2010年 試合速報
2010 J1リーグ 21節 VS.ガンバ大阪
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二川 孝広
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ジウシーニョ
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船谷 圭祐
山本 康裕
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平井 将生
イ グノ
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西 紀寛
菅沼 実
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大井 健太郎
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武井 択也
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宇佐美 貴史
加地 亮
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高木 和道
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大井 健太郎
成岡 翔
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二川 孝広
山口 智
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成岡 翔
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安田 理大
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
万博 | 8/29(日) | 18:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 森津 陽太郎 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 大塚 晴弘 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
30.1度 | 64% | 岡 宏道 | 加藤 雅之 |
14 | シュート | 11 |
11 | ゴールキック | 9 |
6 | コーナーキック | 5 |
15 | 直接FK | 10 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第21節がまもなく始まる。
会場はアウェイの万博スタジアム、キックオフは18:00。
前節、清水エスパルスとの静岡ダービーを山本康裕の決勝点により2-1で制したジュビロ磐田。今節は強豪ガンバ大阪相手に連勝を伸ばすことが出来るかに注目が集まる。
一方の現在7位のガンバ大阪も、今後更なる上位進出を目指すためには落とせない試合だろう。6試合連続得点中の橋本英郎の得点にも注目が集まるところ。
清水エスパルスとの激戦をものにし、勢いが増しつつあるジュビロ磐田だが、勢いを継続するためにもガンバ大阪を倒し、さらに連勝を伸ばしたい。
注目の選手は前節念願のJ初ゴールを記録した山本康裕か。
清水戦でも試合開始から積極的に右サイドを攻め上がりチャンスを演出していた山本康裕が前半の終了間際にゴール手前で駒野友一からボールをうけると、振り向きざまにシュート!ボールはネットに吸い込まれ、嬉しい初ゴールを記録した。
この若手がチームに勢いをもたらしたと言っても過言ではなく、その後はこの山本康裕の得点を全員で耐え抜き、ライバル相手に貴重な勝ち点3を手に入れることに成功した。
今節のスタメンは定かではないが、波に乗っている選手なだけに、スタメンで使い続けたいところだ。
ガンバ大阪の注目選手はなんと言ってもイ グノだろう。
この韓国人フォワードは、今年の7月までジュビロの選手だった、昨年に加入しジュビロの残留争いの救世主となった選手であり、ジュビロサポーターの記憶にも色濃く残っているはずである。
さらには先にも述べたが、橋本英郎にも注目したい。
ここまで6試合連続で得点を奪っている選手で、しかもポジションがフォワードではなくハーフの選手である。ジュビロとしては何としてでも7試合連続得点は阻止しなければならない。
試合開始は18:00。
熱いご声援宜しく御願いいたします。
橋本英郎の7試合連続得点は何としても阻止しなければならない。
エリア内で相手DFに跳ね返されてしまうが、こぼれ球に反応した上田康太がダイレクトでミドルシュート!
惜しくも枠には入らなかったが、これを継続したい。
遠藤保仁が蹴ったボールは一旦跳ね返すが、そのこぼれ球に二川孝広が反応。
ダイレクトで蹴りこまれたボールはイ ガンジンに当たりそのままゴールへ・・・ガンバ先制【0-1】
中央で平井将生がヘディングシュートを放つが、川口能活がスーパーファインセーブ!!!
左サイドの船谷圭祐へ向けたボールだったが、これには追いつくことができない。
試合前に水がまかれたこともあり、ピッチがスリッピーになっている。
ボールに追いつけないシーンが目立っている。
GKとDFの間にボールが蹴りこまれるが、川口能活が素早く反応し落ち着いてキャッチ!
西紀寛がクロスを上げるが、相手にクリアされてしまう。
前に走りこんだ平井将生へスルーパス。
平井将生が狙い澄ましてシュートを放つが川口能活がファインセーブ!
ジュビロ、船谷圭祐に代わり山本康裕を投入!
ドリブルからミドルを放つが、川口能活がパンチングで難を逃れる。
遠藤保仁が蹴ったボールに明神智和がニアに飛び込みヘディングシュート。
ジャストミートしたボールは、ポスト直撃!
ショートコーナーを使い安田理大へ。
安田理大からキッカーの遠藤保仁へリターンが出たところをパク チュホがカット!そのまま速攻へ運びたかったが、ドリブルが大きくなってしまいサイドラインを割ってしまった。
切り替えしで相手を交わしクロス!
ファーサイドの前田遼一が競り合うが、ファウルをとられてしまう。
勢いのあるボールはポスト直撃!
狙い澄まして右足でシュートを放つが、ジュビロDFが体に当てそれを防いだ!
遠藤保仁が蹴ったボールは一旦は跳ね返すも、ボールは再び遠藤保仁の足元へ。
遠藤保仁が右足でファーサイドの高木和道へクロス。
大井健太郎と競り合うが、高木和道が競り勝ち頭で押し込みガンバ追加点。【0-2】
アディショナルタイムは4分。
菅沼実がヘディングシュートを放つがGKの正面・・・
ここで試合終了のホイッスルが吹かれてしまった。
――感想
ゲームの入り方はそこまで悪くなかったですし、良い感じでプレーしていたと思います。ただ、セットプレーから失点し、その後も10分くらいは少し慌てて危ない場面を何度か作られてしまいました。その後、前半の終わりごろ、あるいは後半の立ち上がりなどは選手も怖がらずボールをつなぎ、サイドを起点に何度もチャンスを作り出していたので、内容的にはそこまで悪くなかったと思います。ただ、セットプレーから2失点しているので、そのあたり修正していきたいと思います。中2日でナビスコカップもあるので、切り替えてその試合に良い状態で臨めるようにやっていきたいと思います。
――シュート数が少ないように感じますが?
クロスのところで、一つは相手のセンターバックに跳ね返されているという部分もあります。中央から行くよりは相手のサイドを突破し、相手は多少2列目が遅れる場面が多いので、サイドを起点にしてサイドバックを引っ張り出し、その裏を使ってクロスと。そそうなればセンターバックも引っ張り出され、中央にスペースができるという狙いでサイドから行こうと思っていました。ただ、相手も守りに関しては慣れた部分もあったので、なかなか中央を崩すことはできませんでした。シュートに関しては、無理な体勢で打ってもなかなか入りませんし、チャンスがあったら打つということで、シュート数が多い、少ないということは特に気にはしません。
――セットプレーの修正点とは?
一つ目でやられるというよりは二つ目、三つ目のプレーでやられているので、そのあたりセカンドボールに対する予測も必要ですし、二つ目、三つ目に対するマーキングもきちんとしなければいけないなと。
――ビルドアップ際に上田康太選手のパスがつながらない場面も見受けられましたが?
前半ですよね?少し風もあり、グラウンドもスリッピーなところがあったので、多少ずれが生じたと思います。
――そのあたりは全体の連係で取れていないということでしょうか?
単純なミスだと思います。キックの精度が少し悪かったというところだと思います。
――成岡翔選手を投入し、那須大亮選手をセンターバックに下げましたが、狙いは?
2点を取らなければいけませんでした。ただ、後方から蹴っても難しい部分もありましたし、康太(上田)と康裕(山本)であれば多少ボールは回りますし、翔(成岡)は外だけではなく、中に入ってゴール前にも顔を出せるので、そのあたり、彼らの良さを出てくれればチャンスを作れるのではないかと。
試合の入り方としては悪くなかったと思います。ただ、課題であるセットプレーから失点してしまいました。そうなるとやはりリズムが変わってしまいます。序盤に大きなチャンスもありましたし、そこで得点が取れていれば違った展開になったかもしれないと思います。攻撃面においてはワンツーなどのプレーがもっと必要だったと思います。
1失点目は相手のシュートの軌道が変わってしまいましたし、(川口)能活さんも難しかったと思います。そこはヴィッセル神戸戦(8月18日)でもやられているところですし、練習で確認しなければいけません。2失点目の場面もセカンドボールの部分でしたが、自分の前で相手に触られてしまいました。結果として0-2で負けてしまいましたし、この結果としっかり向き合っていかなければいけません。ナビスコカップもありますし、切り替えて次の試合に臨まなければいけません。
不運な形から相手に先制点を奪われ、その後も危ない場面を作られましたが、それをしっかり防ぐことで何とか流れを引き寄せることができればと思っていました。ただ、得点を取ることはできませんでした。セットプレーから失点してしまいましたが、修正できると思いますし、よりはっきりしたクリアをしなければいけないと思います。クリアした後のセカンドボールに対してもしっかり寄せなければなりません。ヴィッセル神戸戦(8月18日)でも同じような形で失点してしまいましたが、この試合でも少し寄せが遅れてしまいました。
アウェイゲームで難しい部分もありましたが、球際の部分であったり、もっと走るということをやっていかなければいけないと思います。相手のプレッシャーもあり、なかなかセカンドボールを拾えない場面もありましたが、前半の立ち上がりに良い雰囲気で試合を進めることができていた場面もあったと思いますし、その中でセットプレーから失点するというのはもったいなかったと思います。後半の失点ももったいなかったと思います。
守ることができていた部分もありましたが、攻撃面で厚みを出すことができなかった思いますし、もう少し相手を押し込みたかったです。自分達らしいサッカーができませんでした。ガンバ大阪には上手い選手もいますが、それでももう少しプレッシャーをかけなければいけませんでした。試合中、自分達で気付き、修正していくことも必要になってくると思います。自分達らしく、ボールも人も動くサッカーをしていかなければいけないと思います。
途中から那須さんと縦関係になりましたが、ボールを落ち着かせることはなかなかできませんでした。厚みのある攻撃ができませんでしたし、もっと高い位置でボールを奪いたかったです。ボランチのところで縦に急ぎ過ぎず、横を上手く使っていくことももっと必要だったと思います。
――感想
8月を良い流れで戦えて少しずつ良くなってきたかなと思った中で、前節、ああいう形で敗れてしまいました。少しインターバルもあり、今日のゲームで(前節の敗戦を)払拭したいという思いもあったので、ある時間は全員がハードワークでき、前半も良い形でプレーできていた時間帯を作れ、良いゲームをやっているなと思っていましたし、先制できればかなり優位にコントロールできるかなと思っていました。そういう意味では、良い時間帯で先制でき、欲しい時に追加点が取れました。後半、少し辛抱する時間帯もありましたが、全員がゲームの流れを感じながら上手くかわすところはかわす、ということができたと思います。全体的にはディフェンシブで最後逃げ切る形にはなりましたし、さらに攻撃的にやれるようにとは思いますが、現実をしっかり見なければいけない部分もあります。現状のコンディションをよく見極めた中で、この戦いをこれからもやっていきたいと思います。