2009年 試合速報
2009 J1リーグ 32節 VS.浦和レッズ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
埼玉 | 11/21(土) | 14:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川上 信夫 | 奥谷 彰男 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 二俣 敏明 | 金田 大吉 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17度 | 30% | 小椋 剛 | 大塚 重徳 |
20 | シュート | 12 |
11 | ゴールキック | 12 |
8 | コーナーキック | 6 |
15 | 直接FK | 13 |
5 | 間接FK | 1 |
5 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
J1リーグ第32節浦和レッズ戦が敵地埼玉スタジアム2002にて行われる。
浦和レッズは、闘莉王をはじめ、鈴木啓太、高原直泰、阿部勇樹ら錚々たるメンバーが揃っている。
ここ最近の試合では、7月から8月にかけてまさかの8連敗を喫すると、その後もなかなか調子が上がらず、開幕前には優勝候補の筆頭であったのが嘘かのように、現在の順位は8位と低迷してしまっている。
さらには、フィンケ監督の解任騒動や、闘莉王の退団騒動、三都主の名古屋への移籍など様々な報道がされている。
そんなチーム状況ではあるものの、2年前にAFCチャンピオンズリーグで優勝した実力は確か。
闘莉王を中心とした守備陣は鉄壁であり、中盤もポンテ、鈴木啓太等に加え、山田直輝や原口元気などの若手が成長。
FWでは決定力のあるエジミウソンに元日本代表の高原直泰。
これらの選手達が実力を発揮したら、ナビスコカップの大宮戦のように1試合で6得点を奪っての完勝という試合を見せ付けてくるだろう。
さらに脅威となってくるのが、何と言っても浦和サポーター。
当日の試合会場はアウェイの埼玉スタジアム2002ということで、スタジアムが真っ赤に染まる事は間違いない。
そのサポーターのブーイングの脅威は言うまでも無いが、ジュビロの選手達はこれに臆することなく、平常心でプレーしてもらいたい。
一方のジュビロだが、前節の新潟戦で完敗。
さらには、天皇杯で名古屋に敗れたことにより今年の無冠が確定してしまった…。
それでもシーズンが終了したわけではなく、試合はまだまだ残っている。
アウェイの地に駆けつけてくれるサポーターに無様なプレーは見せられない。
強豪浦和が相手ではあるが、それに勝利し選手の自信にしてもらいたい。
試合会場は、埼玉スタジアム2002。
サポーターの皆さんには是非最後まで熱い熱い声援をお願いします!
試合は午後2時キックオフ!
スタジアムは真っ赤に染まっている。
そんな中にもジュビロサポーターは駆けつけてくれている。
このサポーターのためにも勝利したい。
エジミウソンがこれに反応しシュートを放つが、八田直樹の正面!
ポンテを中心とした中盤を支配されてしまっている。
村井慎二の蹴ったボールにファーサイドに飛び込んだイグノが頭で合わせるも枠を越えてしまう。
坪井慶介のドリブルから最後はエジミウソンがロングシュートを放つが、枠を遥かに越えていく。
さらに突破を試みたところで田中 マルクス 闘莉王にカットされてしまう。
しかし、少し持ちすぎてしまいボールを奪われてしまう。
2タッチほどした後に、エリアの外からコースを狙ったミドルシュートを放たれるも右に外れる!
巻くようにして入ってきたボールだったが、山岸範宏にパンチングされてしまう。
イグノがフリーで待ち構え、ヘディングシュートを放つが山岸範宏の正面。
駒野友一のクロスが良かっただけにこれを続けたいところ。
イグノが胸トラップからのボレーを見せるが、山岸範宏のファインセーブ・・・
その後もチャンスが続き、サイドチェンジのボールを受けた村井慎二がフリーの前田遼一へ。前田遼一は流し込むのみのゴールでジュビロが同点に追いつく!【1-1】
駒野友一が積極的な上がりをみせている。
ジュビロ、西紀寛に代わり岡田隆を投入!
浦和、鈴木啓太に代わりエスクデロ セルヒオを投入。
直接狙いにいくが、壁に阻まれてしまう。
最後は平川忠亮が狙うが、ゴールの右に外れジュビロボールのゴールキック。
田中 マルクス 闘莉王がスライディングシュートを見せるが、ボールはポストへ。ポストから跳ね返ったボールをエジミウソンが冷静に詰め浦和同点【2-2】
ポンテの蹴ったボールはミスキックとなるが、こぼれ球にエジミウソンが詰めミドルシュート。ボールは矢のようにネットに突き刺さり浦和勝ち越し。【2-3】
ジュビロボールでキックオフしたところで試合終了のホイッスル。
浦和に逆転勝ちを許してしまった。
前半のスタートから25分ぐらいまでと、残り15分は、浦和さんのペースになって、我々のプレーができなかった。特に前半、マイボールになってから、浦和のプレスによってボールを失うことが非常に多くて、なかなかいい形で攻められなかった。ただ、前半の終わり頃、10分、15分ぐらい、選手の落ち着きが出たときには、ボールが回ってフィニッシュまで行けた。後半も、少し立ち上がりは押し込まれましたけれど、そのあと、いいテンポでボールが動いて、得点するんだという選手の気持ちがプレーに現れていたと思います。後半に限っては、30分ぐらいまではいいリズムでボールも動いていたし、プレーができていたと思います。ただ、最後の残り15分を逃げ切ることができなかったこと、あるいは2-2になってから、勝ち点1を取るということに関しては、まだ、残り2試合、そして来季に向けての課題だと思います。なかなか切り替えるのは難しいとは思いますけど、選手には、できるだけ早くリカバーして、残りの2試合をやっていこうと伝えました。
体を張って守ってたので、残念です。20得点は非常にうれしいですけど……勝ちたいです。
後半、いい感じになって、前田さんに逆転してもらったのに、また入れられてしまって……。グランパス戦と同じような感じなので、そこは修正しなきゃいけない部分だと思います。後ろから声をもっと出して、チームをまとめてやっていきたいと思います。自分的には1点リードしたときには、決められないよう意識してやっています。すぐには入れられなかったのでよかったんですが、終盤、失点してしまったので、もったいなかったと思います。リードしてから、中盤でクリアかパスをつなぐのか、はっきりしなかった部分があったので、後ろから声をかけてしっかりとやっていきたいです。相手のシュートを何本かは防げたんですけど、結局、3失点している。しっかり守って、チームに貢献していきたいです。
リードしてから、3点目を取りに行くのか、守るのかがはっきりせず、結局、守れなかった。ボールをキープして、DFラインを押し上げて、下がらないということをみんなイメージしてやってると思うんですけど、それがなかなかできなくて、最後、人はいるけれど、間をすり抜けられるということが多く続いてしまって、残念です。浦和は90分を通して波がありましたけど、パス回しはうまかった。取られてもその後が速い。自分としてはサイドでもっとボールをキープしたかったけれど、まだ、そこまでの余裕がない。練習からもっと変えて、あと2試合に臨みたいと思います。
本当に悔しいですけど、一喜一憂するのではなく、この敗戦を次につなげたいと思います。逆転してから、相手も人数をかけてきて、マイボールを保持する時間帯が少なくなり、カウンター合戦になってしまったんですけど、もうちょっとがんばってラインを押し上げたかった。途中からが上がってきて3トップのようになったんですが、それでも、相手のボールを奪ったとき、ボールを失わないようにすれば、相手もまた下がらざるを得なくなる。それができればもっと楽な試合展開になったと思う。そこを修正しないといけない。引いても守れないし、ゴール前に人数をかけても、ボールを奪ってカウンターに出る速さがない。だから、前から守備に行く、ということを今年やってきたし、それを続けないと。来季につなげるためにも、ずっとそれをやり抜くことが大切だと思います。
逃げ切れないのが、ウチの今年を象徴している。向こうの勢いも凄かったですけど、やっぱり守りきらないといけなかった。ここまで足を運んでくれたサポーターには本当に申し訳なかったと思います。選手交代でスタッフが意図を教えてくれていたので、選手がそれを聞き取って守り切らなければいけなかった。体を張っていない選手はいないと思うし、みんな、体を張ってボールに食らいついていた。それでも守れなかったから、もっと強く体を張らなければいけないと思う。難しい試合だった。(前田選手の2ゴールも)負ければあまり注目されなくなってしまうけど、それは僕たちも悲しいことだし、悔しいこと。遼一さんがまた代表に行ったり、得点王になれるよう僕たちもしっかりアシストしていかなければいけないので、あと2試合、ひとつでも多くのアシストをしていきたいと思います。
リードしてから、もうちょっと冷静になって組み立てとかすれば、これほど問題はなかったと思う。相手もそれほど来てなかったので、うまく、ワンタッチ、ツータッチで回して、サイドチェンジして相手を走らせる、といった部分をもう少し増やさないといけないと思います。
今日の試合はとてもスペクタクルだったと私は思っています。もちろん、さまざまなゴールシーンがあったということもありますし、それ以外にもポストに当たったシュートなどがありました。そして、ゴールも劇的な形で生まれましたし、特に時間帯ということを考えれば、感動を与える試合ではなかったでしょうか? 後半の10分から15分にかけて、残念ながら私たちはあまり優れたプレーをお見せすることができませんでした。その時間帯でのプレーによって、もう少しで私たちは勝利という、全体の流れからすれば妥当な結果を逃すところでした。実際に、台所事情は苦しいところがありますが、でも、ピッチに立った選手たちは、すばらしい優れたゲームをしたと思いますし、最終的にこのような形での勝利はプレーを考えれば妥当だったと私は思います。