2009年 試合速報
2009 Jリーグヤマザキナビスコカップ Aグループ 第5節
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三都主 アレサンドロ
永田 拓也
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西 紀寛
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高原 直泰
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西 紀寛
村井 慎二
成岡 翔
犬塚 友輔
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エスクデロ セルヒオ
濱田 水輝
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山岸 範宏
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西澤 代志也
赤星 貴文
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萬代 宏樹
中山 雅史
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
駒場 | 6/3(水) | 19:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 谷本 圀之 | 扇谷 健司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 山口 博司 | 中野 卓 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21.6度 | 71% | 抱山 公彦 | 古市 純美 |
10 | シュート | 8 |
9 | ゴールキック | 13 |
11 | コーナーキック | 3 |
14 | 直接FK | 19 |
10 | 間接FK | 3 |
9 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
中断期間となった2009年Jリーグ。
その中断期間を利用してナビスコカップの第5節が行われる。
対戦相手は、この中断前の順位を2位としたフィンケ監督率いる強豪浦和レッズ。
しかしここ最近5試合を見てみると、1勝1敗3分と今ひとつ波にのれていない。
今シーズンの浦和は若手を積極的に起用し、山田直輝という若干18歳の日本代表を生み出している。
その他にも、原口元気や西澤代志也など将来の日本代表を背負って立つだろう選手を沢山輩出し、またJリーグの試合にも出場している。
今回の試合でも沢山の若手が起用されるだろう。
そしてなにより怖いのが駒場スタジアムに大挙押し寄せるであろう浦和レッズサポーターである。スタジアムが赤一色になることが予想される。
一方、ナビスコカップ3試合を終えて、いまだ勝ち星を挙げていないジュビロだが、試合内容は序々に良くなってきているだけに、必要なのは勝利のみ。
Jリーグでは中断前最後の試合の強豪名古屋戦を那須大亮、成岡翔の2得点で2-1と勝利し、9位で中断期間に突入している。この勢いをナビスコカップに持ち込み、初勝利といきたいところである。
両チーム共に、代表やけが人等でベストメンバーで臨むことが出来ないが、その分若手の選手がレギュラーを奪うがごとく全力を出して試合に臨むだろう。
そのあたりもナビスコカップの楽しみ方のひとつである。
本日の先発を見てみよう。
ゴールキーパーは、川口能活。日本代表からは漏れてしまったがその悔しさをこの試合にぶつけてほしい。
ディフェンダーは、右から加賀健一、那須大亮、大井健太郎、山本脩斗の4バック。
駒野友一が日本代表で抜けた右サイドには加賀健一を起用。
駒野友一がいない間に、ポジションを奪おうと本人も気合が入っていることだろう。
次にハーフ陣。名古屋戦で、途中出場ながらも見事なミドルシュートを決めた成岡翔が本日の試合では先発で起用された。その相棒を務めるのが怪我から復帰し好調をキープしている上田康太。サイドには右に太田吉彰、左には西紀寛を配置。
イグノが韓国代表で抜けたフォワードには、萬代宏樹を起用。不動のエース前田遼一とツートップを組む。
サブにはGK八田直樹、DF鈴木秀人、DF岡田隆、Mロドリゴ、MF犬塚友輔、MF村井慎二、FW中山雅史がスタンバイ。
中山雅史が久しぶりのベンチ入り。
ナビスコカップでもゴンゴールを見たいサポーターは沢山いる。
途中から出場し、そのサポーターの願いを叶えたいところ。
試合会場は、駒場スタジアム。
皆でスタジアムへ足を運び、ジュビロに最後まで熱い声援をお願いします!
試合は19:00キックオフ!
浦和が攻める時間が続いている。
前半戦マッチレポート
前半は立ち上がりから浦和レッズペース。
20分までは何とか防いでいたものの、25分ついに高原 直泰にゴールを奪われてしまう。ここから盛り返したいところだったが、終始浦和ペースで前半終了。
後半はジュビロペースで試合を進めたい。
川口 能活ががっちりキャッチ!
ボールは逆サイドまで流れてしまうが、ボールはよかっただけに、これを繰り返したい。
川口 能活が何とかセーブし事なきを得る!
成岡 翔に代わり犬塚 友輔が投入される。
しかし、この時間帯はジュビロペース!なんとか同点に追いつきたい!
浦和はキープに入っている。
後半戦マッチレポート
前半同様、後半の立ち上がりも浦和ペース。
ここでも守備陣が奮起し無失点で切り抜ける。
後半中盤からジュビロのペースになり、なんとかゴールを奪いに行くが、山岸 範宏のスーパーセーブに阻まれ得点を奪えないまま試合終了のホイッスルが吹かれてしまう。
前半は運動量が少なく、オン・ザ・ボールで負けて、セカンドボールを拾えず、浦和にリズムを作らせてしまいました。ただ、後半20分過ぎからは運動量も増え、リズムを作れてきました。セカンドボールも拾えるようになって、サイドを起点にチャンスを作れた。そういうプレーを前半のスタートからやらないといけない。あと2試合ありますが、先のリーグ戦のためにも、しっかり準備してゲームに臨みたいと思います。
Q.4対1でジュビロが勝ってもおかしくなかったが、あのサッカーができるのにもかかわらず、前半、ボールがらみで負け、セカンドボールを拾われた原因は?
A.立ち上がりから準備ができていないというか、エンジンがかかるのが明らかに遅かったです。
Q.選手交代の意図は?
A.西、成岡に少し疲れが見えていたし、先ほども言ったようにセカンドボールをどちらが拾えるかで随分状況が変わる。浦和のほうもだいぶコンパクトにやっているので、こちらは最終ラインから長いボールが多くなった。そのセカンドボールを拾って、サイドへ展開してチャンスを作ろうとしました。ひとつは中盤で犬塚をアグレッシブにプレーさせ、ボールを拾って展開しようと。村井は左サイドのスペシャリストでクロスもいいものがある。2トップは高さがあるし。狙い通りやってくれたんですけど、ゴールをすることができなかったということです。
相手が勢いよく来ていたのに飲まれたとは言わないけれど、どれだけ冷静に戦えるか、というところが大事だと思います。ボールを回すにしても、しっかりとしたサポート、タイミング、距離、角度でやらなければボールは動かない。止めてパス、止めてパスでは相手に狙われますし。そういうところを相手にやられたかなと思います。もっと動かなければだめだと思いますし、助け合いが必要ですし、そういうところは改善していかなければいけないですが、それがわかっているんだから、動いていけばいいということです。ボール保持者に責任があるというより、結局は全員の責任なんです。全員で守って、全員で攻めるわけですから。ボールが動いたことによって、周りが動いて、それにサポートする、ボールを受けるという、次のプレーが生まれてこないと。相手が前に前にくるんだったら、そうしないとなかなかかいくぐれないですよ。
みんな頑張ってはいたんですが、負けたら最後だったので、もうちょっと根性を見せたかったです。絶対に勝たなければいけない試合だっただけに悔しいです。前半、後手後手にまわって、相手のプレッシャーでなかなか前へ行けず、後半、なんとか立て直したんですけど、前半から前へ行かないとダメです。セカンドボールを拾えなかったのも敗因だし、監督はオン・ザ・ボールで強く行こうと言っていたんですが、それでも球際でまだまだ強く行けていなかったので、失点につながったと思います。その辺は僕らの一番足りないところなので、突き詰めていかないと。もちろん、できているシーンもあるんですけれど、やっぱり90分集中してやらないといけません。落ち込んでいてもしょうがないので、残り2試合は勝ちに行って、リーグ戦につながる試合にしないといけません。
前半はラインが下がったとこもありましたし、相手がボールを動かしているときはラインを上げられるんですけれども、自分たちがロングボールを出した後だとか、跳ね返した後にもう少しラインを上げることができたら、もっとコンパクトになってセカンドボールを拾えたんじゃないかなと思います。なかなかセカンドボールを拾えませんでしたが、相手に拾われて攻め込まれると、こちらも下がらざるを得なくなってしまうので、やはりセカンドボールを拾うことが大切です。ハーフタイムで監督が「もっと動ける」と言ってくれて、それで後半は変わったので、もっともっと運動量豊富にすれば、もっとセカンドボールを拾えると思います。
前半はエスクデロに起点を作られたのが、守備に追われる原因になったと思います。それが失点につながりましたし、前にも出て行けませんでした。あそこをもっとしっかりつぶさなければいけませんでした。後半は相手も疲れていたから、サイドから攻められましたが、あのプレーを前半から出していきたかったです。
最初に相手に押し込まれてしまいましたが、こちらはもう少し簡単に裏を狙ってもよかったと思います。レッズはコンパクトにやっていたから、逆にDFラインの裏を狙えたと思います。後半はいいクロスも入っていたので、得点を決めなければいけなかったです。サイドからの攻撃は狙い通りだったので、最後、自分が決めていればうまくいったと思います。結局は最後のところだと思います。
選手たちと今日のような勝利をおさめられることに関しましては、大きな喜びを感じています。なぜかというと、勝利をおさめるということが当たり前のことではないからです。試合開始から約60分間は、いい試合をしたと思いますし、相手チームを上回っていたと思います。しかし、若手の選手にはよくあることなんですけど、だんだん集中力が切れ始めて、いくつかのミスがありました。しかし、GKの山岸がとても素晴らしいプレーをしてくれましたし、両CB、山田暢久と坪井がいいプレーをして、若手の選手がミスを犯したとしても、この二人のCBがしっかりとミスをカバーしてくれていたと思います。しかし、最後の20分間は相手が得点してもおかしくない試合でした。実際、厳しい試合が続いていますし、今日の試合も最後の最後まで厳しいものでした。