図を含めて、どのように仙台の守りを崩そうとしたのですか?
山本脩斗は左足首捻挫で金沢浄と交代しました。ボランチの上田康太と成岡翔を代えたのは、セカンドボールのところで勝負できなかった選手に代え、ボール際で厳しさを持ち、得点が欲しかったので、2トップの近くや相手のペナルティエリアに侵入できる成岡翔を入れました。
――前半、2失点しましたが、右サイドからファーサイドに合わされる、という同じような形に見えましたが、反省点は?
中原はスペースを与えると非常に高いヘディングをしますし、その前のところで、コーナーキックを簡単に取られていたので、そこを修正しなければいけないと思っています。
――ハーフタイムコメントに「幅のあるパスと深さのあるパスを使うこと」とありますが、上手くいっていない点があったのでしょうか?
選手達はやろうとしていましたが、コントロールミスであったり、パスミスもあり、相当やりずらそうではありました。
セットプレーからの2失点が大きかったと思います。2点ビハインドとなり、こちらが前がかりになったところで3失点目を喫する、という展開になってしまいました。前半にチャンスがありましたが、そこで決めきることができませんでした。
――セットプレーからの失点について
相手の上手さもありましたが、今までしっかりマークできていた部分が、多少ずれてしまった部分もあったと思います。
――今後に向けて
また水曜日(11月17日)に天皇杯があるので切り替えていきたいです。
相手は長いボールを徹底して入れてきましたが、もう少し戦い方を工夫できればよかったと思います。
次の試合で連敗しないことが一番大事なことです。次の試合でしっかり勝てるようにやっていきたいです。
トップ下のような位置でプレーしていました。なるべく前線に絡むことを意識していました。ボールがイレギュラーする場面もありましたが、ピッチコンディションは言い訳にはできません。すぐ次の試合があることは逆に良いことだと思いますし、次の試合に向けてやっていきたいです。
試合の入り方、球際、メンタル。そういった部分で相手の方が上回っていたと思います。前半、何度かピンチを防ぐことができましたが、先制点を奪われ、与えたくなかった追加点も奪われてしまいました。このままではいけないということを思い知らされましたし、気持ちを切り替えていきたいです。
ピッチ状況の影響も多少あったかもしれませんが、もう少し工夫して戦うことができればよかったと思いますし、もう少し高い位置でポゼッションをしながらセカンドボールを拾えればよかったと思います。球際の部分ももう少しいかなければいけませんでした。
今日の選手のパフォーマンスは素晴らしかったです。それに加え、サポーターも素晴らしい応援で、今日の試合がいかに大事かということが、みんなが意識してこういうゲームができたと思っています。
前節、神戸にああいう不甲斐ない負け方をして、チームとしては、良いことをしようと思ったり、上手くいこうとするだけではこの残りの5試合勝てないという話をしました。いかに闘争心を持ち、いかに何が何でも来年J1に残るんだという気持ちをピッチに注がなければいけないか、ということを前節学びました。それをトレーニングの時から意識付けてやらせたところ、今日は球際のところでも、走力のところでも相手を上回ることができました。
我々のモチベーションとしても、今回ナビスコカップを含めて、(今季の対戦成績が)1勝1敗1分ということで、五分から決着をつけたかったですし、ナビスコのクォーターファイナルのリベンジも果たしたいと。彼らがナビスコのチャンピオンになれたのは、本当に守備が安定してきたところにあると。それに対して、我々も守備でどれくらい相手のプレーを潰せるか、ということを挑んでみようと。まさにそういったところの戦いの中で、うちがこういった勝ち方をすることができました。選手にはこういう力が我々にあるんだ、ということを残り4試合で証明し続けようという話をしました。