2010年 試合速報
2010 J1リーグ 25節 VS.横浜F・マリノス
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天野 貴史
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古賀 正紘
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古賀 正紘
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船谷 圭祐
大井 健太郎
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長谷川 アーリアジャスール
小野 裕二
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ジウシーニョ
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西 紀寛
菅沼 実
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山本 脩斗
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山本 康裕
成岡 翔
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狩野 健太
端戸 仁
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兵藤 慎剛
坂田 大輔
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 10/3(日) | 14:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 田中 賢二 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 八木 あかね | 数原 武志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.5度 | 53% | 中野 卓 | 鈴木 良規 |
11 | シュート | 18 |
23 | ゴールキック | 9 |
1 | コーナーキック | 3 |
20 | 直接FK | 23 |
0 | 間接FK | 5 |
0 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第25節がまもなく始まる。
会場はホームのヤマハ、キックオフは14:00。
4日前にナビスコカップ準決勝第一戦を戦ったばかりのジュビロ磐田。
今度はJリーグに舞台を移しての戦いとなる。
ナビスコカップ川崎戦では、ホームで1点差で負けてしまったジュビロ。
アウェイゴールを許してしまう、厳しい展開となってしまったが、それと同等に痛いのがパク チュホの怪我だろう。
前半開始早々に、相手陣地のペナルティエリア付近で、森の悪質なファウルで足を骨折してしまったパク チュホは、全治3,4ヶ月と長期離脱が確定してしまった。
シーズン開始から、攻守に渡り左サイドで大活躍の働きをみせていた選手なだけに、パク チュホの離脱はチームにとってダメージが大き過ぎるものとなった。
しかし、代わりとなる山本脩斗や、金沢浄、岡田隆などがパク チュホと遜色ないポテンシャルを持っているだけに、彼らの活躍に期待したいところである。
先月末には、ザッケローニ監督率いる日本代表のメンバーが発表され、ジュビロからは日本代表の常連となっている右サイドバックの駒野友一、さらには、ジュビロの大エース前田遼一が選出された。駒野友一に関しては言うまでも無いが、前田遼一は昨年のリーグ戦得点王の選手で、今シーズンもここまで日本人トップの得点数をたたき出している選手である。
今まで選ばれていなかったことが疑問で、今回の選出は、やっと分かる監督が日本代表監督に就任したという印象である。
まずは今日の試合でさらなるアピールをし、アルゼンチン戦、韓国戦でも今まで選出しなかった監督を後悔させるプレーを披露してもらいたい。
今日の試合相手は横浜F・マリノス。
注目する選手は言うまでも無いだろうが、司令塔の中村俊輔。
彼の左足から飛び出すスルーパスやピンポイントクロスはまさに芸術品。
セットプレーでもその威力は発揮され、数々のゴールやチャンスを演出してきた男である。
多少セットプレー時の守備に課題のあるジュビロDF陣なだけに、いままでより一層注意が必要となってくるだろう。
試合開始は14:00。
熱いご声援宜しく御願いいたします。
フリーでヘディングシュートを狙ったがミートすることが出来ない・・・
そのファウルで受けたFK。
駒野友一が右足で直接狙うが壁に阻まれてしまう。
ファーサイドの兵藤慎剛を狙ったが、ボールが長くなりジュビロボールに。
そのままの勢いで右足を振りぬくが、枠を捉えることは出来ない。
ファーサイドで待ち構えていた古賀正紘へ、ピンポイントクロス。
古賀正紘がジャンプ一番でヘディングシュートし、ボールはゴールに吸い込まれジュビロ先制!かと思われたが、古賀正紘のファウルをとられてしまった・・・
しかしここを狙っていた西紀寛がボールをカット!
中央の位置から右足を振り抜くが、枠を捉えることができない。
しかしそれ以上に安定しているのはジュビロDF陣か。
駒野友一が右足で上げたボールに山本康裕がヘディングシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れてしまった。
更なる突破を試みるが、ジュビロDFが2人で対応!
駒野友一が蹴ったボールは一旦跳ね返されるが、西紀寛がこぼれ球をシュート、しかし枠に入らず。
ワンフェイントから左足でクロスを上げるが、ボールが長くなってしまいジュビロボールのゴールキックに。
古賀正紘は2枚目のイエローカードで退場処分に・・・
左足を振りぬきミドルを狙うが、ボールは相手GKの正面・・・
横浜、中央から中村俊輔がシュートを放つが枠に入らず。
川口能活がゴールキックを蹴ったところで前半終了のホイッスル。
両チーム共に選手交代。
ジュビロ、船谷圭祐に代えて大井健太郎を投入。
横浜、長谷川アーリアジャスールに代えて小野裕二を投入。
そのまま左足でチョンと山瀬功治にパス。
山瀬功治が合わせるだけの形でシュートを放つが、川口能活がしっかり対応!
エリア内で小野裕二がダイレクトでシュートを放つが、ボールはゴール右に外れた。
守備に追われ、中々攻撃に切り替えることが出来ない。
ジウシーニョが通算4枚目となり、次節出場停止に・・・
そのままドリブルで駆け上がり、左をフリーランしていたジウシーニョへ。
ジウシーニョが、松田直樹をかわし右足でシュートを放つが、枠を大きく外れてしまった。
ここで、西紀寛に代えて菅沼実を投入!
一人かわし、川口能活を1対1となり、シュートを放つが、枠を捉えることが出来ない!
そのまま右足でミドルを放つが、川口能活がパンチグで防ぐ!
そのクリアボールを狩野健太がダイレクトで狙うが、枠を大きく外れていく。
前田遼一がヘディング競りにいったところを栗原勇蔵が後ろから足で競りにいき。栗原勇蔵にファウル。
これに対してカードが出なかったことに柳下監督が猛講義!!!!!
3トラップしてから右足でシュートを放つとボールは枠を捉えるが、川口能活が、右手一本で欠き出す!!!
山本康裕に代わり成岡翔を投入!
駒野友一が蹴ったボールに、前田遼一が下がりながらヘディングシュートを放つが、ボールは枠の上。
エリア内でフリーで端戸仁がヘディングシュートを放つが枠に入らず!
アディショナルタイムは3分。
駒野友一が蹴ったボールは味方に合わせるボールだったが、GKが直接キャッチ。
菅沼実がフリーで狙うが飯倉大樹が対応・・・
ファーサイドで菅沼実、頭で合わせゴールネットを揺らすが、判定はオフサイド・・・
その後、ジュビロボールのゴールキックを大きく蹴ったところで試合終了のホイッスル。
――感想
前半立ち上がりから非常に、相手のゴールを目指して、良い動きでプレーしていたし、チャンスも作っていたので、90分を通して、勝ち点3を取りたかったというのが本音です。ただ、前半も後半もそうですが、チャンスの時のゴール前での落ち着きが必要かなと思います。それはマリノスさんにも言えることだと思いますが、そのあたり、もっともっとトレーニングしてやっていきたいと思います。一人少なくなったのも、イージーミスからのピンチを作って(イエロー)カードをもらってしまったので、良いリズムであっても集中を切らさずに、シンプルにプレーするべきところはシンプルにプレーする、ということをきっちりやっていきたいと思います。ただ、マリノス相手に50分近く、一人少ない状況でも勝ち点1を取れたということは、やはり次につながるだろうし、つなげないといけないと思っています。また、ナビスコカップがあるので、しっかり準備してやっていきたいと思います。
――サイドバックにパクチュホ選手に代わり、山本脩斗選手を起用しましたが、評価は?
本人はそんなに緊張していないと言うと思いますが、久しぶりのゲームだったので、かなり緊張感はあったと思います。パスミスなどをすることはある程度こちらも予測しています。彼の一番の良いところは、今日の試合でも、一人少なくなってもアップダウンできるところですし、90分間フルに走り切れる選手です。あと、細身ですが、非常にコーディネーションが良く、最後のところで粘れますし、そういったところは今日のゲームでも十分やれていると思います。(パク)チュホがいない残りにゲーム、ナビスコカップ、天皇杯も含めて、おそらく山本脩斗だったり、(山本)康裕だったり、金沢浄だったり、やはりそのあたりが競争してカバーしていくだろうと思いますが、それぞれが特長を持った選手なので心配はしていないです。
――マリノス相手に前半かなり支配することができ、結果的に引き分けでしたが、自信になるゲームでしたか?
ここ数試合というか、中断明けぐらいから、かなりポゼッションはできるということは選手達もわかっているので、自信にはなっているし、逆にこういうゲームできっちりゴールを決め、勝ち点3を取らなければ、という雰囲気になっているのではないかと。今まではこれくらいやれればいい、という雰囲気はありましたが、それから、ゴールを奪い勝ち点3を取り続ける、という欲が出てきているのではないかと。逆に出てきてほしいと思っています。
1枚イエローカードをもらっていましたし、2枚目のイエローカードをもらった場面では、やはりいくべきではなかったと思っています。チームとしては、序盤から特に問題なくゲームを進めることができましたし、そのままいけば勝ち点3も取れた可能性もあったと思います。それだけに・・・。結果的に負けなかったことは選手達にとても感謝していますし、申し訳ないという気持ちが強いです。
チャンスは作れていましたし、内容的には悪くはなかったと思いますし、10月10日(日)のナビスコカップにつながると思います。10人になってからラインを上げられず、プレッシャーもかけられなくなってしまいましたが、終盤にチャンスもあり、勝ち点3を取れた可能性もあったのではないかとも思います。
みんなが体を張って、プレーできたと思います。後半開始からの出場ということで、ゲームに入りやすかったという部分もありました。10人で戦うことになりましたが、落ち着いてプレーすることを意識していましたし、結果的に無失点で終えられたことは大きいと思います。
多くチャンスを作れていましたし、10人で戦うことになりましたが、勝つチャンスはあった試合だったと思います。チームが良い状態ですし、チームとして集中して戦うことができていると思います。相手よりも一人少ない状況でこういった試合をできたことはよかったですし、次につながる内容だったと思います。
10人で声を掛け合いながら、無失点で試合を終えることができ、よかったと思います。相手よりも一人少ない分、運動量を増やし、バランスを崩さずにプレーできたことが勝ち点1につながったと思います。ただ、個人的には守備から攻撃に切り替わった時の連係面や、クロスの精度などに課題が残りますし、さらに高めていきたいです。
ホームゲームですし、勝ち手3が欲しかったのですが、守りきることができたことはよかったと思います。後半、もう少しラインを上げることができればよかったと思いますが、10人になっても集中力を切らすことなくプレーできていたと思います。相手はパスをつなぎながら攻撃してきたので、特に中央をケアすることを意識していました。10月10(日)のナビスコカップに勝ち、決勝まで行きたいです。
――試合を振り返って。
一人少なかったのですが、必ずチャンスはあると思っていましたし、しっかり守って、チャンスを狙っていました。
――数的不利な状況での出場となりましたが、意識したことは?
守備の約束事をしっかりやりつつ、どんどん前に出ていけ、という指示もあったので、隙があればと思っていました。何本かシュートを打っていましたが、その内一本でも決めていれば、という思いです。
――終盤、惜しい場面がありましたが?
どちらから決めなくてはいけませんでしたし、早くJリーグで得点が欲しいです。チャンスはあるので、次、必ず決めて勝てるように頑張りたいです。
――ナビスコカップに向けて。
無失点で抑えることもできましたし、守備の面は大丈夫だと思うので、あとは前線が1点でも多く取りたいですし、早い時間帯に得点が取れればと思います。川崎フロンターレ戦に向けて、しっかり準備していきたいです。
――試合を振り返って。
一人退場するまでは自分達のペースで、主導権を握れていましたし、このままいけば勝ち点3取れるかなと思いましたが、古賀が退場して、若干苦しいゲームになりました。
――10人の戦いで意識したことは?
とにかく失点しないことを第一に考えましたが、ただ、守りに入るとやられると思いましたし、もちろん守備をしっかりしなければいけませんが、気持ちは絶対に守りに入らないようにとみんなに伝えましたし、自分自身としても戦うと思っていたので、無失点で抑えた守備陣としては最低限の仕事はしたかなと思います。僕自身のパフォーマンスもだいぶ上がってきたと思いますが、勝利が欲しかったですし、次のゲームは何としても勝てるように頑張りたいです。
――守備面の手応えは?
最後のところで体を張れていますし、それを続けていければと思いますし、後ろがしっかり守ることで攻撃も厚みが出てくると思うので、とにかく後ろはしっかり安定したプレーができればと思います。
――ナビスコカップに向けて。
何としても決勝に行けるように、気持ちで負けないように戦っていきたいです。やはり攻撃の時に、少ないチャンスで得点を取ることが大事になると思います。攻撃の時に一気に攻めて、守りの時にしっかり守ると。やはり失点しないことも大事になります。やはり、タイトルのかかったゲームを経験したいので、次のゲーム、ぜひ勝ちたいです。
立ち上がりからジュビロさんも来るなと思っていましたが、その通りで、かなりバックラインのところにプレッシャーをかけてきて、それでなかなかリズムができませんでした。前半残り10分あたりから、相手の疲れが出てきたのか、多少パスもつなげるようになり、相手の退場もあり、後半勝負かなと思っていました。これは戦う前から決めていたというか、ジュビロさんも後半にかなり失点が多いということで、そのあたりゲームプラン通りというか、一人少ない分優位にできましたが、やはり仙台戦と同様に崩しきれないと。最後のフィニッシュのところまで持っていけない、フィニッシュがあっても、ゴールの枠に飛ばせない、もうそこに尽きると。仙台に負け、そういう練習をやってきましたが、まだまだやらないといけないということですね。なぜあんなに硬くなるのか、なぜ余裕が瞬時になくなるのかと。そのあたりもトレーニングをやらないといけないということですね。また得点が取れない病気のようになり、少し悔しい思いでならないのです。ピンチもオフサイドに救われたような形で、勝ち点1を貰えたいうことで、よしとしたくはないですが、切り替えていかなければいけないと思います。