2010年 試合速報
2010 J1リーグ 11節 VS.ヴィッセル神戸
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|

松岡 亮輔
|
![]() |
茂木 弘人
|
![]() |


大久保 嘉人
|
![]() |
![]() |
イ ガンジン
山本 康裕
|
![]() |
西 紀寛
船谷 圭祐
|
![]() |
駒野 友一
|
ポポ
|
![]() |
成岡 翔
荒田 智之
|
都倉 賢
小川 慶治朗
松岡 亮輔
三原 雅俊
|
![]() |
上田 康太
|








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ホムスタ | 5/8(土) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 森津 陽太郎 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 宮島 一代 | 中野 卓 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
19.6度 | 50% | 長谷 忠志 | 村上 伸也 |
16 | シュート | 14 |
14 | ゴールキック | 11 |
1 | コーナーキック | 1 |
11 | 直接FK | 14 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
2010年J1リーグ神戸戦が間もなくキックオフ。
会場はアウェイ・ホームズスタジアム神戸、キックオフは19:00。
今節の相手となるのはヴィッセル神戸、今シーズンのここまでの成績は2勝2分6敗の17位で降格圏内と低迷してしまっている。
開幕戦では京都相手にポポが2得点を奪い、守っては北本久仁衛らを中心に京都の攻めを守り抜き、失点は0と見事な完封勝利を収めていた。
しかし、2節以降は中々勝利を奪うことが出来ず、次に勝利をあげたのは7節の仙台戦であった。
それ以降も勝利を奪うことができず、この位置に沈んでしまっている。
原因は明らかである。
それは、今季のJ1で、FC東京の次に少ない得点である。
開幕戦ではポポが2得点を奪ったものの、次に2得点以上奪った試合は前節の湘南戦で、実に8試合もの間、1得点以下の試合が続いてしまっていたのである。
前線には、ポポやボッティ、都倉賢や大久保嘉人などタレントは揃っているだけに、サポーターからしたらストレスのたまる試合が続いてしまっており、何とか打開しようと三浦監督も模索を続けている。
前節、エース前田遼一の2得点で広島相手に勝利したジュビロ磐田。
ここ最近チームは好調で、開幕直後は降格圏内に低迷していた順位も、10位にまでアップしており、1桁順位も目前までせまっている。
なにより、前年度、崩壊状態に近かったDFが安定。
那須大亮をボランチで起用することが功を奏し、新加入のイ ガンジンも高さを生かし競り合いに負けない強さを持っており、センターバックにコンバートした加賀健一もスピードで他を圧倒し、皆が皆実力を発揮しつつあるのだ。
攻撃陣も、昨シーズンの得点王が、今季もいつのまにかに得点ランキングの一番上におり、イグノは得点こそわずか1得点ではあるが、前田遼一との連携は抜群で、前田遼一が得点ランキング1位にいる要因となっている。
今節の相手のヴィッセル神戸が、W杯メンバー選考前のラストゲーム。
W杯出場を目指す選手にとっては最後のアピールの場。
前田遼一、駒野友一の活躍に期待しながらジュビロ磐田を応援したい。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。
ファーストシュートを松岡亮輔が放つも、枠には入らず。
ドリブル突破から、右にパスを流すもジュビロDFがカット!
前田遼一が懸命にボールを追うが、長くなってしまい相手ボールに。
これがパク チュホの足にあたりゴールラインを割ってしまい、神戸ボールもゴールキック。
その際にパク チュホが足を痛めるがすぐにプレー再開!
パスを受け、ドリブルをした後に西紀寛へスルーパスを狙うが相手にカットされてしまう。
エリア内に切れ込みループシュートを放つが、ややミスキックとなってしまい枠を外れる。
中央でイ グノが走り込むが、レフェリーの笛がなりオフサイドの判定。
エリア内でボッティが待ち構えるも八田直樹が冷静に対応。
茂木弘人が中に切れ込みシュートを放つがボールはサイドネット!
茂木弘人は元々FWの選手なだけに注意したいところ。
加賀健一が対応にいくもファウルをとられてしまう。
そのFKをポポが蹴り、河本裕之に合わせるが、ヘディングはミートせず。
エリア手前からのFK。
駒野友一が右足で直接狙うが、ボールは惜しくもゴールの右。
西紀寛をかわしシュートを放つが、八田直樹が正面ではじき出す!
松岡亮輔へマイナスのボール。
パスを受けた松岡亮輔が前線へスルーパスを送るも、八田直樹が直接キャッチ!
上田康太が左足で直接狙うが、紀氏隆秀がファインセーブ。
前線へのパスがレフェリーにあたり、跳ね返ってきたボールを左足でシュートを放つが、相手DFに防がれてしまう。
大久保嘉人からボッティに繋ぎ、ボッティから茂木弘人へラストパス。
茂木弘人がエリア内に切れ込み、そのままシュート。
八田直樹が飛びつくも、追いつかずボールはネットに吸い込まれてしまう…【0-1】
西紀寛から、中央でフリーだった那須大亮へ。
那須大亮が、左足でゴールを狙うも、ボールはゴール左に外れてしまう。
相手の早い攻撃の対応で精一杯といった状況。
ここは中盤の那須大亮、上田康太の守備からチャンスを作りたいところ。
エジミウソンが右足でクロスを入れるも、逆サイドまで流れ、ピンチを逃れる!
ロスタイムは1分!
そのこぼれ球を相手に拾われ、ジュビロの選手が奪いにいったところでファウルをとられてしまう。
ここで前半終了のホイッスル。
エリア内でシュートを放つが、紀氏隆秀にセーブされてしまう。
西紀寛がボールを奪いにいった際に、大久保嘉人の肘が西紀寛の顔に入り、西紀寛がその場に倒れこんでしまう。
しかしすぐに立ち上がりプレー再開。
左足でクロスを入れ、ファーサイドで那須大亮が飛び込み、ヘディングシュートを狙うがミートすることができず。
ショートコーナーを使い大久保嘉人へ。
大久保嘉人がクロスを上げ、その跳ね返りのこぼれ球を再び大久保嘉人がダイレクトシュート。
ボールはゴール右隅に吸い込まれ、神戸追加点。【0-2】
そのFKをポポが右足で狙うが、枠に入らず!
そのボールを前田遼一がダイレクトでシュートするが、力なくゴールラインを割り神戸ボールのゴールキック。
ちょこっと前に出したボールに、ポポが右足でシュートを放つが、枠には入らず。
中で待っていたイ グノがヘディングでシュートを放つが、下がりながらのシュートだったため力無く、相手ボールのゴールキック。
ファーサイドを走りこんだポポが、右足で冷静に流し込み、神戸追加点。【0-3】
ジュビロ、成岡翔に代わり荒田智之を投入!
前線から積極的にボールを奪いにいきたいところ。
駒野友一が直接狙うが、神戸の厚い壁に阻まれてしまう。
ロスタイムは3分。
――感想
一番注意していたところで前半失点してしまったことが、こういう結果になってしまったと感じています。おそらく長いボールが多くなるだろうということを注意していましたし、そのボールに対してプレスバックしてセカンドボールを拾うということを選手達に伝えていましたが、1失点目はセカンドボールを拾われてやられてしまいました。もう一つは、ヴィッセル神戸の得意なカウンターについても注意をしていましたが、少し前がかりになってやられてしまいました。ヴィッセル神戸の良いところを出させてしまったという感じです。攻撃に関しては、最終ラインからグランダーのボールを使って動かすことがあまりできなかったことが、良い形でフィニッシュまで行けなかったということになったと感じています。1週間で3試合を戦い、連戦の最後の試合でこういう結果になってしまいましたが、できるだけ早く切り替えて次のゲームに臨みたいと思っています。
――イガンジン選手に代え、山本康裕選手を投入した意図について。
最終ラインからの組み立てのところです。最終ラインからボランチのところでボールが動かせなかったので、そこに動かすことができるだろうという選手を入れました。
――その後の展開について
投入しようとする前に失点してしまいました。そのあたり、後手を踏んでしまったという感じはあります。もう少し早めに代えて、0-1の段階で、あるいは0-2の段階で投入していればもしかしたらと。そのあたり、私の選手交代のタイミングが悪かったということはあると思います。
――連戦となりましたが、選手のコンディションに影響は?
どこのチームも同じ条件ですし、うちだけが悪いというわけではないと思います。ただ、体が少し重いという感じは見られましたが、最後まで得点を取りに行っていましたし、そこまで悪くないと思っています。
ロングボールが多くなってしまいました。そのあたり、我慢強くパスをつなぐことができていればと思います。慌ててしまい、焦って前線に蹴ってしまう場面もありました。全体の距離も遠くなってしまいました。
今日は全てが思うようにいかなかったです。
自分達のミスでボールを失ってしまう場面がありました。ボールを受けてさばくことを意識していましたが、少し下がり過ぎたかもしれません。相手のブロックの前でボールを動かすことはできましたが、相手に回させられている状況だったかもしれません。怖いところにもっとパスを入れていかないといけません。
今日は決定力の差だと思います。チャンスを作ることもできていましたし、そこを決めるかどうかというところだと思います。自分にもチャンスがありましたし、そこを決めたかったです。2点ビハインドとなってから、単調な攻撃となり、相手にカウンターを受ける場面が多くなってしまいました。こういう試合で勝つことができないと底力がつかないと思いますし、教訓にしていきたいです。
まずファン、サポーターに感謝します。チームがこういう状況にも関わらず、今日もバスの到着した時にたくさんのサポーターが出迎えてくれたことで、非常に我々チームは勇気をもらいました。勝ち点3を取ることが、それに応えるということだと思いますが、最終的には勝ち点3を取れました。また、こういう状況の中でクラブのフロント、スタッフから現場に対して暖かくサポートしてもらえているということにもこの場借りて感謝いたします。ゲームに関しては、グラウンドの状況もあり、非常にボールが走ると。そういう意味では良い内容のゲームになったと思います。立ち上がりから悪くなくて、ジュビロもけして悪くはなかったと思います。こちらの守備も安定していましたし、攻撃は今日に関してはいろんな選手が得点を取りましたがボッティが素晴らしい動きをしていました。運動量を含めてボール、チャンスに絡み守備も頑張ってということで、彼の動きが今日は非常に大きかったです。今日の4バックと松岡亮輔、エジミウソンのところもセカンドボールを拾う力も非常に素晴らしかったと思います。一進一退の中で、やや、我々の右サイド、北本久仁衛のサイドに人数が多くて、逆サイドの茂木弘人のサイド(左サイド)に人が少ないという印象を受けていたので、前半はそちらからの攻撃が多かったのですが、思った通りに先制点が生まれました。あれはボッティ、大久保嘉人のダイレクトパスがつながった素晴らしいパス交換だったと思います。今日のグラウンド状況であれば、ダイレクトパスが非常に有効だとハーフタイムに伝えていました。内容的には後半も同じような形で、守備を安定させてボールもしっかりつないでという中で、多くの素晴らしいシュートが決まりかなり楽になったと思います。3点目は前の試合あたりで決まってくれればよかったのですが、なかなかそういうわけにはいかないので。今日、選手達は本当によくやったと思います。