2010年 試合速報
2010 J1リーグ 4節 VS.京都サンガF.C.
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/27(土) | 16:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 福島 慶樹 | 岡田 正義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 江角 直樹 | 金田 大吉 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
11.9度 | -33% | 鷹城 巧 | 大石 裕樹 |
14 | シュート | 14 |
14 | ゴールキック | 13 |
6 | コーナーキック | 1 |
18 | 直接FK | 21 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
1 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第4節がまもなく始まる。
アウェイ2連戦を終えてホームに戻ってきたジュビロ磐田。
3節を終えて未だ勝利がないジュビロ磐田であるが、調子は上向き。
今シーズンからボランチにコンバートされた那須大亮や、開幕から先発出場が続いている加賀健一とイ ガンジンのセンターバック、GK八田直樹を中心とした守備陣が去年に比べて安定しいる。
何と言っても、去年の開幕3連戦で11失点していた守備陣が今シーズンは3節を終えてわずか4失点なのである。
昨年に比べ、守備陣は大きく進歩しているのは確かである。
一方の攻撃陣。
前田遼一、イグノの2トップは他チームにとって脅威なのは間違いない。
にもかかわらず、3試合終えての得点はボランチの那須大亮の1点のみと、この2名を生かしきれずにチャンスを逃しているシーンが目立っている。
また、前線でボールを持った選手がシュートで終わるシーンが少なく、奪われてからのカウンターという一番危険なパターンもみうけられる。
前線の2人だけに頼らず、少し遠目の位置からでもシュートを狙う気持ちが必要である。
今節の対戦相手は、加藤久監督率いる京都サンガF.C.。
開幕戦の神戸戦には敗戦したものの、2節には去年の王者、鹿島相手に1-1と善戦。
3節には、ジュビロに開幕戦黒星をつけた仙台に2-1で勝利と、徐々にチーム状態が上向いている。
イジョンスが抜けた守備陣が不安視されたが、水本裕貴、郭泰輝らを中心に開幕から安定。
ここまで大量失点することなく、こちらも同じく開幕からの失点は4である。
攻撃面ではチームの要(かなめ)であるデイエゴが好調をキープし続け、柳沢敦、鈴木慎吾、チエゴなどがチャンスメイクする攻撃はかなりの脅威である。
ジュビロとしては今季上位進出を狙うためにも、ホームで確実に勝ち点を上げることは重要と、気合は十分のはず。
対する京都もアウェイだからといって負けることは許されず、序盤から積極的に攻撃を仕掛けてくることだろう。
そこで頼りになるのはやはり前田遼一、イグノの2トップ!
この2人が爆発すれば、ジュビロの勝利も近づいてくる。
なんとしても勝ち点3を奪い、上位進出へのきっかけを掴みたい。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
キックオフは午後4時。
本日もサポーターの皆さんには最後まで熱い声援をお願いします!
これは枠には入らず…
駒野友一が直接狙うが、壁に跳ね返されてしまう。
枠には入らなかったが、ゴールへの意識の高さが伺える。
再びボールを受けた駒野友一がクロス!
前田遼一が反応するが、水谷雄一と接触しファウルをとられてしまう…
ボールのキープ時間が長くなっている。
最後の崩しをどうするか。
ボールは水谷雄一が触れることができずにネット右隅に突き刺さりジュビロ先制!【1-0】
郭泰輝を狙うも、ジュビロDFがなんとかクリア!
DFの郭泰輝が積極的な上がりを見せ、攻撃に絡んでいる。
しかしボールは右に外れてしまいゴールキック。
落ち着いて左足を振りぬいたボールは、少し揺れながらゴール正面へ。
八田直樹が反応するも間に合わず、ネットに突き刺さる。
【1-1】
那須大亮が飛び込みヘディングシュートを放つが、ボールはわずかに左に逸れてしまう…
ボールは枠に入らず。
そのまま左足を振りぬきシュート。
八田直樹の右隅を抜け、ゴールに吸い込まれてしまう…【2-2】
GKと1対1となりゴールを狙うも、右足で放ったシュートは右サイドに外れてしまう…
船谷圭祐がボールを蹴るも、ややミスキック。
駒野友一が蹴ったボールは相手にクリアされてしまう。
ボールは無人のゴールへ。【2-3】
――感想
相手のロングボールに対してばたばたしてしまいましたし、同じように、攻撃の組み立ての部分でもばたばたしてしまったと。攻守ともに、落ち着きのないゲームとなってしまいました。失点の場面は、中盤でマイボールにした後に、すぐに相手にボールを渡してしまい、それが失点につながってしまいました。そのあたり、集中力などを修正していかなければいけないと思います。終盤は、勝ち点3を取りにいきましたが、結果的には勝ち点0で終わってしまいました。残念ですが、2トップが得点を取ってくれたので、次のゲームに向けて勢いがついてくれるのではないかと思います。ナビスコカップもあり、ゲームが続くので、なるべく早くコンディションを整えて、次のゲームに臨みたいと思います。
――相手のロングボール以外の敗因は?
ロングボールをケアするということで、自然とディフェンスラインが下がってしまいました。前半は、セカンドボールをまずまず拾えていたのですが、拾った後に、相手と同じようなテンポで攻撃に移ってしまいました。そこで、再びマイボールを失う場面もありました。そのあたり、前節の名古屋戦に近いような状況だったので、もう少し落ち着いてボールを横に動かそうということを伝えましたが、後半も落ち着くことはできませんでした。前に速ければ、相手も怖いと思いますが、それだけ押し上げる時間は短くなってしまいます。後半は、お互いに間延びした時間帯が続いていましたし、落ち着いてサイドチェンジをしながらボールを保持するということが今後の課題だと思います。
――2枚の交代カードについて。
西選手の場合は、膝の関係で、90分のプレーは難しい状況です。また、少し押し込まれている状況でしたし、成岡選手も足を痛めて、少し苦しそうだったので、山本康裕選手を入れて、落ち着きを持たせようと考えました。
――2失点目、3失点目について
2失点目は、マイボールの時に多少前掛かりになったところを、中盤でマイボールを失い、ショートカウンターを受けるような形で、失点してしまいました。3失点目は、得点を取りにいくということを選手達に伝えていた中で、前掛かりとなり、マークがルーズになってしまいました。
――今季未勝利のチーム状態について
今日のゲームは、私たちがやろうとするサッカーが一番できませんでした。相手の長いボールを落ち着いて処理して、サイドチェンジをしながら、サイドを起点に攻撃するということができませんでした。残念ではありますが、これまでの3試合は比較的私たちが目指すサッカーをできていましたし、チャンスを作れているので、続けていければ、必ず勝ち点3を取れると思っています。
――選手達に焦りは?
今季、まだ勝てていないので、勝ち点3がほしいということはどの選手でも思っていると思います。
自分がゴールした時は嬉しかったけど、最後に決められてとても悔しい。
自分たちの力が足りないということだと思う。
今できることは、皆で一生懸命頑張るしかありません。
今の現状を物語っているゲームだったと思います。
勝ちたいゲームでしたが・・・
後半も受けにまわらずに行こうと思っていましたが残念です。
最後はもう一点取って勝ちに行こうと思っていましたがうまく行かなかった。
チャンスはあったのですが、もっと決められるところで決められるように頑張ります。
僕ら以上にモヤモヤしているであろうサポーターに申し訳ない。
リードした時点でもう少し自分たちのサッカーを貫けたらよかった。
蹴り合いになってしまって中盤がなくなったところが反省点だと思います。
ボール保持率を上げようと良い時間帯もありましたが、流れが悪い時間帯にどうするのか!?セカンドボールとかラインコントロールとか90分通してできないとダメだと思う。
自分のところを起点にもっとボールを動かして、ボゼッションを上げたかった。
セットプレーは自分が決めたかった。決められればリズムも掴めると思う。
今日は勝ち点3を取れた試合だったと思うので残念です。
一つ一つ丁寧にミスを無くさないといけないが、手応えのあるところもあるので次に繋げたいと思います。
サポーターには辛い思いをさせてしまっています。キャプテンとしても申し訳なく思いますが、まだまだ4試合が過ぎたところなのでここからも応援をよろしくお願いします。
とても悔しいです。前半リードして折り返したことは今季初めてだったので、そのまま気を抜かずにいこうと思っていたのですが、後半の立ち上がりに失点して、振り出しに戻ってしまいました。そのあたり、もっと粘く強くプレーしていかなければいけないと思います。終了間際に失点してしまいましたし、さらに高い集中力を持たなければいけないと思います。ナビスコカップへ向けてそこまで時間はありませんが、しっかり立て直していきたいです。
こんにちは。ゲームの立ち上がり、選手たちは、アウェーということを敏感に感じていたんでしょうけど、少しジュビロの攻撃を受けるような感じがありました。その中で、ちょっとしたミスから、先取点を決められて、それで少し吹っ切れたという感じがしました。アウェイのゲーム、どうどんアグレッシブに行こうということは選手たちに伝えていましたし、前半の途中から少しずつ良さを出せるようになってきました。試合前には何とか勝ち点3を取って帰ろうということを選手達とも話していましたし、前節の仙台戦では、相手が波に乗っているところを止めて、勝ち点3を取れたので、何とか連勝してもっと上に行こうと話していました。勝ち点1ではなく、勝ち点3を取りに積極的にサッカーをした結果、ああいった形で、3点目につながったと思います。今日の試合に関しては、非常に集中して、マイボールになったら、みんながゴールを目指すというサッカーを後半も表現できたと思います。前半、少し固かった時間帯を除けば、表現したいようなサッカーができました。このスタジアムでは、なかなかサンガが勝てていなかったようなので、そういったものも払拭できました。また、昨季、アウェイで勝てないといったことも言われていたので、この逆転勝利は選手達の自信にもつながると思います。またしっかりと準備して次のゲームに向かっていきたいと思います。