2010年 試合速報
2010 J1リーグ 9節 VS.横浜F・マリノス
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清水 範久
バスティアニーニ
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成岡 翔
船谷 圭祐
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天野 貴史
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西 紀寛
荒田 智之
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中村 俊輔
狩野 健太
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金井 貢史
長谷川 アーリアジャスール
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
日産ス | 5/1(土) | 13:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 石井 茂己 | 家本 政明 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 大塚 晴弘 | 大川 直也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.4度 | 21% | 中込 均 | 佐伯 満 |
14 | シュート | 9 |
12 | ゴールキック | 17 |
7 | コーナーキック | 5 |
14 | 直接FK | 9 |
7 | 間接FK | 1 |
7 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第9節がまもなく始まる。
対戦相手は、木村和司新監督率いる横浜F・マリノス。
今季、横浜F・マリノスとは既に一度ヤマザキナビスコカップで対戦し2-1で見事勝利を収めているものの、その時の横浜F・マリノスとは違う。
なぜなら今季から途中加入した中村俊輔がナビスコカップでは出場していなかったからである。
この天才レフティーから繰り出されるスルーパスや、フェイント、ドリブル、そしてプレスキックとどれを取っても一級品であり、中村俊輔がいるチームといないチームでは全く違ったチームであり、この選手の存在により前線の渡邉千真や山瀬功治らの動きも違ってくるのである。
中村俊輔のがこのクラブに及ぼす影響は絶大で、山瀬功治や、栗原勇蔵は中村俊輔加入後に日本代表にも選出されているのである。
しかし、逆を言えば中村俊輔を止めることさえ出来ればナビスコカップの様な試合展開に持ち込むことができることは確か。
中盤の元横浜F・マリノス戦士である那須大亮や、中村俊輔のクロスボールに対応するべく長身の加賀健一やイガンジンらの奮闘で何とかこの選手を抑えたいところである。
一方のジュビロ磐田は前節首位の浦和レッズを相手に見事な完封勝利を収め、順位を12位までランクアップ。
アウェイの過酷な環境の中で首位のチームを0点に抑えたことは、今後の自身に繋がることは間違いなく、これから波に乗り連勝と行きたいところである。
また、リハビリが長らく続いていた川口能活も実戦に復帰し、全快まであとわずかといったところか。
徐々に戦力が整いはじめており、それによる激しいポジション争いも今後楽しみになってくる。
2試合連続アウェイでの試合と厳しい日程は続くが、ゴールデンウィーク最初の試合、是が日でも勝利しホームヤマハスタジアムに戻りたい。
取り戻しつつある『自信』を持って試合に臨めば、今節も必ず良い結果がもたらされると信じている。
試合会場は、日産スタジアム。
キックオフは午後1時。
今日もサポーターの皆さんには、最後まで熱い熱い声援をお願いします!
ゴールデンウィーク中ということもあり、たくさんのサポーターが詰め掛けている。
中村俊輔が直接狙うが、これはジュビロの壁に当たり、難を逃れる!
坂田大輔が中央で合わせるがボールが浮いてしまい、そのままラインを割る。
駒野友一が蹴ったボールに那須大亮が飛び込むが、その前で相手DFにクリアされてしまう。
ファーサイドに蹴りこむが、誰も合わせることができない。
坂田大輔を狙ったスルーパスが増えている。
しかし、ジュビロDF陣も落ち着いて対応しており、今後もこれを続けたい。
中村俊輔が蹴りこむが、ジュビロDFがヘディングクリア!
上田康太が巻いたボールを蹴りこむが、そのまま逆サイドまで流れてしまう。
西紀寛が右足を振りぬきゴールを狙うが、ミスキックとなってしまう。
ここ最近の加賀健一は安定感抜群!
エリア内で待っていた前田遼一へラストパスが渡るも、オフサイドの判定・・・
冷静に前線を走り出したイ グノを見つめ、決定的な浮き球のスルーパス!
イ グノが冷静に右足を振りぬくが、ボールは左サイドに抜けてしまう…
坂田大輔がそれに抜け出し、ジュビロピンチかと思われたが、加賀健一がフルスピードで戻り対応し、ピンチを逃れる!
ボールはゴール右に外れるが、山瀬功治のシュートは危険である。
左足でミドルシュートを放つが相手に当たってしまう。
前田遼一が下がってボールをもらうところまではいい動きができているだけに、その後をつなげたい。
中村俊輔のボールに栗原勇蔵が飛び込みヘディングシュート。
高さのあるヘディングだったが、ゴールはならず直接ラインを割る。
ロスタイムは1分。
ニアサイドでイ グノがシュートを放つが、枠を捉えることができない。
飯倉大樹がゴールキックを蹴ったところで前半終了のホイッスル。
中村俊輔が蹴りこむも加賀健一がヘディングクリア!
しかし、那須大亮はボランチとして素晴らしい働き。
天野貴史がラストパスをだすが、それを通させない!
最後は駒野友一がクロスを上げるが、直接ラインを割ってしまい横浜ボールのゴールキック。
中村俊輔が蹴るがジュビロDFがヘディングクリア!
前田遼一へクロスを上げるが、その前のイ グノのところでオフサイドの判定。
イ グノを狙いスルーパス。
イ グノが右足に当てるも、チャンスに繋げることができず。
しかしこれは枠を捉えることができず。
中村俊輔が蹴るも、ジュビロDFがしっかりクリア!
ファーサイドで待っていた天野貴史が肩で押し込み横浜先制。【0-1】
中澤佑二にクリアされてしまうが、こぼれ球に反応した那須大亮がミドルを放つが枠に入らず。
相手を一人かわしロングシュート!
しかしボールを枠捉えられず、横浜ボールのゴールキック。
横浜、金井貢史に代わり長谷川アーリアジャスールを投入。
――感想
前半ミドルシュートを打たれましたが、我々がやろうとする守備はしっかりできていたと思います。しっかりとした守備からカウンターで何度かチャンスを作っていたので、それが得点につながっていればという感じがします。後半、相手には中村俊輔選手というキッカーがいますし、セットプレーに注意しなければいけないということを伝えました。あのような形で失点してしまいましたが、そこで選手達は慌てるようなことなく、攻撃してチャンスを作っていたと思います。勝ち点を取れませんでしたが、次の試合に向けてそこまで落ち込む必要はないと思います。ゲームが続くので、しっかりと準備をしていきたいと思います。
――前田遼一選手とイグノ選手は素晴らしいコンビネーションを見せていたと思います。トレーニングからイメージしてやっているのでしょうか?
トレーニングから頻繁にやっていることではありませんが、お互いに良いタイミングで動き出していましたし、パス出しもできていました。相手の背後に飛び出す動きに関しては2人ともトレーニングから頻繁にやっています。
――中村俊輔選手への対応について。
中村俊輔選手は素晴らしい選手ですし、フリーにすると決定的なパスを出されたり、シュートを打たれてしまいます。ジュビロにとって危険な選手になりますが、彼以外にも山瀬功治選手、坂田大輔選手、渡邉千真選手といった非常に力を持った選手もいるので、中村俊輔選手にあまり早く寄せ過ぎてしまうと、背後のスペースを使われてしまいます。基本通り前線に入れさせないように自分達の前でパスを出させて、そこを寄せるというやり方です。ゲーム前に中村俊輔選手をフリーにさせてはいけないし、厳しく寄せようということを伝えていたのですが、それに対して選手達は非常に集中してやってくれたと思います。
――次の試合に向けて修正点すべきところはありますか?
まず、コンディションを整えることです。ゲームの中、もう少しサイドチェンジしながら複数の選手でサイドを崩していく、ということをもう一度やっていきたいと思っています。大きく修正するというよりも、今まで続けてきたことを継続してやっていきたいです。
後半に関しては縦に急ぎ過ぎてしまった部分もありました。もう少し自分達の時間帯を作らないといけないと思います。そのあたりは次の試合に生かしていきたいです。相手にパスを回されて、ラインを下げさせられた部分もありました。もう少し高い位置からサイド攻撃ができればよかったと思います。ルーズボールも拾いたかったです。
ロングボールを使った攻撃が少し多かったと思います。守備の時間が長くなってしまいました。改善できることですし、自分達の攻撃の時間をもっと作っていきたいです。そのためにはチームでもっと動かないといけないと思います。
失点しなければ負けることはなかったわけですが、不運な形での失点だったと思います。2トップへのサポートを増やすためにも全体を押し上げなければいけませんでしたし、DFラインからもっと押し上げていかなければいけませんでした。もっと運動量を増やさなくてはいけないと思います。
失点してしまいましたが、相手の攻撃をある程度抑えることができていたと思います。こちらにもチャンスはありましたし、しっかりと決めることが大事になってくると思います。もう少しラインを上げて2トップへのフォローを増やしたいですし、攻撃の時間をもっと作ることができればと思います。
守備の時間が長くなってしまいました。良い形でボールを奪えていた場面もありましたし、その後にパスコースに顔を出してパスを受けることを意識していました。ただ、ロングボールが多くなってしまいましたし、もっとボールを保持する時間を長くすることができればと思います。
1点だと疲れますね・・・。最後のところはベンチもばたばたしていましたが。先週やられた分、結果が出たというのは良かったのかなと思います。ただ、見ていても、私は面白くありませんでした。選手達はよく頑張ってくれました。金井や天野。特に天野はあそこで得点を入れたというところが天野らしいですね。(本人は)頭に当たっていないと言っていましたが、小さな背中に当たってゴールしたという(苦笑)。小学生とか小さな子ども達にある程度夢を与えられるというか、身長の低い選手でもサッカーができるということを見せられたのではないかと思います。よく頑張ってくれました。危ない場面がありましたが、最後のところはよく守っていました。(前節の)鹿島アントラーズ戦から勉強になったところで、やりたかったことを意識させてやりました。ただ、そう簡単にはできませんでしたし、またこれを続けていかなければいけないと思っています。