2010年 試合速報

2010 J1リーグ 25節 VS.横浜F・マリノス

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

9 勝
6 分
9 敗
28 得点
33 失点
勝点 33
順位 11

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 0

0
fmarinos
fmarinos

11 勝
5 分
8 敗
32 得点
25 失点
勝点 38
順位 7

前半
5分
天野 貴史
古賀 正紘
35分
古賀 正紘
43分
ハーフタイム
船谷 圭祐
大井 健太郎
長谷川 アーリアジャスール
小野 裕二
後半
ジウシーニョ
9分
西 紀寛
菅沼 実
13分
山本 脩斗
18分
山本 康裕
成岡 翔
32分
34分
狩野 健太
端戸 仁
39分
兵藤 慎剛
坂田 大輔
1
川口 能活
5
駒野 友一
13
イ ガンジン
20
山本 脩斗
50
古賀 正紘
6
那須 大亮
11
西 紀寛
23
山本 康裕
28
船谷 圭祐
8
ジウシーニョ
18
前田 遼一
SUB
21
八田 直樹
4
大井 健太郎
16
金沢 浄
10
成岡 翔
15
菅沼 実
27
上田 康太
19
荒田 智之
監督
柳下 正明
21
飯倉 大樹
3
松田 直樹
4
栗原 勇蔵
32
波戸 康広
35
天野 貴史
7
兵藤 慎剛
14
狩野 健太
25
中村 俊輔
30
小椋 祥平
8
長谷川 アーリアジャスール
10
山瀬 功治
SUB
31
秋元 陽太
24
金井 貢史
18
清水 範久
11
坂田 大輔
19
齋藤 学
37
端戸 仁
40
小野 裕二
監督
木村 和司

11,528
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 10/3(日) 14:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 田中 賢二 吉田 寿光
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 八木 あかね 数原 武志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.5度 53% 中野 卓 鈴木 良規
11 シュート 18
23 ゴールキック 9
1 コーナーキック 3
20 直接FK 23
0 間接FK 5
0 オフサイド 5
0 PK 0

Jリーグ Division 1第25節がまもなく始まる。
会場はホームのヤマハ、キックオフは14:00。

4日前にナビスコカップ準決勝第一戦を戦ったばかりのジュビロ磐田。
今度はJリーグに舞台を移しての戦いとなる。

ナビスコカップ川崎戦では、ホームで1点差で負けてしまったジュビロ。
アウェイゴールを許してしまう、厳しい展開となってしまったが、それと同等に痛いのがパク チュホの怪我だろう。
前半開始早々に、相手陣地のペナルティエリア付近で、森の悪質なファウルで足を骨折してしまったパク チュホは、全治3,4ヶ月と長期離脱が確定してしまった。
シーズン開始から、攻守に渡り左サイドで大活躍の働きをみせていた選手なだけに、パク チュホの離脱はチームにとってダメージが大き過ぎるものとなった。
しかし、代わりとなる山本脩斗や、金沢浄、岡田隆などがパク チュホと遜色ないポテンシャルを持っているだけに、彼らの活躍に期待したいところである。

先月末には、ザッケローニ監督率いる日本代表のメンバーが発表され、ジュビロからは日本代表の常連となっている右サイドバックの駒野友一、さらには、ジュビロの大エース前田遼一が選出された。駒野友一に関しては言うまでも無いが、前田遼一は昨年のリーグ戦得点王の選手で、今シーズンもここまで日本人トップの得点数をたたき出している選手である。
今まで選ばれていなかったことが疑問で、今回の選出は、やっと分かる監督が日本代表監督に就任したという印象である。
まずは今日の試合でさらなるアピールをし、アルゼンチン戦、韓国戦でも今まで選出しなかった監督を後悔させるプレーを披露してもらいたい。

今日の試合相手は横浜F・マリノス。
注目する選手は言うまでも無いだろうが、司令塔の中村俊輔。
彼の左足から飛び出すスルーパスやピンポイントクロスはまさに芸術品。
セットプレーでもその威力は発揮され、数々のゴールやチャンスを演出してきた男である。
多少セットプレー時の守備に課題のあるジュビロDF陣なだけに、いままでより一層注意が必要となってくるだろう。

試合開始は14:00。
熱いご声援宜しく御願いいたします。

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロ、自陣からの古賀正紘のロングフィードはボールが長くなってしまい相手ボールのスローインに。
前半3分、ジュビロ、前線から積極的なチェックでボールを奪いにいく。
前半4分、ジュビロ、西紀寛からのパスを受けた駒野友一が、ピンポイントクロスでファーサイドのジウシーニョへ。
フリーでヘディングシュートを狙ったがミートすることが出来ない・・・
前半5分、横浜、後ろからジウシーニョを倒してしまった天野貴史に対してイエローカード。

そのファウルで受けたFK。
駒野友一が右足で直接狙うが壁に阻まれてしまう。
前半7分、横浜、右サイドからのクロス。
ファーサイドの兵藤慎剛を狙ったが、ボールが長くなりジュビロボールに。
前半8分、横浜、ボランチの位置からドリブルで駆け上がった狩野健太。
そのままの勢いで右足を振りぬくが、枠を捉えることは出来ない。
前半10分、ジュビロ、右サイドからの西紀寛のクロスは相手GKが直接キャッチ。
前半12分、ジュビロ、右サイドからの船谷圭祐のFK。
ファーサイドで待ち構えていた古賀正紘へ、ピンポイントクロス。
古賀正紘がジャンプ一番でヘディングシュートし、ボールはゴールに吸い込まれジュビロ先制!かと思われたが、古賀正紘のファウルをとられてしまった・・・
前半15分、横浜、山瀬功治が持ち前のドリブル突破から左サイドを駆け上がり、中村俊輔へ。
しかしここを狙っていた西紀寛がボールをカット!
前半18分、ジュビロ、ゴールキックのボールを受けた前田遼一。
中央の位置から右足を振り抜くが、枠を捉えることができない。
前半19分、ジュビロ、西紀寛が、前田遼一を狙ったスルーパスを出すが、GKが直接キャッチ。
前半20分、横浜、センターバックに入っている松田直樹が、センターハーフ付近からのロングシュートを狙うが、川口能活が余裕を持って見過ごす。
前半23分、ジュビロ、両サイドから積極的に攻撃を見せるが横浜の守備も固く、中々チャンスを作れずにいる。

しかしそれ以上に安定しているのはジュビロDF陣か。
前半25分、横浜、右サイドから中央に切れ込んだ兵藤慎剛がシュートを放つが、川口能活が落ち着いて対応。
前半26分、ジュビロ、ボールを細かく繋ぎ右サイドの駒野友一へ。
駒野友一が右足で上げたボールに山本康裕がヘディングシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れてしまった。
前半29分、ジュビロ、左サイドから中に切れ込んだジウシーニョが右足でゴールを狙うが枠の上を通過してしまった。
前半30分、横浜、エリア内に進入した長谷川アーリアジャスール。
更なる突破を試みるが、ジュビロDFが2人で対応!
前半32分、ジュビロ、右サイドからのFK。
駒野友一が蹴ったボールは一旦跳ね返されるが、西紀寛がこぼれ球をシュート、しかし枠に入らず。
前半35分、ジュビロ、相手の選手を後ろから止めてしまった古賀正紘に対してイエローカード。
前半38分、横浜、左サイドでボールを持った中村俊輔。
ワンフェイントから左足でクロスを上げるが、ボールが長くなってしまいジュビロボールのゴールキックに。
前半41分、ジュビロ、西紀寛からのボールを受けた山本康裕が、船谷圭祐を狙ったスルーパスを出すが、ボールが長くなってしまい相手GKが直接キャッチ。
前半43分、ジュビロ、後ろから山瀬功治を倒してしまった古賀正紘に対してイエローカード。
古賀正紘は2枚目のイエローカードで退場処分に・・・
前半44分、アディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、前田遼一の横パスを受けた船谷圭祐。
左足を振りぬきミドルを狙うが、ボールは相手GKの正面・・・

横浜、中央から中村俊輔がシュートを放つが枠に入らず。
川口能活がゴールキックを蹴ったところで前半終了のホイッスル。
後半0分、横浜ボールで後半キックオフ。
両チーム共に選手交代。
ジュビロ、船谷圭祐に代えて大井健太郎を投入。
横浜、長谷川アーリアジャスールに代えて小野裕二を投入。
後半1分、横浜、スローインのボールを受けた中村俊輔。
そのまま左足でチョンと山瀬功治にパス。
山瀬功治が合わせるだけの形でシュートを放つが、川口能活がしっかり対応!
後半4分、横浜、右サイド山瀬功治からマイナスのボール。
エリア内で小野裕二がダイレクトでシュートを放つが、ボールはゴール右に外れた。
後半7分、ジュビロが一人少ないことにより、後半の立ち上がりは横浜が主導権を握っている。
守備に追われ、中々攻撃に切り替えることが出来ない。
後半9分、ジュビロ、天野貴史に対して足の裏でタックルしてしまったジウシーニョに対してイエローカード。
ジウシーニョが通算4枚目となり、次節出場停止に・・・
後半13分、ジュビロ、自陣でボールをカットした山本康裕。
そのままドリブルで駆け上がり、左をフリーランしていたジウシーニョへ。
ジウシーニョが、松田直樹をかわし右足でシュートを放つが、枠を大きく外れてしまった。

ここで、西紀寛に代えて菅沼実を投入!
後半14分、横浜、エリア内でボールを持った小野裕二。
一人かわし、川口能活を1対1となり、シュートを放つが、枠を捉えることが出来ない!
後半18分、ジュビロ、遅延行為により山本脩斗に対してイエローカード。
後半20分、横浜、中村俊輔の横パスを受けた小椋祥平。
そのまま右足でミドルを放つが、川口能活がパンチグで防ぐ!
後半22分、横浜、中央の狩野健太がドリブル突破から左足でシュートを放つが、枠の外!!!
後半23分、横浜、右サイドからの栗原勇蔵のクロス。
そのクリアボールを狩野健太がダイレクトで狙うが、枠を大きく外れていく。
後半24分、ジュビロの前田遼一、横浜の栗原勇蔵の代表同士の競り合い。
前田遼一がヘディング競りにいったところを栗原勇蔵が後ろから足で競りにいき。栗原勇蔵にファウル。
これに対してカードが出なかったことに柳下監督が猛講義!!!!!
後半28分、横浜、中村俊輔から小野裕二へのパスはイ ガンジンがクリア!
後半29分、横浜、山瀬功治の突破から中村俊輔へマイナスのボール。
3トラップしてから右足でシュートを放つとボールは枠を捉えるが、川口能活が、右手一本で欠き出す!!!
後半32分、ジュビロ、最後のカード。
山本康裕に代わり成岡翔を投入!
後半34分、横浜、狩野健太に代えて端戸仁を投入。
後半35分、ジュビロ、右サイドからジウシーニョがエリア内に進入し、成岡翔へラストパスを送るが、成岡翔はシュートを放つことが出来ない。
後半37分、横浜、左サイドからのコーナー中村俊輔が左足で上げるが、チャンスに繋がらず。
後半39分、横浜、兵藤慎剛に代えて坂田大輔を投入。
後半40分、横浜、エリア内でスルーパスを受けた坂田大輔が、どフリーでシュートを放つが、大きく枠を外れていく!!!
後半42分、ジュビロ、左サイドからのコーナー。
駒野友一が蹴ったボールに、前田遼一が下がりながらヘディングシュートを放つが、ボールは枠の上。
後半44分、横浜、右サイドから天野貴史のクロス。
エリア内でフリーで端戸仁がヘディングシュートを放つが枠に入らず!

アディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、左サイドからのFK。
駒野友一が蹴ったボールは味方に合わせるボールだったが、GKが直接キャッチ。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、右サイドから駒野友一の大きなクロス。
菅沼実がフリーで狙うが飯倉大樹が対応・・・
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、右サイドからのクロス。
ファーサイドで菅沼実、頭で合わせゴールネットを揺らすが、判定はオフサイド・・・

その後、ジュビロボールのゴールキックを大きく蹴ったところで試合終了のホイッスル。
柳下 正明 監督

――感想
前半立ち上がりから非常に、相手のゴールを目指して、良い動きでプレーしていたし、チャンスも作っていたので、90分を通して、勝ち点3を取りたかったというのが本音です。ただ、前半も後半もそうですが、チャンスの時のゴール前での落ち着きが必要かなと思います。それはマリノスさんにも言えることだと思いますが、そのあたり、もっともっとトレーニングしてやっていきたいと思います。一人少なくなったのも、イージーミスからのピンチを作って(イエロー)カードをもらってしまったので、良いリズムであっても集中を切らさずに、シンプルにプレーするべきところはシンプルにプレーする、ということをきっちりやっていきたいと思います。ただ、マリノス相手に50分近く、一人少ない状況でも勝ち点1を取れたということは、やはり次につながるだろうし、つなげないといけないと思っています。また、ナビスコカップがあるので、しっかり準備してやっていきたいと思います。

――サイドバックにパクチュホ選手に代わり、山本脩斗選手を起用しましたが、評価は?
本人はそんなに緊張していないと言うと思いますが、久しぶりのゲームだったので、かなり緊張感はあったと思います。パスミスなどをすることはある程度こちらも予測しています。彼の一番の良いところは、今日の試合でも、一人少なくなってもアップダウンできるところですし、90分間フルに走り切れる選手です。あと、細身ですが、非常にコーディネーションが良く、最後のところで粘れますし、そういったところは今日のゲームでも十分やれていると思います。(パク)チュホがいない残りにゲーム、ナビスコカップ、天皇杯も含めて、おそらく山本脩斗だったり、(山本)康裕だったり、金沢浄だったり、やはりそのあたりが競争してカバーしていくだろうと思いますが、それぞれが特長を持った選手なので心配はしていないです。

――マリノス相手に前半かなり支配することができ、結果的に引き分けでしたが、自信になるゲームでしたか?
ここ数試合というか、中断明けぐらいから、かなりポゼッションはできるということは選手達もわかっているので、自信にはなっているし、逆にこういうゲームできっちりゴールを決め、勝ち点3を取らなければ、という雰囲気になっているのではないかと。今まではこれくらいやれればいい、という雰囲気はありましたが、それから、ゴールを奪い勝ち点3を取り続ける、という欲が出てきているのではないかと。逆に出てきてほしいと思っています。

古賀 正紘 選手

古賀 正紘 1枚イエローカードをもらっていましたし、2枚目のイエローカードをもらった場面では、やはりいくべきではなかったと思っています。チームとしては、序盤から特に問題なくゲームを進めることができましたし、そのままいけば勝ち点3も取れた可能性もあったと思います。それだけに・・・。結果的に負けなかったことは選手達にとても感謝していますし、申し訳ないという気持ちが強いです。

西 紀寛 選手

西 紀寛 チャンスは作れていましたし、内容的には悪くはなかったと思いますし、10月10日(日)のナビスコカップにつながると思います。10人になってからラインを上げられず、プレッシャーもかけられなくなってしまいましたが、終盤にチャンスもあり、勝ち点3を取れた可能性もあったのではないかとも思います。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 みんなが体を張って、プレーできたと思います。後半開始からの出場ということで、ゲームに入りやすかったという部分もありました。10人で戦うことになりましたが、落ち着いてプレーすることを意識していましたし、結果的に無失点で終えられたことは大きいと思います。

ジウシーニョ 選手

ジウシーニョ 多くチャンスを作れていましたし、10人で戦うことになりましたが、勝つチャンスはあった試合だったと思います。チームが良い状態ですし、チームとして集中して戦うことができていると思います。相手よりも一人少ない状況でこういった試合をできたことはよかったですし、次につながる内容だったと思います。

山本 脩斗 選手

山本 脩斗 10人で声を掛け合いながら、無失点で試合を終えることができ、よかったと思います。相手よりも一人少ない分、運動量を増やし、バランスを崩さずにプレーできたことが勝ち点1につながったと思います。ただ、個人的には守備から攻撃に切り替わった時の連係面や、クロスの精度などに課題が残りますし、さらに高めていきたいです。

イ ガンジン 選手

イ ガンジン ホームゲームですし、勝ち手3が欲しかったのですが、守りきることができたことはよかったと思います。後半、もう少しラインを上げることができればよかったと思いますが、10人になっても集中力を切らすことなくプレーできていたと思います。相手はパスをつなぎながら攻撃してきたので、特に中央をケアすることを意識していました。10月10(日)のナビスコカップに勝ち、決勝まで行きたいです。

菅沼 実 選手

菅沼 実 ――試合を振り返って。
一人少なかったのですが、必ずチャンスはあると思っていましたし、しっかり守って、チャンスを狙っていました。

――数的不利な状況での出場となりましたが、意識したことは?
守備の約束事をしっかりやりつつ、どんどん前に出ていけ、という指示もあったので、隙があればと思っていました。何本かシュートを打っていましたが、その内一本でも決めていれば、という思いです。

――終盤、惜しい場面がありましたが?
どちらから決めなくてはいけませんでしたし、早くJリーグで得点が欲しいです。チャンスはあるので、次、必ず決めて勝てるように頑張りたいです。

――ナビスコカップに向けて。
無失点で抑えることもできましたし、守備の面は大丈夫だと思うので、あとは前線が1点でも多く取りたいですし、早い時間帯に得点が取れればと思います。川崎フロンターレ戦に向けて、しっかり準備していきたいです。

川口 能活 選手

川口 能活 ――試合を振り返って。
一人退場するまでは自分達のペースで、主導権を握れていましたし、このままいけば勝ち点3取れるかなと思いましたが、古賀が退場して、若干苦しいゲームになりました。

――10人の戦いで意識したことは?
とにかく失点しないことを第一に考えましたが、ただ、守りに入るとやられると思いましたし、もちろん守備をしっかりしなければいけませんが、気持ちは絶対に守りに入らないようにとみんなに伝えましたし、自分自身としても戦うと思っていたので、無失点で抑えた守備陣としては最低限の仕事はしたかなと思います。僕自身のパフォーマンスもだいぶ上がってきたと思いますが、勝利が欲しかったですし、次のゲームは何としても勝てるように頑張りたいです。

――守備面の手応えは?
最後のところで体を張れていますし、それを続けていければと思いますし、後ろがしっかり守ることで攻撃も厚みが出てくると思うので、とにかく後ろはしっかり安定したプレーができればと思います。

――ナビスコカップに向けて。
何としても決勝に行けるように、気持ちで負けないように戦っていきたいです。やはり攻撃の時に、少ないチャンスで得点を取ることが大事になると思います。攻撃の時に一気に攻めて、守りの時にしっかり守ると。やはり失点しないことも大事になります。やはり、タイトルのかかったゲームを経験したいので、次のゲーム、ぜひ勝ちたいです。

横浜F・マリノス 木村 和司 監督
 

立ち上がりからジュビロさんも来るなと思っていましたが、その通りで、かなりバックラインのところにプレッシャーをかけてきて、それでなかなかリズムができませんでした。前半残り10分あたりから、相手の疲れが出てきたのか、多少パスもつなげるようになり、相手の退場もあり、後半勝負かなと思っていました。これは戦う前から決めていたというか、ジュビロさんも後半にかなり失点が多いということで、そのあたりゲームプラン通りというか、一人少ない分優位にできましたが、やはり仙台戦と同様に崩しきれないと。最後のフィニッシュのところまで持っていけない、フィニッシュがあっても、ゴールの枠に飛ばせない、もうそこに尽きると。仙台に負け、そういう練習をやってきましたが、まだまだやらないといけないということですね。なぜあんなに硬くなるのか、なぜ余裕が瞬時になくなるのかと。そのあたりもトレーニングをやらないといけないということですね。また得点が取れない病気のようになり、少し悔しい思いでならないのです。ピンチもオフサイドに救われたような形で、勝ち点1を貰えたいうことで、よしとしたくはないですが、切り替えていかなければいけないと思います。