2010年 試合速報
2010 J1リーグ 24節 VS.京都サンガF.C.
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
西京極 | 9/25(土) | 18:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 崎谷 誠一 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 高橋 佳久 | 前之園 晴廣 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.4度 | 53% | 大西 弘幸 | 森山 亭輔 |
7 | シュート | 4 |
10 | ゴールキック | 12 |
7 | コーナーキック | 2 |
13 | 直接FK | 14 |
0 | 間接FK | 2 |
0 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第24節がまもなく始まる。
会場はアウェイの西京極、キックオフは18:00。
未だ9月に入ってから負けなしで、4勝1分と絶好調をキープしているジュビロ磐田。
9月もこの試合を合わせて残り2試合、無敗で佳境を迎える10月に入りたいところだ。
前節、FC東京との戦いに勝利したジュビロ。
試合内容も、終始ジュビロのペースで進んでいく。
前半に2トップの得点で優位に進めると、後半に疲れから1点を奪われたが同点に追いつかれること無く試合をものにした。リーグ戦2試合連続ゴールと、一時の不調から脱し、得点王争いトップタイに躍り出たエース前田遼一が、3試合連続ゴールを奪えるのかに注目が集まる。
一方の京都。
13節から18節にかけていずれも完封負けと不調に陥ってしまった京都だが、監督の交代もありチームは立て直しの方向に向かっているようだ。
22節には神戸相手に約半年振りとなる勝利をあげ、前節には新潟とも引き分けている。
京都の注目選手はディエゴか。
第3節のヤマハスタジアムでの試合時もこのブラジル人に得点を許している。
左足を器用に使ったテクニックや、強烈な弾丸ミドルシュートなど、どこからでも得点を奪えるセンスを持っている。ジュビロDFとしては、なるべく左足でプレーさせないことを考えるのが得策かもしれない。
さらなる上位進出のためには、下位チーム相手に取りこぼすわけにはいかない。
アウェイではあるが、ホームで敗れた借りを返すためにも何としても勝利したい。
試合開始は18:00。
熱いご声援宜しく御願いいたします。
ボールは枠に入らなかったが、強烈なだけに今後気をつけたい。
ニアサイドでドゥトラが頭で合わせるが、枠には入らず。
左サイドからクロスを上げるが、ジュビロDFが跳ね返す。
こぼれ球をシュートするが、ゴールならず。
中の様子を見つつクロスを上げるが、イ ガンジンがしっかり寄せていたため力あるクロスを上げさせない!!!
そのFKは、ロングボールをファーサイドに蹴りこみ、折り返すが中で合わせる選手がいない。
前線の中村太亮へパスを出すがこれは通らない。
そのままドリブルで持ち込みGKと1対1になりシュートを放つが、守田達弥が寝転びながらファインセーブ。
ニアサイドにボールが蹴りこまれるも、川口能活が直接キャッチ!
しかし、ディエゴの前で古賀正紘がしっかり対応。
中に走り込んだドゥトラに合わせるが、ジュビロDFがしっかり対応!
そのまま右足でシュートを放つが枠に入らず。
しかし、攻めの時間は京都が多いが、チャンスらしいチャンスはまだない。
ジュビロ守備陣がしっかり守備出来ている。
左サイドに回った西紀寛が前線から積極的にプレッシャーをかける。
走り出した西紀寛に合わせるように、浮き球のパスを送るが長くなってしまいゴールキックに。
アディショナルタイムは1分。
この瞬間ホイッスルが吹かれ前半終了。
ディエゴが蹴ったボールはニアで一旦跳ね返すが、再びディエゴへ。
そのボールをもう一度中に入れようとしたところをジウシーニョが顔面ブロック!ピッチに倒れ込み心配されたが、すぐに立ち上がりプレー続行!
ファーサイドまで流れたボールを中村太亮へ落とすと、中村太亮がダイレクトでミドルを放つ。
しかし、枠には入らず。
一旦右サイドの西紀寛に預けるとそのまま中へ。
西紀寛が右足でクロスを上げるが、ニアサイドで守田達弥が直接キャッチ。
左サイドからのコーナー。
船谷圭祐の蹴ったボールに前田遼一がヘディングシュートを放つが惜しくもバーの上・・・
利き足の左でクロスを上げるが、中で待っていたドゥトラ、ディエゴには合わない。
ジュビロの自陣では守備体系がしっかりしているため、余裕を持って時間を使えている。
しかし、山本康裕がしっかり対応しクロスを上げさせない!
――感想
非常に早いタイミングでラッキーな形で得点を取れました。それ以降、京都さんも勝ち点1ではなく勝ち点3を取りに来たがために、どんどん前にプレッシャーを掛けてきました。その時に相手の背後のスペースを上手いタイミングで使うことができれば、もっと余裕をもったゲームができたのではないかなと思います。また、前半は特にラインが下がり気味で、我々のペナルティーエリア周辺でのプレーが多くなりました。ただ、後半に入り、前半に比べて10mくらい高い位置から前線がプレスを掛けることができ、最終ラインもかなり押し上げることができたので、安定した守備ができたのではないかと思います。最後まで高い集中力を持ち、選手達は特に守備においてやってくれました。奪った後のつなぎというのはまだまだ課題ではありますが、この3連戦、自分たちよりも(順位が)下のチームとやってて、選手も3つ勝たなければいけないという状況の中、サポーターも後押ししてくれ、3つ勝つことができたので、これを次につなげたいと思っています。
――前半、西紀寛選手のポジション取りが際立っていたと思いますが、あれは京都のゾーンに対してあそこに入れば、という狙いがあったのか、それとも磐田のスタイルなのでしょうか?
両方です。特に西は相手の嫌なところに非常に良いタイミングで入り込める選手です。狙いとしたら、あそこはトップが使うよりも、両サイドが入ってきて、受けた方が数的優位を作りやすいので、狙いとしてはありますが、西の個人的な判断というのは非常に良いですよね。
――前田選手が3試合連続の得点となりましたが、今日の先制点、それから最後の守備もありましたが、今日の評価はいかがですか?
いつも通り攻守の運動量というのは非常に多いし、チームにとって助かるプレーをたくさんしてくれています。一つ、後半、カウンターから何度かシュートチャンスがあったので、あれはパスよりも、思いきってゴールを目指すプレーをしてもいいのではとないかと思います。逆にそれくらいしてくれれば、後ろの選手達も“俺らしっかり守るよ”という気持ちでやれるのではないかと思います。もっともっとシュートの意識を高く持ってやってくれればと思います。
――これまでのアウェイ戦と比べて、という意味では戦いぶりはいかがでしたか?
早いタイミングでああいった形で(得点が)入ったのですが、スタートとしたら、ホームでやるような気持ちで入ってくれたのではないかと。前半ライン全体が下がってしまいましたが、後半は少し高い位置でプレーができるようになったので、そのあたり、選手達のメンタル的なもの、アグレッシブさは出たのではないかと思います。
――サンガに押し込まれる場面があっても、最後のシュートのところでは打たせないということで、川口選手の出番の少ない試合だったと思いますが、守備のところについてはいかがですか?
たしかに我々のペナルティーエリア周辺までボールを運ばれ、実際、シュートを打たれていますが、ここ数試合、センターバックが非常に安定してると。危ないところを嗅ぎ分けられる選手達ですし、体も張れると。それプラス那須がセンターバックの前でプレーしていたので、こちらは非常に落ち着いて見ることができました。真ん中が安定することによって、駒野もそうですし、パクチュホも中にしぼって体を張るということが、いい意味で伝染しているのではないかと思います。
勝てたことが嬉しいです。次の試合もゴールできるように頑張ります。次のナビスコ杯川崎戦そしてJリーグと1試合1試合全力で続けたいと思います。ありがとうございました。
今までの試合に比べると噛み合わない部分が多く、後手に回る場面が多かった試合でした。ただ、途中から良い意味で開き直ってプレーできましたし、アウェイで勝ち点3を取れたことはチームにとって大きなことだと思います。それぞれの選手が時間帯に応じてやらなければいけないことを理解してプレーできていると思いますし、苦しい展開でしたが、勝ち点3を取れたことはポジティブに捉えてもいいと思います。
早い時間帯に得点を奪えてよかったのですが、その後、ペースを握れず、試合をコントロールすることができませんでした。相手も前掛かりに来ていましたし、自分達も下がり過ぎ、ボールを奪い攻撃に転じた時に上手くフォローできない場面もありました。ただ、こういう試合もあると思いますし、守備の部分では無失点に抑えることができたので、この1勝を大事にしたいです。次にホームでナビスコカップがあるので、勝てるように良い準備をしていきたいです。
相手がロングボールを多く入れてきましたが、それに対してカバーリングの意識を高く持ってプレーしていました。ディエゴ選手はミドルシュートだったり、ラストパスを出せる選手なので、そのあたり、中盤と連係して守ることを意識していましたし、そこでもカバーリングの意識を持ってプレーしていました。これから重要な試合が続きますし、勝てるように頑張ります。
相手にサイドからのクロスを多く入れられましたが、古賀選手と中央を固めて対応することを意識していました。やはり、みんなが集中していたから無失点に抑えることができたと思います。
アウェイゲームですし、相手も攻撃的に来るので、難しい部分もありましたが、カウンターからもう1点取れていれば、もう少し楽な展開にできたと思います。
ただ、大きな1勝ですし、リーグ戦3連勝は自信になります。この勝利をナビスコカップにつなげていきたいです。ジュビロはホームに強いですし、川崎フロンターレに勝ちたいです。
攻撃面ではカウンターから良い形を作ることができましたが、もう少しめりはりをつけることができればと思います。もっとボールを保持できればと思いましたし、もう少しサイドから攻撃を作ることができればと思います。ただ、守備の部分では慌てさせられる場面も少なく、距離感も非常に良くなっていると思います。
自分のところでイージーミスが多くなってしまい、リズムを作れませんでした。守備の時間が長くなり、攻撃の部分でなかなか貢献できませんでした。チームとしてももう少し良い形でボールを動かせればと思います。
次はホームでナビスコカップがありますし、カップ戦の準決勝ということで、なかなか経験できる試合ではないので、楽しむ気持ちを持ってプレーできればと思いますし、しっかり勝ちたいです。
立ち上がり、入りが非常に悪く、その流れで1点入れられてしまいました。ただ、それ以降は落ち着いて試合を進めることができ、ほとんどの時間が良い時間帯だったのですが、結局90分を通して得点することができずに敗戦ということで、やはり90分の中で常に集中していないとこういう展開になってしまう、ということは反省すべき点です。