2010年 試合速報
2010 J1リーグ 5節 VS.ガンバ大阪
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 4/4(日) | 14:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 菊池 秀夫 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 八木 あかね | 村上 孝治 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.7度 | 52% | 岡 宏道 | 花澤 秀登 |
19 | シュート | 10 |
9 | ゴールキック | 10 |
7 | コーナーキック | 7 |
7 | 直接FK | 16 |
1 | 間接FK | 6 |
1 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
2010年J1第5節ガンバ大阪戦が間もなくキックオフ。
今シーズン未だに勝利がないジュビロ磐田。第5節の対戦相手はこちらもジュビロ同様に開幕から白星のないガンバ大阪。
昨シーズン3位でAFCにも出場し、天皇杯でも優勝した強豪が未だに未勝利なことに驚きもあるが、その原因は誰の目にも明らか。開幕戦からのスコア が物語っているように得点力不足なのである。
しかし、ガンバ大阪はタレント揃いのクラブ。遠藤を中心とした攻撃力は鳴りを潜めているとはいえやはり危険であることに変わりはない。
また遠藤はセットプレーも得意としており、エリア付近での不用意なファウルは危険である。
どうにか遠藤を防ぎ、早い時間に先取点を奪いジュビロペースで試合を進めたい。
ジュビロの攻撃陣も内容はあまりよくないが、前節エースの前田遼一とイグノにゴールが生まれたのは明るい話題。
この二人が爆発すればジュビロの順位も上がってくることだろう。
今節も両フォワードによる得点でなんとか初勝利を手に入れたい。
試合開始は14:00
みなさんの熱い応援よろしくお願いします。
ドリブル突破でエリア内に進入し、そのまま左足を振りぬく!
ボールは藤ヶ谷陽介にセーブされてしまうが、前田遼一の調子は良さそうである。
しかし、これはイ ガンジンがしっかり対応!
ボールは枠を捉えてくるも、八田直樹がファインセーブ!
エリア内でシュートを放たれるが、今度も八田直樹が寝そべりながらファインセーブ!
しかし、攻撃陣は皆いい動きを見せている。
そろそろゴールの予感…
GKと1対1となりシュートを放つが藤ヶ谷陽介がナイスセーブ。
こぼれ球に上田康太が反応しゴールを狙うがDF2人に止められてしまう。
しかしまたもやGKにセーブされてしまう。
そのまま中央に切れ込み、左足でシュート!
鋭いシュートは藤ヶ谷陽介、セーブされるが、それに詰めていた前田遼一が頭で押し込み、ジュビロ先制!!!【1-0】
ボールはゴールに吸い込まれ、同点…【1-1】
西紀寛を狙ったスルーパスを送るが、これは長くなってしまう。
終始ジュビロペース。
右サイド、西紀寛からのクロスに前田遼一が頭で合わせるが、ゴール左に外れてしまう。
藤ヶ谷陽介がゴールキックを蹴ったところで前半終了のホイッスル。
ガンバ、チョ ジェジンに代わり佐々木勇人。
中澤聡太に代わり安田理大を投入。
キープする時間が長くなっている。
後半も積極的に攻めたい。
そのまま左足でクロスを上げるが、ややミスキックとなってしまう。
しかしオフサイドの判定。
華麗なトラップから、DFを一人かわし角度の無いところからシュート!
ボールは藤ヶ谷陽介の横をすり抜けネットへ!
ジュビロ勝ち越し!【2-1】
成岡翔が左足を振りぬくが、枠を超えてしまう。
前田遼一がヘディングシュートを放つが、藤ヶ谷陽介の正面を突いてしまう。
右足を振りぬき、威力のあるシュートを放つが、惜しくも枠には入らず…
遠藤保仁がファーサイドを狙うが、ここには誰もいない。
遠藤保仁が蹴るもミスキック。
ゴール正面から直接狙うが、GKの正面。
ジュビロ、イ グノに代わり大井健太郎を投入!
ロスタイムは4分。
時間を稼ぎながらもゴールを伺う。
得点の奪い合いとなったが、なんとか逃げ切った!
――感想
3失点しているということで、やはり修正していかなければいけませんが、選手達の勝ちたいという気持ち、勝利への執念がグラウンド上で表現できたと思います。サポーターの熱い応援もあって、選手達の頑張りもあったので、リーグ5戦目にしてようやくサポーターに勝利と喜びをプレゼントすることができてほっとしています。失点しているということをこれからしっかりトレーニングして、もっと安定したゲームができるようにやっていきたいと思っています。
――上田康太選手について
今季、課題であったオンザボールでの守備のところで、弱さが見られていましたが、それを改善しようとする姿がトレーニングや練習試合で見られましたし、動きにスピード感もありました。展開力があり、チームに落ち着きを与えるというのはが起用の理由です。ナビスコカップの浦和戦、そして今日の試合と彼の良さが出ていましたし、今まで足りなかった部分も改善されてきていると思います。
――山本康裕選手について
前半の立ち上がり、ジュビロの右サイドを何度か突破されて、何度か危ない場面もありましたが、それ以降、落ち着いて対応できていたと思います。康裕(山本)も、康太(上田)と同様にオンザボールのところの弱さが課題としてありましたが、改善しようとする姿が見られましたし、これからも十分やってくれる思います。康裕(山本)の良さは攻撃の部分ですが、二川選手が中央でのプレーが多い分、ジュビロがボールを奪った時に、外でスペースができやすいので、そこで康裕(山本)がボールを受けることできれば、ジュビロにとって良い状況が生まれます。守備では多少やられることを予想しながら、攻撃で良さを出してほしいということで起用しました。
――駒野友一選手の状態について
右脚の後ろ側の部分です。病院でチェックをしましたが、(全治)1週間から10日くらいではないかというドクターの診断でした。
――ディフェンスラインについて
平井選手のスピード、背後に出ていく動きにやられていますが、そこは注意しなければいけないということではありましたが、非常に難しいことではあります。特にボランチ、遠藤、橋本、二川あたりがジュビロのボランチの前で、自由にボールをさばいた時には、最終ラインがどうしても下がらなければいけない状況で、難しいところはありました。3失点目の場面では、1本のパスでやられていますし、そこはやられてはいけません。しっかりやらなければいけないと思います。修正は可能だと思います。ボールは一つしかないわけですし、ボールの保持者がどこを狙っているかということを予測することができれば最終ラインの準備はできます。おそらく、そのあたりがしっかりと見極めることができなかったのかもしれません。
――金沢選手と投入したことについて
西は膝の状態はあまり良くはありません。60分から70分で代えていかないと、ワンシーズンを戦っていく上で、ジュビロにとって難しくなります。また、佐々木選手が出て、相手が攻勢に出てきているということもあったので、一度落ち着かせるという意味で、経験豊富な浄(金沢)をバックラインに入れて、本来、前へ出て行く動きに特長のあるパクチュホを一つ前に出しました。
結果が出たことが大きいのですが、1本のパスでやられるなど、簡単に失点してしまった場面もあったので、映像を確認しながら、みんなで反省して話し合っていきたいと思います。
これで満足することなくやっていきたいです。シーズンの序盤ですし、上位を目指すこともできると思います。勝利がなくて、サポーターの方々にも心配をかけてしまいましたし、スタッフにもだいぶ気を遣わせてしまったと思います。自分のとしても反省点はたくさんありますが、一つ一つ大きくなって、次の試合に臨みたいです。
頑張って勝つことができてよかったと思います。3失点してしまいましたが、最後の数分間は、良く守り、失点せずに勝つことができてよかったと思います。まだ勝利がなかったので勝てたことは一番良かったと思います。前田選手のコンディションも上がってきましたし、守備で簡単に失点しないことが大事になります。ディフェンスだけではなく、チームみんなで協力できれば、固い守備につながると思います。
試合終了後のサポーターの歓声を聞いて、とても安心しました。どのポジションでも同じことを求められていると思います。何とかチームの力になれるようにプレーしていましたし、自分のできるプレーをやった結果、勝利につながったと思います。本当に勝てて良かったと思います。3失点目はパス1本でやられてしまったので、修正が必要ですし、声を掛け合いながらやっていかないといけないと思います。
ジュビロでの初勝利を挙げることができ、また、J初ゴールを決めることできて良かったです。ジュビロに加入してから初めてのゴールでもありましたし、意味のある得点だったと思います。2ゴールとも、良いボールが来たので、得点を挙げることができました。ガンバは中央の狭いところでパスを回してきますし、裏へのパスを狙ってくるので、そこを意識してプレーしていましたが、3失点してしまいましたが、切り替えてプレーしていました。みんな勝利に対する気持ちがあったと思います。
とても嬉しいです。全体的に切り替えが速かったことと、守備の形をナビスコカップの浦和戦あたりから掴めてきていて、しっかりとした守備の中から攻撃へ移るということができましたし、ポゼッション率を挙げる上でも、ボールと人が良く動いていたと思います。球際のところで相手に厳しくいくことができていたと思います。ガンバの中盤には能力の高い選手がいるので、フリーでボールを出せて良いパスを出させないことを意識していました。リードしてからの戦い方として、自分達のボール保持してプレーするということを90分間続けなければいけないですし、そのあたりは反省点だと思います。今日の試合に関しては、勝ったということが大きかったです。今季公式戦で勝てていなかったので、大きな1勝だったと思います。
嬉しさはありますが、次の試合も勝てるようにやっていきたいです。勝ちたいという気持ちが相手を上回ったのかなと思います。2点を取れたことは嬉しいですが、それ以外のチャンスで外してしまっているので、そこを入れることができるようにやっていきたいです。勝って順位を上げていけるように頑張っていきたいです。
いろいろと変えられる範囲の中で、メンバーチェンジをしたり、システムを動かしたり、今上手くいっていない、攻撃的な部分の活性化というところでは、多少はプラスになった部分もあると思いますが、やはり終始ディフェンスの組織は前半開始から不安定な感じはありました。早めに手を打ち、最終ラインをフラットスリーにして、数的優位な状態で、相手の2トップに対応しようと思いましたが、全体的には上手く機能しませんでした。高さのない中で、やはり今日はグラウンダーのパスでしっかりポゼッションしていくように、後半切り替えました。ハイリスクではありましたが、ガンバのサッカーを戻すためには、そういったところを、リスクを負ってでも、追求していきたいと思いました。全体的には、ディフェンスの甘さが出てしまったと思います。