2010年 試合速報
2010 J1リーグ 7節 VS.大宮アルディージャ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/17(土) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 福村 吉正 | 廣瀬 格 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 唐紙 学紙 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
11.3度 | 50% | 前田 敦 | 花澤 秀登 |
11 | シュート | 9 |
8 | ゴールキック | 11 |
7 | コーナーキック | 1 |
19 | 直接FK | 15 |
4 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第7節がまもなく始まる。
ナビスコカップを水曜日に終えたばかりのジュビロ磐田。
中2日でJリーグ第7節を迎える。
今日の対戦相手は張 外龍監督率いる大宮アルディージャ。
1勝4敗1分けの勝ち点4の16位と降格圏内に沈んでしまっている大宮。
開幕戦でセレッソ大阪に3-0と快勝したものの、そこからヤマザキナビスコカップも含めて7試合勝ち星がなく、厳しい戦いが続いてしまっている。
原因としては、やはり攻撃力か…
第3節以降で奪った得点はガンバ戦で決めた藤田祥史の1得点しかなく、力不足を露呈してしまっている。
それに加え、ラファエルを怪我で欠いてしまっている状況であり、大宮としてはチーム全体で攻めることが重要となってくる。
一方の守備陣は第5節まで4失点と、一試合平均1失点以下に抑えていたが、前節のガンバ大阪戦では攻撃力のあるクラブ相手に3失点を喫してしまうなど、守備面も調子を崩し始めてしまっている。
それでも、マトを中心とした守備は強固で、前田遼一、イグノ、荒田智之らがどう崩すのか見ものである。
一方のジュビロ磐田。
水曜に行われた横浜戦で2-1と勝利しいい状態が続いているが、今後もこの状態を維持できるか、さらに上の状態に持っていく事ができるか、本当の勝負はここからである。
横浜戦には勝利したものの、イグノとパクチュホがこの試合で怪我を負ってしまい今節の出場が微妙なところ。
しかし、サブに控えている荒田智之、岡田隆、金沢浄が調子いいだけに、全員で何とかカバーしたいところ。
前田遼一も横浜戦で素晴らしい動きをみせていたので、この選手にもやはり期待したい。
今日も勝利し、負け無しの試合を延ばしたい。
試合開始は19:00
みなさんの熱い声援よろしくお願いします!
エリア内でボールを拾った橋本早十が右足でシュートを放つが八田直樹が右足1本で阻止!
いきなりのピンチだったが八田直樹のファインセーブで何とか逃れる!
しかしパク チュホに怪我の影響はなさそう。
上田康太から那須大亮へ。
那須大亮が競り合いコーナーキックを得るが、右サイドから駒野友一が蹴ったボールは相手がクリア。
ピンチの芽を先につぶし、チャンスにつなげたい。
右サイドを駆け上がった前田遼一へ繋ぎ、さらに右サイドの西紀寛へ。
西紀寛がクロスを上げるが、これはミスキックとなってしまう。
駒野友一がニアサイドに蹴りこむが北野貴之が冷静にキャッチ。
レフティーの橋本早十が直接狙うが、ゴールの右に外れる。
中央でイ グノが競り合うが、ゴールならず。
大宮、足を痛めた深谷友基に代わり青木拓矢を投入。
駒野友一がいいボールを蹴るが、エリア内でジュビロのファウルをとられてしまい、大宮ボールのFK。
マトを中心に鉄壁のディフェンスをみせている。
そのままドリブルで持ち込み、角度の無いところからシュート!
ボールはゴールを捉えていたが北野貴之がファインセーブ…
橋本早十がフリーでシュートを放つが、大きくなってしまいジュビロボールのゴールキック。
遠目の位置からグラウンダーのシュートを狙うが、力なくゴールキックになってしまう。
西紀寛が最後までボールを追ったが、ボールはゴールへ転がり大宮先制【0-1】
大宮リードで前半を折り返す。
最後をどう崩すかにかかっている。
威力があったが、ゴール左に外れる。
ジュビロ、こぼれ球に反応した駒野友一が左足でミドルを狙うが、ゴールわずか右に外れてしまう。
これは惜しくもゴールならず。
ゴールまでやや距離があったものの、ボールは左隅に吸い込まれジュビロ同点!【1-1】
しかしシュート直前で大宮DFにカットされてしまう。
中央にクロスを上げるがマトが長身を生かしてヘディングクリア。
橋本早十に代わり内田智也を投入。
ロスタイムは3分!
1-1でお互いに勝ち点1を得た試合となった。
――感想
大宮さんの厳しいプレス、あるいは長いボールを入れられたことで、最終ラインが落ち着きがなかったというのは、しっかり組み立てることがあまりできずに、良い形でフィニッシュに行く形が少なかったです。もう少し落ち着いて後ろからボールを動かすことができれば、両サイド、特に駒野、パクチュホがもう少し高い位置でプレーできて、ゴール前で良いチャンスが作れると思います。今まで、相手の長いボールを使った攻撃に対しての、ゲーム内容はあまりよくないです。ばたばたしてしまって、慌ててしまいます。そのあたり、落ち着いてさばけるようになれれば、もっと安定したゲームができるのではないかと思います。トレーニングしながらしっかりやっていきたいと思います。
――落ち着けなかったことで、ロングボールが多くなったのですか?
最終ラインに落ち着きがあれば、何人かフリーな状態の選手がいますし、そこを見つけてボールを運んでくれれば、もっと相手をいなすことができたと思います。ただ、加賀も、もともと落ち着いて組み立てをできる選手ではないので、仕方がない部分はありますが、今シーズンはボールをしっかりつないでいこうということでやっているので、怖がらずにやれるようにしたいと思っています。
――駒野選手、パクチュホ選手がチャンスを作っている場面もありましたが?
両サイドバックは我々にとって強みですし、サイドが起点になります。ただ、逆に言えばセンターバックが怖がらずに、サイドバックにパスを入れてくれれば、もう少し効果的に攻撃できるのではないか思います。もう少し良い状態でパスを入れることができれば、サイドバックがもっと高い位置でプレーできるので、相手にとっては危険なプレーになるのではないかと思います。
――得点場面について
トレーニングで継続してきたことですし、昨シーズンもああいった形で得点しています。ただ、あの場面では駒野が1対1になっているので、中盤の選手がもう一人絡んでほしいと思っています。1対1でも勝負できますが、2対1の状況を作ったり、2対2となれば3人目が絡んだり、といったコンビネーションをトレーニングでやっているので。今日のゲームでは、そういったコンビネーションでサイドを崩すという場面が少なかったです。
――中盤では、相手にプレッシャーを受けても、パスをつなげている場面もあったのでは?
康太(上田)が入ったことによって、少し時間もできますし、さばくこともできます。
――イグノ選手、パクチュホ選手のプレーについて
いつも通りのプレーだったと思います。(パクチュホは)少し痛みを感じながらのプレーだったので、フル出場ということを計算しながらプレーしていたのかもしれません。組み立ての時に良い状態でボールが入っていないということで、後ろから上がるタイミングを見つけるのは難しかったかもしれません。
チームとして、幅広くボールを動かせたことが、今のチームの良い調子につながっていると思いますし、それを続けていくことが大事だと思います。前半の失点ということで、時間的にも同点に追いつけると思っていました。大宮は引いてカウンターというスタイルのチームなので、簡単に得点できないと思っていましたが、後半に得点でき、さらに追加点のチャンスも作れたので、勝てた試合だったと思います。(得点場面について)ボールを受けた時に1対1だったので、そこで仕掛けることを考えました。中は枚数が揃っていましたし、マイナス気味のクロスでしたが、遼一(前田)が上手くゴールを決めてくれて良かったです。ホームですし、追加点を狙ってプレーしていましたが、得点できずに残念ですが、負けなかったことが次につながると思います。次の試合に向けてやっていきたいと思います。開幕当初は自分達でボールを動かす時間帯が少なく、相手の方がボールを動かされ、自分達が守ると言ったような展開が多かったのですが、今は自分達がボールを動かし、相手のディフェンスの時間を長くさせていると思います。それが今のチームの良い調子につながっていると思います。守備は安定してきていると思います。あとは、攻撃の最後のところのアイディアを増やし、いろいろなところから攻撃を仕掛けていけるようにしていきたいです。
勝ちたかったですし、残念です。
■ハーフタイムの監督の指示について
チャンスは必ずあるので、それをしっかり決めて逆転しようという指示がありました。
■次節へ向けて
勝ち点3を取れるように頑張ります。
■手応えは?
勝たないと手応えを感じることはできません。
先制されましたが、ずるずるといかずに自分達のサッカーをしようと思っていました。何とか同点に追いつくことができましたが、やはりホームですし、勝ちたかったです。勝つことができればベストではありますが、負けないことも大事になってきますし、自分達のサッカーをやり続けることが大事だと思っています。この勝ち点1を生かせるようにしていきたいです。
後半、まずは同点に追い付くことを考えて臨みました。同点に追い付いて、逆転を狙いながらも、守備の面では、相手に追加点を奪われないことを意識していました。京都戦など、得点した直後に失点してしまう試合もあったので、相手に追加点を奪われなかったことは、守備の面では良かったと思います。次の試合では必ず勝ち点3を取ってホームに戻ってこれるように頑張りたいです。
(左足甲の怪我は)多少の痛みを感じてプレーしていました。ただ、怖いと怖いと思っていたら何もできませんし、痛くてもやるしかありません。集中してプレーするようにしていました。勝つことができればさらに良かったと思います。ただ、悪くはないとも思っています。良いプレーもありましたし、マイボールの時間も長くできています。チャンスもありましたし、こういった試合をアウェイでどの程度できるかだと思います。
負けなかったことは良かったのですが、やはりホームゲームでしたし、勝てた試合だったので残念です。中盤にスペースがあったので、自分のところでパスを受けたり、2列目にパスを受けてもらって、自分が前向きでパスを受けるということも、もっとやりたかったのですが、相手にプレッシャーを受けて、ロングボールが多かったので、なかなかいい形でボールに絡むことができませんでした。
前半、深谷選手にアクシデントがあり、止むを得ず選手のポジションを変えなければいけない状況でした。結果としてアウェイで勝ち点1が取れて、次の試合につながるような試合だったと思います。今日のゲームプランとしては、両サイドを早い段階で使い攻撃を仕掛けていこうとしましたが、まだまだできていなかったと思います。