2009年 試合速報
2009 J1リーグ 29節 VS.鹿島アントラーズ
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西 紀寛
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茶野 隆行
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大迫 勇也
田代 有三
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犬塚 友輔
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野沢 拓也
ダニーロ
青木 剛
増田 誓志
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犬塚 友輔
船谷 圭祐
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村井 慎二
上田 康太
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西 紀寛
松浦 拓弥
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内田 篤人
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 10/17(土) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 澤田 嘉男 | 村上 伸次 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 八木 あかね | 間島 宗一 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
17度 | 84% | 小椋 剛 | 小林 春樹 |
20 | シュート | 10 |
12 | ゴールキック | 12 |
7 | コーナーキック | 3 |
13 | 直接FK | 19 |
7 | 間接FK | 3 |
7 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第29節が間もなく始まる。
対戦相手は、前年度のチャンピオンであり、今シーズンもここまで2位につけている宿敵鹿島アントラーズ。
前節、柏相手にアウェイでの貴重な勝ち点3を奪い、天皇杯も見事に2回戦突破を果たしたジュビロ磐田。
調子の良さも手伝って、練習でも全選手が気合の入った内容のものとなった。
日本代表から戻った駒野友一、前田遼一の両選手、さらには韓国代表から帰ってきたイグノも早速練習に参加し、汗を流した。
前田遼一にいたっては居残りでボールを蹴り続け、試合への集中力を高めていた。
当然この3選手が鹿島戦でもカギを握っていることは間違いないが、重要となってくるのはこの3選手の周りの選手だろう。
天皇杯2回戦の高知大学戦でゴールを決めた犬塚友輔、船谷圭祐。
先日怪我から復帰し、徐々に調子を上げてきている松浦拓弥。
中盤に定着しつつある岡田隆らの力が必要となってくる。
しかし、ここにきて体力的に厳しくなっているのも確か。
高知大学戦では左サイドバックの金沢浄が怪我をし途中交代、村井慎二も左膝に痛みがあり、山本脩斗も復帰できずと、満身創痍である。
だが、ここを乗り切ることによりチームが成長することも確かである。
控えに甘んじていた選手達もこれがチャンスだと思い、試合に臨めばレギュラー定着に繋がることもあるだけに、全力で試合に臨んでもらいたい。
対する鹿島は、前々節まで首位を走っていた前年度のチャンピオンであるが、ここに来て5連敗を喫してしまい、まさかの首位陥落。
3節~19節まで17試合負けなしだったのが嘘のように、調子を落としてしまっている。
ジュビロとしては、言ってしまえばこれはチャンス。
上位のチームを撃破し、少しでも順位を上げたいところである。
また、残り3ゴールに迫っているJリーグ通算1000ゴールも誰が1000ゴールを決めるのかという楽しみも忘れてはならない。
残り6節、全力で勝負に挑みたい。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
キックオフは午後7時
サポーターの皆さんには是非最後まで熱い熱い声援をお願いします!
マルキーニョスは肩をいためた様子。
スタジアムにはたくさんのサポーターが駆けつけている。
全体的にペースを握っているのはジュビロ。この勢いのままに先制点を奪いたい。
ジュビロボールのスローインをピッチに入れたところで前半終了のホイッスル。
鹿島、大迫勇也に代わり田代有三が投入される。
ジュビロは選手交代なし。
惜しい形だったが、今日の犬塚友輔は天皇杯からの好調をキープしている。
青木剛に代わり増田誓志を投入。
船谷圭祐の蹴ったボールにイグノが合わせるが、枠に入らず。
マルキーニョスがそのままシュートを放つがボールはスタンドへ。
船谷圭祐のボールに前田遼一が合わせるが、タイミングが合わず。
ここからは精神力の戦いか。
ロスタイムは3分。
このプレーで内田篤人に対してイエローカード。
このFKを駒野友一が右足で狙うが、壁に跳ね返されてしまう。
ここで試合終了のホイッスル。
スタ-トから非常にアグレッシブにプレ-をしていたし、攻守の切り替えも速く、ボ-ル際もかなり厳しくいっていて、非常にいいゲ-ムだったと思います。いままでですと、前半は良くても後半少し落ちるというゲ-ムが続いていたんですけど、後半も、多少アントラ-ズさんのリズムになる時間もありましたけど、かなり長い時間、ジュビロのリズムでやれたゲ-ムだったと思います。それについては非常によかったと思います。
ただ、ゴ-ルを奪うことができずに、勝ち点3をとれなかったのは非常に残念です。次のゲ-ムで勝ち点を3とれるようにやりたいと思います。
Q.今日アグレッシブにできたのは、どういう部分で、それができたのでしょうか?
一番はメンタル的な部分ではないでしょうか。アントラ-ズを相手に勝ち点3をとりたいという気持ちがグラウンド上に表れたと思います。
Q.犬塚友輔選手を交代させた意図は?
足が吊ってしまっていたので、代えました。
けっこう優勢に試合を進めていたので、点をとって勝ちたかったです。自分としては、攻撃にどんどん絡んで、左からセンタリングなどを上げて、前田さんやグノをアシストしたいと思っていました。前半からスペ-スがあったので、どんどん前にいこうと意識してプレ-しました。鹿島が相手でも、うまく試合ができたし、残り5試合、自信を持っていい形で終れるように1試合1試合やっていきたいです。
Q.今日、自分がアピ-ルできた点は?
攻撃面で積極的に上がっていけて崩せた部分もあるので、そういうところと、守備面で点をとられなかったことが、アピ-ルになったと思います。
Q.相手守備の裏に抜けたチャンスがあったが、キックはシュ-トか?
シュ-トでもセンタリングでもないボ-ルになってしまいました。迷いました。あそこは、少し悔いが残ります。
Q.マッチアップした内田選手には完勝だったのでは?
完勝という感じはないですけど、内田選手は代表選手なので、1対1を楽しみにしていたし、そういう場面がたくさんあったので、そこは楽しくプレ-できました。手応えは少しありますけど、まだこうした方がいいなということが自分の中にあるので、直していきたい。1対1のときに縦だけではなく、中にいったり、抜かずに上げたり、いろいろバリエ-ションを増やして、前にボ-ルを運びたいと思います。
今日は僕を含め、オフェンスの選手がもっとシュ-トの精度を上げないといけないという感想しかないですね。ホ-ムだし、相手がどうのこうのより、前からチャレンジしていければと、みんな思ってやっていたと思うし、監督もそう言っていたんで、それは表現できたかなと思うんですけど、結果が出なかったので残念です。
Q.全員でチェックにいってボ-ルを奪ってチャンスを作れていた。
そうですね。いい体勢で蹴られるのではなく、相手をどんどん悪い体勢にしていこうと。そういう小さいことから始めていく段階です。
Q.シュ-トチャンスを作った手応えは?
手応えはありますけど、あそこで入らないのが、やはり鹿島が持っているものというか、僕らのヘボさというか。でも、ちょっとしたズレみたいなものが最後の最後まであったかもしれないですね。
Q.後半に入るときの指示は?
継続です。それとゴ-ルを入れて来いという指示でしたけど、とれなかった。遼一やグノにもっとしっかりボ-ルを集めて、数多く打ってもらえればと思います。
Q.今日の試合の収穫は?
いい感じで攻めたということです。こういうサッカ-を、みんなでしっかり続けていければ、次につながっていくと思います。点をとりたいですね、みんなで。順位的にも、1コ1コ上を狙っていかなければいけないので、がんばります。
いい闘いができましたけど、ホ-ムだったし、チャンスはウチの方が沢山あったので、決めて勝ちたかったです。鹿島は自由にさせると怖いチ-ムなので、それをさせないためにチ-ム全員で、しっかりプレッシャ-をかけることができたし、ボ-ルにいく人、カバ-する人というのも今日ははっきりしていました。集中して球際にいけていたし、下がるのではなくて、とられたところからプレッシャ-にいけて、それで2次攻撃ができたことで自分たちのペ-スで試合を続けることができたと思います。全員がとられたあとに取り返すという意識があって、相手のカウンタ-を消すことができました。シ-ズン最後まで今日のようなサッカ-を続けていけるようにしたいと思います。
Q.小笠原選手が対峙するサイドに入りましたが
小笠原選手が一枚前に上がったポジションにいて、そこから決定的なパスを出したりゲ-ムコントロ-ルをしてくると思っていました。小笠原選手は中に入ったりいろんな動きをしてきたけど、そこにもプレッシャ-をかけてチ-ム全体でおさえることができたと思います。
Q.サイドで完全に主導権を握れたのでは?
ボ-ルを失わずに試合を運んでいたので、両サイドが上がる時間もできたと思います。
点が入らなかったのが、残念です。みんながハ-ドワ-クをしていたと思うし、前後の動きが前よりも多くなっていると思います。下がらずにプレッシャ-にいくことを、ここ何試合か続けてやれているし、プレイスバックしてル-ズボ-ルが拾えていてだいぶ楽に展開できたし、奪った後に前にあずけることができていました。攻撃について、みんな前の意識が強くて、追い越す動きも多かった。そこが良かったと思います。やりたいことはできているので、あとは結果がほしいです。
Q.岡田選手とのコンビネ-ションは?
基本的に俺が前にいくということでした。隆は後ろでカバ-をしてくれるし、そこがズレたときには、自分がスペ-スを埋めるようなカバ-を意識してやっていました。今日は、周りの選手もいいカバ-があったし、チ-ム全体がよかったと思います。
Q.DFラインとの関係は?
大分戦のときにずっと下げてやられていたので、それからはなるべく高い位置を保つことだけを考えてやっています。茶野さんや那須さんも「下がって来なくていい、前から行け」と言っていて、それができてDFラインも高くできたと思います。
Q.相手の真ん中の守備は強くクロスは跳ね返されていたが、どう攻略しようと?
ミドルシュ-トでひっぱり出そうという意識はありました。実際、ミドルシュ-トも打てていたし、今日はいろんな方向からシュ-トまでいっていたので、あとは、決めるだけという感じだったんですけど・・・。それが一番大事なことなんですけどね。フィニッシュの精度を上げないといけないと思います。
鹿島がどうこうというより、自分たちのやるべきことが見えてきて、前からいく形かできてきている。前からいって、切り替えも速くできて高い位置でとれて、ボランチもうまくコ-ス限定をしてくれたので、守りやすかったですね。
相手2トップに関しては、いままでとやり方を変えずに、ラインを上げることと、あまり飛び込まないことを意識してやろうと思っていました。マルキ-ニョスはサイドに流れることが多かったけど、コマとうまく受け渡しできて、1対1になっても慌てず飛び込まず、最終的にバックパスをさせることができた。そういう部分ではよかったと思います。
前の試合で、この予兆というか、自分たちのいい形ができて、今日も迷わずに試合に入った結果、こういうサッカ-ができた。90分間通じてラインを下げずにやれると、いい形で守れるということを実証できた。それが0という結果に結びついたと思います。
だいぶ、自信がつきました。できれば勝ちたかったですけど、チ-ムとしても、0におさえられたことはすごくいいことなので、自信を持って次の名古屋戦を闘いたいです。
田代選手が入ってからちょっと起点をつくれられましたけど、でも、那須さんや茶野さんがしっかり体をあてていたし、そのこぼれ球を翔くんとか隆くんがすごく頑張って拾ってくれていたので大丈夫だと思っていました。ただ、マルキ-ニョスが持ったときは、ミドルシュ-トの怖さがあるので、しっかり準備をしてやっていました。
Q.最後の鹿島のCKも落ち着いていましたね。
どうしてもマイナスのことが頭をよぎってしまいそうになったんですけど(苦笑)。岩政選手にやられた去年のことがあるので。でも時間がなかったので、自分が出ていってファウルをもらって蹴って終れればいいかなと思っていたんですけど、みんな体を張って自分たちのチャンスに持っていったので、すごくありがたかったです。
やりたいことができたし、こぼれ球、セカンドボ-ル、フィフティなボ-ルを全部とれていました。でも、最後の一押しができなかったですね。
自分も前に前にいけていたし、ワンちゃん(犬塚選手)との連携もできていました。内田選手は、とにかく上がらせないようにプレッシャ-をかけて、後ろへ後ろへということを考えていたんですけど、向こうのプレッシャ-が少なかったので、攻撃することで下げることができたと思います。
攻撃は、相手のセンタ-バック2枚に最後は跳ね返されていたので、そこを崩せるアイデアと発想がなかったですね。それと最後のシュ-トを決めるところを決められなかったので、前の選手として悔やまれます。高い位置での守備は、やりがいもあるし、続けていきたいと思います。
今日は厚みのある攻撃ができたし、シュ-トまでいけていたのがよかったです。最後の悪い時間帯も、自分たちの時間にしたかったけど、最初から飛ばした分仕方がないところもあるかなと思います。でも、危ない場面はあったけど、そこでもしっかり0でおさえられたのはよかったと思います。
後半の途中からテンポが速くなって、前に急ぎすぎて前が反応できなくなっている部分があったので、少しボランチのところで時間をつくってゆっくり攻めるところは攻めようという話を翔としました。
今日は前に(ボ-ルが)入ったら押し上げようというイメ-ジがあったし、セカンドに対する反応もみんなが意識したし、お互いが見合いながらやれていたと思います。本当に勝てなかったことだけが、悔しいです。常に勝ち点3を目指してやっているし、今日はそれを奪うチャンスが何回も何回もあって、勝ちを落としたという気持ちが強いです。
Q.今日の試合の感想と、小笠原選手を攻撃的なポジション(左2列目)に上げて、中田選手をボランチに起用した狙いは?
どうしても相手が引いて、まずはら2トップを抑えてくるので、そうすると機動性というものをうまく活用しなければいけない。どちらかのFWがサイドに流れることが多くなるが、そうするとサイドは崩せるが、中に詰める選手がいないというところで、小笠原がボランチでありながら何度も攻撃参加し、得点も決めているので、その利点をうまく活用できればと。また、中田を入れることによって、中盤のビルドアップや安定性というものを求めることができるし、そういう意味での狙いがありました。
Q.小笠原選手と田代選手の実際の出来、後半に田代選手を入れた意図は?
田代の投入は、どうしても大迫が空中戦で競り勝ちきれない、ボールを収めることができない、そこで起点を作るということがまったくできていなかったところが、とくに空中戦においてはあったので、田代を入れて、そこでハイボールに対する対応がうまく前のほうでできればと思いました。後半の早い時間にいきなりチャンスがあったと思いますし、それ以外でもチャンスを作ってくれたのではないかと思います。
Q.今日の試合内容について、次につながる手応えを感じているか。
負けなかったということは非常に……選手には勝敗は大きな影響を与えるので、やはり負けなかったということは、何かの効果や何かを得られたというように選手が感じていればいいと思います。