2010年 試合速報
2010 J1リーグ 14節 VS.鹿島アントラーズ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/24(土) | 18:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 河本 弘 | 奥谷 彰男 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 山崎 裕彦 | 前島 和彦 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
28.9度 | 69% | 野田 祐樹 | 花澤 秀登 |
7 | シュート | 13 |
7 | ゴールキック | 7 |
2 | コーナーキック | 4 |
10 | 直接FK | 16 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第14節がまもなく始まる。
前節アウェイでの首位清水戦を0-0と引き分けに持ち込み首位のチームから貴重な勝ち点をゲットしたジュビロ磐田。
ましてやアウェイでの静岡ダービーでの勝ち点は今後のチームにとっても大きなものとなったことだろう。
今節の相手は鹿島アントラーズ。
なんと珍しいことに、2節連続での首位のチームとなった。
長年のライバルチームである鹿島アントラーズ、今シーズンは首位の鹿島に対してジュビロの順位は12位と差が開いてしまっている。
だが今節はホーム、ヤマハスタジアム。
夏休みということでたくさんのサポーターが詰め掛けてくれることは間違いない。
夏場の暑い季節だがヤマハスタジアムはジュビロと鹿島のサポーターでさらに熱くなりそうだ。
注目の選手は、ジュビロは前田遼一とパク チュホ。
前節、まさに絶好調の動きでチームの攻撃を牽引した前田遼一。
得点こそ奪えなかったものの、下がってボールを受けサイドに裁きチャンスを演出。
ドリブルしても、相手DFを簡単に振り切りシュートまで持ち込むなど、W杯落選の悔しさは晴れたようで、今後もゴールの量産を期待したい。
古巣との対戦となるパク チュホ。
前節はパク チュホらしい、思い切りよい攻撃参加が見られなかったが、守備でしっかり貢献。古巣相手には攻撃面でも積極性を見せ付けたい。
首位のチームから2節連続で勝ち点を上げることができればチームは波に乗ることは間違いない。ましてや勝ち点3を手に入れることができれば最高の展開となる。
エース前田遼一。古巣相手のパク チュホの力でジャイアントキリングを起こしたいところ。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
キックオフは午後6時。
本日もサポーターの皆さんには最後まで熱い声援をお願いします!
大迫勇也が頭から飛び込むが枠には入らず!
前田遼一が左サイドでボールキープするが相手ボールのゴールキックとなってしまう。
スタジアムでは鹿島サポーターがブラジルのリズムで歓声をあげている。
そのボールにヒールで合わせるが正確に捉えることが出来ない。
GK八田直樹の前でイレギュラーしファンブルするが、そのボールを八田直樹がしっかり抑える。
エリア内にロングボールを入れるが主審のホイッスルでファウルスローの判定。
これに、オリヴェイラが声を荒げて抗議。
全員攻撃、全員守備が浸透している。
ファーサイドの前田遼一へボールが渡り、シュートを放つがその前に前田遼一のハンドをとられてしまう。
小笠原満男が蹴ったボールにジウトンが飛び込むが、大井健太郎が体を寄せる見事な守備!
リフティングを2,3回した後にダイレクトでシュートを放つが枠に入らず。
やや遠目の位置から左足でミドルシュートを放つが、これは曽ケ端準の守備範囲。
GKとDFの間に蹴りこまれたボールにジウトンが頭で合わせ鹿島が1点を返す。【2-1】
岩政大樹の落としたボールにフリーで待っていた大迫勇也がシュートを放つが八田直樹がスーパーセーブでゴールを死守!
ボールは枠を捉えるが、曽ケ端準が正面で対応。
そのままドリブルから右足でシュートを放つが、惜しくも枠に入らず・・・
ファーサイドにクロスを入れるが、ジュビロの選手には合わず。
菅沼実がドリブルで切れ込みクロスを上げるが曽ケ端準が直接キャッチ。
ファーサイドまでボールが流れ、野沢拓也へ。
そのままクロスをあげ、競り合いのこぼれ球にマルキーニョスが反応し頭で合わせる。ボールはネットに吸い込まれ鹿島逆転。【2-3】
――感想
前半から押し込まれる時間が長く、ボールを奪った後にパスをつないでフィニッシュまで行くということが少なかったです。(その原因として)ミスがあったことと、相手のプレッシャーが厳しかったことです。なかなか自分達でボールを保持する時間を作ることができず、その後、少しずつ疲労が溜まって最終的に逆転されたというゲームでした。水曜日(7月28日)にゲームがすぐあるので、切り替えてやっていきたいです。
――前半リードしていましたが、押し込まれている感じだったのでしょうか?
そうですね。単発な攻撃が多かったのでもう少しボールを保持する必要がありました。言葉にすると難しいのですが“ゆっくり”する時間というか。右から左、左から右へといった感じで相手を“止める”時間がほしかったです。
――鹿島アントラーズの圧力を受け、精神面も含めて落ち着きや判断の面で低下してきたという印象も受けましたが?
前半は押し込まれて危ない場面もありましたが何とか抑えていました。ただ、後半開始直後に鹿島アントラーズの得意なセットプレーから失点し、非常に早い時間帯だったので選手達も少し危機感を感じたのかもしれません。いずれにしても自分達がボールを保持するという時間を多く作れなかったことが、最後踏ん張れなかったことにつながったと思います。
――ジウシーニョ選手を交代させた理由は?
少し流れが良くなかったのでボールを保持するために圭祐(船谷)を入れました。ラストパスを出す能力も持っているので、そのあたりを期待して入れました。
――静岡ダービーの時のような試合の入り方を毎回続けることは難しい?
やはり相手が違いますから。首位を走っている鹿島アントラーズですし、そう簡単には隙は見せないので難しいですね。結局セットプレーで2失点しましたが、今季からセットプレーの守り方を変えてやっているのですが、やはり一枚高さが足りないと多少難しい面はあります。
――菅沼実選手の評価は?
自分達のリズムでプレーする時間があまりなかったので、攻撃的な選手に関しては難しい試合だったと思います。ただ、何度かスペースに飛び出してゴールへ向かうという彼の特長は出せていたのではないでしょうか。
得点を取ることもできましたが、やはり相手の強さを感じました。(1得点の場面について)那須がよく決めてくれました。1点目、2点目といい時間帯で取ることができましたが、その後、少し引いてしまった部分もありましたし、ポゼッションの面で相手に上回れてしまいました。セットプレーに関しても相手の強さを感じました。後半、相手が立て直して来たようにも感じました。やはり“リズム”というものは90分間続くものですし、相手が攻撃、こちらが守備という“リズム”になってしまった部分もあります。
前半、相手をよくマークできたのですが、後半相手に主導権を握られ、同点、そして逆転を許してしまいました。後半は我々の良さが出ませんでした。清水エスパルス戦(7月17日)で見せたようなパスサッカーを見せたかったのですが、相手のマークにはまってしまいました。やはりJリーグを3連覇したチームということで強さを感じました。2点リードからの逆転負けということでとても残念ではありますが、水曜日(7月28日)にまた試合がありますし、切り替え、良い試合をして結果を残したいです。
走り負けてしまいました。相手の飛び出しに対するマークがルーズになってしまった場面もありました。リードしてから多少引き気味になりましたが、最終ラインに吸収されないポジションを意識していました。相手にボールを回される時間もありましたが、もっとボールにプレッシャーをかけたかったです。もっとボランチがどっしりと構えていないといけないと思います。
相手のポジション取りが上手くてなかなかボールに寄せきることができませんでしたし、ボールを支配できず、守備の時間も増えました。Jリーグ3連覇を果たしたチームですし、上手さを感じましたし、その点で違いを感じました。(次節へ向けて)連敗だけはしたくありませんし、90分間気持ちを切らさずにプレーしていきたいです。
リードした後もこのまま集中してプレーすることを意識していました。ただ、相手の雰囲気も変わり、プレッシングも速くなったことも感じていました。セットプレーでの失点はこちらのミスと言うより、ボールの精度の高さを含め、相手がいい攻撃をしてきたということだと思います。ただ、セットプレーの守備についてはトレーニングでさらに話し合いながらやっていかなければいけませんし、さらに集中していかなければいけません。
前半に2得点できましたし、ある程度いい形で後半に入れたのですが、後半、全体的に足が止まってしまいました。セットプレーから2失点ということでしたが、やはり相手には良いキッカーが良い選手がいますし、ちょっとした隙をやられたかなというのはあります。鹿島アントラーズがボールを動かしてくるので、こちらが“回させる”形にさせればよかったのですが“回される”形となり、こちらの体力が奪われて中途半端なプレスになってしまったのでそのあたりは反省です。(得点について)ラッキーなゴールだったと思います。先制したことで勢いがついたと思ったのですが、その後の戦い方が上手く行きませんでした。その点を次の試合に生かしていきたいです。
やはり悔しいです。ジュビロ磐田での初めての試合でしたし、良い流れで来ていたので勝ちたかったです。チームメイトはみんな上手い選手ばかりですし、早くチームに溶け込めればと思っていました。コンビネーションを高めていければもっともっと良くなると思います。今日は残念な結果でしたが次につながるようなこともたくさんありました。次は絶対に勝ちたいです。
不安定さがいくつかの場面であったかもしれませんが、それは主に前半だったと思います。前後半を通じてほとんど自分達が主導権を握ることができたと思います。前半、自分達の判断ミスや相手の圧力によって相手に得点やチャンスを与えてしまいましたが、逆に得点チャンスが何度もあったわけで、そこで決めきることができれば、違った展開になったと思います。後半に関しては守備の安定性を取り戻すことができたと思います。主導権をしっかり握ることができましたし、ポゼッション率でも非常に良かったと思います。前半決めきれなったチャンスを後半しっかり決めることができましたし、チャンスをものにできたと思います。