2010年 試合速報
2010 J1リーグ 6節 VS.湘南ベルマーレ
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上田 康太
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西 紀寛
松浦 拓弥
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成岡 翔
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小澤 雄希
阪田 章裕
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中村 祐也
猪狩 佑貴
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成岡 翔
金沢 浄
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ジャーン
永田 亮太
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田村 雄三
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イ グノ
荒田 智之
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
平塚 | 4/10(土) | 13:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 岡村 新太郎 | 村上 伸次 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 山口 博司 | 田尻 智計 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
18.9度 | 59% | 山内 宏志 | 井澤 法子 |
14 | シュート | 9 |
11 | ゴールキック | 10 |
11 | コーナーキック | 3 |
21 | 直接FK | 16 |
4 | 間接FK | 5 |
3 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
2010年Jリーグ、まもなく第6節が始まる。
対戦相手は、今期11シーズンぶりにJ1昇格を果たした湘南ベルマーレ。
指揮を執るのは過去J1新潟でも采配を振るい、北京オリンピック日本代表監督も努めた反町康治監督。
46歳で既に名将の名をほしいままにしているこの指揮官は、運動量豊富に、人もボールも動くサッカーを標榜しわずか1年で湘南をJ1の舞台へ昇格させる。
J1に昇格した今期のここまでの成績は、わずかに1勝とJ2猛威をふるっていたチームではあるが、まだその実力発揮できずにいる。
しかし、第4節で新潟に2-0で完封勝ちし、第5節には浦和レッズ相手に惜しくも敗れはしたが、後半ロスタイムに点を奪うなど粘り強い戦いをみせている。
クラブの中心となるのが新潟時代にも反町康治監督の元でプレーした寺川能人、187cmと長身でポストプレーが得意な田原豊らが攻撃の中心。守備では2002年から日本でプレーするブラジル人のジャーン、昨年のアジアカップ予選の日本代表にも選出され成長著しい村松大輔となるだろう。
中でも、田原豊は遠くからでもゴールを狙えるシュート力を持っており、この選手には注意が必要である。
一方、徐々に調子を取り戻しつつあるジュビロ磐田。
前節、ガンバ大阪を相手に打ち合いの末4-3で2010シーズン初勝利を手に入れた。
パク チュホがJリーグ初ゴール含め2ゴールを奪えば、負けじとエースの前田遼一も2得点を奪うなど攻撃陣が波にのりつつある。
しかし、4得点を奪った一方で課題となったのは3失点を喫してしまったDF陣。
ガンバのFW、平井将生の動きについていけず再三のピンチを招いてしまっていた。
非公開練習も行われたこの一週間でどれほど修正を施してくるのかに注目したいところ。
そしてうれしい情報が、怪我で長期リハビリ中だったジウシーニョと川口能活が徐々に回復の方向に向かっていること。この2人が加わればさらに厚みが増すことは間違いなく、攻守共に安定した形ができあがることだろう。
今期昇格クラブが相手とあって、負ける分にはいかない。
今節も前田遼一の爆発、そして修正されたDF陣の頑張りに期待したい。
キックオフは13時00分。
みなさんの熱い声援宜しく御願いします!
中央の西紀寛に落とし、西紀寛がそのまま右足を振りぬくが右に逸れてしまう…
これは得点ならず。
しかし中で待っている選手がおらず、ボールは逆サイドに流れる。
3本目のコーナーは前田遼一が余裕を持ってクリア!
しかしこれはミスキックとなってしまい湘南ボールのゴールキック。
海も近いこともあり、心地よい風が吹く。
担架に運ばれ一旦ピッチの外へ。
サインプレーで右サイドの前田遼一に渡るがコントロールできない。
心配された成岡翔はピッチに復帰!
イ グノに合わせるも、その前で野澤洋輔が直接キャッチ。
その際に2人が接触し野澤洋輔がピッチに倒れこむも、すぐに立ち上がりプレー再開。
坂本紘司が反応しそのままシュートを放つが、八田直樹がナイスセーブ!
ボールポゼッションは湘南が上まっているか。
前線から積極的にプレスをかけたい。
これは八田直樹がパンチングでピンチを防ぐ!
前田遼一に繋ぎ、再びパク チュホへ。
左サイドからクロスを上げるが、直接ラインを割り、ミスキックとなってしまう。
そのこぼれ球に坂本紘司がミドルシュート。
しかしボールは枠に入らず、バーを超えていく。
西紀寛から山本康裕へ渡り、山本康裕シュート気味のクロスを上げるが、これもややミスキックとなってしまう…
八田直樹がしっかり対応し、ピンチを防ぐ!
ここにきて若干守備の時間が長くなっている。
ファーサイドのジャーンに合わせるが、ゴール手前で前田遼一がなんとかクリア!
湘南がボールを奪ったところで前半終了のホイッスル。
村松大輔からのボールを奪おうと西紀寛が詰め寄るが、ファウルをとられてしまう。
その際に西紀寛が首を痛め心配されるが、すぐにピッチに復帰!
坂本紘司が蹴るも、イ グノがクリア。
上田康太が蹴るも、ボールは流れ、クリアされてしまう。
落ち着いて前線に運びたいところ。
中央の前田遼一が落ち着いてシュートを放つが、野澤洋輔にナイスセーブされてしまう。
その後もパク チュホがエリア内に進入するが、ゴールは奪えず。
しかし野澤洋輔の正面を突きゴールならず…
枠に入らなかったものの、いい動きをみせていた。
徐々にジュビロに流れが向きつつある。
最後は阿部吉朗がミドル!
八田直樹が倒れこみながらなんとかセーブ!
湘南のプレッシャーが早くなっている。
絶好機を逃してしまう。
ロスタイムは3分。
ジュビロ、イ グノに代わり荒田智之を投入!
ボールは逆サイドまで流れてしまい湘南DFにクリアされてしまう。
ここで試合終了のホイッスル。
――感想
前半に関してはほとんど何もさせてもらえませんでした。湘南さんのプレスが速くて厳しくて、セカンドボールもだいぶ拾われて、湘南のリズムで進められていた感じです。ただ、最終ラインを含めて、集中を切らさず、粘り強く、失点0で抑えられたことが、今日勝ち点1を取れた要因だと思っています。後半に関しては、ボールを動かすことができて、背後を突いたりして何度かチャンスができたので、得点できればと思っていました。ただ、前後半トータルで考えてれば、勝ち点1は妥当ではないかなと思います。中3日、中2日とゲームが続くので、できるだけ早くコンディションを回復させて次のゲームに臨みたいと思います。
――前田選手のプレーについて
いつものように攻守に運動量があり、チームが助かる動きをしていました。ルーズボールのところでミスはありましたが、ミスのあるスポーツですし、湘南さんのプレス、プレスバックが非常に厳しかったので、非常に難しいゲームだったと思います。チャンスが何度かあったので、決めることができればと思いますが、十分なプレーをしてくれていたと思います。
――八田選手のプレーについて
コーチングが的確で、大きな声で味方に伝えることが彼の良いところですし、前に飛び出すスピード、迫力もあります。そのあたり、前半何度か失点を防いだ要因だと思います。GKというのは、何試合も経験して、安定したプレーができると思っています。まだまだミスは出たりすることはあると思いますが、非常に可能性があるGKだと見ています。今日は非常に落ち着いてプレーしていたと思います。
――湘南とは久しぶりの対戦となりましたが?
開幕してからの4、5試合を映像でチェックしました。その印象と同じ印象を持ちましたが、映像に比べて、選手達が実際に体験したプレッシャーはより厳しいものだったと思っています。ただ、湘南がやろうとすることはだいたいわかりました。
――湘南のプレスを受けてどういった指示を出しましたか?また、駒野選手の欠場で何か影響はありましたか?
人に対して、非常に忠実に来るので、そうすると、背後にスペースができるので、背後にボールを送り、素早くサポートして展開しようということでやりましたが、前半は厳しいプレスを受けて、それが上手くいきませんでした。後半、少しスペースができて、何度か良い形を作ることができましたが、ゴールを奪うことができませんでした。
駒野は代表選手ですし、駒野にしかできないプレーをします。ただ、駒野がいたら今日勝っていたかというと、それはわかりません。他のメンバーもきちんとプレーしていたと思います。
――田原選手ではなく、新居選手が先発しました。影響はありましたか?
新居選手の場合はスピードがありますし、背後に飛び出すという特長はわかっていました。それでくるだろうという予測はしていましたが、前半長いボールを放り込まれて、どうしても最終ラインを上げることができずに、セカンドボールを拾われて押し込まれる状態が続いてしまいました。田原選手の先発を予測していましたが、そうなるとハイボールがくるだろうと。背後にはそこまでこないだろうということでした。前節のガンバ大阪戦ではかなり背後をやられているので、選手達にはおそらく背後を突いてくるということは伝えました。
失点しなかったことは良かったけど、アウェイということを考え勝ち点1取れたこ
とは価値がある。しかし、チャンスもあったので決めたかった。次の試合も水曜日
にあるのでしっかり繋げられるように頑張りたい。
失点しなかったことは良かったが悔しい。FWに強力な選手がうちにはいるの
で、もっと活かせるように幅を使って形を多く作りたい。今日は前半良くなかった
時間帯、バランスを見てゲームをコントロールできるようにしたい。タイミングを
見てもっと前に上がっていけるようトレーニングします。
今日は、僕自身チャンスを決めきれなかったことが原因だと思います。もっとト
レーニングから集中していかないといけない。(代表へ想いを聞かせてくださ
い)もちろん日本代表に入りたい気持ちはありますが、僕にできることはジュビロ
で良いプレーをして結果を残すことしかありません。
完封できたこと、勝ち点を取れたことは嬉しいのですが、勝てなかったことが残念です。深い位置までボールを運ぶことができていたのですが、最後のところで少し精度を欠いてしまった部分もありました。そこの精度を高めていけば、実力のある2トップがいるので、もっと得点が取れると思います。相手が背後に抜け出してくることはわかっていたので、裏への背後のボールのケアを意識していましたし、コーチングをしていました。完封できましたが、ピンチもありましたし、まだまだコミュニケーションを取れていない部分もあるので、この試合をプラスに捉えて、反省点は修正できるように練習して試合に臨みたいです。
失点しなかったことに関しては、ディフェンス陣が頑張ってくれました。自分がゴールを決めることができていれば勝つことができたゲームだったと思います。相手がプレスをかけてきたので、それを突破することができなかったということだと思います。1試合、1試合力をつけて進んでいくしかないと思います。
前半何度か危ない場面がありましたが、ハチ(八田)が止めてくれましたし、GKを中心にしっかり集中して守ることができたと思います。ただ、勝ち点3がほしかったですし、悔いが残りますね。気温も結構高くて、前半チームのエンジンがなかなかかからないようにも感じました。試合の最初から、後半のようなプレーを出せていれば、もっとたくさんのチャンスを作れていたと思います。相手にしっかり守られたりして、得点が取れない試合もあると思います。そういう時こそディフェンス陣が失点を0に抑えられれば負けることはありませんし、続けていきたいです。
前からプレッシャーがきていたので、足元でつなぐことが難しい状況ではありました。ただ、その分相手の背後にスペースがあることはわかっていたので、そこで時間を作って、自分が前向きでボールを受けられればと思ってプレーしていました。勝ち点1は最悪の結果ではないと思いますが、悔しさはあります。次に切り替えてやっていきたいです。
非常に熱い中、選手達は良く頑張ったと思います。特に中盤の寺川、坂本、田村の3選手は本当に多く動いてくれたゲームでした。勝ち点1をポジティブに考えて、次のゲームに生かしていきたいと感じています。今日のシュートで終わる形が多かったのですが、どれも単発で、最後の攻撃のアイディアというところでは、少し足りなかった試合だったと思います。それはお互い様という感じもしました。