2009年 試合速報

天皇杯4回戦

grampus
grampus

0 勝
0 分
0 敗
0 得点
0 失点
勝点 0
順位 0

3
  • 1
  • 1

  • 2
  • 0

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

0 勝
0 分
0 敗
0 得点
0 失点
勝点 0
順位 0

前半
5分
16分
金沢 浄
19分
成岡 翔
吉村 圭司
42分
ハーフタイム 後半
三都主 アレサンドロ
5分
吉田 麻也
6分
14分
岡田 隆
鈴木 秀人
中村 直志
杉本 恵太
21分
三都主 アレサンドロ
山口 慶
29分
成岡 翔
松浦 拓弥
巻 佑樹
バヤリッツァ
36分
杉本 恵太
38分
39分
西 紀寛
上田 康太
21
西村 弘司
4
吉田 麻也
5
増川 隆洋
6
阿部 翔平
32
田中 隼磨
7
中村 直志
10
小川 佳純
14
吉村 圭司
38
三都主 アレサンドロ
9
ブルザノビッチ
17
巻 佑樹
SUB
30
広野 耕一
2
竹内 彬
3
バヤリッツァ
13
山口 慶
18
津田 知宏
19
杉本 恵太
25
新川 織部
監督
ストイコビッチ
31
八田 直樹
3
茶野 隆行
6
那須 大亮
16
金沢 浄
23
山本 康裕
10
成岡 翔
11
西 紀寛
19
岡田 隆
28
船谷 圭祐
18
前田 遼一
22
カレン ロバート
SUB
21
吉原 慎也
2
鈴木 秀人
4
大井 健太郎
14
村井 慎二
24
松浦 拓弥
27
上田 康太
13
萬代 宏樹
監督
柳下 正明

6,091
スタジアム名 試合日 キックオフ
瑞穂陸 11/15(日) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 成田 雅明 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 中込 均 長谷 忠志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.1度 30% 田尻 智計 中垣 善一
20 シュート 6
6 ゴールキック 19
5 コーナーキック 2
11 直接FK 17
2 間接FK 5
1 オフサイド 5
0 PK 0

天皇杯4回戦がまもなく始まる。

対戦相手は、今シーズン3度目の東海ダービーマッチで、先月にもJ1リーグの舞台で対戦したばかりの名古屋グランパス。
その試合ではエース前田遼一が前半に2点、そして後半開始早々にも1点を奪い、ハットトリックを達成したものの、後半15分~35分のたったの20分の間まさかの3失点を喫し、、3-3-の引き分け。
勝てた試合。いや、勝たなければいけない試合だった。
攻撃陣はリズムよく、前田遼一、西紀寛らを中心に幾度となくチャンスを作り、得点を積み重ねていく。守備陣も前半は危なげない対応で相手のチャンスの芽をつぶしていたが、後半に入りそれが一転。
オウンゴールで一点を失うと、その後に投入された小川佳純、杉本恵太らにいいようにやられてしまい、29分にその小川佳純のクロスに反応したケネディに頭で合わせられ1点差。そしてその5分後に玉田圭司に同点となるPKを決められそのまま試合終了のホイッスル。
不運な面もあったとはいえ、決して防げない失点ではなかっただけに、問題は集中力か。守備陣が、前半の様な試合運びを継続できていれば、0に抑えることができた失点だっただけに、その面が惜しまれる。
今回の試合では、やり返すくらいの気持ちで試合に臨み、完封勝利で4回戦を突破したい。
ジュビロは、代表でイグノ、駒野友一が不在。
そして名古屋は、代表で玉田圭司が、ケネディがオーストラリア代表遠征を腰痛のため辞退と、互いにベストメンバーで臨むことができない試合となっているが、その分サブの選手達の活躍に期待したいところである。

両チームともに今シーズンは残り獲得可能タイトルがこの天皇杯のみ。
ジュビロとしては全身全霊でこの試合に臨み、なんとしても次に歩を進めたい。
徐々に元旦決勝が近づいているのは確かである。

試合会場は瑞穂。
キックオフは午後3時。

スタジアムへお越しの皆さんには、本日も最後まで熱い声援をお願いします!

前半0分、名古屋ボールでキックオフ。ブルザノビッチを中心に左から小川が仕掛けてくる。オーバラップで安部が上がってくるがしっかり山本がブロック。
前半2分、左から三都主がCK、ゴール中央で混戦になるが何とかクリア。
前半3分、前田が起点となり右から上がってきた山本を使う。センタリングをファーサイドで成岡がヘディングシュート!GK正面となるが良い形が作れた。
前半5分、前線から前田がプレス。増川からボールを奪うと右へ展開。山本からのクロスを西がシュート!これがDFに当たり成岡へわたる。折り返したボールをカレンが詰めて先制!貴重な先制点が決まった。【1-0】
前半5分、右サイドからFKを得ると、西と船谷がボール横へ立つ。船谷が蹴るがミスキック。
前半7分、再び増川へ前田がプレス。GKまで下げると名古屋サポーターからブーイング。前線からの守備が効いている。
前半8分、巻を起点にくさびやクロスが出るが那須・茶野が厳しくマーク。しっかり対応ができている。
前半9分、3度目の増川へ前田のプレス。最終ラインでもたつく場面が目立つ。名古屋の隙を前線から狙っていきたい。
前半11分、カレン→西→山本で右サイドから崩していく。一度奪われてもすぐに西がカット。切り替えも早く、ジュビロの中盤が機能している。船谷・西・成岡・岡田のバランスもいい。
前半13分、今度は最終ライン吉田がもたついているボールをカレンが奪いGKと1対1。ここは防がれるがこぼれ球を船谷へ繋げ2列目の成岡へ合わせ左足シュート!ゴール上を超えるが決定機を作っている。このチャンスを活かしたい。
前半15分、ブルザノビッチが左右へ振りながら展開。右から中村・左から小川と三都主とクロスを上げてくるが中で巻への対応を那須と茶野する。
前半16分、右サイドでボールを奪われると、速攻を食らう。那須がミスし突破を許したところで金沢が交錯。相手が倒れると金沢へレッドカード!
前半17分、ゴール正面25mの位置からFK。三都主と小川がボール横へ立つ。蹴ったのは三都主だったがゴール左へ外れる。
前半18分、岡田を左サイドバックを下げ成岡と船谷がボランチへ入る。
前半19分、小川のドリブルに成岡がスライディング。このプレーで成岡へイエローカードが出てしまう。
前半20分、一人少なくなったジュビロ。数的不利でゲームが一気に動き出す。名古屋の右サイド田中が、遅れて対応した岡田を振り切り左足で強烈なシュートを放つ。GK八田がセーブするが名古屋が一気に攻撃的に出てくる。
前半24分、船谷がブルザノビッチからボールを奪うがアフターでチャージを受ける。数的不利な状態から数少ないチャンスをどう活かすか!?GK八田も含め全員での身体を張った守備で粘っている。
前半27分、名古屋の左からのクロスに巻が飛び込む。茶野も身体を寄せ自由にさせないよう必死に食い下がる。一人少ない厳しい試合、ジュビロの守備ラインが下がりすぎないよう気をつけなければいけない。一人一人が動く量が増え、疲労がたまっていくことが心配される。うまく時間を使っていかなければならない。
前半31分、ブルザノビッチが起点となり名古屋が高い位置でボールを保持する時間が長くなっている。名古屋の左サイド、小川が交わしきらないところでクロスを上げると巻がニアに絶妙なタイミングで入ってくる。那須が身体を寄せ触らせなかったが危険な場面だった。
前半34分、名古屋左サイドからのクロスをファーサイドで巻の頭。ゴール左隅に飛ぶがGK八田が冷静な判断でセーブ。何とかセーブすることができているが、凌ぐのがやっとなところ。攻撃は、1トップ前田に何とか合わせていくがキープするのがやっとだ。
前半35分、再び左サイドからのクロスにファーサイドで巻の頭。これもGK八田が防ぐ。続けて小川のボレーシュートもGK八田がファインセーブ。サポーターからも「ハッタ」コールが鳴り止まない。
前半37分、ブルザノビッチが中央から右の中村へスルーパス。岡田が戻りカットするが中盤から成岡のプレスが効いている。とにかく、数的不利なため、後手後手になることが多い。
前半39分、名古屋の攻撃。2列目の中村がミドルシュートを打つところで成岡がスライディングで足を伸ばす。ギリギリのところで何とか耐えているシーンが多く続く。
前半40分、久しぶりのジュビロ攻撃もカレン・成岡・前田が絡むがペナルティエリア前で防がれ再び名古屋の速攻。金沢の退場から一方的な展開になっている。しかし、先制点を取っていることが大きい。耐える時間が続き前半残り5分。
前半42分、左サイドでブルザノビッチと小川のコンビネーションから崩してくる。フリーでのセンタリング。ファーサイドで吉村がフリーでヘディングシュート。ついに同点となってしまった。【1-1】
前半43分、再び名古屋の攻撃。小川が左サイドから中央へ入ってきたところでフリーとなりシュートまで持っていかれる。ゴールマウスは外れるが名古屋リズムが続く。
前半44分、那須・茶野とセンターバックがブロックに行き何とかカット。徐々に疲労も目立ち簡単にクリアするシーンも目立ってきた。前線の前田もなかなか粘れず攻撃が組み立てられない。
前半アディショナルタイム1分、西が左からCKを蹴ったところで前半終了。後半も難しいゲームとなり
そうだ。
後半0分、交代なしでゲームが始まる。キックオフでいきなり西がロングシュートを狙っていく。
後半1分、成岡がブルザノビッチとルーズボールを競り合うがファールを取られ悔しがる。全選手が一人少ない後半へ気持ちを入れ直して勝ちに行っている。
後半5分、西から右サイドのスペースへ飛び出したカレンへボールが出る。そこに三都主がスライディングに行く。カレンの足に入りファールとなり三都主にイエローカード。
後半6分、左サイドからのCKをゴール中央で吉田が頭に合わせる。追加点は名古屋に決まってしまった。10人での試合、難しい戦いとなってくる。【1-2】
後半9分、名古屋の攻撃、左サイドから崩され中央で起点を作られる。最後は三都主のシュートとなるがGK八田がセーブ。何とか食い下がり、同点にしたい。
後半11分、西が攻守の切り替えを早め攻める姿勢をキープしている。ベンチでは鈴木が準備。柳下監督がまず動いたのは岡田との交代だ。
後半14分、西が左サイドでボールを持つと、前田を使い逆サイドへ展開する。しかしカットされ速攻へ。速攻を受けると、そうでなくても数的不利なため、シュートまで行ってしまう。
後半14分、鈴木は右サイドバックへ入り船谷が左サイドバックへと下がる。山本がボランチへ上がりメンバーを代えて得点を狙っていく。
後半16分、下がっているジュビロDFラインの前で吉村がミドルシュート。シュートまで打たれるシーンが目立つ。
後半17分、左から阿部のクロスに巻。茶野が身体を寄せギリギリの凌ぐ場面が続く。
後半20分、名古屋の右サイドから崩され最後はファーサイド小川の頭となるがここはベテラン鈴木がカバー。
後半21分、中村に代わり杉本が投入される。スピードある杉本が右サイドから裏を狙ってくる。船谷の守備力がが試される。
後半22分、ジュビロ右サイドで鈴木と西が激しいプレスをかけていく。こぼれ球を西が奪うと前田へスルーパス、しかし繋がらずシュートまで行けない。
後半23分、右の鈴木からクロスが上がり前田が入っていくがGKにキャッチされる。何とか同点にしたい。残り20分、まだまだチャンスが作れるはずだ。
後半24分、左サイドバックの船谷が上がっているところで杉本が裏を狙ってくる。数的不利な状況で茶野がカバーするが巻の頭に合ってしまう。ゴール左に外れるが、危ない場面が続く。
後半25分、名古屋右サイドから三都主のCK。ゴール前でファールがありジュビロボール。
後半27分、ジュビロベンチでは松浦が準備。その間にもピンチが続く。阿部が鈴木を交わし小川とのコンビネーションでシュートまで行く。名古屋ベンチも山口を準備。残り15分の戦い方を両監督が采配する。
後半29分、松浦は成岡に代わり投入。名古屋山口は三都主と代わって入る。松浦に攻撃の起点を託した。
後半30分、バックパスに前田が詰める。こぼれ球を拾えればチャンスだったが活かせない。名古屋の攻撃が続いていく。自陣で前田にくさびを入れるシーンが作れるが相手ゴール前までボールを運べない。
後半32分、前田のポストプレーに厳しいマークが来る。一人少ない中、パスコースを読まれるシーンが多くなっている。どんな形でもいい、とにかく1点を奪い粘りたいところ。
後半34分、松浦が持つ、前田が持つ、山本がボールを持つが前を向けない。横パスを出すのがやっとで前線につなぐことが難しくなっている。
後半36分、名古屋最後の交代。巻に代わりバヤリッツァが投入される。残り10分、守りに入った名古屋。最後の最後まで粘りたいジュビロ、一瞬のチャンスを狙っていく。
後半38分、鈴木から松浦にパスが入るが、これを奪われ速攻を受ける。最後は杉本のアウトサイドに合い失点。【1-3】
後半39分、西に代わり上田を入れ、前線に前田・カレン・松浦と置きゴールへ狙っていく布陣に変更する。
後半40分、とにかくゴールを取らなければトーナメントは上がれない。茶野・那須だけがゴール前に残り両サイドバックも上がっていく。
後半41分、鈴木と茶野がセンターバックとなり那須が前線へ上がっていく。高さを使い何とかゴールをと攻撃にも最後の力を振り絞る。
後半42分、前田が起点を作ろうと必死に動く。右サイドのゴールまで40m程に位置から上田がFKを蹴るが中にいる前田・那須の頭には合わない。
後半44分、右サイドバックの位置に入る山本からロングクロスボールが入るがカレンには合わない。上田が前線からプレス、船谷がミドルを放つがゴールまで届かない。
後半アディショナルタイム1分、ロスタイム4分と表示。小川が中央から杉本の前へスルーパスが出ると遅れて対応した鈴木がスライディングでカットしマイボールにする。ベテランらしい素晴らしい対応。
後半アディショナルタイム4分、名古屋はボールを回しながら時間を使い、ジュビロの体力を奪っていく。最後は田中のシュートがゴール左に外れる。
右サイドから山本のクロスも前田と那須の間でGKにキャッチされ、松浦のドリブルもブロックされてしまう。
ラストプレー、右CKを上田が蹴るが増川の頭にはじかれタイムアップ。天皇杯の戦いが終わってしまった。
柳下 正明 監督

両サイドを幅広く使う名古屋さん相手に、10人ではしんどいところがありました。相手はゴ-ル前に高さもあるので。
しかし、選手たちは得点、そして、勝ちを目指して最後までプレ-をしてくれたと思います。そのあたりは、次につながるのではないかと思います。全員が、下を向かずに、戦う姿勢をみせてくれたので、次のゲ-ムにつなげたいと思います。
Q.終盤、那須選手がボランチに上がっていたのは指示でしたか?
1-3なので、選手たちが考えてやったと思いますが、逆にロングボ-ル一辺倒になってしまったところはあります。
Q.10人になったあとの指示は?
ゲ-ムの途中ではなかなか伝わりにくかったんですけど、中にしぼってサイドに追い込んでボ-ルを奪うという基本的なことと、中盤の選手が守備のときに早いタイミングで前に飛び出さないように、と。前に引っ張り出されると、センタ-バックとの間にスペ-スができてしまい、そこを使われるので、できるだけ中盤と最終ラインの間にスペ-スをつくらずコンパクトにやろうと。ハ-フタイムに、とにかく粘り強くやればチャンスはあると言って、後半に送り出しました。
後半立ち上がりにセットプレ-からやられてしまって、その後は、どうしても得点をとりにいかないといけないので、バランスを崩して危ない場面がありましたけど、そこは仕方がないかなと思っています。
Q後半半ばに鈴木秀人選手を投入した意図と指示は?
彼には1-1のときに「準備しとけよ」と言っていました。相手の右サイドバックと小川をケアするのと同時に、上下動ができる康裕を中盤でプレ-させて、攻撃に入ったときにそれをいかしたいなと。隆をアウトさせたのは、圭祐を左サイドで起点にしたかったからです。ビハインドでゴ-ルを奪わないといけないので、左サイドで少し攻撃の時間をつくって展開できればと。そういう意図で、秀人を入れました。

カレン ロバート 選手

カレン ロバート 最初は形ができていたし、ポゼッションもできていたので、「いけるな」と思っていました。10人になってもいけると思っていましたけど、甘くはなかったです。前半はとりあえず1-0で終りたかった。自分は左2列目になって、そのポジションには違和感はないですけど、相手がポゼッションできるので、押し込まれてゴ-ルまでの距離が遠くなってしまったというのが、相手のうまいところでもあるし、キツかった。
Q.前半立ち上がりから相手CBへのプレスがきいていました。
そうですね。そこは狙い目だったから、いけていたんですけど、あの2点目のチャンスで決めていたら、まったく違っていたと思うし、残念です。
Q.個人的な収穫は?
久しぶりにJリ-グチ-ムとの試合で90分間できたというのは、これからのタメになるし、自信にもなったと思います。決して結果は良くないですけど、個人的には収穫があったと思います。

西 紀寛 選手

西 紀寛 ヒデさんと中山さんに申し訳ない、という気持ちです。11対11でやりたかったという気持ちが強いですね。
一人減ってからの打開策がなかった。ピンチの連続でした。ああいう、サイドから単純にクロスボ-ルを入れてヘディングというのは、名古屋が一番得意とする形で、ウチは苦手とする形。だから、極力あの形だけには持っていきたくないなと思っていて。11対11のときには、前からプレスにいって、ボビ-(カレン)や僕らで何回か奪えていたけど。一人少なくなるまでは、比較的というか、そこそこ狙い通りにはできていたと思います。2点目をしっかりとれたら、話は別だった。でも、あの(名古屋の得意な)形になったら、苦しい。
Q.シ-ズンは残り3試合となりましたが。
何もなくなってしまったので、せめて見てくれる人には、何か残せるようなサッカ-をしっかりやりたいと思います。

岡田 隆 選手

岡田 隆 守りながらも、チャンスをつくれればよかったんですけど、それもなかなかできなくて、難しい試合になってしまった。
退場者が出たあと、まずはしっかり守って、相手にスペ-スを与えないようにしながら、遼一くんとか前でキ-プができるので、時間をつくって(前へ)行くとなったらもっと勢いよく行きたかったんですけど、うまく時間もつくれなかった。
Q.後半に向けて、どう戦おうと?
まだ1-1でチャンスはあったので、まずはしっかりブロックをつくって、奪ったらキ-プをしてボ-ルを動かしながら、というイメ-ジがあったけど、セットプレ-でやられたのが悔やまれます。そこをしっかりやらないといけなかったと思います。

山本 康裕 選手

山本 康裕 一人少ないどうこうではなくて、チ-ムとして、そしてディフェンス4枚で、ああいう場面(1失点目)を未然に防がないといけないし、浄さんが止めてくれたので、そういうのも大事にしていきたかったんですけど・・・・。一人少ないことを言い訳はできないです。
シ-ズンは残りわずかですが、負けていい試合なんてひとつもないし、上を目指す気持ちを忘れないで、1分1分を大事にして来期に向けて一生懸命やっていきたいです。
Q.相手の左サイドの小川選手とのマッチアップで心がけたこと、感触は?
11人のときは、相手のキ-マンをおさえること、そして僕が上がることで優位に立てると思っていて、得点シ-ンも含めて何度か上がる機会もあったので、そのまま続けていこうと思っていました。守備では、何本かクロスを上げられれて危ないシ-ンをつくられてしまったので、もっと粘り強くやらないといけなかった。後半こそ、もっときっちりそういうことをやらないといけなかった。チ-ムとしてうまくいかない部分もあったけど、サイドでしっかりボ-ルを保持していかないと、行ったり来たりではキツイと思いました。
Q.サイドバックというポジションについては?
自分ができることをやろうと思ったし、思い切って攻撃的にやろうと思っていました。自分のサイドから点をとられてしまったので、すごく悔しいです。

鈴木 秀人 選手

鈴木 秀人 いいタイミングで先制できて、その後も悪くなかったけど、不運な退場があって、それから難しいゲ-ムになってしまった。前半、リ-ドを保っていれば、違うゲ-ムプランができたと思うけど、追いつかれてしまったのが痛かったと思います。
自分は、リハビリをしていて、対敵動作に少し不安はありましたけど、試合に出ればそんなことを言っていられない。勝つために何とかしたいという気持ちでした。
Q.ピッチに入ったときの指示は?またどういうプレ-をしようと?
1点負けている状況でしたけど、まだ時間があるので、落ち着いて焦らずに、チャンスをしっかり待って、という指示でした。
相手はワイドに攻撃をしてきて、小川だけではなくてサイドバックの選手もよく上がってくるんで、そこをうまく遅らせながら、中にしぼったり、外に開いたりという横の動きを多くして、一人少ないなかで守っていこうと、そういうイメ-ジでやりました。
Q.数的不利をどう打開しようと?
もっと焦らずに、しっかりつないでやればいいと思っていたんですけど、みんなちょっと疲れていたかなと。ボ-ルを奪っても(パス)1本で、というシ-ンが多かったので、厳しかった。遼一もよく下がってディフェンスしていたので。もう少し中盤でつなぎたかったんですけど、みんな動きが少なかったかなと思います。前半はそんなことはなかったけど、後半、僕が出たときはそういう感じでした。それでも何とかつないでチャンスをつくりたかったけど、なかなか難しかった。

名古屋/ストイコビッチ監督
 

今日、一番重要なことは勝てたということです。我々のいちばんのプライオリティは、次のラウンドに進むことでしたから。そして今日は、勝ちに値するプレ-ができたと思います。
今日は、数的優位と頭を使った、インテリジェントなサッカ-ができました。10人のチ-ムにどう戦ったらいいかというのを我々は示せたと思う。インテリジェントなゲ-ムができたということに、最も満足しています。