2010年 試合速報
2010 J1リーグ 1節 VS.ベガルタ仙台
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梁 勇基
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那須 大亮
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西 紀寛
松浦 拓弥
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中原 貴之
レイナルド
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関口 訓充
太田 吉彰
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船谷 圭祐
カレン ロバート
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中島 裕希
一柳 夢吾
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成岡 翔
山本 康裕
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 3/6(土) | 13:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 鈴木 保 | 松村 和彦 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 下村 昌昭 | 竹内 元人 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.9度 | 90% | 野田 祐樹 | 原 拓也 |
8 | シュート | 6 |
8 | ゴールキック | 20 |
6 | コーナーキック | 3 |
12 | 直接FK | 11 |
2 | 間接FK | 4 |
1 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
『2010年J1開幕!』
待ちに待った2010J1リーグがいよいよ幕を開ける。
初戦の相手は、昨シーズンのJ2王者で、今シーズンは2003年以来のJ1の舞台に帰ってきたベガルタ仙台。
このクラブの名前を聞いて思い出すのはやはり2008年シーズンか…
この年、リーグ戦を10勝17敗7分勝点37の16位で終えたジュビロは、J2の3位であったベガルタ仙台との入れ替え戦に回る形となってしまう。
アウェーでの初戦を松浦拓弥の同点ゴールで何とか引き分けに持ち込むと、ホームでの第2戦では入れ替え戦絶好調の松浦拓弥がこの試合でも2ゴールを奪い、2-1で勝利し見事
J1残留を決めた。
この様な過去もあったことから、仙台が内に秘める思いは相当なものがあるだろう。
今シーズンの仙台は、J1昇格を決めたチームをベースとし、太田吉彰選手、フェルナンジーニョ選手らを補強。
2008年から指揮をとっている手倉森誠監督がうまく駒を使いまわし、肉体的にはもちろんだが、精神的にも過酷なJ2の舞台を勝ち上がってきたチームである。
手強い相手ではあるが、開幕戦とあり内容より結果(勝ち点3)がほしいところ。
チームが一丸となって初戦を征し、一気に弾みをつけたい。
開幕戦をモノにし2連勝、3連勝、4連勝と勝ち星を積み重ねていきたい。
今シーズンの目標である5位以内を目指し、少しでも前進したいところである。
キックオフは13時00分。
スローインのボールに抜け出しそのままクロス。
中央で待っていた梁 勇基が右足で流し込み仙台が先制…【0-1】
西 紀寛 が蹴ったボールに最後は船谷 圭祐がシュートを放つが枠には入らず…
仙台が中央をしっかり固めてしまっている。
そのボールにイグノが頭で合わせるがゴール右に外れてしまう。
相手DFをかわしシュート!
味方に当たったボールがゴール方向へ、しかしこれを林 卓人が足でセーブ。
荒田智之が再び詰めるが、右に外してしまう。
足元をとられる選手もおり、怪我には気をつけたい。
しかしボールに精度がなく仙台ボールのゴールキック。
前半のうちになんとか追いつき後半に繋げたい。
その後チャンスを作ることができず、前半終了のホイッスル。
相手にクリアされるがジュビロボールのコーナー。
西紀寛が蹴ったコーナーキックは、イグノがヘディングシュートを放つがDFにクリアされてしまう。
ファーサイドでイグノがキープするもチャンスを作ることができない。
ファーサイドで中原貴之が待ち構えるも、足を滑らせてしまう。
しかしミートすることができず、枠を大きく外してしまう。
ジュビロとしてはイグノを出し手ではなく受け手にしたいところ。
ファーサイドでイグノが落とすも、中に選手がいない。
ロスタイムは5分
――試合の感想
やはり、ゲームで一番大事になる立ち上がりの時間で、ミスが絡んで失点してしまったということが残念ですけど、スリッピーなグラウンド状況であれば起こりうることなので。その後、何度かチャンスを作っていたところで、ゴールを奪えなかったというような感じです。ゲームとしては、我々が目指しているボールをしっか丁寧に繋いでやろうということはできていたので、開幕戦を落としましたけど、このまま続けていこうと考えています。
――仙台に対するクロスボールについて。工夫できていた部分とできなかった部分は?
単純にクロスボールを上げてもそうそう点は入らないので、そういうことをやれば、中央が空いてきて、細かいパスで崩せることを考えながらやっていました。実際惜しいチャンスまで作れているので。
明らかな修正点はなくて、このまま繰り返し、繰り返し、続けていきたいです。もちろん、最後、ボールを押し込む技術とか、入り方とか、そのあたりを課題として年間を通してやっていかないといけないと思います。
――この試合で手応えを感じた部分は?
攻撃に関して、自分達のボールをしっかり保持していくというスタイルをできたということです。もちろん、その分、時間がかるので、相手に守られるということは当たり前なので、そのあたり、練習を含めてですけど、コンビネーションを高めて、得点を取れるようにやっていきたいと思っています。
――新加入の選手の評価は?
それぞれ良いところを出してくれたと思います。
――先制点を挙げた後の仙台について
あそこまで引くとは思わなかったけど、でも、もともとボールを奪ってから速く相手のゴールまで行くというスタイルを持っているチームなので、我々としては押し込んだ後にカウンターに注意するように、と言っていました。リャン選手や関口選手などが絡むと、スピディーで迫力があるので、ゲームの中でカウンターからの危ない場面というのは、しょうがないかなと思います。
――08年の入れ替え戦の仙台と比較すると?
仙台より、我々の方がメンバーが変わっているので。手倉森監督も長くチームに携わっていて、仙台のスタイルというのは根付いていると思います。だから、やはり我々が考えていた感じのサッカーをしていたと思います。
自分が決めていれば勝てた試合だと思うので、それは残念な結果でした。
初めてのJ1開幕戦だし、思い切ってゴ-ルに向かっていこうと、それだけを思って
いました。
課題は最後のところで決めるかどうか。
いいところに入って何回かチャンスは作れる場面があったので、そういう部分では
やれるかなと思いました。
攻撃はチャンスが多かったので、問題は本当に最後のところで決められるかどうか
。
初めてのJ1で90分やってよかったです。次は結果が出せるように頑張ります。
具体的には最後の精度を、あと一歩のところをつめていけたらいいなと思います。
今日は負けてしまったので、次は絶対勝てるように頑張りたいです。
去年の開幕戦の借りを返すことしか考えていなかったのですが、結果的に負けてしまって、非常に悔しいです。
開始から何秒かで失点してしまって、そこから仙台も乗ったような感じはありました。ただ、ジュビロがボールを支配して、回させて、最後のゴールのところではフィニッシュはさせないというのが、仙台のスタイルだと思うので、それに上手くやられたという感じはします。
――仙台は得点後、あまり前に出てこないようにも見受けられましたが?
そうですね。ただ、その中で前半、後半共に何度かチャンスを作っていたし、得点が入っていれば、また違った展開になったと思います。そこで1点を取るか、取らないかで、試合展開としては仙台の流れだったような気もします。
――那須選手との関係性は?
那須さんがフリーでボールを受けて展開をしてくれるし、ヘディングもあの位置で全部跳ね返してくれたので、非常にやり易かったです。もう少し僕が那須さんを動かして、もっと那須さんがやり易いようにしていきたいです。
負ける試合ではなかったと思いますが、結果としては負けてしまったので、早く切り替えて、次の試合で良いプレーができるように頑張るしかないと思います。早い時間で失点して、バランスが少し難しいところはありました。ただ、後半、みんな集中してバランスを見て良いプレーすることができたと思います。
最初の失点で、相手がカウンターを狙うようになってきたこともあり、そのバランスは難しかったかもしれませんが、後半は、いい状況になりましたし、これからさらに話し合いながらプレーをしていって、失点しないようにやっていきたいです。
サイドから崩していくことを一つのオプションとして、そこで中が空いてくれば、中からも崩せるし、そういったプレーが両方でていたと思いますし、悲観する必要はないと思います。やはり最後の精度だと思います。そこは練習しかないと思います。
もう少し切り替えを早くして那須さんを一人で頑張らせないようにしたいですし、守備に入ったら、すぐに前向きでできるようにやっていきたいです。
立ち上がり、ああいった形で失点して、もったいないという感じもありましたが、それ以降の戦い方としては自分達でやろうとしていたことがでていましたし、最後のゴールの部分で少し差が出たという感じです。慌てずにボールポゼッションとサイドチェンジをしながらではありましたが、最終的な部分で決めきれなかったということが敗因だと思います。ただ、それ以外はバランスを崩すこともなかったですし、去年のような慌てる場面もありませんでしたし、下を向く内容ではなかったと思います。切り替えていきたいです。
やはりしんどいゲームだったなとつくづく感じています。選手達と話したのは、J1というのは、厳しくてタフで、楽しいリーグだなという話をさきほどしました。こういったスピード、ゲームに慣れてくれば、仙台は成長して戦い抜いていける力を身につけることができるだろうという話もしてきました。今日のゲームの入り方については、まずはアウェイでの戦いなので気持ち的には、まず謙虚に戦おうと。去年J2を優勝した立場ではありますが、やはりJ1に挑んだ時、我々はしぶとく、辛抱強く戦わなくてはいけない立場だという話をして、謙虚に戦おうと。それで前半は0で帰って来いという話をしていましたが、1-0で帰ってきてくれたことは、やはり大きかったですね。あとは、攻め込まれるところを仙台らしく一人一人が粘り強く、組織として守ってくれたので、こうした勝ちが拾えたなと思います。7季ぶりのJ1で、白星から発進できてことが何よりも良かったと思うので、次、ホームに帰って勝てるようにまた1週間準備していきたいと思います。