2009年 試合速報
2009 J1リーグ 31節 VS.アルビレックス新潟
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大島 秀夫
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本間 勲
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村井 慎二
船谷 圭祐
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矢野 貴章
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松浦 拓弥
カレン ロバート
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松下 年宏
曹 永哲
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大島 秀夫
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岡田 隆
上田 康太
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大島 秀夫
千葉 和彦
ジウトン
松尾 直人
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 11/8(日) | 15:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 田中 賢二 | 岡田 正義 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 抱山 公彦 | 中野 卓 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
21度 | 55% | 数原 武志 | 花澤 秀登 |
2 | シュート | 11 |
8 | ゴールキック | 17 |
6 | コーナーキック | 3 |
18 | 直接FK | 13 |
0 | 間接FK | 3 |
0 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第31節が始まる。
対戦相手は、鈴木淳氏率いるアルビレックス新潟。
新潟は、J1最少の失点数を誇りながら順位は6位。
一時は首位争いを演じていたチームは今節が始まる時点での順位は6にまで落ちてしまっている。
ここにきて対浦和レッズ、対神戸と2試合連続しての1-0の完封負け。
守備陣は最少失点に抑えているものの、なかなか得点が奪えないという試合が続いてしまっている状況である。
しかし千代反田充、永田充の2CBや本間勲など屈強なDFを崩すのは容易ではなく、守備陣はJの中でも上位の面子といえる。
さらには、攻撃陣にも危険な選手は多くそろっている。中でも過去に日本代表にも名を連ねていた矢野貴章や、元横浜の大島秀夫など得点能力の高いFWが揃っている。
ジュビロDFが気をつけなければならないのが、FWではないがチーム内得点ランキングトップに立つマルシオ リシャルデス。
高度なテクニック・攻撃センスを持ち合わせ、運動量も多く、プレースキッカーも努める非常に危険な選手である。
一方のジュビロであるが、前節、エース前田遼一のハットトリックがありながら、後半に追いつかれ痛い引き分け。
さらには、天皇杯3回戦で勝利はしたものの大学生相手に延長戦までもつれ込むなど調子は今ひとつといえるだろう。
J1残留が確定し、気持ちが緩んでしまっているのか、天皇杯でも体が重そうに見えていた。
仕切りなおしの意味でも、この試合に勝利し、残り少なくなった試合を全力で勝負してもらいたい。
試合会場はヤマハスタジアム。
キックオフは午後3時。
今日もサポーターの皆さんには、最後まで熱い熱い声援をお願いします!
しかし、徐々にジュビロが好勢に転じてきたか。
後半ロスタイムは4分!
前半の入り方が悪かった。相手も背後のスペ-スに飛び出してきて、非常に圧力をかけてきたんですけど、15分、20分は非常に悪かった。それによってリズムをつくれなかった。とくに中盤でボ-ルをキ-プできずに攻撃の形がつくれなかったのは、またトレ-ニングをしながら、選手を代えながら、やっていきたいと思います。
後半になって、少しボ-ルが動くようになって、相手のゴ-ル前まで運べるようになったけれど、決定的なチャンスはなかったようなゲ-ムでした。
次は、天皇杯でト-ナメントになるので、気持ちを切り替えてやっていきたいと思います。
Q.立ち上がりになかなか(ボ-ルを)つなげなかったということですが、相手の新潟のプレッシャ-もかなり速かったと思うんですけど、そういう中でも、やってくれないと、という思いがあるのでしょうか?
それは、トレ-ニングの紅白ゲ-ムでもなかなかつなげないというのがありましたから、厳しいなとは感じていました。急に変わるということはないので、時間をかけてやっていくしかないと思います。
Q.前田もイ グノもシュ-トが少なかったことについては?
そこまでボ-ルを運べなかったというのが、原因のひとつです。それと、新潟は(選手が)大きいし、守備意識がチ-ム全体で高いということもあって、中盤でなかなかボ-ルを動かすことができなかったし、ゴ-ル前でも自由にやれなかった。チャンスになりそうだ、というところで潰されてしまっていました。
前半の入り方がよくなくて、受け身になってしまって、なかなかペ-スがつかめなくて、ラインが下がってしまったのが敗因です。セカンドも拾えずに、相手のペ-スになってしまいました。
Q.試合前のゲ-ムプランは?
厳しい試合になるということはわかっていたし、やってきたことを100%出さないと、勝てる相手ではない、一人ひとりがアグレッシブルに戦おうという気持ちでやりました。
Q.後半に入ってよくなったが、変わったところは?
相手の2列目の飛び出しのマ-クの受け渡しとかが、前半はうまくできなかったけど、後半はスム-ズに受け渡しかできたし、ラインもなるべく高く保てたというのが、後半のいい流れのときにはありました。
Q.今後への修正点は
今日は、ホントに出だしのところで受け身になってしまった。その前の鹿島や名古屋戦は、いい形で試合に入っていたので、それを取り戻したい。残り試合、ひとつひとつ勝っていきたいと思います。
全体的にシュ-トで終わる攻撃の回数が少なかった。相手のロングボ-ルに対して、少し引きすぎて、中盤でもボ-ルを拾えなかった。それでFWに(ボ-ルが)入ったときに孤立させてしまったと感じたし、自分の課題としてもル-ズボ-ルをもっと拾って攻撃につなげないといけなかったと感じています。
Q今季、初先発を果たしたことについては?
先週の天皇杯で途中出場したときに、あまりいい動きができていなかったので、それを取り戻すという感じで挑んだし、勝ちたいと思ってプレ-しました。ボ-ルを受けてからゴ-ルに向かうまでは、イメ-ジができたプレ-もあったし、まだまだというところもあったけど、そのゴ-ル前までいってからのイメ-ジや精度を欠いたかなと思います。
Q.相手は失点の少ないチ-ムだが、攻撃の狙いは?
センタリングを上げるときに、ペナルティエリアのDマ-ク(ア-ク)のあたりにスペ-スができるので、そこを狙いたかったけど、うまくいきませんでした。
Q.残りシ-ズンに向けては?
もっとパフォ-マンスを上げていけるように練習でがんばって、試合でアピ-ルをしていきたいです。チ-ムとしても少しでも上にいけるようにがんばっていきたいと思います。
終始、大事なところでミスがあったり、シュ-トまでいかなかったのが良くなかった。前半は、相手がだいぶ高い位置からくるし、あの時間帯はやられていましたけど、とりあえず、我慢する時間だと思っていました。後半は少しよくなったけど、組み立てのところで、一番いいパスのチョイスをしたかというとそうでもないし、崩しに入るときの一番大事なパスでミスが出ていたり。そこでやはりサポ-トが少なかったり数的優位をつくるという動きがいつもより少なかったので、ミスも出てしまう。サイドに入って仕掛けるぞ、というときに、もっと人数をかけたり、パスコ-スをつくって崩していかないと……。後半に関しては自滅みたいな感じでした。前半の流れは予想していたし、良くはなかったけどあのままいって、後半に勝負という自分のイメ-ジがあったけど、そこであれだけ仕掛けのときにミスをしてしまうと苦しい。もう少し冷静になって人数をかけて崩していく、ということができないとキツいと思いました。
立ち上がりは良くなかったけど、それを急に変えるのは難しいので、我慢をして時間がたてばリズムが出てくると思っていて、それはみんなに言っていたんですけど、失点をしてしまい、それで相手は楽になったと思います。失点しなければ、ゲ-ムを立て直せたと思うけど、1点とられたのは痛かった。
Q.相手の流動性への対応は?
ボランチがついていったり、最終ラインに受け渡したりしたけど、ちょっとタイミングが遅れて相手に自由にやらせ過ぎました。出所をおさえられなかったのと、ついていくのが遅れるのと両方あったと思うけど、それが何回か起きて、今度は怖がりすぎて、ちょっと引きすぎたというのがあります。
Q・相手の守備の真ん中には高さがあって、クロスが跳ね返されていました。そこはどう打開しようと?
もう少し高い位置でボ-ルを保持できれば、ワンツ-で入ることができて、マイナスの折り返しからミドルシュ-トというのもあったと思うけど、そういう形がなかなかつくれませんでした。
Q.後半は、金沢選手自身もかなり高い位置までいっていました。
後半の途中から、スコアがあのままだったら、ある程度いこうと思っていたので、少しリスキ-ですけど、前に出るようにしました。
Q.後半に入る前にピッチの上で左サイドの3人で話し合っていたことは?
マルシオ(リシャルデス)が自由に出入りするので、そのマ-クの受け渡しの確認と、攻めのところでは、ある程度の時間になったら、いま言ったようにちょっとリスクをかけてでもいこうという話をしました。
前半に試合を見た感じだと、だいぶ相手が前からきていたけど、自分が入ったときは、それなりにスペ-スもあいていました。負けていたので、点をとりにいかないと、と思っていました。早いうちに同点にしたかったですけど……。シュ-トが少ないなと前半から思っていたので、もっと打てればと思います。崩せなかったのは、工夫が足りなかったかなと思います。(自分の)シュ-トは決めないといけないですね。
今日は、ゲ-ムの入り方は、すごく大事だと改めて思いました。点をとられるのはもちろんですけど、受け身になった感じはあったので。
シュ-トも少なかったし、そこまでいけていないというのもあるし、今後に向けてやることはいっぱいあります。
相手の攻撃の出だしのところでフリ-で蹴られる場面が多くて、相手FWもキ-プができるし、そこから展開されて、どんどん2列目から走られてという悪循環だったので、もう少し、前からいくという意識でやれたらと思います。相手の2列目やボランチがどんどん出てきて、そこを意識するあまりに、少し引き過ぎて、自分たちの前のスペ-スを使われてしまったという感じかあります。
もっとボランチのところでサポ-トしたり、時間をつくらないといけなかった。
いいときは、最初から自分たちが前からプレッシャ-をかけて、自分たちがボ-ルをもつ時間を長くするということができていたけど、今日は入りが悪かった。
相手が前から来たというのもあるけど、そこでも、自分たちのスタイルを貫く力や自信、そういうものを強く持ちたいと思います。
自分もミスが多かったし、いい攻撃陣がいるので、いい攻撃ができるように、もっと練習して、連携も高めて、技術を上げていかないといけないと、今日はすごく感じました。
いまやっていることが、絶対に来季や天皇杯につながるので、ここで下を向かずに自分たちを締め直して、前半から後半のようにやれるようにしたい。声を出すことがすごく大事だけど、後半は出てきたけど、前半は声も少なかった。やれていたことがやれていないなら、話し合いも必要だし、やれていることを継続することが必要です。
新潟から多くのサポーターに駆けつけていただいて、本当にありがとうございました。
ゲームの内容は、非常に良いゲームができたかなと思う。前半からボールを支配して、ゲームをコントロールして、チャンスを何度かつくることができたし、実際に得点もできて、非常に良い前半だったと思う。前半に少し、相手のボランチが上がってくるときのマークの確認ができていない場面があったので、そのへんを後半に向けて指示をしたのと、攻撃のところで全体のバランスが良くない場面もあったので、そのへんを修正した。
当然ジュビロは後半にエンジン全開で来るだろうという中で、選手もそれをよく理解して、しっかり耐えてくれたなと思う。永田と千代反田は、相手の前田、イ・グノをしっかり抑えて、ほぼパーフェクトに近いような守備をしてくれたのではないかと思う。
もちろん、その前に本間がパスのコースを限定して、そこの連携が非常に良かった。そこで仕事されると辛かったが、そこで仕事をされなかったのが、失点をしなかった要因のひとつだと思う。
また、この後ゲームが続く。質の高いゲームを目指して、勝利を目指して頑張っていきたいと思います。
Q.今日は非常に強い新潟という印象を受けましたが、ここ2試合と比べて良くなった部分と、その要因を教えてください。
今日は攻撃のところで流動性が非常にあったと思う。1人が走って、そのスペースにもう1人が顔を出したりとか、サイドを変えた後にオーバーラップしてクサビを入れたりとか、そうした動きの部分で流動性が出てきている。
ただ、負けたゲームも決して悪かったわけではなくて、良かったが、大事なところで取れなかったりして星を落としてきた。だが、最近はゲームの内容も安定しているし、選手もやることをよく理解しているかなと思う。だから、内容的にはそんなに変わりはないと思うが、今日の前半はとくに流動性があって良かったと思います。