2009年 試合速報
天皇杯4回戦
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金沢 浄
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成岡 翔
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吉村 圭司
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三都主 アレサンドロ
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吉田 麻也
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岡田 隆
鈴木 秀人
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中村 直志
杉本 恵太
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三都主 アレサンドロ
山口 慶
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成岡 翔
松浦 拓弥
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巻 佑樹
バヤリッツァ
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杉本 恵太
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西 紀寛
上田 康太
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
瑞穂陸 | 11/15(日) | 15:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 成田 雅明 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中込 均 | 長谷 忠志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.1度 | 30% | 田尻 智計 | 中垣 善一 |
20 | シュート | 6 |
6 | ゴールキック | 19 |
5 | コーナーキック | 2 |
11 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 5 |
1 | オフサイド | 5 |
0 | PK | 0 |
天皇杯4回戦がまもなく始まる。
対戦相手は、今シーズン3度目の東海ダービーマッチで、先月にもJ1リーグの舞台で対戦したばかりの名古屋グランパス。
その試合ではエース前田遼一が前半に2点、そして後半開始早々にも1点を奪い、ハットトリックを達成したものの、後半15分~35分のたったの20分の間まさかの3失点を喫し、、3-3-の引き分け。
勝てた試合。いや、勝たなければいけない試合だった。
攻撃陣はリズムよく、前田遼一、西紀寛らを中心に幾度となくチャンスを作り、得点を積み重ねていく。守備陣も前半は危なげない対応で相手のチャンスの芽をつぶしていたが、後半に入りそれが一転。
オウンゴールで一点を失うと、その後に投入された小川佳純、杉本恵太らにいいようにやられてしまい、29分にその小川佳純のクロスに反応したケネディに頭で合わせられ1点差。そしてその5分後に玉田圭司に同点となるPKを決められそのまま試合終了のホイッスル。
不運な面もあったとはいえ、決して防げない失点ではなかっただけに、問題は集中力か。守備陣が、前半の様な試合運びを継続できていれば、0に抑えることができた失点だっただけに、その面が惜しまれる。
今回の試合では、やり返すくらいの気持ちで試合に臨み、完封勝利で4回戦を突破したい。
ジュビロは、代表でイグノ、駒野友一が不在。
そして名古屋は、代表で玉田圭司が、ケネディがオーストラリア代表遠征を腰痛のため辞退と、互いにベストメンバーで臨むことができない試合となっているが、その分サブの選手達の活躍に期待したいところである。
両チームともに今シーズンは残り獲得可能タイトルがこの天皇杯のみ。
ジュビロとしては全身全霊でこの試合に臨み、なんとしても次に歩を進めたい。
徐々に元旦決勝が近づいているのは確かである。
試合会場は瑞穂。
キックオフは午後3時。
スタジアムへお越しの皆さんには、本日も最後まで熱い声援をお願いします!
そうだ。
右サイドから山本のクロスも前田と那須の間でGKにキャッチされ、松浦のドリブルもブロックされてしまう。
ラストプレー、右CKを上田が蹴るが増川の頭にはじかれタイムアップ。天皇杯の戦いが終わってしまった。
両サイドを幅広く使う名古屋さん相手に、10人ではしんどいところがありました。相手はゴ-ル前に高さもあるので。
しかし、選手たちは得点、そして、勝ちを目指して最後までプレ-をしてくれたと思います。そのあたりは、次につながるのではないかと思います。全員が、下を向かずに、戦う姿勢をみせてくれたので、次のゲ-ムにつなげたいと思います。
Q.終盤、那須選手がボランチに上がっていたのは指示でしたか?
1-3なので、選手たちが考えてやったと思いますが、逆にロングボ-ル一辺倒になってしまったところはあります。
Q.10人になったあとの指示は?
ゲ-ムの途中ではなかなか伝わりにくかったんですけど、中にしぼってサイドに追い込んでボ-ルを奪うという基本的なことと、中盤の選手が守備のときに早いタイミングで前に飛び出さないように、と。前に引っ張り出されると、センタ-バックとの間にスペ-スができてしまい、そこを使われるので、できるだけ中盤と最終ラインの間にスペ-スをつくらずコンパクトにやろうと。ハ-フタイムに、とにかく粘り強くやればチャンスはあると言って、後半に送り出しました。
後半立ち上がりにセットプレ-からやられてしまって、その後は、どうしても得点をとりにいかないといけないので、バランスを崩して危ない場面がありましたけど、そこは仕方がないかなと思っています。
Q後半半ばに鈴木秀人選手を投入した意図と指示は?
彼には1-1のときに「準備しとけよ」と言っていました。相手の右サイドバックと小川をケアするのと同時に、上下動ができる康裕を中盤でプレ-させて、攻撃に入ったときにそれをいかしたいなと。隆をアウトさせたのは、圭祐を左サイドで起点にしたかったからです。ビハインドでゴ-ルを奪わないといけないので、左サイドで少し攻撃の時間をつくって展開できればと。そういう意図で、秀人を入れました。
最初は形ができていたし、ポゼッションもできていたので、「いけるな」と思っていました。10人になってもいけると思っていましたけど、甘くはなかったです。前半はとりあえず1-0で終りたかった。自分は左2列目になって、そのポジションには違和感はないですけど、相手がポゼッションできるので、押し込まれてゴ-ルまでの距離が遠くなってしまったというのが、相手のうまいところでもあるし、キツかった。
Q.前半立ち上がりから相手CBへのプレスがきいていました。
そうですね。そこは狙い目だったから、いけていたんですけど、あの2点目のチャンスで決めていたら、まったく違っていたと思うし、残念です。
Q.個人的な収穫は?
久しぶりにJリ-グチ-ムとの試合で90分間できたというのは、これからのタメになるし、自信にもなったと思います。決して結果は良くないですけど、個人的には収穫があったと思います。
ヒデさんと中山さんに申し訳ない、という気持ちです。11対11でやりたかったという気持ちが強いですね。
一人減ってからの打開策がなかった。ピンチの連続でした。ああいう、サイドから単純にクロスボ-ルを入れてヘディングというのは、名古屋が一番得意とする形で、ウチは苦手とする形。だから、極力あの形だけには持っていきたくないなと思っていて。11対11のときには、前からプレスにいって、ボビ-(カレン)や僕らで何回か奪えていたけど。一人少なくなるまでは、比較的というか、そこそこ狙い通りにはできていたと思います。2点目をしっかりとれたら、話は別だった。でも、あの(名古屋の得意な)形になったら、苦しい。
Q.シ-ズンは残り3試合となりましたが。
何もなくなってしまったので、せめて見てくれる人には、何か残せるようなサッカ-をしっかりやりたいと思います。
守りながらも、チャンスをつくれればよかったんですけど、それもなかなかできなくて、難しい試合になってしまった。
退場者が出たあと、まずはしっかり守って、相手にスペ-スを与えないようにしながら、遼一くんとか前でキ-プができるので、時間をつくって(前へ)行くとなったらもっと勢いよく行きたかったんですけど、うまく時間もつくれなかった。
Q.後半に向けて、どう戦おうと?
まだ1-1でチャンスはあったので、まずはしっかりブロックをつくって、奪ったらキ-プをしてボ-ルを動かしながら、というイメ-ジがあったけど、セットプレ-でやられたのが悔やまれます。そこをしっかりやらないといけなかったと思います。
一人少ないどうこうではなくて、チ-ムとして、そしてディフェンス4枚で、ああいう場面(1失点目)を未然に防がないといけないし、浄さんが止めてくれたので、そういうのも大事にしていきたかったんですけど・・・・。一人少ないことを言い訳はできないです。
シ-ズンは残りわずかですが、負けていい試合なんてひとつもないし、上を目指す気持ちを忘れないで、1分1分を大事にして来期に向けて一生懸命やっていきたいです。
Q.相手の左サイドの小川選手とのマッチアップで心がけたこと、感触は?
11人のときは、相手のキ-マンをおさえること、そして僕が上がることで優位に立てると思っていて、得点シ-ンも含めて何度か上がる機会もあったので、そのまま続けていこうと思っていました。守備では、何本かクロスを上げられれて危ないシ-ンをつくられてしまったので、もっと粘り強くやらないといけなかった。後半こそ、もっときっちりそういうことをやらないといけなかった。チ-ムとしてうまくいかない部分もあったけど、サイドでしっかりボ-ルを保持していかないと、行ったり来たりではキツイと思いました。
Q.サイドバックというポジションについては?
自分ができることをやろうと思ったし、思い切って攻撃的にやろうと思っていました。自分のサイドから点をとられてしまったので、すごく悔しいです。
いいタイミングで先制できて、その後も悪くなかったけど、不運な退場があって、それから難しいゲ-ムになってしまった。前半、リ-ドを保っていれば、違うゲ-ムプランができたと思うけど、追いつかれてしまったのが痛かったと思います。
自分は、リハビリをしていて、対敵動作に少し不安はありましたけど、試合に出ればそんなことを言っていられない。勝つために何とかしたいという気持ちでした。
Q.ピッチに入ったときの指示は?またどういうプレ-をしようと?
1点負けている状況でしたけど、まだ時間があるので、落ち着いて焦らずに、チャンスをしっかり待って、という指示でした。
相手はワイドに攻撃をしてきて、小川だけではなくてサイドバックの選手もよく上がってくるんで、そこをうまく遅らせながら、中にしぼったり、外に開いたりという横の動きを多くして、一人少ないなかで守っていこうと、そういうイメ-ジでやりました。
Q.数的不利をどう打開しようと?
もっと焦らずに、しっかりつないでやればいいと思っていたんですけど、みんなちょっと疲れていたかなと。ボ-ルを奪っても(パス)1本で、というシ-ンが多かったので、厳しかった。遼一もよく下がってディフェンスしていたので。もう少し中盤でつなぎたかったんですけど、みんな動きが少なかったかなと思います。前半はそんなことはなかったけど、後半、僕が出たときはそういう感じでした。それでも何とかつないでチャンスをつくりたかったけど、なかなか難しかった。
今日、一番重要なことは勝てたということです。我々のいちばんのプライオリティは、次のラウンドに進むことでしたから。そして今日は、勝ちに値するプレ-ができたと思います。
今日は、数的優位と頭を使った、インテリジェントなサッカ-ができました。10人のチ-ムにどう戦ったらいいかというのを我々は示せたと思う。インテリジェントなゲ-ムができたということに、最も満足しています。