2009年 試合速報

2009 Jリーグヤマザキナビスコカップ Aグループ 第6節

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

0 勝
2 分
2 敗
0 得点
2 失点
勝点 2
順位 6

2
  • 0
  • 1

  • 2
  • 1

2
trinita
trinita

0 勝
4 分
0 敗
6 得点
6 失点
勝点 4
順位 5

前半
8分
清武 弘嗣
35分
宮沢 正史
ハーフタイム
萬代 宏樹
太田 吉彰
前田 俊介
ウェズレイ
井上 裕大
梅田 高志
後半
西 紀寛
押谷 祐樹
22分
23分
家長 昭博
オウンゴール
28分
家長 昭博
成岡 翔
33分
山本 脩斗
犬塚 友輔
35分
39分
小手川 宏基
西山 哲平
41分
31
八田 直樹
3
茶野 隆行
4
大井 健太郎
15
加賀 健一
20
山本 脩斗
6
那須 大亮
10
成岡 翔
11
西 紀寛
14
村井 慎二
13
萬代 宏樹
18
前田 遼一
SUB
1
川口 能活
2
鈴木 秀人
17
犬塚 友輔
7
太田 吉彰
16
ロドリゴ
9
中山 雅史
26
押谷 祐樹
監督
柳下 正明
16
下川 誠吾
2
坪内 秀介
4
深谷 友基
22
上本 大海
33
藤田 義明
27
小手川 宏基
28
清武 弘嗣
30
井上 裕大
32
宮沢 正史
14
家長 昭博
19
前田 俊介
SUB
29
清水 圭介
25
小林 宏之
7
西山 哲平
34
梅田 高志
10
ウェズレイ
21
東 慶悟
監督
シャムスカ

6,298
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 6/7(日) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 澤田 嘉男 柏原 丈二
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 岡野 尚士 相葉 忠臣
気温 湿度 第4の審判員 記録員
24.3度 66% 小椋 剛 大石 裕樹
14 シュート 9
9 ゴールキック 10
11 コーナーキック 2
16 直接FK 10
4 間接FK 2
4 オフサイド 1
0 PK 0

ヤマザキナビスコカップ大分戦がホームヤマハで15:00キックオフ。
残念ながら、前節の浦和戦に敗れたことでナビスコカップ予選敗退が決まってしまったジュビロ。
しかし、試合はこれからも続き、約2週間後にはJリーグも再開する。
ここで下を向いているわけにはいかず、今後を見据えた戦いをしていかなければならないだろう。

対戦相手は、前年度のナビスコカップ覇者の大分トリニータ。
今シーズンのJリーグではけが人に悩まされ、15戦勝ち星無しと、苦戦を強いられている。
しかし、去年この大会を制覇したことに代わりは無く、戦い方を熟知しており決して侮れない相手である。

ナビスコカップ勝ち星の無いジュビロは、何としても勝ち星を得るべく全力で相手にぶつかりたい。
失点が少ないだけに、ナビスコカップ無得点の攻撃陣がカギを握るだろう。
前田遼一、萬代宏樹らの奮起に期待。

本日の先発を見てみよう。
ゴールキーパーは、八田直樹。5月20日以来今シーズン2度目の先発出場、川口能活の牙城を崩すような活躍に期待したい。
そして、ディフェンダーは、右から加賀健一、大井健太郎、茶野隆行、山本脩斗の4バック。
怪我で戦線を離脱していた茶野隆行が先発復帰。安定感ある守備は一見の価値あり。この選手がいるといないとでは大分違ってくる。
次にハーフ陣。ボランチに、那須大亮、成岡翔を起用。
那須大亮はジュビロに来てから初めてのボランチ起用ということで、どんなプレーを見せてくれるのか。
そして両サイドには西紀寛と村井慎二を配置。
クロスの練習をやっていただけに、今日の試合でもこの二人がチャンスを演出することだろう。
トップには前田遼一と萬代宏樹。未だ無得点のナビスコカップ、今日こそ爆発したい。
サブにはGK川口能活、DF鈴木秀人、DF犬塚友輔、MFロドリゴ、MF太田吉彰、FW押谷祐樹、FW中山雅史がスタンバイ。
練習試合等で好調をアピールしている押谷祐樹がベンチ入り。
次代を担う選手だけに、途中から出場したら注目したい選手の1人である。

試合会場は、ヤマハスタジアム。
皆でスタジアムへ足を運び、ジュビロに最後まで熱い声援をお願いします!

試合は15:00キックオフ!

前半0分、大分トリニータボールで試合がスタートする。前田遼一&萬代宏樹のツートップ、そして那須大亮と成岡翔のボランチに注目!
前半2分、GK八田直樹と茶野隆行&大井健太郎でゴール前を固める。村井慎二&西紀寛が相手の動きを見ながら前線へ絡んでいく。
前半3分、左からのCK、村井慎二が蹴り一度跳ね返ってきたボールを西紀寛が拾い再びCKを奪う。
前半4分、那須大亮が中盤で厳しいプレスをかけていく。ボールを奪うがファールを取られる。那須大亮がルーズボールをどこまで拾えるか!?がゲームのポイント。
前半5分、加賀健一と元同僚の上本大海が激しく激突。
前半6分、西紀寛の右からのCKをニアで萬代宏樹が飛び込むがファールの判定。
前半8分、中盤で成岡翔がミス。そこから家長昭博に起点を作られセンタリングを清武弘嗣に押し込まれる。先制点は大分トリニータ。【0-1】
前半10分、萬代宏樹が頭で競り前田遼一へ繋ぐ。村井慎二→萬代宏樹→那須大亮→山本脩斗と繋ぎ前田遼一の動き出しに合わせるが繋がらない。
前半12分、西紀寛がボールを持ち、大外を加賀健一がオーバーラップする。切り替えし、中央から那須大亮がドリブルで突破すると最後はミドルシュート!ゴール上を超えるがシュートまでの流れを作る。
前半14分、成岡翔と那須大亮の位置でボールを持つと右サイドを前田遼一がそして左サイドを村井慎二が走りだす。
前半15分、大井健太郎が最終ラインでボールを持つと前線の前田遼一が裏へ抜ける。動き出しを早めて起点を多く作るが決定機は作れない。
前半16分、茶野隆行の裏を家長昭博に突破されシュートを打たれるがGK八田直樹がセーブ。
前半19分、前田遼一の動き出しの早さからDFラインの裏を狙う。大分DFラインが話し合いながら何らからの修正点を確認している。
前半21分、ボールポゼッションはジュビロ。中盤でボールを保持するが、決定的なパスが出てこない。前田遼一が前後に動きボールを受けるシーンばかりが目立つ。
前半23分、大分は速攻を狙っている。奪った瞬間に前田俊介が縦へ飛び出す。茶野隆行が身体を張り守備するが気をつけたい形。
前半25分、村井慎二が左サイドでボールを持つと前田遼一が一度ボールを受け村井慎二へ返す。そのままで前線へ動き、萬代宏樹とクロスをして左足シュートまで持っていく。前田遼一自身が起点となり指示を出しながら形を作る。
前半27分、前田俊介の個人技でペナルティエリア内へ進入。大井健太郎と交錯するがノーファール。
前半28分、右サイドで西紀寛と加賀健一、そして萬代宏樹が絡み崩しに行くが大分DFの堅守を崩せない。
前半30分、中盤で村井慎二→那須大亮→成岡翔と細かいパスを回していく。最後は山本脩斗が左サイドからクロスを上げるが大分DF陣にブロックされる。
前半31分、左からのクロスに西紀寛がオーバーヘッドで合わせていくがシュートとはならない。
前半32分、家長昭博が右サイドからドリブル。一人交わしペナルティーエリア内へ進入。GK八田直樹が身体に当てるが危険なプレー。ここで得たCKを自らが蹴り坪内秀介の頭に合わせてくる。球際で負けてしまうシーンが多くなりジュビロサポーターからも応援の声が大きくなってくる。成岡翔が中盤でボールを持つが展開が遅くなってしまう。もっとリズムを早めたいところ。
前半34分、西紀寛の右CKをゴール中央へ蹴るがGK下川誠吾にキャッチされる。
前半35分、成岡翔が高い位置でファールを受ける。ゴールから30mの位置でFK。成岡翔と村井慎二がセット、ゴール前には茶野隆行・大井健太郎が上がる。宮沢に対してイエローカード。
前半36分、村井慎二がゴール前に合わせ萬代宏樹が落とす。西紀寛が2列目からミドルシュートを放つがゴール上を超える。
前半37分、大分のFKは家長昭博が直接狙う。GK八田直樹が落ち着いて正面でキャッチ。
前半39分、右からのCKを村井慎二がインスイングで蹴るがGK下川誠吾がパンチング。
前半40分、萬代宏樹がDFラインの裏へ走り出しDFと縺れる。萬代宏樹のファールとなり相手ボールとなってしまう。
前半42分、大井健太郎のクリアを前田遼一がトラップで反転。相手に二人に挟まれながら突破し前を向く。左サイドの村井慎二を使いゴール前へのセンタリングへと合わせるがシュートとはならない。
前半43分、左サイドの村井慎二が連続で突破を仕掛ける。センタリングまでは行くのだが中の味方に合わない。
前半44分、西紀寛→那須大亮→西紀寛→山本脩斗と繋いでいくが最後はミス。萬代宏樹がフリーで持ちサイドチェンジをするがこれも弱く逆に相手の速攻。
前半アディショナルタイム1分、西紀寛がドリブルで右から中へ入っていくゴールやや右の位置でファールを受けFK。ゴールまで20m、西紀寛と村井慎二がセットする。西紀寛が直接狙うがゴール上を超え0-1で前半終了。
後半0分、前田遼一と西紀寛がボールを触りスタートする。萬代宏樹に代わり太田吉彰を投入。太田吉彰は2列目、西紀寛をFWへ上げ後半逆転を狙っていく。大分も前田俊介に代えてウェズレイを、そして井上裕大を下げ梅田高志を入れてくる。
後半3分、成岡翔がドリブルからファールを誘う。左サイドからのFKを太田吉彰がセット、GKとDFラインの間に入れるがGKが飛び出しパンチング。村井慎二・太田吉彰の2列目からクロスの精度を上げチャンスを作りたい。
後半4分、右サイドで加賀健一から太田吉彰へ縦のラインのコンビネーションで仕掛けていく。
後半5分、大分DFは浮き球を頭でGKへ返し時間を使ってくる。GK下川誠吾もゆっくり展開。
後半6分、大井健太郎が飛び出したところをやられると、左サイドからクロス!そこにウェズレイが飛び込みシュートを打たれる。完全にやられている形、ウェズレイを自由にさせてはいけない。
後半7分、山本脩斗がフリーでボールを持つと出しどころがなくボール保持時間が長くなる。ベンチから早く放せと指示が出る。球離れが遅いところがリズムを失っているのかもしれない。
後半9分、山本脩斗から成岡翔へ鋭いパスが入る。右の加賀健一へ展開しアーリークロスが入る。前田遼一が頭で合わせにいくが届かない。
後半11分、左からのCKのチャンス。村井慎二が蹴りファーサイドで那須大亮が頭で飛び込むが触れない。逆に速攻を受け前線で家長昭博がボール持つ。
後半12分、ゴール正面30mの位置。名古屋戦と同じような位置で左足ミドルを放つがDFに当たってしまう。リズムが出ない時ほどミドルシュートを多く打ちたい。
後半13分、前田遼一が左サイドでボールを持つと藤田義明と1対1。またぎフェイントで交わしセンタリングをするがCKに逃げられる。
後半15分、右からロングスローに前田遼一が競る。こぼれ球を山本脩斗がミドルシュート!しかしDFがブロック。続けて加賀健一が右サイドからドリブル突破、センタリングまで行くがDFに当たってしまう。
後半16分、西紀寛が縦パスを受け反転したところでファールを受ける。ペナルティエリア角からのキック。太田吉彰が直接逆サイド角へ放つがGK下川誠吾がセーブ。
後半18分、前半同様ボールポゼッションはジュビロ。しかし展開できず速攻で大分という流れが続く。
後半20分、ロングボールを茶野隆行とウェズレイが身体を寄せて競り合う。両者の強さが見られ、迫力あるシーン。
後半21分、ジュビロベンチが交代カードを準備する。ユニフォームになったのは押谷祐樹。
後半22分、西紀寛に代わり押谷祐樹がJ初登場!
後半23分、本日の入場者数は6298人。その発表があった直後だった。ペナルティエリア内でボールを受けた家長昭博がワントラップからゴール右に鋭いシュートを放つ。これが決まり【0-2】。サポーターからは「オシタニコール」が沸き起こる。
後半26分、前田遼一・成岡翔の前で押谷祐樹動くがボールをなかなか受けられない。加賀健一が縦に突破しCKを奪う。
後半28分、太田吉彰のCKを中央で前田遼一が競りに行く。そのマークに入った相手DFの頭に当たりゴールイン。どんな形であれまず一点を返しここからジュビロが勢いに乗っていきたい。【1-2】
後半28分、ボールをセンターに持っていったところで大分・家長昭博がスタートする前にボールを蹴りイエローカード。
後半30分、残り15分となりサポーターの応援にも熱が入っていく。選手たちにも当然伝わっている。残り時間で何としても同点に・・・
後半31分、押谷祐樹がスペースへ走っていく。相手DFにブロックされながら突破!ファウルとなるが勢いがついてくる。
後半32分、ボールを奪ったジュビロが速攻を仕掛ける。太田吉彰の動き出し、山本脩斗のサポート、成岡翔・前田遼一・押谷祐樹と前線の選手たちが連動してくる。
後半33分、成岡翔にイエローカード。中盤での競り合い、球際で負けてはならない。ここでジュビロベンチは犬塚友輔を準備する。
後半35分、山本脩斗に代わり犬塚友輔を投入。右サイドで太田吉彰・加賀健一がクロスしながらセンタリングへ持っていく。ニアで前田遼一が引き付けるとファーサイドで押谷祐樹・村井慎二が頭で合わせる。このシュートは決まらないがチャンスが広がっていく。
後半36分、太田吉彰が運動量豊富に前線をかき回しチャンスを作っていく。中盤も間延びしてくる時間帯。
後半37分、左から犬塚友輔・村井慎二がドリブルでチャンスメイク。中央の前田遼一に合わせミドルシュートを放つがDFに当たってしまう。
後半38分、大分はウェズレイの強さでボールキープ、その裏を家長昭博が飛び出す形を繰り返す。
後半39分、大分DF小手川宏基が足を痛めタンカで外へ。ここからは体力と気力の勝負ともなってくる。大分は小手川宏基に代わり西山哲平を投入してくる
後半41分、左サイドで起点を作りながら最後は村井慎二のクロスを前田遼一がヘディングシュート!これがゴール右隅へ決まりついに同点!【2-2】
後半42分、左サイドで村井慎二・成岡翔・前田遼一で囲みボールを執念で奪い取る。大分の起点ウェズレイには茶野隆行が執拗にマーク。
後半43分、成岡翔が突破したところで相手DFに肘が当たったかに見えたがノーファールの判定。
後半44分、太田吉彰が得意の高速ドリブルでゴールラインまで突破する。CKを奪いサポーターからの大声援を受ける。
後半アディショナルタイム4分、ロスタイム4分の表示。那須大亮・茶野隆行ら多くの選手たちが身体を張り最後の勝負で勝ちを目指す。速攻から太田吉彰が押谷祐樹へ出したパスがずれミスとなるが足を止めることはない。大分も家長昭博のクロスにウェズレイが頭で飛び込むが大井健太郎と加賀健一で挟み込む。右から加賀健一のクロス、中央で那須大亮の切り替えし、左から犬塚友輔の右足シュートと狙うが決めきれない。ラスト、押谷祐樹から前田遼一へのスルーパス・・・しかし合わない。左からのクロスに成岡翔がGK前でトラップ、足を出すがCKとなる。太田吉彰の蹴ったCKを最後は大井健太郎が頭で合わせるがゴール上を超え試合終了。
柳下 正明 監督

前半はマークの意識が低くて、フリーの選手を作ってしまった。押し込まれて、失点してしまった。攻撃も、ボールを持ってから探している状況でした。
後半に入って、暑さで相手の動きも落ちてきて、こちらもボールを動かせたし、マーキングもできるようになった。徐々にリズムが作れるようになってきた。
良かったのは、この暑さの中で勝ちたいという気持ちが出てきて同点に追いつけたこと。
これから、暑さの中でこうしたメンタル的な戦いが続くはず。とくに最後の20分の戦いは良かったと思う。

Q前節も入り方が悪かったが・・・
A大分の入りが良かったと思います。大分の動き出しが良くリズムが作れたのではないか。

Qボランチについて
A家長選手のポジションが良く、マークしきれない時間帯が多かった。ボランチを縦関係に修正し、那須を後ろで成岡を前へ置いた。すぐには伝わらなかったが、後半は落ち着いてポジションが取れたと思います。

Q後半良くなった点は?
Aひとつは大分さんが前半来ていたので後半落ちてきた。ジュビロも一人ひとりの動く量が増えたので、ボールも動くようになった。その結果、相手のスタミナを無くしチャンスを作れたのではないかと・・・。サイドチェンジだけでは崩せないので縦パスや中央から仕掛けて崩したいのですが、まだそのあたりが課題ですね。

Q若い押谷選手などに求めるものは
A今日は、送り出すときに、「とにかく動きながらプレーしなさい」と言いました。
相手の力が下であれば動けるが、相手が上でプレーできないのでは困る。今日は動きながらプレーできたかなと思う。まだまだ足にボールが付いていない場面もありましたが、これも良い経験だと思います。

那須 大亮 選手

那須 大亮 ボランチとして求められているのは、ルーズボールを拾うことと相手を潰すことだと思っていたし、自分のボランチとしての持ち味でもあるので、それを心がけました。前半は、翔といい関係ができず、相手をつかまえきれなかった。でも、後半は監督からの指示もあったし2人で話しもして、極力、翔に前で絡んでもらって、自分が後ろでバランスをとろうと。役割をはっきりさせたことで、ボールも回るようになったし、いい状況でチームが攻めることができるようになった。その中で、サイドをうまく使えて、支配している中で点をとれて、勢いがつきました。でも、今日は課題の方が個人的には多かった。顔の出し方とか、サポートの位置など、DFとボランチでは感覚的なものが違うのでそれを取り戻すのに時間がかかってしまった。ボランチは久しぶりというのもあったけど、それはいい訳にはならないです。2失点したことや、流れが悪い時間があったことなど、反省点はいかしたい。
逆転したかったけど、ホームで負けないというのは意義のあることです。

茶野 隆行 選手

茶野 隆行 前半は動きが少なく、足元ばかりのパス交換だったので、崩すことができなかった。出足も遅かった。後半は、ポジショニングの修正をして、相手の間でボールを受けるようになって、徐々にボールも人も動くようになったけれど、最初からできないとリーグ戦での試合では厳しいと思います。課題がはっきり見えたのはよかった。気持ちの部分で折れずに最後に追いつけたことは、自信になると思います。

成岡 翔 選手

成岡 翔 那須さんとは、最初はお互いにボールサイドにいこうと言っていたんですけど、距離も遠くなってうまくいかなかった。一度下がって前にプレッシャーをかけて、ボールが後ろに越えたらまた下がってというアップダウンが激しくて苦しみました。後半のように那須さんと前と後ろと役割を決めてしまえばやりやすいかもしれないけど、課題は多いです。もっと動きをつけることが必要だと思います。ボールをもらえなくて無駄走りになったとしても、大きなアクションを起こして周りの選手をいかしてあげる動きを増やさないといけないと思います。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 後半からは、那須さんを自分たちの前において、相手2トップを僕らセンターバックと那須さんの3人でみて、翔(成岡選手)をなるべく前に出す形にしましたが、それを前半から選手たちが話し合いをしてできればよかった。それができなかったのは、選手の問題です。そうすれば、もっと早く追いつけたかもしれません。自分たちで修正することが大事だなと改めて思いました
0-2から2-2ですから、負け試合を拾ったと思うし、勝ち点をとれたことはよかった。ナビスコ杯の予選突破はもうなかったけど、負けるのは悔しいし、見に来てくれた人に申し訳ないこと。いいプレーはあまり見せることはできなかったけど、勝ちたい気持ちは出せたと思います。次の試合はそういう気持ちを最初から出して、勝ちたいです。

八田 直樹 選手

八田 直樹 家長選手のシュートは止めないといけなかった。ファーサイドに自分が動いてしまったからニアをやられてしまった。悔しい。でも、その経験をいかして、克服していきたいです。
みんなで追いついてくれたので、助かりました。初めての勝ち点です。まだ先発試合は2試合なのに、なかなか勝てないなと言われていたんですけど、これで(初勝利に)近づいたなと言われました。出ている以上は勝ちたい。勝たないと何も残りません。昨日の代表の試合もずっと攻められていたのに守り切っていました。次は何が何でも勝ちたいです。

押谷 祐樹 選手

押谷 祐樹 緊張はしませんでした。負けていたので、追いつきたいという昂る気持ちが強かったです。全力を出して、相手DFがボールを持ったら全部追いかけるし、味方が持ったら動き出そうと。常に動くということを考えてピッチに入りました。
試合をみていて、裏へのスペースにあまり抜けていなかったので、自分が入ったらそういう動きをして、相手DFラインを下げることも必要だと思っていました。そこはできたと思います。でも、シュートを打ちたかった。後ろに1回、前田さんへのパスを選んだところは、自分でもドリブルでいけたと思います。シュートを打てなかったことが、本当に悔しいです。
ずっと憧れていたヤマハスタジアムで、初めて試合に出られてすごく嬉しいです。もっとここでプレーしたいと思いました。

大分トリニータ シャムスカ監督
 

いい試合だった。みんなよく動いていた。ただ2-0のときにもう少しうまくゲームコントロールができたらよかった。勝っているときにメンタルの影響もあるかもしれなが、動きが落ちたりミスが出たりしてしまう。そこは、勝利していないから、恐れる気持ちが出てしまうのかもしれない。そういうメンタル的な部分も修正していきたい。